130以上の「定番高級靴」も紹介!
今回は高級靴ブランドランキングの「保存版」とも言える、海外・国内から厳選した『世界を代表するメンズ高級靴ブランドランキング45選』を国別で紹介しています。
一生ものが数多く揃う高級靴ブランドの聖地「イギリス」をはじめ、コスパに優れた「日本」、さらにイタリア・フランス・アメリカなど、かなりボリュームのある内容となっています。
目次(もくじ)
【更新】2024年1月5日:各ブランドの定番高級靴を追加しました。
①【国別】高級靴の人気ブランドランキング
■日本の高級靴ブランドランキング
■イギリスの高級靴ブランドランキング
■イタリアの高級靴ブランドランキング
■フランスの高級靴ブランドランキング
■アメリカの高級靴ブランドランキング
■その他(スペイン・ドイツ等)の高級靴ブランドランキング
②こちらもおすすめ
■靴の基本用語集
■靴選びの基本知識【形・ソールの種類・製法など】
■高級スニーカー 人気ブランド
■20代 靴ブランド
■30代 靴ブランド
■40代・50代 靴ブランド
■60代 靴ブランド
ブランド選出にご協力いただいたのは
東京の名門靴店「ワールド フットウェア ギャラリー」
日高さん
日本(国内)高級靴ブランドランキング【8選】
日本靴ブランドの特徴
■圧倒的なコストパフォーマンス。
モノ作りにおける手仕事の正確さは、世界でも類を見ないレベルでどこよりもきっちり。
日本の靴は当然日本人に合う上、最近はカッコ良さでも進歩。コスパも良く「高級靴入門」に最適。
●総投票数:463票
1 位(100票)
三陽山長
出典:http://www.sanyoyamacho.com/
公式サイト:http://www.sanyoyamacho.com/
■伝統的な仕様と今の空気感を完璧に融合。
三陽山長とは
技、匠、粋という和のコンセプトに基づいた「日本人の、日本人による、日本人のための靴」を手掛ける本格靴ブランド。
グッドイヤーウェルト製法の重厚感あふれる靴を中心とした味わい深い品揃えはもちろん、店舗での手厚いサービスもファンを虜にする理由。
三陽山長の定番高級靴3選
友二郎
同ブランドの大定番モデルとして君臨する、内羽根式のストレートチップ。キメの細かいアッパーの素材と、ディティールは秀逸。グッドイヤーウェルト製法。
■定価:6万6000円
琴之介
堅琴型にあしらわれたレースステイ部分が印象的なホールカット。トゥには、山長の頭文字「Y」を意識したメダリオンが。グッドイヤーウェルト製法。
■定価:7万円
源七郎
非常に評判が高いラスト「R2010」を採用。ダブルモンクに上質な茶スエードを組み合わせた、非常に洗練されたモデル。オトナの休日スタイルを格上げする。
■定価:6万3000円
2 位(82票)
リーガル(REGAL)
出典:http://www.regalshoes.jp/
公式サイト:http://www.regalshoes.jp/
■日本を代表する老舗靴ブランド。
リーガルとは
1880年、米国マサチューセッツ州においてL.C.プリス氏により創設。1960年代に日本製靴と技術提携を結び日本でも知名度を上げる。そして「VAN」とのジョイントからアイビールックの旗手として認知され、人気が決定的に。
現在はアメリカントラッドにとらわれない幅広い展開とまじめな作りで人気を博している。
リーガルの定番高級靴3選
315R
幅広い年代から支持を集めるベストセラー。適度にシャープなフォルムとキップレザーの質感、多くのスーツに合わせられるキャップトゥという時代を問わない要素がその理由。
■定価:2万7000円
2235
発売から40年近くたった今でもラインナップされ、日本の自社工場にて作られているロングセラー。
アメリカンスタイルの肩押しウイングチップ。コバの張り出しとキップ型押しレザーの無骨感の合わせが秀逸。
■定価:3万3000円
707R
ややポインテッドで現代的なラストに袋仕立てのゴアテックスファブリックスを纏った、ダブルモンクストラップ。
定期的に防水スプレーを施せば、全天候型のドレスシューズとして重宝する。
■定価:3万3000円
3 位(80票)
ユニオンインペリアル
出典:http://www.union-royal.jp/
公式サイト:http://www.union-royal.jp/
■職人技を多用しつつもコストパフォーマンスに優れた国内ブランド。
ユニオンインペリアルとは
1958年創業の国内靴メーカー「世界長ユニオン社」が2008年に立ち上げたブランド。3万円台~という手頃な価格ながら九分仕立てのハンドソーン製法を採用しているのが最大のウリ。
コストパフォーマンスの高さから本格靴入門者から玄人まで幅広い支持を獲得している。アノネイレザーを使った高級ラインは一生物にふさわしい風格を持つ。
ユニオンインペリアルの定番高級靴3選
U1520
ハイエンドライン「プレミアム」に属する人気の一足。アッパーには、仏アノネイ社のボカールカーフを使用。非常にキメ細かい革は最高の質感でエレガント。一生物が5万円以下で買えるのは嬉しい。
■定価:4万8000円
U1121
イタリア製スエードを使用したチャッカブーツ。ダイナイトソールが採用され、さらに履き心地を高めている。程よく細いトゥが上品な印象で、スーツにもジャケットにも似合う。
■定価:4万3000円
U2004
飽きのこない汎用性の高いデザインと、日本人の足にフィットする独自設計で抜群のフィット感を実現したローファー。アッパーにはアノネイ社のハイグレードレザーを採用。
■定価:3万6000円
4 位(69票)
マドラス(MADRAS)
出典:https://www.madras.co.jp/
公式サイト:https://www.madras.co.jp/
■日本とイタリアのいいとこ取りな本格靴。
マドラスとは
1921年創業。日本の多くの靴ブランドが英国の伝統的なグッドイヤーウェルトの靴作りを範にしている中で、マドラスはイタリアとの技術提携からスタートしたブランドだけに、作りはマッケイが中心。
同製法特有の軽くしなやかさをもった履き心地のよさを備えているのは、マドラスの大きな特徴。また、両製法の中間的なブラックラピドも得意技。
マドラスの定番高級靴3選
M2401
イタリア製のカーフをアッパーに使用したキャップトゥ。キメ細かく光沢のあるカーフは薄くて丈夫なのが特徴。その素材製を引き立てるようにステッチが施されている。マッケイ製法とともに軽く履き馴染みも良い1足。
■定価:3万8000円
M2603
職人の仕上げによるアンティークフィニッシュが美しいダブルモンクストラップ。イタリアゆずりの色気があり、マッケイ製法ならではの軽快さと屈曲性のよさを備えているのもポイント。
■定価:2万4000円
M5021
イタリア製キップ素材を使い、色落ち加工を施した軽やかなローファー。芯なしで柔らかい履き心地で、休日カジュアルに快適さとエレガントさをプラス。
■定価:2万5000円
5 位(60票)
スコッチグレイン
出典:http://www.scotchgrain.co.jp/
公式サイト:http://www.scotchgrain.co.jp/
■国内最高峰のクオリティを誇る「プレステージライン」は一生物。
スコッチグレインとは
戦後間もない東京で品質主義を掲げたヒロカワ製靴が、1978年に立ち上げたオリジナルブランド。
英国伝統のグッドイヤーウェルト製法にこだわりながら、英国を超える靴を日本で作り上げることを目標とし、素材&作りにこだわり抜いた一足を手がけている。
スコッチグレインの定番高級靴3選
956
最高級ラインのインペリアルプレステージの定番で、主張たっぷりなフルブローグ入りダブルストレートチップ。使い込むほどに味わいを増していくフランスのアノネイ社のアニリンカーフを使用。デザインもインパクト大!
