大人に丁度いい「ブランド・基礎知識・着こなしテク」など紹介!
夏トップスの定番であり、最近は雑誌で特集も連発されているTシャツ。
今回は、大人に相応しい1枚が欲しい、インナー用にコスパのいい1枚が欲しい、そんな方におすすめな『大人TシャツブランドランキングTOP22』 を発表。さらにインナーにおすすめのパックT、基礎知識&着こなしテクなども紹介しています!
■Uネック
■Vネック
■1位:サンスペル【上品】
■2位:スリードッツ【シンプル】
■3位:フィルメランジェ【日本】
■4位:ジェームスパース【上質】
■5位:ヘインズ【安い・パックT】
■6位:ジョンスメドレー【ニット】
■7位:ルトロワ【上品】
■8位:ループウィラー
■9位:チャンピオン【カジュアル】
■10位:パタゴニア【アウトドア】
■11位:ラコステ【クリーン】
■13位:スローン【ニット】
■14位:ヘルスニット【パックT】
■15位:ルクシー
■16位:ユニクロ【安い】
■17位:VEIL【上品】
■18位:GAP【カジュアル】
■19位:N.ハリウッド
■20位:A.P.C【上品】
■21位:ジュンハシモト
■22位:オーラリー
⑤【語れる】大人のプリントTシャツ〈50選〉
■ロックT
■アートT
■サーフT
■フォトT
ひと口にTシャツといっても、ネックの深さや襟の形状によって種類はさまざま。
ここでは知っておきたい基本の4種類をおさらい!
スポーティかつ現在の主流
胸元の肌の露出が少ないクルーネックは、清潔感漂うクリーンな男らしさを演出するのにうってつけの襟型。スポーティ感も強めゆえ、精悍で凛々しい印象が漂います。
リラックスと艶っぽさの共存
リッチななかにもリラックスした雰囲気を醸したいならUネックがオススメ。その大きくラウンドした襟元は脱力感たっぷり。同時に肌の露出が多いため、ノンシャランなセクシーさも表現できます。
セクシーなダンディズムを演出
Tシャツの主要な襟型のなかでも最もセクシーに見えるのがこのVネック。さらにVの深さが深めならより艶っぽく、浅めならよりシャープな印象を演出できます。
タフな男らしさをが薫る
着流しインナーの定番としてもおなじみのヘンリーネックは、その使い勝手の良さと、セクシーにして圧倒的な骨太な印象が魅力。ボタンによって肌の露出具合を調整できるのもポイント。
大人Tシャツの間でも市民権を得ているポケット付きTシャツ(通称ポケT)。ポケットが着こなし全体のワンポイント的なアクセントになります。
どちらかといえばカジュアルな印象になるので、キレイめ・モード派は「ポケットなし」がオススメです。
メンズファッション雑誌「LEON、Safari、メンズクラブ、UOMO、OCEANS 他多数」に掲載されていたTシャツブランドを元にしています。主に30代~50代を対象としています。
公式サイト:https://www.sunspel.jp/
公式サイト:https://www.threedots.jp/
公式サイト:http://filmelange.com/
海外公式サイト:https://www.jamesperse.com/
公式サイト:http://www.hanes.jp/
公式サイト:https://www.johnsmedley.jp/
公式サイト:https://www.letroyes.com/
公式サイト:http://www.loopwheeler.co.jp/
公式サイト:https://www.championusa.jp/
公式サイト:https://www.patagonia.jp/
公式サイト:https://www.lacoste.jp/
公式サイト:http://www.fruitoftheloomjapan.com/
公式サイト:https://www.sloane.jp/
公式サイト:https://healthknit.shop-pro.jp/
公式サイト:http://looksea.jp/
公式サイト:https://www.uniqlo.com/
公式サイト:http://veil-cutsew.jp/
公式サイト:https://www.gap.co.jp/
公式サイト:https://shop.n-hoolywood.com/
公式サイト:https://www.apcjp.com/
公式サイト:http://junhashimoto.jp/
公式サイト:https://auralee.jp/
Tシャツ1枚の着こなしに変化を!
