ワンランク上のニットウェアが揃う、人気のニットブランド15選。
春なら明るいカラーで、秋なら深みのあるカラーで、冬なら重ね着として、ほぼ一年中使われるニットアイテム。
今回はニットアイテムが指名買いされる、上質なカーディガンやニットで有名な15ブランドを元にした、ニットの人気ブランドランキングTOP15(アンケート投票結果)を発表しています。
2.ニットの人気ブランド15選(ランキング順)
■1位:ジョンスメドレー
■2位:クルチアーニ
■3位:ザノーネ
■4位:ドルモア
■5位:ブルネロ クチネリ
■6位:ドリュー&コー
■7位:コルシーニ
■8位:バトナー
■9位:スローン
■10位:991
■11位:グランサッソ
■12位:ユニクロ
■13位:ポロ ラルフローレン
■14位:ブルックス ブラザーズ
■15位:マックロレーン
この3つはブランド問わず絶対候補!
今年らしさと使い勝手のよさを考慮した、着まわしの利く3着をセレクトしました。
カーディガン
カーディガンは着こなしの変化をつけやすいのが魅力。差し色として、またレイヤードのアクセントとして大活躍してくれます。春秋のアウターとしてはもちろん、インナーとしても重宝します。
クルーネックセーター
クルーネック(丸首型)は、シャツの上に重ねたり、アウターのインナーに使ったり1着あると何かと便利で、ビジネス・カジュアルを問わず人気。ちなみにVネックは知的に見えるので、スーツのインナーやキレイめなどに好相性。
タートルネックセーター
ネックが首に密着して高くなったセーターで、昔は“とっくり”と呼ばれた時代も。2年ほど前からメンズ・レディースともに人気が再燃。おしゃれニットのひとつとして復権しました。
「ゲージ」とは編み目の大きさのことで、ファッションでは主にハイゲージ、ミドルゲージ、ローゲージの3種類に分けられます。※ハイ(高い)ほどきめ細かく編まれており、ロー(低い)ほどざっくりと編まれています。
■ハイゲージ
きめ細かく編まれておりツルッとした風合いで上品。そのためビジネスやキレイめに重宝します。
■ローゲージ
ざっくりと編まれていてホッコリとした風合いでラフ。そのためカジュアルシーンに重宝します。
■ミドルゲージ
その中間で、どちらでもいける万能さがあります。
公式サイト:http://www.johnsmedley.jp/
創業:1784年 / イギリス
価格帯:30,000円~35,000円
【大手セレクトショップも取り扱う定番】
高品質のメリノウールを使用した「ファインゲージニットウェア」をメインとするイギリス発のブランド。
どのニットウェアも上品で知的なデザインが持ち味。厳選した牧場と直接契約を結ぶことで、極上の素材(ウール)を取り扱っています。
公式サイト:http://www.cruciani.jp/
創業:1966年 / イタリア ペルージャ
価格帯:38,000円~100,000円
【世界が認めるニットの最高峰】
最高級の素材のみを使用した「モダンで洗練されたニットコレクション」を展開し続けるイタリアブランド。
展開するニット製品は全てタイト&フィットが基本。身体にぴったりとフィットするシルエットは、まるで上質なオーダースーツのようなフィット感と動きやすさを実現。
ここ数年は女性を中心に「刺繍のブレスレット」でも人気を博している、そんな一面もあります。
海外公式サイト:http://www.slowear.com/
創業:1986年 / イタリア
価格帯:30,000円~45,000円
【卓越した機能性素材も有名】
最新技術と伝統を重んじるイタリアのニットブランド。名作と呼ばれ続けるニットブルゾン「KYOTO」をはじめ数々の人気ニットウェアを展開。
さらに軽くて肌触りの良いフレックスウール、カシミアシェード、アイスコットンなど機能性の高い独自の糸を保有しています。
出典:http://www.beams.co.jp/
日本直営店:http://drumohr.tokyo/
創業:1770年 / イギリス スコットランド
価格帯:40,000円~70,000円
【世界最古のニットブランド】
200年以上の歴史がある、英国王室御用達(ロイヤルワラント)の称号を持つ老舗ニット専業ブランド。
「クオリティ・シルエット・ディティール」全てにこだわり、最高の着心地とフィット感を約束してくれます。現在はイタリアに生産拠点を移し、クオリティだけでなくトレンドも盛り込んだニットウェアを展開。
出典:
公式サイト:http://boutique.brunellocucinelli.com/
創業:1978年 / イタリア
価格帯:250,000円~400,000円
「スポーツシックラグジュアリー」をコンセプトとするブルネロ クチネリは、ニットウェアをメインとするイタリア発のブランド。
中でもカラーカシミアを使用したニット製品(ストールやコートなど)が有名です。
出典:http://www.tremezzo.jp/
創業:2014年 / イタリア
価格帯:40,000円~65,000円