■定価:6万円
958
プレステージラインのストレートチップ。キャップは折り込み式で、細部の作りも非常に丁寧。アッパー使われた等級の高いアニリンカーフが、靴のオーラを格段に高める。
■定価:6万円
959
カジュアルユースにも重宝する、スラッとしたエプロン部が足をきれいに見せてくれるUチップ。こちらもプレステージラインの1足で、履きこむほどに味わいが増す最高級カーフを使用。
■定価:6万円
6 位(27票)
オーツカM-5
出典:https://www.rakuten.ne.jp/
公式通販サイト:https://www.rakuten.ne.jp/
■靴作りを支えているのは皇室御用達の凄腕。
オーツカM-5とは
1872年に創業した、日本で最初の紳士メーカーである「大塚製靴」。M-5は、皇室御用達の栄誉を誇る同社が、創業時の理念に立ち返って2002年にスタートしたブランド。
名前は創業年の明治5年にちなんだもの。各工程にその道一筋の職人さんを配置し、素晴らしい靴を手掛けている。
オーツカM-5の定番高級靴3選
M5-100
上質なカーフをホールカットで使用した1足。サイドに施されたスキンステッチの意匠が同ブランドの作りのよさを物語っている。
明治時代に同社が製作した水兵靴がモチーフ。ホールカットの美しさも見事。
■定価:6万5000円
M5-102
明治40年に刊行された同社カタログに掲載されたボタンブーツがモチーフ。カーフとゴーとスエードの合わせ。特注のボタンフックを使用することでキズを防ぐ。
■定価:7万5000円
M5-218
クラシックなラウンドトゥ、シャドーアンティーク仕上げが美しい、エレガントさが強調されたウイングチップシューズ。フルブローグで、ドレスアップ時からカジュアル時まで幅広く対応する。
■定価:5万5000円
7 位(25票)
銀座ヨシノヤ
出典:http://www.ginza-yoshinoya.co.jp/
公式サイト:http://www.ginza-yoshinoya.co.jp/
■100年を超える名門のワザが宿る。
銀座ヨシノヤとは
1907年、矢代徳次郎によって銀座にて創業。紳士の靴は底付けのみ機械縫いの九分仕立てが定番。履きやすさと美しさを兼ね備えた靴作りがモットー。
足に合った靴を提供するべく高いフィッティング技術をもったスタッフを揃えているのも同店の魅力。ビスポークや手製のマッケイも展開しており、そちらもオススメ。
銀座ヨシノヤの定番高級靴3選
684
同ブランドの代名詞である九分仕立てのハンドソーンのキャップトゥ。履き馴染みがよく軽い、といいとこずくめで人気の1足。
■定価:9万9750円
656
やわらかなカーフとマッケイ製法を組み合わせた履き馴染みが抜群のUチップ。熟練職人による極上のステッチが施され、美しさも格別。
■定価:6万8000円
1043
ラストの美しさが目を引くダブルモンク。ウェルトの糸目に合わせた目付けが実に美しくエレガント。シンプルながらも差をつける逸品。
■定価:6万2900円
8 位(20票)
シェットランドフォックス
出典:http://www.shetlandfox.jp/
公式サイト:http://www.shetlandfox.jp/
■復活を遂げた伝説の名靴ブランド。
シェットランドフォックスとは
日本製靴(現リーガルコーポレーション)が世界に誇れる最高の靴作りを目指し、1982年から約15年間にわたって展開していた伝説ブランド。一時消滅したものの2009年に復活。
その最高の靴作りの素晴らしさだけでなく、ラスト設計にもこだわり抜き、美しくも人間の形状に近い内振りのラストを展開。
シェットランドフォックスの定番高級靴3選
3056
同ブランドの代表作であり、繊細なメダリオンがエレガントなセミブローグ。程よいロングノーズでエッジの利いた内振りのシャープなラスト。ヒドゥンチャネル&半カラスで仕上げられ、ウエストが括れた美しい底周り。
■定価:4万4000円
3055
シンプルな分、キリッとシャープなラストの美しさが際立つ6アイレットのストレートチップ。品格が漂う1足はビジネス、フォーマルでクラスを上げる。グッドイヤーウエルト製法。
■定価:4万4000円
043FSF
アンティーク仕上げが独特の美しさを醸し出している、ラウンドトゥのダブルモンク。見た目はドレッシーな木型でありながら、非常にコンフォートな履き心地を実現している、非常に完成度の高い1足。
■定価:3万9000円
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イギリスの高級靴ブランドランキング【11選】
イギリス靴の特徴
■質実剛健の風格。
グッドイヤーウェルト製法で、質実剛健に作られているのが、一般的なイギリス靴の特徴。
コバが張っており、エレガントさに欠けるという声も一部あるものの、風格あるフォルムはイギリス靴ならでは。
●総投票数:524票
1 位(100票)
クロケット&ジョーンズ
出典:https://www.crockettandjones.com/
公式サイト(海外):https://www.crockettandjones.com/
■質実剛健な靴作りを続けるノーザンプトンの雄。
クロケット&ジョーンズとは
1879年に英国ノーザンプトンで創業。伝説的な手仕事と、随所にマシンメイドを用いた靴作りを行う英国最大級のファクトリーを有し、多くのOEMを手掛け規模を拡大。そこで培ったノウハウをオリジナルへ注入し人気ブランドへと成長した。
クロケット&ジョーンズの定番高級靴3選
オードリー(AUDLEY)
現在堂々の一番人気を誇る、日本人の足にもフィットしやすい木型「337」を使用したストレートチップ。スッと落ちるセミスクエアトゥと薄いコバが特徴。あらゆるシーンに通用する鉄板モデル。
■定価:7万8000円
サヴィル(SAVILE)
人気ベスト2に君臨する、木型の美しさを体現する正統派シングルモンク。オーソドックスな英国的モンクストラップながら、セミスクエアトゥの流麗なラスト、削ぎ落とされたコバによって華やかな印象に仕上がっている。
■定価:8万4000円
チャートシー(CHERTSEY)
オンオフ履けるロングセラー。トゥがややぽってりした木型「200」の魅力が詰まったカジュアルテイストのチャッカブーツ。ドレス靴で培われた技術が惜しみなく注がれている。
■定価:6万2000円
2 位(97票)
ジョンロブ
出典:https://www.johnlobb.com/
公式サイト:https://www.johnlobb.com/
■「紳士靴の王者」として君臨する、高い技術力と美意識。
ジョンロブとは
英国王室御用達の職人「ジョン・ロブ」氏が、1866年にビスポーク靴専門店を開業したのが始まり。以降、世界の紳士たちがこぞってビスポーク靴を注文。1976年には、その技術の高さに惚れ込んだエルメスがパリ支店を職人共々エルメス本店内に迎え入れ、1981年にレディースメイドも開始。
徹底してクオリティ・コンシャスなその靴は、極上の革を用いるのは当然のことコンマ数ミリのステッチにもこだわり、一切の妥協を許さずに作られている。
ジョンロブの定番高級靴3選
シティ2
ロングセラー「シティ」のデザインはそのままにラスト(木型)を#7000に変更した名作。ナロウなエッジトゥのラストが生み出す、モダンでスタイリッシュな面持ちが特徴。素材のカーフも同ブランドらしく実に上質。
■定価:18万3600円
フィリップ2
ビスポークで1番人気を誇る大定番。極上の革だけが放つ艶やかしい光沢を備え、履き込んでいけばさらにその美しさが増すストレートチップ。最高の素材と作りながら上品な佇まいは唯一無二。
■定価:24万8400円
ウィリアム2
かのウィンザー公がオーダーしたことがきっかけで生まれたという歴史的モデル。他メーカーにもダブルモンクストラップは存在するが、そのルーツであり手本ともいえる逸品。
■定価:21万6000円
3 位(92票)
エドワードグリーン
出典:http://www.edwardgreen.jp/
公式サイト:http://www.edwardgreen.jp/
■英国クラシックを継承するエレガントな靴。
エドワードグリーンとは
1890年に紳士靴の聖地ノーザンプトンで創業し、品質重視の少量生産を貫くも、1970年代に経営が悪化。1982年にイタリア人経営者が再建に着手。典型的な英国靴のシェイプに洗練さを加え、一流ブランドへと成長した。
オリジナルの他、世界に名だたるブランドの靴も手掛けてきたため、各ブランドの世界観を反映した製品も多く、その奥深さも人気を呼んでいる。
エドワードグリーンの定番高級靴3選