知っておいて損はない小ワザをまとめています。
チーフ or スカーフ
片結びにしたチーフ(もしくはスカーフ)で首元の開きを埋めれば、シンプルなTシャツの上品さと、差し柄スカーフの華やぎがマッチします。
ストール掛け
巻き物ならばストールを使うのも手。サラッと首から垂らして着流すのが◎
ジレ足し
さっぱりしがちなTシャツの着こなしに適度なアクセントを加えてくれるのが「ジレ」。この1枚で着こなしがとっても新鮮になります。
カーディガン腰巻き
カーディガンを腰にキュッと巻けば、Tシャツにスポーティ&カジュアルな印象をプラス。爽やかさを兼ねるなら白、差し色でカラーを選んでもOK。
ネックレス足し
Tシャツに「リッチ」かつ「こなれた雰囲気」を加えるネックレス。派手派手しいものではなく、極シンプルなものが大人にはちょうどいい。
サングラス掛け
セレブ達もよくやっている「襟元にサングラスを掛ける」こなれ見えなワザ。グラサンゆえに夏らしさも際立ちます。特に襟元はVネックが相性よし。
重ね着
今や当たり前のテクとなったTシャツ×Tシャツの重ね着。襟元や袖口からチラリと覗くカラーが、Tシャツコーデに奥行きをもたらします。特に「色物Tの下に白Tを重ねる」のは定番の組み合わせ。
クルーネック×クルーネック
同じ襟型のTシャツでも色の違うものにすれば、見事なまでにさりげない巧みなお洒落に。
Uネック×クルーネック
わかりやすくお洒落に見せるならUネックのTシャツを上に。そうすることで襟元の白が多く見えるので、ほんのりモードなテイストに。
白×派手色
ビビッドな色のTシャツも白Tシャツを重ねれば、絶妙な差し色に。単体だと派手になりがちですが、これなら大人っぽい印象となります。
白×カモフラ柄
差し柄にうってつけなのが前面にカモフラ(迷彩)柄があしらわれたTシャツ。白を重ねても襟と袖からカモフラが主張するため、いとも簡単にキマります。
肩掛けニット
肩にかければ、こなれ感と顔周りのアクセントにもなります。色物であれば差し色としても抜群です。
ハット(帽子)
できれば軽量で爽やかなハットがベスト。夏のスタイルにクラス感を足してくれるうれしい相棒です。
グラスコード
胸元が軽快な見え方に。ネックレスとは違うヌキのアクセサリーとなります。
腕時計&ブレスレット
大人のTシャツ姿にリッチな腕元は必須。それも片方じゃなく両腕にともなれば、一気に見え方が変わります。
デイパック(リュック)
デイパックの「片掛け」でTシャツのシンプルさを補完。“山の人”に見えぬよう都会的なモデルを選びましょう。
>> 大人のリュックブランド
太セルメガネ
シンプルな格好をすればするほど体の上のほうにアクセントが欲しくなります。だから目元にも強印象な太セルメガネ。しかもコレ、旬な気分と知的な雰囲気も添えられます。
腰巻シャツ
実際には着なくても軽めのシャツを一枚腰に巻くだけで、Tシャツスタイルの絶妙なアクセントになります。しかも、ちょい気になるお腹周りの体型カバーも、さり気にできてしまうというおまけ付き。
がんがん着倒せる安価なパックTは真夏の必需品。
ここでは一張羅として着れる名品パックTから、汎用性の高い逸品パックT、そしてインナー向けまで徹底紹介!
