重厚にして機能美あふれる「ドイツ時計の最高峰」
A.ランゲ&ゾーネは、ドイツで唯一「世界5大腕時計ブランド」のひとつに数えられ、スイスの名門パテックフィリップらと同等のステイタスを誇る正統派マニファクチュール。
腕時計専門店「GMT」近藤さん
【1】A.ランゲ&ゾーネの歴史
【2】A.ランゲ&ゾーネの特徴
4-1.ランゲ1
4-2.サクソニア
4-3.1815
4-4.ツァイトヴェルク
4-5.リヒャルト・ランゲ
4-6.複雑時計
【5】A.ランゲ&ゾーネの工場
【番外編】A.ランゲ&ゾーネの正規販売店を紹介
【番外編】アフターサービス情報(保証期間・オーバーホール料金など)
※創業者「アドルフ・ランゲ」
「ランゲらしい機能美」は、宮廷時計師の弟子入りがルーツ
ランゲの物語は、旧ザクセン公国の君主が居城を構えたドレスデンに始まる…。1830年、後に宮廷時計師となるヨハン・フリードリッヒ・グートケスの工房に、15歳の青年が弟子入りした。彼の名は、アドルフ・ランゲ。 のちのA.ランゲ&ゾーネの創業者である。
手先が器用で頭脳明晰、努力家でもあったアドルフは、5年で見習い修業を終え、時計職人へと昇格。そして1837年、彼は時計製作技術のさらなる研鑽のため、修業の旅に出る。フランスの時計工房で働き、イギリスやスイスにも滞在し、最先端の技術を習得して1841年に帰国。その翌年に宮廷時計師に任命されたグートケスの娘と結婚し、共同経営者となった。
困窮した鉱山労働者を救うため工房を開いた
アドルフは、また優れた人格者でもあった。エルツ山地の人々が、鉱山の廃坑によって困窮していることを知った彼は、同地に工房を開くことで、救済したいと政府に訴えかけたのだ。かくして1845年、国の援助を受け貧しい村に工房を設立。雇い入れた弟子たちが、やがて独立して工房を開くことでエルツ山地に時計産業が根付き、経済的繁栄をもたらしたのである。
東西冷戦で一度消滅したものの、1994年に奇跡の復活(新生ランゲの誕生)
世界的に評価されたアドルフの時計製作技術は息子や孫に受け継がれる。だが順調な発展を遂げていたAランゲ&ゾーネに1948年、時代の影が落ちる。東西冷戦である。エルツ山地は東ドイツ側だったため、工房が国営化されてしまったのだ。この後、4代目ウォルター・ランゲは西ドイツに脱出。ブランドは休眠を余儀なくされた。
雌伏の時が終わったのは、1990年。東西統一が果たされると、ウォルターは故郷に戻り、会社を再興。1994年にコレクションが発表され、ドイツの名門が奇跡の復活を果たしたのである。
※本社に飾られる創業者アドルフ・ランゲの銅像を見つめるのは、再興の立役者4代目ウォルター・ランゲ。
創業者は時計師以上に「人格者」だった
アドルフは、時計産業を興しただけでなく、時計学校を開いたり、市長になったりと、エルツ山地の名士として歴史に名を刻んだ。
実は、ザクセン公国宮廷時計師の正統な継承者
写真は、1842年に宮廷時計師となったグートケスが管理し、暮らしたドレスデンの王宮の時計塔。弟子であり義理の息子でもあるアドルフは、彼のエ房の共同営者として製作を牽引した。
4モデルの発表で華々しく復活した
1994年、新生ランゲ初のコレクションとして、ランゲ1、サクソニア、トゥールビヨン・プール・ル・メリット、アーケードを発表。復活を強烈に印象付けた。
※ランゲのムーブメントを特徴付ける4分の3プレート
創業者が確立した「ザクセン式時計作り」を、今もなお継承。
特徴的なディテールの数々は、どれも精度や耐久性、視認性を高めるための工夫。さらに徹底した手仕上げと、独自の機構も相まって、高級時計業界をリードする。
時計の価値を高める創意工夫
A.ランゲ&ゾーネのムーブメントを大きく特徴付ける4分の3プレートは、初代アドルフ・ランゲの旅の手帳にそのアイデア・スケッチを見ることができる。大きな一枚プレートでムーブメントを覆えば、耐久性が格段に高まるとのアイデアだ。