ドーバー(DOVER)
スラリと美しいフォルムの木型#82を使用した、同ブランドを代表する名作と称されるUチップ。細身ラストと丸いトゥの組み合わせが絶妙。ダブルソールを採用。グッドイヤーウェルト製法。
■定価:14万2000円
チェルシー(CHELSEA)
「初めての高級靴」としてもおすすめ。こちらも同ブランドのスタンダードアイテムとして人気の高い内羽根のストレートチップ。美しいスワンネック、時代を問わないラウンドトゥ、小振りのヒールカップなど魅力満載。
■定価:14万円
カドガン(CADOGAN)
セミブローグオックスの傑作にして上記2モデルと並び不動の人気を誇るクラシックモデル。実はカジュアルとも相性上々。
■定価:15万円
4 位(43票)
トリッカーズ
出典:https://www.trickers.com/
公式サイト(海外):https://www.trickers.com/
■英国王室御用達の栄光を持ち、履きこむほどに馴染む。
トリッカーズとは
創業は1829年。英国靴の聖地ノーザンプトンでも最も長い歴史を誇る老舗。工場にプリンス・オブ・ウェールズの紋章が掲げられていることが示すように、チャールズ皇太子の靴を製作している英国王室御用達ブランドでもある。
飽きのこない美しいドレスラインと併せ、個性的なデザインと耐久性が自慢のカントリーラインも人気を誇っている。
トリッカーズの定番高級靴3選
M2508
「カントリーライン」の中でも最もポピュラーなモデルであり代表作。英国貴族が狩猟などの際に履くアウトドアブーツがルーツ。安定した歩行を可能にするぶ厚いダブルソールや、細革をアッパーとコバに複雑に縫い付けてあるので防水性も高い。
■定価:6万5000円
M5633
「カントリーライン」の短靴人気ナンバー1モデル。コマンドソールを用いることで無骨さを強調。素材にカーフやスエードのほか、スエード×スコッチグレイン×バーニッシュドカーフの組み合わせなど、バリエーション多彩。
■定価:6万4050円
M6077
根強い人気を誇るモンキーブーツ。アンティーク加工が施されたM2508同様、履きこなせばこなすほど味わい深い表情になる「エイジング」が楽しめる一足。ソールはタフなコマンド仕様。
■定価:6万5000円
5 位(40票)
チャーチ(CHURCH'S)
出典:http://www.church-footwear.com/
公式サイト(海外):http://www.church-footwear.com/
■ファッション業界御用達。クラシックにトレンドを加味した靴作り。
チャーチとは
1873年にノーザンプトンで創業。小さな工房からはじまったが、その独自の風格とスタイルが人気を呼び、世界にその名を轟かせるように。
2000年に「プラダ」の傘下となったことで、伝統的な靴作りにプラスしてモードな感性も見せる。
チャーチの定番高級靴3選
コンサル(CONSUL)
チャーチを代表する名作。名ラスト「173」は、ボリュームのあるトゥから絞りの効いたウエストを経て、小振りのヒールへと連なる美しいシルエットが魅力。どんな着こなしもすんなり溶け込んでくれる。
■定価:8万5000円
チェットウインド
こちらも名ラスト「173」を使った一足。フルブローグにすることでトゥのボリュームが強調。バーニッシュドカーフはチャーチの茶系靴ではお馴染みの素材。
■定価:8万3000円
ライダー(RYDER)
丸みを帯びたラスト「81」に、張り出しのあるコバ、クレープソールを使った人気チャッカブーツ。オンオフを問わず使え、軽い履き心地も人気の理由。
■定価:6万円
6 位(37票)
ロイドフットウェア【マスターロイド】
公式サイト無し
■日本人のための英国靴を作り続け、コストパフォーマンスにも長ける正統派。
ロイドフットウェアとは
「英国靴は作りも素材も素晴らしいが木型が日本人に合いにくい」との理由から、現社長の豊田茂雄氏がノーザンプトンへ乗り込み、トップランクの職人に日本人向けの木型で作らせた日本プロデュースのブランド。
なかでもマスターロイドは革質と作りにこだわりを見せるハイグレードラインのことで、履き心地、美しさ、コストパフォーマンスの全てにおいて高いクオリティを実現している。
ロイドフットウェアの定番高級靴3選
ホワイトホール
同ブランドを代表するキャップトゥ。作りの良さと普遍的なデザインで驚異的なコスパを誇る名作。フォーマルなスタイルにも最適。
■定価:5万8800円
バークレー
長年ベストセラーとなっている定番セミブローグ。靴の内側は全敷き仕様。足を包み込む感触で気持ちがよく、フィッティングはタイトゆえ、全履きなのが尚更うれしい。
■定価:5万8800円
ダウニング
控えめな穴飾りが粋な人気フルブローグ。ビジネススーツからジャケットスタイル(ジャケパン)まで幅広く似合う。又、時代を問わないデザインなので長く愛せる上、長く履き込むほど革の表情は味わい深くなる。
■定価:5万8800円
7 位(36票)
チーニー(CHEANEY)
出典:http://cheaney.jp/
公式サイト:http://cheaney.jp/
■確かな技術力と時代のトレンドを読む力は、有名ブランドのファクトリーとしての実力。
チーニーとは
1886年、イギリスはノーザンプトンで創業した老舗ブランド。創業当時はいくつかの工場で工程を分けて製造していたが、1896年の新工場移転からは1ヶ所ですべての工程を行い、以来飛躍的に成長した。
有名ブランドやショップのファクトリーとしての実績が多く、デザインに対しては非常に柔軟。その過程で培った技術や知識を活かして、モードな靴も数多く生み出している。
チーニーの定番高級靴3選
アルフレッド(ALFRED)
創業125周年を機に、日本人向けに作られたラスト「125」を使用した定番。グッドイヤーウェルト製法にバーニッシュドカーフという、てらいのない組み合わせ。本格既成靴を選びたい、しかも手が届きやすい価格で、という向きに最適な一足。
■定価:5万9000円
アーサー3(ARTHUR III)
こちらもラストは「125」で、Eウィズを採用したフルブローグシューズ。オンでもオフでも履ける使い勝手の良さが魅力。黒の高貴な光沢を損なわないよう、クリームやワックスでメンテをしていけば末永く使える。
■定価:5万9000円
ホーリーロード(HOLYROOD)
ハイグレードな「インペリアル・コレクション」のダブルモンク。独特に盛り上がったフィドルバックと、タナリーの革をポリッシュした艶が見事。
■定価:8万6000円
8 位(31票)
グレンソン(GRENSON)
出典:https://www.grenson.com/uk/
公式サイト(海外):https://www.grenson.com/
■英国らしさを持ちつつモダンな新味をプラス。
グレンソンとは
ウィリアム・グリーンがノーザンプトン州で1866年に創業。ブランド名は「グリーンと息子(Green & Sun)」を縮めたもので、最高品質を求める職人気質は、息子たちに代々受け継がれている。
近年は格段にモダナイズされた新作を発表。とはいえ持ち前の骨太なモノ作りはいまだ健在で、生真面目なセミスクエアトゥ、釣り込みや縫製に見られる堅実さなど、良き伝統をしっかり受け継いでいく姿勢は変わらない。
グレンソンの定番高級靴3選
ロンドン(LONDON)
グレンソンを代表する顔的存在であり、ロンドンの紳士たちに愛される名品。ビジネスからフォーマルまで対応するシンプルな内羽根キャップトゥ。
■定価:7万1500円
オックスフォード(OXFORD)
手入れをすればするほど輝きを増すフランス・アノネイ社の上質なカーフを使用したクォーターブローグ。ラウンドスクエアトゥという時代を問わないフォルムも長年愛用するにふさわしい、ハイグレードな一足。
■定価:7万2000円
グロソップ(Glossop)
いかにも英国らしい魅力を備えたプレーンなサイドゴアブーツ。革の経年変化を楽しみつつ長く付き合える一足。
■定価:6万7000円
9 位(19票)
ジョージ クレバリー
出典:http://www.georgecleverley.com/
公式サイト(海外):http://www.georgecleverley.com/
■玄人たちが愛する隠れた名ブランド。
ジョージ クレバリーとは
靴作りを行う家庭に生まれた靴職人、ジョージ・クレバリーが1958年にロンドンで創業。靴好きの間でベスト・ビスポークシューズと絶賛さえれるほど、そのクオリティは圧巻。
1994年からは既成靴にも積極的に取り組み、ビスポークの仕様を取り入れたエレガントな作りで人気。その手腕はセレクトショップ別注などでもいかんなく発揮されている。