「わた」から作る、徹底した自社生産による最高のカット&ソーン「サニー」と命名されたポケットTはブランドの永久定番として1番人気を誇る。
ブラジル原産の超長綿オーリンダコットンをわたから別注、特番手に紡績し、吊編機で柔らかく編み上げた丸胴の天竺生地は最高の着用感を堪能できる1枚。
■7500円
独特のとろみのある生地感はこのブランドの真骨頂。昔ながらの吊編機で編まれているので型くずれしにくく、生地の劣化もしにくい。
老舗肌着メーカーとのコラボレーションで生まれた逸品明治創業の肌着メーカー〈アングル〉の技術提供により生産されるパックT。
太目に取られたネックのリブ、クラシックなアウトステッチなどN.ハリウッドらしいミリタリーをソースとした質実剛健な雰囲気が魅力的。パッケージもクール!
■4800円
ぴたっと身体にフィットしながらも、締め付け感がない着心地は老舗肌着メーカーならでは。重ね着にも最適。
ビッグネームによるコラボレーションはUSA生地を日本で縫製パックTの雄〈ヘインズ〉にスペシャリティストア〈ロンハーマン〉がカラー別注。
アメリカ製のコシのある薄手コットンに洗いをかけ、こなれた色合い、風合いに仕上げた。サーモンピンクとロイヤルブルー、ライトブルー、イエローの4色展開。
■6000円
ネック裏には両ブランドネームをプリント。リーズナブルなプライスもあって、常に完売となる人気のコラボレーションシリーズです。
大人が1枚で着れる! シルエットに素材感、バックグラウンドまで、こだわりが詰まった傑作パックTを厳選。
主張を徹底的に抑えたシンプルデザインながら、確かにどこかが違う。
〈DATA〉サイズM:肩幅41cm / 身幅47cm / 着丈69.5cm / 袖丈17cm
柔らかさにこだわった色違いでの3ピース。パック自体にはTシャツの端切れを再利用するなど、環境への配慮もなされている。裾にはブランドアイコンでもあるコアラのワンポイント入り。
■5800円
〈DATA〉サイズM:肩幅44cm / 身幅50cm / 着丈68cm / 袖丈22cm
レトロなアイボリーのボディにネイビーのステッチが効いた、男らしくもポップなデザイン。タフなアメリカ産のコットンを使っているのも◎。
■3800円
〈DATA〉サイズM:肩幅44cm / 身幅47cm / 着丈72.5cm / 袖丈17cm
毎シーズン、マイナーチェンジを繰り返しながらリリースされている定番コラボの3枚組。ベースはポリエステルを混紡したいわゆる“青タグ”で、洗っても型くずれしにくく、乾きやすいのも人気の秘訣。
■5000円
〈DATA〉サイズM:肩幅48cm / 身幅51cm / 着丈71cm / 袖丈19cm
米国でトップクラスのシェアを誇るTシャツブランドに、バイカー由来のグラフィックを配した大きめのワンポイントT。防縮処理が施され、ドライな質感が楽しめる“ウルトラコットン”製の3枚パック。
■4700円
〈DATA〉サイズM:肩幅41.5cm / 身幅48cm / 着丈66cm / 袖丈18cm
薄手で伸縮性に富んだ生地を使ったストレスフリーな3枚パックT。さらりとした独特の質感は汗をかいても快適さを損なわない。さり気なくあしらわれたブランドロゴのサソリはバックの裾という配置も心ニクい。
■1万円
〈DATA〉サイズM:肩幅42cm / 身幅49cm / 着丈65cm / 袖丈21cm
生産を米国で行なっているこだわりの逸品。柔らかく、表面がなめらかなオーガニックコットンの肌触りの良さは特筆モノ。ルーズさは抑えつつ、身頃には適度なゆとりを持たせた2枚組。
■6000円
〈DATA〉サイズM:肩幅45cm / 身幅51cm / 着丈63cm / 袖丈22cm
目の詰まったコットン天竺素材で、触ると少しひんやりとした質感が心地良い。ボディの左袖には控えめにピスネームをあしらった、2枚セットのポケットTシャツ。
■8000円
〈DATA〉サイズM:肩幅41cm / 身幅50cm / 着丈67cm / 袖丈22.5cm
ライトオンスで着こなしやすい2Pのクルーネック。クセのないシルエットと裾に入ったワンポイントロゴが魅力的。コットン100%ながら、適度なストレッチ性があるのもポイント。
■4800円
〈DATA〉2サイズ:肩幅39.5cm / 身幅47cm / 着丈67cm / 袖丈17cm
プレーンなTシャツに特化した別ラインの3枚組は、白の発色が強く出た、清潔感の強い意匠。アームがやや小さく大きめに着ても◎。ネックはリブがかなり幅狭で、開きは広め。
■7000円
〈DATA〉サイズM:肩幅46cm / 身幅53cm / 着丈69cm / 袖丈22cm
古き良き時代のアメリカを彷彿とさせる、ドライタッチのコットン素材。クラシックなブラインドステッチの丸胴仕様を踏襲し、着込むほどに品質の高さが実感できるジャパンメイド。
■5800円
近年流行りの開襟シャツなど「半袖シャツのインナー」や「Tシャツの重ね着」におすすめなのがコスパ抜群のパックT。
軽い着心地&お手頃ゆえインナーとしてのポテンシャルが高く、おしゃれ通の間では当然の選択となっています。そこでここでは、インナーとして最適なパックTをご紹介!