幼少の頃からニットに携わり続けてきた「アンドレア・アンドレオ」氏が手がける新進気鋭のニットブランド。
イタリアブランドでありながら、古きよきアメリカンヴィンテージをインスパイアしたニット製品を展開。他とは違うアメトラ風味のスタイルは必見です。
出典:http://www.sloane.jp/
公式サイト:http://www.sloane.jp/
創業:2016年 / 日本
価格帯:17,000円~36,000円
■お揃いOK。ユニセックスで着用できるのもウリのひとつ。
幅広いコーディネートに重宝する「ベーシックで上質なニットウェア」を手がけるスローンは、2016年に誕生した日本の気鋭ニットブランド。
日本生産にこだわり、無駄を削ぎ心地よさを突き詰めたニットコレクションは、まさに新定番。流行に左右されず、飽きることのない一着が揃います。
出典:http://www.corsini.jp/
公式サイト:http://www.corsini.jp/
創業:1981年 / 日本
価格帯:12,000円~25,000円
■まるで肌着。カシミアのように滑らかな極細ハイゲージニットのパイオニア。
1970年代、イタリア・シエナに生まれたコルシーニ。1981年に日本国内でのライセンス契約を結び、イタリアのハイセンスな感性と、日本の技術力を融合した国内ニットブランドへと進化。
イタリアゆずりのラテンな華やかさと、日本ゆずりの緻密なモノ作りの精神が融合した新生ニットブランドとして、「TETE HOMME」「ADPOSION」など主要セレクトショップからも熱い注目を浴びています。
出典:http://www.batoner.com/
公式サイト:http://www.batoner.com/
創業:2013年 / 日本
価格帯:5,800円~20,000円
■半世紀のキャリアを活かしてついに創業!
世界の主要メゾンを支えてきた、1951年創業の実力派ニットファクトリーが、満を持して2013年にスタートさせた日本のニットウェアブランド。
今や消えつつある伝統的な手法をあえて継承し、古きよき味わいをモダンに昇華させたニットアイテムは、特に人気が高くメディアでも話題に。雑誌掲載は「Begin」「LEE」など男女を問わず掲載。
出典:http://www.991.co.jp/
公式サイト:http://www.991.co.jp/
創業:2016年 / 日本
価格帯:15,000円~95,000円
■初年度から早速「ユナイテッドアローズ」で取り扱い開始!
山形県寒河江市にある国内ニットメーカー『佐藤繊維』が2016年に立ち上げたニットブランド。モノ作りのこだわりを凝縮したベーシックなコレクションが魅力。
社長であり糸作家でもあるサトウマサキ氏を中心に、自社の膨大なノウハウと斬新な感性を組み合わせたニットウェアは、早くも世界各国から注目されています。
創業:1952年 / イタリア
価格帯:20,000円~48,000円
■洒落者ほど食指が動く、グランサッソ流“ヒトクセ”。
1952年にイタリアの小さな村(サンテジーディオ・アッラ・ヴィブラータ)から始まり、現在はイタリアで最も大きなファクトリーを所有するまでに成長したニットブランド。
イタリアらしい細身・発色・高品質はもちろんのこと、グランサッソはエッジを効かせた「ヒトクセ」あるデザインが魅力。
創業:1949年 / 日本
価格帯:2,990円~4,990円
■服好きなら知っている「1万円以上に見える名品ニット」が存在。
ニット専業でもなんでもないですが、雑誌で絶賛される「隠れ名品ニット」があるユニクロ。
もちろん価格は3000円~とリーズナブル。高校生・大学生はもちろん、安くおしゃれしたいパパにもおすすめです。また、色展開が豊富なので、派手カラーで差し色にしたいときにも重宝します。
創業:1967年 / アメリカ
価格帯:15,000円~49,000円
■何気なく装えて、さり気なく着映えする。
数々のマスターピースと呼ばれるに相応しい傑作・名作・定番をもつポロ ラルフローレン。秋冬に大活躍するニットは定番のケーブルから贅沢なカシミアまで種類豊富に揃う。
創業:1818年 / アメリカ
価格帯:18,000円~58,000円
■ニットの質で勝負する王道アメトラブランド。
ブルックスブラザーズは、セーターを長年に渡って作り続けてきたアメトラの老舗。特に糸へのこだわりは特筆モノで、わざわざイギリスやイタリアの老舗ニットメーカーから発注したものを使用。
そんなニットは、ひと目で上質とわかり、一枚着で自信をくれます。
創業:1962年 / イギリス
価格帯:18,000円~50,000円
■「懐かしい表情」と「今っぽいシルエット」が見事に共存。
1962年にスコットランドで創業。90年代に経営難からイタリアの高級ニットメーカー「DRATEX SRL」に買収されましたが、その歴史と技術は引き継がれています。
そんなマックローレンは、伝統的なハンドメイドによるレトロな風合いをベースに、現代的なフィッティングを取り入れた“古さと新しさが共存するニット”が特徴。
気に入っているニットを長く着たい人は必見!