ジョージ クレバリーの定番高級靴3選
5837(CHOW)
多くの貴族や俳優を魅了した流麗なフォルム「クレバリー・シェイプ」を最も堪能できる代表的モンクストラップ。スラリとしたロングノーズで、小粋なサイドストラップの魅力を引き出している。
■定価:9万5000円
8649(CHARLES)
美しいラウンドトゥのラスト「318」使用した定番的クォーターブローグ。独特の穴飾りは英国で昔存在した「ビール」という靴屋のそれから採ったデザイン。ストレートチップは好きだが、存在感が欲しいという人に。
■定価:7万9800円
8665(CHURCHILL)
ジョージ・クレバリー氏がビスポークで得意としたモデルのひとつ。サイド部分にエラスティックが付いいている。クラシックでモダンなルックス。
■定価:7万8000円
10 位(16票)
アルフレッド サージェント
出典:http://alfredsargent.co.uk/
公式サイト(海外):http://alfredsargent.co.uk/
■真面目でお洒落な「頼れる一足」が人気。
アルフレッド サージェントとは
1889年の創業以来、英国靴の真骨頂であるグッドイヤーウェルト製法を堅持しつつ、合理的な生産体制によるコストパフォーマンスの高い靴作りに取り組んできた。
その堅実にして柔軟性に富む仕事ぶりは評価が高く、世界的ブランドのOEMをはじめ、日本のショップ別注にも欠かせない存在。
アルフレッド サージェントの定番高級靴3選
ヘリック(Herrick)
アンティーク調の上質なスウェードと、ウエストをシェイプしたドレッシーなデザインが印象的な代表作。
■定価:12万6000円
ドレイトン(Drayton)
シンプルゆえに研ぎ澄まされたフォルムの美しさが際立つ内羽根ストレートチップ。黒で統一されたライニングが渋い。
■定価:12万600円
ホルバーン(Holburn)
こんなタフな雰囲気のダービーブーツも作れるのがサージェントの”らしい”ところ。ダイナイトソールを採用し、機能面も優秀。
■定価:5万4600円
11 位(13票)
ガジアーノ&ガーリング
出典:https://www.gazianogirling.com/
公式サイト(海外):https://www.gazianogirling.com/
■芸術的ビスポークの空気を感じる、色気漂う個性的な顔つき。
ガジアーノ&ガーリングとは
元エドワードグリーンのモデリスト兼ビスポーク責任者の「トニー・ガジアーノ」氏が独立し、ジョンロブのビスポークを手掛けてきた名職人「ディーン・ガーリング」氏と共に2006年に創業。
マシンメイドの概念を覆す流麗なシルエットと、細部にこだわった高品位な仕上げで即人気に。
ガジアーノ&ガーリングの定番高級靴3選
アンティーブス(ANTIBES)
シャドウモカシンとリボンのようなツイストしたサドルが特徴の、ブランドを代表するローファー。卓越したデザイン性と技術力を感じる一足は、その美しい色合いも魅力的。
■定価:20万円
オックスフォード(OXFORD)
既成靴とは思えない品格が漂う、同ブランドの看板ともいえるストレートチップ。キメ細かなブラックカーフと美しいラストの形状、洗練された素材とシルエットが堪能できる。
■定価:18万円
ウィンザー(WINDSOR)
バックルがアクセントのシングルモンクストラップ。華美な装飾を省くことで、高品位な仕上げとシルエットが際立ちエレガント。
■定価:18万円
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イタリアの高級靴ブランドランキング【11選】
イタリア靴の特徴
■トレンド表現の巧みさ、色気のあるデザイン。
快楽的とも呼べる色気を追求するスタイルが特徴。アッパーとソールをじかに縫い付けるマッケイ製法が多いのも、デザインに制限を与えないことに寄与。染色や革の仕上げの技術力も高い。
●総投票数:728票
1 位(169票)
サルヴァトーレ フェラガモ
出典:https://www.ferragamo.com/
公式サイト:https://www.ferragamo.com/
■往年のスターを虜にした、イタリア靴業界を代表するブランド。
フェラガモとは
創業者は弱冠9歳で靴作りを始め、15歳で渡米後はハリウッドスター御用達靴職人になった……とまさに伝説的なエピソードに彩られる「サルヴァトーレ・フェラガモ」氏。
メンズラインは1965年からスタート。イタリアンメイドならではのマッケイ製法のスリッポンから、フルハンドメイドの「トラメッザ スペシャルエディション」まで幅広いモデルが人気を獲得している。
フェラガモの定番高級靴3選
Uチップ
古き良きノルヴェージャン製法を見事に復活させた傑作Uチップ。やや鼻先が長いモダンなフォルムに、職人技が堪能できる繊細かつ大胆なスキンステッチをあしらっている。
■定価:36万円
チャッカブーツ
アンティーク仕上げのカーフスキンを使ったフルハンドメイド。チャッカブーツながら流麗なベルトのモンク調が洒脱。最高級ライン「トラメッザ スペシャルエディション」ならではの美しいモデル。
■定価:17万円
ローファー
すらりとしたフォルムの実にモダンな顔つきと、汎用性の高さから根強い人気を誇るローファー。アッパーにしなやかになめされたカーフを採用することによって、足馴染みも抜群。
■定価:7万4520円
2 位(141票)
サントーニ(Santoni)
出典:http://www.santonishoes.com/
公式サイト(海外):http://www.santonishoes.com/
■「匠の手染め&底付け」でイタリア代表の地位を獲得。
サントーニとは
1977年創業。イタリアの中では歴史は浅い方だが、その評価は老舗に劣らない気鋭ブランド。
トレンドを柔軟に取り入れるデザイン力や、ハンドペイントの技術の高さはもちろん、採用している製法の多彩さは他の追随を許さない。
サントーニの定番高級靴3選
20825
伝家の宝刀ロングノーズに、スクエアのプレーントゥを組み合わせたラスト「プリンス」を使用。美しいペイントも健在で、シンプルながら存在感抜群の一足。
■定価:12万5000円
11652
重厚感漂う男性的な佇まいのダブルモンクストラップ。ソールは半カラス仕上げとディティールも抜かりない本格的な作り。マッケイ製法。
■定価:13万2500円
10262
きめ細かく滑らかなスエードの美しさが、手仕事の丁寧さを象徴するサイドゴアブーツ。ステッチワークと切り替えにも、キラリと光るセンスが伺える。
■定価:7万4500円
3 位(120票)
ア・テストーニ(Testoni)
出典:https://www.testoni.com/
公式サイト(海外):https://www.testoni.com/
■職人技による美しい意匠と、世界の紳士を魅了するボロネーゼ製法の後継者。
ア・テストーニとは
代々靴職人として続いた家系に生まれた「アメディオ・テストーニ」氏が、1929年に古都ボローニャで創業。
ボロネーゼ製法という177工程に及ぶ手間と時間のかかる伝統的な製法を継承し、現在もなお職人のハンドメイド工法にこだわり最高の履き心地を追求している。
ア・テストーニの定番高級靴3選
M47303
同ブランドのアイコンのひとつである革と革を薄革で繋ぐ技法「フィレットーネ」をトゥのキャップをはじめ、随所にクラフトマンシップが宿る一足。ボロネーゼ製法による優しい履き心地は病みつき必至。細かなステッチングも見所。
■定価:13万8000円
M40332
大降りのバックルは”H”を模しており、同ブランドならではの斬新な意匠が印象的なダブルモンク。イタリアらしいロングノーズの木型とキャップトゥのバランスも絶妙。
■定価:9万8000円
M47156
もともとサイドエラスティックは美しい靴が多いなかでも、これは秀逸。スワールに小さめのパイピングを施すことで実に優美に仕上がっている。
■定価:13万8000円
4 位(93票)
ステファノ ベーメル
出典:http://stefanobemer.com/
公式サイト(海外):http://stefanobemer.com/
■革の魔術師が織り成す、魅惑の表情。
ステファノ ベーメルとは
靴の修理工だった「ステファノ・ベーメル」氏が1988年にビスポーク靴作りを開始。その天才的な技量は、あっという間にイタリア全土に知れ渡り2000年にはプレタポルテをスタート。
既成概念に捕らわれない素材使いは斬新で、それにより様々な表情の靴を生み出している。象や鮫など、靴には珍しい素材も含め、あらゆる種類の革を用いて活かすことから「革の魔術師」とも呼ばれている。