「今の気分」を高密度で圧縮した、大人パックTを代表する理想型
「インナーとしてはもちろん一枚でも品よく着られるものを」との思いから誕生。この別注は上質なリングスパン糸を用いた生地が自慢で、シャツかと思わんばかりに滑らかできめ細かい。程よく度詰めされたボディに、ぐっと厚みをもたせた首のリブ幅も最高に今の気分。
■5,000円(3枚入り)/ 3色
時代に左右されない安定の1枚
特筆すべきはそのソフトタッチなテクスチャー。それもそのはず、素材に使われているのは、柔らかく弾力性に富んだ超長綿で知られる、上質なスーピマコットン。また身頃に縫い目がない丸胴仕様なので、着用時もストレスフリー。シルエットやディティールはオーセンティックなブランドらしく、オーソドックス。
■5,000円(3枚入り)/ 2色
薄すぎず厚すぎず、さわり心地もよくて丁度いい
着心地のいい薄手の生地はまさにインナーに最適。着丈が長くタックインするのであればLサイズ、Tシャツと重ね着するならMサイズと、サイズ違いで愛用するオシャレ通多数!
■2,900円(3枚入り) / 1色
シャツの下に着れば品よく見える
値は張るものの、それ以上の価値があるハイクオリティなパックT。上を脱いでTシャツ1枚になっても格好がつく丸胴仕様。しかもこれは度詰めされているから、もちっとしていて肉感があり、張りもあって上品に見えます。
■14,000円(2枚入り) / 4色
オーセンティックで何とでも合わせやすい
袖の小さなボックスロゴがお馴染み、定番人気のコラボパックTシャツ。カジュアルなアイテムのインにはざっくりとしたL、シャツにはジャストフィットなMと、サイズ違いで購入するファッションプロも多い。
■6,000円(3枚入り) / 3色
首もとの表情、長めの着丈が男っぽい
米軍のアンダーウェアとしても納入されているパックT。モックネックに近い感覚が特徴。例えば開きのゆるいパーカーに対して、首元まで白が詰まるので“だらしなく見えない”。
■4,500円(3枚入り) / 1色
旬の開襟シャツに合わせても、いい具合に馴染みます
日本企画で、肉厚な素材を用いた丸胴使用。一枚で着ても肌が透けず、ちょうどよいオンス。肌馴染みのいいしっとり感にファンも多い。リブの詰まり具合や、シームのない丸胴が今っぽい。
■2,300円(2枚入り) / 3色
アメリカコットンならではの素材感もいい
ネックは細めのリブ幅で、重ね着したときのバランス良し。秋冬はもちろん、夏でもTシャツ一枚で着るのが嫌、そんなレイヤード派に支持される。
■6,800円(2枚入り) / 1色
カジュアル気分になれるプリントTは数あれど、大人が着るなら“語れる”という一押しも欲しいところ。
ここでは音楽やスケートなどカルチャーに由来したプリントTシャツを、往年のロゴを用いたロックTから、いま再び注目のメッセージTまでご紹介!