難しいようで実は意外と簡単な、自宅で手洗いする方法を解説しています。
家庭で洗濯する前に、まずはタグに書かれた洗濯表示をチェック。確認を怠ると色落ちや縮みの原因に。
洗濯表示は平成28年12月から新しいものに変わったので要注意!
※↓ タップ(クリック)で拡大できます。
汗をかいたときや、シミがついてしまったときは自宅で手洗いしましょう。たらいや洗面器がない場合は、洗面台のシンクで洗うこともできます。所要時間は1枚につき30分程度です。
1.洗濯液を作る
まずは洗濯表示を確認。指定の温度のぬるま湯をたらいに用意する。水4Lに対して洗剤を10ml投入し、しっかり混ぜる。
2.押し洗いする
ニットを入れ、軽くやさしい力で押し洗いする。時々持ち上げて、洗濯液をしっかりと浸透させる。揉んだり、擦るのはNG!
※洗濯機で洗える場合は、畳んでネットに入れ、ドライや手洗いコースを選びましょう。
3.軽く絞る
約2~3分押し洗いをしたら、一旦軽く絞る。たらいの中の汚れた水を捨て、キレイな水に入れ替えて、すすぎへ。
4.すすぐ
泡立ちが消えるまで、洗うときと同じようにやさしく押しながらすすぐ。泡立ちが消えるまで繰り返す。キレイな水を流しながら行うと◎。
5.柔軟剤を入れる
すすぎの後、再びぬるま湯をたらいに張り、柔軟剤を入れてよく混ぜる。柔軟剤は洗濯の量の半分~同じくらいの分量に。
6.5分以上おく
柔軟剤をしっかりと浸透させるために5分以上おく。時間をおくほど、ふっくらとした仕上がりになります。
7.脱水する
柔軟剤はそのままニットに残すため、すすぎは不要。水を切って手で絞って脱水する。硬く絞りすぎるとシワがついてしまうので注意。
※たたんでネットに入れ、洗濯機で30秒~1分以内で脱水してもOK。
8.シワをとる
乾かす前にシワを手で叩いてとる。特に薄手のニットは袖などにもシワがつきやすいので丁寧にやさしく叩いてシワをとっておく。
9.ブラシをかける
続いて洋服用のブラシで毛の流れを整える。このひと手間を加えることで、乾かしたときの仕上がりがふっくらするので念入りに。
10.干す
平干し用のネットの上に形を整えて干す。洗濯表示に従って日なた、または陰干しにし、しっかりと乾かせば洗濯完了です。
※平干し用ネットがない場合はバスタオルの上で乾かす。途中で表裏を返して。
A.毛玉取りブラシを使うのがベター。
繊維の方向に沿って毛玉取りブラシでやさしくブラッシングするのが一番安心。素材によって毛の粗さが違うものを使い分けるのがおすすめです。
※「T字カミソリ」でも代用できます。ニットを平らな場所に置き、表面をやさしくなでるように滑らせると、きれいに毛玉だけが取れます。
A.風通しのよい場所や空気清浄機の近くなどに1日~数日間干す。
焼肉の煙やタバコのニオイは、風を通すことで次第に消えていきます。浴室に干して、蒸気に当ててもOK。
A.手洗いする前に中性洗剤でもみ洗い!
口紅などの油汚れは、中性洗剤でもみ洗いしてから手洗いを。どうしても落ちないシミはクリーニング店でシミ抜きを。
メンズファッションブランドナビ編集部
“本当に正しい情報だけ”を目指し、その分野において「雑誌掲載の実績・専門家の評価・人々の話題性」など、相応しいブランドだけを厳選しています。