ステファノ ベーメルの定番高級靴3選
出典:http://careginza.exblog.jp/
201
ブランドの名を世界に広めたのが、この美しいシングルモンクストラップ。手吊りによるメリハリのあるフォルム、トンー型バックル、上品さがただようグレインレザーなど見所満載。
■定価:20万円
602
端正かつグラマラスフォルムを持つ、第2の定番人気を誇るストレートチップ。イタリア靴らしいやわらかなカーフ素材で、ハンドソーンウェルト製法なので足馴染みが秀逸。深めにとったキャップトゥの美しさも際立つ一足。
■定価:18万9000円
1320
明るいブラウンに白の丁寧なステッチワークが美しい、洒脱なスエードスリッポン。一目でその上質さを語るスエードの質感も魅力的。ハンドソーンウェルト製法。
■定価:18万円
5 位(57票)
デュカル(DUCAL)
出典:http://www.ducal.it/
公式サイト(海外):http://www.ducal.it/
■芸術の都「フィレンツェ」ならではの創造性豊かなコレクション。
デュカルとは
1937年にフィレンツェで創業。イタリア靴産業を象徴するファミリービジネス恰好のケーススタディで、現在は創業一族のコッレンティ直系の娘マリアリーサと、婿のピエロがその中核を担っている。
その地ならではの洗練された遊び心は秀逸そのもので他の追随を許さない。いまをときめくブランドの製造元としても知られる。[/box]
デュカルの定番高級靴3選
6634
イタリア製のスコッチグレインレザーを使ったダブルモンクストラップ。カカト方向にスラリと伸びたストラップの角度にアート性を感じさせる1足。
■定価:9万7000円
6470
1940年代のヴィンテージにインスパイアされたノーブルな1アイレット。ノーズの美しさも際立つ1足。
■定価:8万8000円
6360
坂本龍一氏へのオマージュがカタチになった1足。つま先に配したト音記号の穴飾りは一世を風靡した。
■定価:8万4000円
6 位(50票)
ベッタニン&ベントゥーリ
公式サイト無し
■”神の手”といわれるベッタニン氏が手掛けるヴィンツェンツア靴。
ベッタニン&ベントゥーリとは
1850年にヴィンチェンツァで創業。4代目のジュゼッペ・ベッタニン氏は70歳を超えた今も現役で、イタリア本国ではカリスマ的な存在。現在は息子2人を含む5人で営まれている。
主な取引先はニューヨークのバーニーズ本店で、年間販売足数は1000足を超えるという。あのシュワちゃん(アーノルド・シュワルツェネッガー)も顧客の一人だ。
ベッタニン&ベントゥーリの定番高級靴3選
2FP
バッファローレザーとスモーク仕上げのバックルが相性抜群のモンクストラップ。ナロウなラウンドトゥ、ストラップ、キャップトゥのバランスのよさも目を引く代表作。インソールはクッション入りで、九分仕立てと相まって履き心地も抜群。
■定価:9万5000円
305
今年の売れ筋NO.1。美しい羽根のXラインとハンドペインティングによるブラウンレザーに目を奪われる、グッドイヤーウェルテッド製法によるチャッカブーツ。すらりとした鼻先はオンオフいける汎用性がある。
■定価:12万5000円
1101
もっともこのブランドらしい1足がこちら。ノーズ短めのラウンドフォルムには美しい穴飾りがちりばめられている。カーフにはボルドーの濃淡がハンドペイントで施されている。内羽根のブーツ筒のデザインも◎
■定価:12万6000円
7 位(31票)
シルヴァノ ラッタンツィ
出典:http://www.silvanolattanzi.it/
■靴を「芸術品」にまで昇華した高い美意識と技術力。
シルヴァノ ラッタンツィとは
1950年、靴職人の両親のもとに生まれたシルヴァノ・ラッタンツィが靴職人としての道を歩み始めたのは、わずか9歳の時。そして、自身の名を冠した工房を創業したのは1971年。
以来、その確かな技術力と斬新な創造力、卓越したデザイン力で、クラシックからモードまで幅広いスタイルに対応する靴を生み出している。
シルヴァノ ラッタンツィの定番高級靴3選
MG NICKEL
往年のアーカイブを復刻した定番ビットローファー。履き口を大きめにとったバランスはクラシックそのもの。上質な素材使いも手伝ってモダンこの上ない1足に仕上がっている。
■定価:19万9800円
JENNANI
ハンドソーンウェルト製法によるダブルモンクストラップ。要所のスキンステッチがアンティークな風合いに絶妙にマッチ。
■定価:29万5000円
SATURNINO
黒から茶のグラデーションが、大人の色気を際立たせる人気のレースアップブーツ。緻密なステッチも技術の高さを伝える。ハンドソーンウェルト製法。
■定価:38万円
8 位(22票)
マリーニ(MARINI)
出典:http://marinicalzature.it/
公式サイト(海外):http://marinicalzature.it/
■120年の歴史で初めて登場した既成靴。
マリーニとは
1893年、ジョゼッペ・マリーニ氏がローマで創業したス・ミズーラ工房。
丸ごと1足をひとりで作るスタイルのため、ここ日本のみならず、イタリア本国でも長らく幻の靴と呼ばれてきたが、2011年より満を持して既成靴をスタート。
マリーニの定番高級靴3選
ARTICOL 01
フラットなソール、程よいノーズ&控えめなトゥスプリングなどローマンクラシックを体現した代表作。毛足の長いスエードはまさにビロードを思わせる、まさに王者の風格。
■定価:19万9500円
カブレットシューズ
イタリアの洒落たオヤジさんが「休日用シューズ」として履く定番靴。薄手のカーフをマッケイ製法で仕上げた。
■定価:12万6000円
ARTICOL 05
ス・ミズーラにも使われるビロード・タッチのスエードで、抜群の存在感を誇るシングルモンク。
適度に張り出したコバ、絶妙な太さのストラップ、独特のノーズの長さとトゥの形にローマンクラシックの風格が。
■定価:19万9500円
9 位(18票)
ロブス(LOBB'S)
出典:https://www.madras.co.jp/
日本代理店サイト:https://www.madras.co.jp/
■低価格&高品質。イタリア靴の敷居をグッと低くした立役者。
ロブスとは
1974年にマルケで創業。イタリア靴業界の良心とも言うべき存在で、手仕事を駆使したモダンなコレクションながら、じつに良心的な価格を堅持しているのがポイント。
また、世界で初めてドレスシューズにビブラム社のラギッドソールを採用したことでも知られる。
ロブスの定番高級靴3選
ロブスの看板モデル。レースステイに配した穴飾りがイタリアらしい洒落た味付けになっている。イタリアに特徴的なシャープなラウンドトゥフォルムとの相性も抜群。
■定価:3万9000円
休日スタイルを格上げする端正なローファーは、ロングノーズおよびスラントしたトゥが印象的。イタリア製のブラックカーフは光沢感としなやかな質感が魅力。
■定価:3万9000円
アッパーにハンドペインティングを施したダブルモンク。この価格で伏せ縫いのひと手間を加えているのは、さすが一言。仕上がりの美しさも見逃せない。
■定価:3万9000円
10 位(16票)
フェランテ(FERRANTE)
公式サイト無し
■コストパフォーマンスに優れる休日靴に強み。
フェランテとは
1875年にナポリでルイジ・フェランテ氏が創業。現在はブランドショップが立ち並ぶかの地のメインストリートにショップ兼ショールームを構えている。
日本では軽やかなスリップオンの人気が高いが、本国ではクラシカルなビジネスシューズも展開している。モダンの採り入れも上手い、良心的価格のブランド。
フェランテの定番高級靴3選
イゼオ(ISEO)
毎年人気NO.1モデル。スエードをアッパーに使ったラウンドトゥ&ロングノーズのラスト「010」を使ったコインローファー。美しい毛並みのスエードとモカ縫いの表情がたまらない。
■定価:4万2000円
ヴェルディ(VERDI)
ラウンドトゥのラスト「146」を使用するブラウンスエードのブロローグ。ジャケットスタイルはもちろんカジュアルでも重宝する、使える1足。
■定価:4万8000円
セレ(SELE)
「イセオ」と同じラスト010を使ったビットローファー。流麗でエレガントなフォルムに、ゴールドのビットの組み合わせは貴族的。着こなしの華やかなアクセントにも重宝。
■定価:4万4000円
11 位(11票)
フランチェスコ ベニーニョ
出典:https://www.francescobenigno.it/
■コスパ選手権の有力候補。