もはやカルチャーとして認知されるようになった〈ロック〉は、今夏の最注目。ここでは鉄板の10アーティストをピックアップ。
METALLICA(メタリカ)
1981年にデビュー後、ヘヴィメタルバンドとして不動の地位を確立。エッジの効いたおなじみのロゴやグラフィックは、今季特に注目を集めている。
(右)七分袖と裾は切りっぱなしでラフな表情に。1万1800円 / レミレリーフ×フリークスストア
(中)おなじみのロゴをバックに大きくプリント。さり気ないタイダイ染めとドロップショルダーも今の気分にピッタリ。8800円 / メタリカ×モンキータイム
(左)定番のアルスタイル社製ボディにウオッシュをかけた褪せ具合が秀逸。写真はバックで、前面には、ブルーのロゴが入る。5200円 / ソーズカンパニー
GUNS N’ ROSES(ガンズ アンド ローゼス)
全世界で1億枚以上のアルバムセールスを記録するハードロックバンドから、’91年発表のアルバム『USE YOUR ILLUSION I』のジャケット。ヒビ割れプリントもロックな風情。5900円 / フリークスストア
LOU REED(ルー・リード)
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの結成メンバーで“パンクの詩人”と呼ばれるシンガー。前面にはアルバム『TRANSFORMER』のジャケットを。6800円 / アメリカンラグシー
SLAYER(スレイヤー)
同時期にデビューしたメタリカ、アンスラックス、メガデスと並びスラッシュメタル“ビッグ4”と称される。彼らを象徴するイーグルロゴが、褪色したブラックボディに映える。5200円 / ソーズカンパニー
MEGADETH(メガデス)
後述のアンスラックスと並び、スラッシュメタルの二強とも称されるバンド。彼らのマスコットキャラ、ヴィック・ラトルヘッドが描かれたグラフィックが、絶大なるインパクト。5200円 / ソーズカンパニー
NIRVANA(ニルヴァーナ)
’90年代グランジロック・ムーブメントの代名詞的バンド。ボーカルのカート・コバーンが描いたスマイルマークはロックTの中でも屈指の人気を誇る。7800円 / インソニア×ニルヴァーナ
JOY DIVISION(ジョイ ディヴィジョン)
ポストパンクの代表的バンドのひとつで、オルタナティヴ・ロックシーンにも多大な影響を与えてきた存在。5000円 / インパクト マーチャンダイジング
IGGY POP(イギーポップ)
“パンクのゴッドファーザー”とも呼ばれ、多くのミュージシャンに影響を与えたシンガー。Tシャツはヴィンテージ加工&モノクロプリントで着やすい。6800円 / アメリカンラグシー
MISFITS(ミスフィッツ)
’70年代から活躍するハードコアパンクバンドのロゴをバックに。ブリーチによる色落ちも特徴で、フロントにはシンボルであるクリムゾンゴーストをプリント。6800円 / ヴィンテージウェア
ANTHRAX(アンスラックス)
’80年代から活動するN.Y発の重鎮ヘヴィメタルバンド。彼らのキャラ「ノットマン」のスケート姿を描いたスラッシュメタル感の強いグラフィック。黒スキニーでクールに着こなしたい。4200円
30代以上なら、ほとんどの人が通過してきたであろう〈ストリートブランド〉の数々。今回は新鋭&気鋭のブランドをセレクト。
TANG TANG(タンタン)
2011年スタートながら、存在感のあるTシャツで人気を集めるジャパンブランド。こちらは同じフレーズのリピートによるクールなグラフィックをバックにプリント。7000円 / ハリウッド ランチ マーケット
JUNGLES(ジャングルズ)
バックのグラフィックは’60年代にアメリ」カ・西海岸で広まったアンダーグラウンドカルチャーがモチーフ。独自のセンスで世界中の高感度なショップから注目の的、7800円 / プラントディストリビューション