フランチェスコ ベニーニョとは
1926年にナポリで創業。かつてステファノブランキーニの製造も手掛けていたファクトリーで、アンティーク仕上げがこなれた価格で手に入れられるのが最大の魅力。
複数の色を織り交ぜた色だしは”さすが”の一言で、丹念に削り込まれた流線型のシルエットも、ヨーロッパの通の間では評価が高い。
フランチェスコ ベニーニョの定番高級靴3選
1146Y
大振りなバックルが鼻先長めの手染めアッパーと好相性な1足。何色もの色を重ねて完成するアンティーク風味は、当時の10万円クラスと並べても遜色なし。
■定価:5万9900円
1119L
イエロー、オレンジ、深みのあるブラウンを塗り重ねた「アンゴラ」は琥珀をイメージ。すっきりとしたラストCOMOの魅力を増長させるパンチングも見事。
■定価:6万5000円
1699
男らしいマウンテンブーツながら、芸術的なハンドペインティングにより無骨な中にも色気が。あえて上品なスタイルに合わせ”ハズシ”として効かせるのが通。
■定価:5万8000円
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フランスの高級靴ブランドランキング【6選】
フランス靴の特徴
■英と伊の美点を融合。
質実剛健さが自慢のイギリスのクラシックな製作技法と、イタリアゆずりの洒脱な色気を絶妙にミックスし、オリジナリティ溢れる洗練されたデザイン力で独自のスタイルに昇華。
●総投票数:310票
1 位(100票)
ベルルッティ(Berluti)
出典:https://www.berluti.com/
公式サイト(海外):https://www.berluti.com/
■「履く芸術品」と呼ぶにふさわしい唯一無二の存在感。
ベルルッティとは
1895年、アレッサンドロ・ベルルッティがパリで創業して以来、職人であり芸術家である一族によって代々受け継がれている老舗。歴代顧客にはウインザー公、ジャン・コクトー、アンディ・ウォーホルといった一流どころが名を連ねる。
類稀なデザインとしなやかなヴェネツィア・レザーにパティーヌの深い色合いを載せたコレクションは、まさにアートと呼ぶにふさわしい。
ベルルッティの定番高級靴3選
アンディ(ANDY)
同ブランドを代表する1足。1962年にマダム・オルガがサンローランに同店へ連れてこられたアンディ・ウォーホルのためにデザインしたもの。
細身シルエットが優雅な雰囲気を演出し、特徴的な見た目とは違いコーディネートもしやすい。
■定価:24万9000円
アレッサンドロ
初代当主が創業当時に作ったホールカットのレースアップシューズを2006年に復刻させたのがこれ。見事な発色のヴェネツィア・レザーはしなやかで軽量。ゆえに履き心地も極上。
■定価:24万9000円
ブルニコ(BRUNICO)
ヴェネツィア・レザーの高貴な光沢がマウンテンブーツの格を上げるオトナの1足。グッドイヤーウェルト製法を採用し、同ブランドの懐の深さ、技術力の高さを証明。
■定価:30万7000円
2 位(94票)
ジェイエム ウエストン
出典:https://www.jmweston.com/jp/
公式サイト:https://www.jmweston.com/jp/
■上質素材と堅牢な作りにこだわり続けるフランスの代表格。
ジェイエム ウエストンとは
堅牢でしやなかな靴作りに欠かせない「グッドイヤーウェルト製法」を、100年以上経った現在でも忠実に守り続けている老舗は、1891年にリモージュで、エドワール・ブランシャールが沿う創業。
2001年にデザイナーのミッシェル・ペリー氏を向かえ、モダンにリニューアルされた。しかし、全工程を職人が手作業で行う伝統や、品質に対する情熱はそのまま。
ジェイエム ウエストンの定番高級靴3選
180 シグニチャーローファー
1940年に誕生した代名詞的ローファー。様々な素材がある中でも、ボックスカーフとグッドイヤーウェルト製法を組み合わせが定番。カジュアルスタイルの上品足しや、ドレッシーなコーディネートにも合う。
■定価:7万8000円
641 ゴルフ オックスフォード
「同ブランドの凄さはこの靴を履けばわかる」と言われているロングセラー。素材と作りは一流で、履き込むほどにアッパーレザーが味わい深くなる。究極のグッドイヤーウェルト製法といわれる薄切り式を採用。
■定価:9万4500円
705 チェルシーブーツ
「ゴルフ」と同じくブランドを代表するサイドゴアブーツ。一枚革のアッパーに入れられた鼻筋がシャープな表情を際立たせている。着こなしの幅が広がる汎用性の高い逸品。
■定価:10万8000円
3 位(75票)
パラブーツ(PARABOOT)
出典:http://jp.paraboot.com/
公式サイト(海外):https://paraboot.shop/
■機能的かつタフ。飽きのこないデザインの靴はまさに一生もの。
パラブーツとは
1908年に創業のパラブーツのパラとは、天然ゴムの輸出基地であった南米パラ港の名に由来。その名のとおり、ラバーソールが同ブランドの最大の特徴。
クッション性や屈曲性、耐摩擦性に富むラバーソールは完全自社生産。さらにほとんどの靴は、オールソールの張り替えが可能と実用的。そのタフさは、北極探検隊やフランス海軍が愛用していることが証明している。
パラブーツの定番高級靴3選
ウィリアム
同ブランドの中でも有名なのがダブルモンクストラップのこれ。長らく廃番となっていたものの2001年に青山店開店記念として復刻。グレインレザー、ノルヴェイジャンウェルト製法とともに当時を再現している。
■定価:6万9000円
シャンボード
誕生は1987年。厚さ1cmの天然ラテックスソールは圧巻。ノルヴェイジャンウェルト製法で高い防水性も誇る。アッパーのリスレザーはワックの含有率が高く、独特の光沢感を放つとともに高い耐久性も兼備。
■定価:6万5000円
アヴォリアーズ
登山靴ブランド「ガリビエール」の往年の名作をパラブーツネームで復刻。美しいカーフの素材感と染め付けが奥深い。ノルヴェイジャンウェルト製法によるコバの迫力も個性的。
■定価:7万円
4 位(17票)
コルテ(CORTHAY)
出典:http://www.corthay.com/
公式サイト(海外):http://www.corthay.com/
■高い美意識が宿る、芸術の域に達する靴作り。
コルテとは
1990年、ピエール・コルテはパリで高級注文靴のメゾンを創業。その後2004年に、より多くの人に履いて欲しいとスタートさせたのが、完全自社生産の既成靴ラインである「コルテ」。
トゥの秀逸な曲線日や、「絵画の額縁」と称されるコバなど、シュール・ムジュール(ビスポーク)の技術を既成靴に落とし込んだ圧倒的な美しさが魅力。
コルテの定番高級靴3選
アルカ(ARCA)
長めのタン、2アイレットの小振りの外羽根から伸びるロングノーズの美しいフォルム、見る角度によって異なる色合いを見せるカラーレーションが魅力。足馴染みのよさとグッドイヤーウェルトによる履き心地も格別。
■定価:17万2250円
ブシー(BUCY)
赤~紫の絶妙な色合いが魅力のパテント素材を使用したクォーターブローグ。鷲のクチバシを意味するベグデーグル型のトゥが特徴のラスト「001」を使用。
■定価:20万3000円
ヨール(YAWL)
ラスト「03」を使用したベグデーグル型のトゥ、ロングノーズ、小振りのヒールカップへと連なるグラマラスなフォルムが魅力の定番ローファー。高級オーダーメイド靴に用いられる薄手でしなやかなレザーを使用しており、実に上品な1足。
■定価:17万2250円
5 位(14票)
オーベルシー(AUBERCY)
出典:https://www.aubercy.com/
公式サイト(海外):https://www.aubercy.com/
■英国、イギリス、フランスの長所が詰まった、独特の世界観が魅力。
オーベルシーとは
1935年にパリのヴィヴィエンヌ通りにレニー&アンドレ・オーベルシーが開いた店が始まり。当初は英国のビスポークメーカーの製法やデザインに影響を受けていたが、1956年にイタリアに工場を構えるとマッケイ製法を取り入れるなどスタイルは変化。
こうしてオーベルシーの靴は、イギリス、イタリア、フランスの要素がバランスよく融合した理想的なものとなった。コンテンポラリーでありながらクラシックをベースとしているため、日本人にも履きやすく人気が高い。
オーベルシーの定番高級靴3選
3458
同ブランドのベストセラーがこちら。レベルソというアッパーの縫い目が外から見えない仕上げが特徴。マッケイ製法とデュプイ社製カーフで軽い履き心地を実現。
■定価:15万1750円