F-LAG STUF-F(フラッグスタッフ)
’90年代調のストリート感あふれるグラフィックは、デザイナーがヴィンテージバイヤ一時代に培ったセンスの賜物。毎シーズンTシャツの種類が豊富で、選ぶ楽しさがある。5800円 / フラグスタッフ
LOOKY LOOKY(ルッキールッキー)
“Crew love is true love”をテーマに女性3人で立ち上げたベルリン発のブランド。白のロンTボディのバックに、赤で扇情的な女性のフォトとテキストをあしらった。7800円(シップス渋谷店)
RPLC(レプリカ)
複製される芸術の可能性を追求し、昨年秋冬に正式デビューしたばかりのアートグラフィックブランド。無国籍なグラフィックのボックスデザインが深紅のボディに映える。6800円(リーンスプリング)
BOW3RY(バワリー)
2013年にオーストラリアのメルボルンにて誕生。バックプリントが印象的なこちらは、ナノ・ユニバースとのコラボモデル。6800円(ナノ・ユニバース カスタマーサービス)
TOKEN SURFBOARDS(トークン サーフボード)
NYはブルックリンに拠点を置く、次世代のサーフブランド。ストリートライクなフォトに、現代的なテイストが加えられたTシャツは爽やかな配色で夏に最適。7500円(ジェットン ショールーム)
SURF IS DEAD(サーフ イズ デッド)
アメリカ西海岸のサーフ文化からインスピレーションを得て、現代的にアレンジするL.A発のレーベル。唇の写真が、怪しいグラデーション配色にてあしらわれたロンT。9000円(モータル)
RAISED BY WOLVES(レイズド バイ ウルブス)
カナダ・モントリオール発のブランドで、モダンなデザインセンスが支持を集めている。計算された上で、ランダムに見えるように配置されたテキストがポイント。9000円(エディション)
BANDIT BRAND(バンディット ブランド)
ノスタルジックなアメリカンTシャツを展開。その大半が手刷りプリントとなっており、こちらはウオッシュ&ダメージ加工を施したリバーシブル仕様。9800円(ハリウッド ランチ マーケット)
TR.4 SUSPENSION(ティーアール フォー サスペンション)
俳優の村上淳氏により、2014年にスタート。中央に手刷りで刷られた、小さめのシルクスクリーンプリントがセンス良し。大人っぽく着ることができるロングTシャツ。5500円(オフショア)
IMAGE CLUB LTD.(イメージクラブリミテッド)
パンク界の重鎮キース・モリスが手がけるTシャツブランドがスタート。LAのロック&ストリートシーンを収めたフォトデザインを中心に展開する。6800円(アメリカン ラグシー)
’90スタイルの定番化にともなって、注目度が高まっている〈スケート〉。本場アメリカはもとより、世界中の注目ブランドが集結。
EVISEN SKATEBOARDS(エビセンスケートボード)
東京スケートシーンの重要人物である南勝己氏が手掛けるデッキ&クロージングブランド。あのナポレオンの肖像画を、時代劇でおなじみの将軍に置き変えたセンスがたまらない。4500円(ブリッジ)
DIASPORA SKATEBOARDS(ディアスポラスケートボード)
東京を活動拠点とするスケートクルー「ディアスポーラ」のクロージングラインから白ボディの背面に。サークルプリントを、両袖にトリコロールカラーのラインをプリントしたロンT。5500円(オフショア)
HELLRAZOR(ベルレイザー)
ディレクターTSUMI氏によって2012年から始動。背中に大きくロゴマークを配したインパクトの強いTシャツは、左胸にも同意匠をプリント。気の利いた配色で汎用性も高い。5300円(ウェイビー ストア)
THE QUIET LIFE(ザ クワイエット ライフ)
スケートボードを背景に持ち、マルチに活躍するアーティスト、アンディ・ミューラー氏が手掛ける。グラフィックは、“ピース&OUT”で「またね」の意。5500円(ハンドイントゥリー ショウルーム)
WELCOME SKATEBOARDS(ウェルカムスケートボード)
2010年に南カリフォルニアでスタートし、独創的なデザインを得意とする新鋭デッキカンパニー。不思議な空気感を放つ手書きタッチのイラストが、スケートの自由さを象徴する。4000円(モータル)
LABOR(レイバー)
NYのマンハッタンからトレンドを発信する注目スケートショップのオリジナルライン。シンプルに胸のみのデザインがネイビーボディとも調和し、大人のこなれ感を演出する。5000円(サンデーズベスト)
HOTEL BLUE(ホテルブルー)
ブランド〈ラークニューヨーク〉を手がけるデザイナーが新たに立ち上げ。フロント左胸にはサックス、背面には12インチのレコードをあしらい、老舗ジャズレーベルをモチーフに。3900円(モータル)
POETIC COLLECTIVE(ポエティック コレクティブ)
今季、日本初上陸を果たした注目株。洋服から映像制作まで、スケートカルチャーを多岐に渡って表現する。背面には今季を象徴するアブストラクトなグラフィックをオン。3700円(シップス渋谷店)
POLAR(ポーラー)
プロスケーターで映像制作まで手がけるポンタル・アルヴ氏が手がける。北欧の洒脱なテイストを取り入れたグラフィックで人気を集め、こちらも背面に個性あふれるイラストを採用。4800円(ブリッジ)
OCTAGON(オクタゴン)
フランス出身の映像クリエイターを中心としたインディペンデント・スケートフィルムプロジェクトから派生。背面のグラフィカルなデザインは、頭文字“OC”を図案化したもの。5500円(モータル)
HELAS(ヘラス)
プロライダーのルーカス・プイグ氏が主宰。バックに入る“傘”をさしてラクダに乗る人物のグラフィックは、某アメリカントラッドブランドがモチーフ。6000円(カリフォルニアストリート)
ストリート感とクリーンさが求められる今シーズンにうってつけな〈スポーツ〉。往年の名ブランドから新作が続々と展開されている。
(右)背面には星条旗柄のグローブを装着しファイティングポーズを構えるドクロが。5800円 / エバーラスト(フリークスストア渋谷)
(中右)柔らかな鹿の子素材のボディに、爽やかなボーダーがマッチ。7900円 / フィラ ホワイトライン
(中左)広めに設定されたネックが力の抜けた表情。背面にはポケットも。5900円 / ルコック スポルティフ
(左)左袖は青、右袖に赤でブランド名を配置したロンT。左胸に“Cマーク”をビッグサイズであしらった。6000円 / チャンピオン
国内外のアーティストの作品をプリントしたTシャツも豊富。肩ひじを張らずに、カッコいい一枚を感覚的に選ぶのがオススメ。
(右)5000円 / フォトフォリオ バイ バーバル クルーガー(ビューティ&ユースユナイテッドアローズ)
(中右)真っ赤なラインでリングのロープを表現したジョー・クルーズ作。1万円 / エバーラスト フォー RHC(RHCロンハーマン)
(中左)映画監督デヴィッド・リンチが描いたスケッチを、Tシャツに落とし込んだコラボシリーズ。1万1000円 / アニエスベー
(左)大小さまざまなリップに視線集中。8000円 / ベドウィン&ザハートブレイカーズ×ヨシロッテン
どこか力の抜けた空気感を演出する〈サーフ〉は、夏に欠かせない人気モチーフ。今季は手書き調などのレトロデザインに注目を。
(右)柔らかなボディに、ハンドタッチで描かれたブランドネームがリラックス感を演出。6000円 / デウスエクスマキナ
(中右)水平線に沈む夕焼けバックに島をデザイン。70年代のTシャツを彷彿とさせる。1万6000円 / ラグ&ボーン