3503
外羽根式で1アイレットという個性あふれるデザインながらも、エレガントな雰囲気の代表作。フランスの伝統的なラスト「773」を採用。細身のシルエットとナチュラルカーフの深い色味が相まって優雅。
■定価:18万6900円
3565
シャープなアッパーからトゥにかけてのシルエットが美しいローファー。繊細なモカ縫いの処理も、高い技術力があるからこそ。ハンドソーンウェルト製法。
■定価:14万9500円
6 位(10票)
マサロ(MASSARO)
出典:https://www.massaro.fr/
公式サイト(海外):https://www.massaro.fr/
■ココ・シャネル御用達から紳士の靴にも着手。
マサロとは
1894年に女性靴をメインとするシューメーカーとしてパリで創業。ウインザー公爵夫人、マレーネ・ディートリッヒなど数々の女性セレブを魅了してきた。
2008年に創業者の孫からジョンロブで名をはせたフィリップ・アンティンザがディレクターを引き継ぎ、メンズの既成靴も始動(それまではオーダーメイドのみの展開だった)。
マサロの定番高級靴3選
オペラ(OPERA)
2アイレットのダービーのフランスらしいエスプリの効いたデザインを感じさせる。作りは英国靴そのもので堅牢。長く履きたいと思わせる作りゆえ、アッパーのカーフ素材は美しい経年変化が楽しめる。
■定価:18万8000円
ギンザ(GINZA)
東京の地名がつけられたクォーターブローグ。ちなみにマサロはスーム・ムジュールが基本であり、既成靴はパリと東京でしか買えない。
■定価:19万2000円
ヴァンドーム(VENDOME)
内羽根式のキャップトゥ。素材はカーフ、製法はグッドイヤーウェルトという英国クラシックな仕様を並べながらも、せり立ったサイドウォールにノーブルな個性を感じる1足。モデルはパリの地名から。
■定価:18万8000円
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アメリカの高級靴ブランドランキング【4選】
アメリカ靴の特徴
■機能と堅牢さが自慢。
作業靴的とも言えるほど、堅牢で機能的なテイストを追求しているのがアメリカ靴の最大の特徴。
そのフォルムは一見してかなり無骨だが、履き心地は決して悪くない。万人にフィットする、最大公約数的な靴と言える。
●総投票数:237票
1 位(100票)
オールデン(ALDEN)
出典:http://www.aldenshoe.com/
公式サイト(海外):http://www.aldenshoe.com/
■コードバンと名ラストでアメリカ靴の王者に。
オールデンとは
1884年マサチューセッツ州で創業。整形医学的見地から設計した矯正靴を高級靴の製法で作り、現在の地位を確立。
コードバンを贅沢に使用した靴や、土踏まずを大胆に削ったモディファイドラストを採用した靴が有名。ラストの豊富さも魅力。
オールデンの定番高級靴3選
出典:https://www.lakotahouse.com/
1339
15年以上にわたって不動の人気を誇るチャッカブーツ。コードバン、バリーラスト、ダブルレザーソールの無骨でいながらどこか上品な表情に魅了される。
■定価:13万5000円
出典:https://www.lakotahouse.com/
5350
数あるオールデンコレクションの中でも1番のロングセラーであるプレーントゥ。何にでもあわせられる器用さと光沢の美しさが人気の理由。履き込むと反り上がっていくトゥスプリングが快適歩行を実現する。
■定価:13万円
出典:https://www.lakotahouse.com/
54321
同ブランドの代名詞のひとつとして高い人気を誇る、コードバンのVチップ。かの名作、モディファイドラストを使用している。グッドイヤーウェルト製法。
■定価:13万円
2 位(57票)
アレン エドモンズ
出典:https://global.allenedmonds.com/
■アメリカの歴代大統領も愛する、安定感の高い靴作り。
アレン エドモンズとは
「世界で一番豪華で履き心地のいい、手作りの靴を作りたい」という理念を掲げ、1922年にウィスコンシン州で創業。
釘を使わず、堅い鉄のシャンクも使わない、歩くたびに屈曲する足にあわせてフレキシブルに曲がる靴が米国紳士に愛され、一躍その名が世界に広まった。米国を代表する高級紳士靴ブランド。
アレン エドモンズの定番高級靴3選
バークアベニュー
小振りのキャップトゥに6アイレット・オックスフォードという、アメリカンクラシックを地で行く最も人気が高いモデル。独自のグッドイヤーウェルト製法を採用し、買ってすぐにやわらかな返りを体感できる。
■定価:5万8800円
ストランド
トゥの華やかなメダリオンや大きめのブローギングが非常に特徴的なフルブローグ。間隔の狭いアイレットや小さめのキャップが、デザインの堅さを中和させ、モダンな表情に。
■定価:5万5600円
ウォルデン
ポリッシュドカーフの上品さを引き立てるシャープなローファー。。ビーフロールと呼ばれるサドルを留める意匠がアメリカンローファーの特徴だが、これがあると学生靴風に見えてしまうのでスキンステッチですっきりとした処理に。
■定価:3万9900円
3 位(41票)
コールハーン(COLE HANN)
出典:https://www.colehaan.co.jp/
公式サイト:https://www.colehaan.co.jp/
■高級靴の見た目とスニーカー並みの履き心地を両立。
コールハーンとは
1928年にシカゴで創業。当初は職人技が光る丁寧な作りで、プレッピースタイルの靴を送り出していた。
1988年にナイキの傘下となり、2000年にナイキエアテクノロジーを取り入れた靴を発表し、その快適な履き心地が話題になった。
コールハーンの定番高級靴3選
ピンチ グランド ペニー
丸みのあるトゥや手縫いのモカといい、見た目も仕立ても至ってトラッド。ソール裏のラバー突起により履き心地は驚くほどに快適に仕上がっている。
■定価:3万3000円
グランドエボリューション ウィング
ピンキング処理をふんだんに施したウイングチップ。ぽってりと存在感のある独特のフォルムが、アメトラファンを魅了してやまない。
ソールは衝撃を吸収するソフトな「グランドエボリューション」を採用。履き心地はまさにスニーカーのように快適。
■定価:4万5000円
デュモン グランド チェルシー
防水加工が施されたシンプルなサイドゴアブーツ。ソールは屈曲性に優れる独自テクノロジー「GrandoOS」を搭載。日常からビジネスまでオールマイティに活躍する。
■定価:4万9000円
4 位(39票)
ジョンストン&マーフィー
出典:http://www.johnstonmurphy.com/
公式サイト(海外):http://www.johnstonmurphy.com/
■アメトラ靴の本流を行く、正統派米国靴ブランド。
ジョンストン&マーフィーとは
リンカーンやケネディからブッシュまで、多くのアメリカ歴代大統領たちの足元を固めてきた、1850年創業の歴史あるブランド。
耐久性を備えた実用性の高いスペックながら、野暮ったさを感じさせないたたずまいは、正統派ブランドの醍醐味を十分に堪能させてくれる。
ジョンストン&マーフィーの定番高級靴3選
ジョージタウンII
1850年以降、歴代米国大統領が愛用してきた最高峰の王冠がトレードマークの「プレジデントライン」。
なかでも、定番として人気のキャップトゥ。上品な面持ちであり、独自のコンビネーションラストを使うことで、抜群のフィット感を生み出している。
■定価:5万9850円
ウエストチェスターII
こちらも「プレジデントライン」の1足で、グッドイヤーウェルト製法のタッセルローファー。
深みのある最高級ヨーロピアン・カーフの上品な光沢は、伝統的なフォルムとの相性も抜群。堂々たる風格を見せる。
■定価:5万9800円
コンレイII
アメリカの空気を強く感じさせるフルブローグのウイングチップ。三次元形状の樹脂シャンクにより、土踏まず部をしっかりサポートすることで、快適な履き心地を追及した作りが特徴。
■定価:5万9850円
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その他(スペイン・ドイツ等)高級靴ブランド【5選】
●総投票数:324票
1 位(100票)
ヤンコ(YANKO)
出典:http://yanko.com/
公式サイト(海外):http://yanko.com/
■「英国以上の品質」と評価も高い古参ブランド。
ヤンコとは