(中左)波を乗りこなしているのはあのジーザス?ユルめのテンションが気分だ。7000円 / キャプテンズヘルム
(左)ブラックのボディにアウトラインで描かれた文字がスタイリッシュ。7000円 / サーフヘッズ カリフォルニア(ロンハーマン)
少し懐かしい〈フォト〉Tも今季は続々リリース。先述の〈アート〉と同様に、こちらも直感で良いと思えるものを選ぶのが正解。
(右)NY在住のマット・ウェーバーの作品をバックに。5500円 / エクスパンション×シップス ジェットブルー(シップス渋谷店)
(中右)気鋭のフォトグラファー、チャド・ムーアによる扇情的なフォト。1万1000円 / ラグス マックレガー×スティーロ
(中左)サイコビリーバンド、ザ・クランプスとコラボ。1万4000円 / ジィ ヒステリック トリプルエックス(ヒステリックグラマー)
(左)ジョー・スザボが撮ったローリングストーンズのライブに集う若者たちが印象的。7400円 / ジョースザボ(ソーズカンパニー)
おなじみのテーマをモチーフにした〈パロデイ〉Tシャツも1枚は持っていたい。カッコいいのもいいが、遊び心こそ“おしゃれ”の基本。
(右)某スポーツブランドのロゴがモチーフ。頭文字のCをボクシンググローブに見立てた。1万円 / ブルーナボイン
(中右)今やストリートの定番となった某スケートマガジンのロゴを、ブランド名に変換。6800円 / スワッガー
(中左)みんな大好きなファストフード店のロゴかと思わせつつ、ブランドネームに遊びが。前面はシンプルなポケT。4100円 / アス
(左)あの横断歩道を渡るのは、伝説的4人グループじゃなくて、ネイティブアメリカン? 6800円 / レアセル
ヴィンテージでは枯渇化が進む〈カレッジ〉モチーフだが、新作なら人気大学も豊富。合わせるならアメカジコーデが鉄板。
(右)米国東海岸の名門、ペンシルバニア大学。オフォシャルらしくバインダーネックで確かな作り。5900円 / チャンピオン
(中右)イリノイ大学のバスケットチームがモチーフ。ユーズド加エで風合いもの。5000円 / チェスウイック
(中左)カレッジ好きには定番のUCLAがモチーフ。男っぽさとサーフな匂いを兼備。8000円 / ロットワイラー
(左)ネイティブアメリカンに着想を得たデザインを復刻。白×バーガンディーという配色も通好み。3800円 / ザバックドロップ
古着でオンリーワンを探すのもイイですが、さらにオリジナリティを狙うなら〈リメイク〉。個性的な1枚をどう着るのか考えるのも楽しい。
(右)元祖NYパンクバンド、ザ・ラモーンズのTシャツを合体。あえての同モチーフ&ズレ具合がポイント。7000円 / ケインズ
(中右)縦にカットされた古着のカレッジTを素材にワイドなシルエットを構築。9500円 / リビルド バイ ニードルズ(ネペンテス)
(中左)ロックTを切って繋げて贅沢にデザイン。2万1000円 / 77サーカ×ビューティ&ユース
(左)中央に配置したロックTをムラ染め加工入りボディでサンドすることで、さらにロック感がアップ。1万1800円 / ボナム
思想や心情を表現しながら、どこかクールさも際立つ〈メッセージ〉Tシャツも要注目。今の気分に合った、粋な一枚を選びたい。
(右)“ニールヤングを聴け”と刻まれたこちらは、グラデーションも印象的だ。5000円 / TR.4サスペンション(オフショア)
(中右)差別主義者へのアンチテーゼを簡潔なプリントが雄弁に語る。1万6000円 / ウィリーチャヴァリア
(中左)ジョン・レノンの曲中にも登場する有名フレーズをアレンジしてセット。5800円 / カーハートWIP
(左)爽やかな配色とシンプルなフレーズとの対比がユニーク。5000円 / ファックアートメイクティーズ(シップス渋谷店)