1961年、マルヨカ島の工房に出自を持つ。ヨーロッパ各国のシューファクトリーとして認知されていたが、企画、デザインから製造、販売まで一貫して行い、それまで裏方的存在だったスペインの靴ブランドの地位を押し上げた。
英国スタイルを基本とし、素材や縫製にも細かな配慮がなされた正統派な靴作りを真面目に作り出している。
ヤンコの定番高級靴3選
106
フォーマルなシーンに対応する、正統派の内羽根式のストレートチップ。優美なフォルムが生み出す大人の色気を楽しみたい。グッドイヤーウェルト製法。
■定価:5万400円
082
上質素材、定番デザイン、グッドイヤーウェルト製法という、定石どおりに作られたダブルモンクシューズ。ゆえに汎用性が高く、様々なシーンで活躍できること必至。
■定価:5万400円
083
ポイントとしてコーディネートに取り入れやすいブラウン系のセミブローグ。Yを意識したメダリオンも洒脱。グッドイヤーウェルト製法。
■定価:5万400円
2 位(94票)
カルミナ(CARMINA)
出典:https://www.carminashoemaker.com/
公式サイト(海外):https://www.carminashoemaker.com/
■スペインの最高級既成靴として国内外で認知。
カルミナとは
敏腕靴職人「ホセ・アルバラデホ」が1997年に設立した高級既成靴ブランド。
スペインを中心に早くもその品質は認められはじめ、今やマドリッド、バルセロナをはじめスペイン国内に7つの独立店舗を展開する人気ブランドに。
カルミナの定番高級靴3選
80250
名門タンナー、アノネイ社のカーフを使ったダブルモンクストラップ。カルミナを代表するこの靴は、グラマラスなフォルムのラストDEIAを使い、圧倒的な完成度を誇る。しなやかなアノネイ・カーフと細身のラストに独特の色気が感じられる。
■定価:5万8000円
910
通称スパニッシュ・グッドイヤーと呼ばれるリブなしのグッドイヤーウェルト製法を採用したホールカット。この製法は堅牢性を維持しながらリブがないことで返りがよく軽い履き心地が特徴。スエードは英国ステッド社の最高級のもの。
■定価:6万8000円
734
ラウンドトゥが特徴のラストを使用したモデル。アッパーの素材はアノネイ社のカーフ。製法はグッドイヤーウェルト。アッパーのモカステッチが洒落た雰囲気を、大ぶりのタッセルが新鮮さを加えてくれる。
■定価:5万9000円
3 位(88票)
バリー(BALLY)
出典:http://www.bally.jp/
公式サイト(海外):http://www.bally.jp/
■総合アパレルブランドの出自は今もなお光り輝く。
バリーとは
1851年にカール・フランツ・バリーが、スイスに製造工場を開設したことでブランドがスタート。細身でエレガントなモデルが人気を呼ぶ一方、重厚なモデルも多数展開。
今や、靴のみならずレザー鞄や革小物、洋服など、スイスを代表するラグジュアリーブランドとして世界中の洒落者に愛用されている。
バリーの定番高級靴3選
SEGUSTI
アーカイブからインスパイアされたブローギングが特徴の最高級ライン。スッと伸びた細身のノーズがエレガントで、パーフォレーションも繊細で華やかさを演出する。
■定価:14万4950円
SESKIN
ハンドペイントでムラ感のある色合いに染めたレザーを仕様。精巧なステッチワークや穴飾りでエレガントに仕上げている。
■定価:10万8000円
AYER
ドレッシーなソールとカジュアルなアッパーのバランスが秀逸なコインローファー。グッドイヤーウェルト製法による堅牢な作りで、末永く愛用できる。
■定価:12万6000円
4 位(24票)
エドワードマイヤー
出典:http://www.edmeier.de/
公式サイト(海外):http://www.edmeier.de/
■整形外科医の観点も取り入れ、履き心地のよさもとことん追求し続ける老舗。
エドワードマイヤーとは
整形外科の知識を駆使する靴メーカーとして、ドイツ・ミュンヘンで1596年に創業。整形外科靴では世界最高峰の技術を誇るドイツの中でも、王室御用達ブランドとして名を馳せている。
その機能性、コンフォート性を前提にする一方、ドレスシューズとしての顔にも決して抜かりがないのが、信頼を得ている所以。
エドワードマイヤーの定番高級靴3選
リッチモンド
昔から変わらぬ人気を誇る定番のロングセラーモデル。長めのノーズとトウシェイプが引き立つラストが美しいフォルムを実現。細身パンツとも好相性。
■定価:12万800円
バード
アッパーはベージュ色のスエードに、ヒールのみ茶カーフが組み合わされる。製法はグッドイヤーウェルトで、ソールはラバー。
■定価:13万円
ジム
スラリとのびたノーズラインが美しいペニーローファー。一見、華奢に見えるがしっかりと堅牢に作られている。グッドイヤーウェルト製法。
■定価:9万8000円
5 位(18票)
メルミン(MEERMIN)
出典:http://www.meermin.jp/
公式サイト(海外):http://www.meermin.jp/
■実用性とデザイン性を兼備した新鋭ブランド。
メルミンとは
2002年に元ヤンコのメンバーが創業したのがメルミン。自社でラストを削り、手仕上げを行う小規模の伝統的工房を中心に、国内外の契約工場で幅広い靴作りも行う。
グッドイヤーウェルト製法と厳選素材を使う一方、価格は手頃なのも特徴。
メルミンの定番高級靴3選
10172
フォーマルな雰囲気を放つストレートチップ。スクエアトゥ、細いノーズが特徴の同ブランドの定番ラストを使用。今どきのスーツスタイルをモダンでシャープに仕上げる。
■定価:5万8800円
101468
グッドイヤーウェルト製法のスエードチャッカブーツ。アウトスールはラバーゆえ、防水をしっかり施せばレインシューズとしても重宝。
■定価:6万3000円
101534
同ブランドの中で最も細いラストを採用したキャップトゥ。レベルソの処理などに高い技術もうかがえる1足。アッパーはカーフ。
■定価:5万5650円
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②靴の基本用語集
知っておくと靴に強くなる、よく使われる靴用語集を紹介しています。
五十音(アイウエオ順)
アイレット
革紐を通すための穴のこと(別名:小穴、鳩目)。ツーアイレットはデザートブーツに見られる2対の穴、ファイブアイレットはオックスフォードに見られる5対の穴を指す。
アウトソール
靴底の、地面と直接接する部分のことで、しなやかさと堅牢性が求められる部分。別名は本底、アウターソールとも言う。
アッパー
ヒールとソールを除く革本体、甲部分全体の総称。対語はソール。
インソール
靴の中底。踵周りはさらに薄革で覆われていることが多い。
ウィズ
ボールジョイントの外周りによって定められているのがウィズ。Aに近くなるほど「細く」なり、一般的に揃っているのがC~E。
ウイングチップ
翼のようにトゥにW字型の穴飾りがある靴。トゥの「メダリオン」と呼ばれる穴飾りは、水はけを良くするための工夫とされています。
シャンク
歪みを防止するために土踏まず部分に入れ込まれる芯材。バンブーなどの木材のほか、スチールやカーボン製の素材が使われています。
スクエアトゥ
鋭角にカットされた爪先のことで若干モード系ですが、イタリア靴に多数見られ、ボリューミーなコバとよく組み合わせられます。
捨て寸
靴の設計やフィッティングの際、爪先部分に余分な空間を取ること。歩行の蹴り出すときの不具合を解消するスペースになっています。
ヒールカップ
靴の踵周りの部分のことを示し、形状が大小存在。踵をしっかりホールドするための重要なディテールとなっています。
ポインテッドトゥ
ラウンドトゥの中でも極端に尖っている爪先部分。ウエスタンブーツが代表例ですが、1930年代はこのスタイルが流行していました。
メダリオン
ポンチと呼ばれる道具で革に穴を開けた装飾のことで、主にトゥキャップに見受けられます。
Uチップ
モカステッチによってU字型にアッパーを縫い合わせた靴。形状によってはVチップと呼ばれ、バリエーションも豊富。
ライニング
靴の内側の裏張りのこと。内側全体に革で裏張りしたものをフルライニングと言う。
ラウンドトゥ
丸くラウンドした、一般的な爪先の総称。曲線の角度は急なものから緩いものまでいろいろあり、古風な靴は緩いものが多い。
ラスト
靴のフォルムやサイズを決定するときに使われる木型。高級靴は木型がほとんどで、既製品はプラスチックや金属製が多い。
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