これはアドルフが常に、精度と耐久性、視認性といった時計本来の機能を高めることに腐心していたという1つの証。同時に彼は、徹底した手仕上げによって高品質の維持にも努めた。
新生ランゲも創業者の精神を受け継ぐ
こうした創業者による時計製作の理念を、今のA.ランゲ&ゾーネは守り続けている。新生ランゲの発明であるアウトサイズデイトは、視認性を高めるエ夫だ。全ムーブメントを二度組みするのも、精度と質とを高めるため。
伝統的な手仕上げによる高品質は、同時に時計界屈指の優れた美観を腕時計に与え、高い評価へとつながった。
高精度で見やすく、壊れにくくてかつ美しい時計をユーザーに届けるために、A.ランゲ&ゾーネは伝統を受け継ぎつつ、常に革新することも忘れない。
※1人の時計師が全工程を繰り返す
【二度組み】
コンプリケーションを二度組みする例は他社にも見られるが、全ムーブメントを二度組みしているのは、時計界全体でも稀有。
初期不良を格段に減らし、精度と品質を高める手間と時間とを惜しまない。
※美観と品質を高める伝統的スタイル
【仕上げ・装飾】
テンプの受けに施されるハンドエングレービングや主要な穴石をシャトンに収めてビス留めするのは、創業時からの伝統。
面取りしたブリッジは面仕上げし、微細で複雑なパーツもすべて手作業で美感を与える。
※ドイツ勢でいち早く自社製造に成功した。
【自社製ひげゼンマイ】
2003年にひげゼンマイの製造を叶えたランゲは、2006年から順次、新型ムーブメントに搭載してきた。その製造工程の多くが手作業。
自社製だからムーブメント毎に適した厚さや幅にでき、より精度が向上する。
※5分時計をモチーフにした見やすい日付表示
【アウトサイズデイト】
日付の数字を10の位と1の位とに分けて表示するアウトサイズデイトは、新生ランゲが特許を取得した独自機構。結果、日付はダイヤル上に大きく示され、視認性を従来よりも高めた。
※ゼンマイのトルクを均一にする複雑機構
【チェーン・フュジー】
香箱からの駆動をチェーンで行う懐中時計時代の機構をランゲはいち早く腕時計で再現した。円錐状のフュジーにより順にチェーンが巻き取られる直径を変えてトルクを均一化。
※新生ランゲを象徴する斬新なレイアウト
【オフセンターダイヤル】
新生ランゲの初号機の1つ、ランゲ1は、その特徴的なオフセンターダイヤルで、時計界に衝撃を与えた。これもまた、全ての表示を一切重ねないことで、視認性を高めるための工夫だ。
※美しさも兼ね備える屈強な1枚プレート
【洋銀製の4分の3プレート】
地板とブリッジにジャーマンシルバーの別名を持つ銀を用いるのが、ザクセン伝統のスタイル。
耐久性を高める屈強な1枚の4分の3プレートには、ストライブ装飾が施されるなど、見た目も美しい。
全6シリーズから成り立つランゲ&ゾーネの腕時計。ケースにゴールドとプラチナしか用いないのも、高級時計としての誇りだ。
ランゲ1
新生ランゲのファーストモデルの1つ。特的なオフセットしたダイヤル・レイアウトは、シリーズ共通のデザインコード。
サクソニア
やはり再興時からあるコレクションで、その名はザクセン州の意。バーインデックスをデザインコードとし、シンプルな美を表す。
1815
創業者アドルフ・ランゲの誕生年をその名に1995年に誕生。全モデルでアラビア数字を採用し、たたずまいはクラシカル。
ツァイトヴェルク
時・分を数字です機械式のデジタル時計は、創業者が共同製作した5分時計がモチーフ。分表示には、2枚のディスクを用。
リヒャルト・ランゲ
コレクション名は、時計精度向上に貢献したアドルフの長男の名。2006年の誕生以来、精度が全モデルのコンセプトだ。
複雑時計
クロノグラフの傑作ダトグラフや31日巻きなど独創的なメカニズムを備えたラインナップで、ランゲの技術力を再認識できる。
※アンケート投票数順で並んでいます。
ランゲ1 が似合う年齢層(年代)といえば?
サクソニア が似合う年齢層(年代)といえば?
1815 が似合う年齢層(年代)といえば?
ツァイトヴェルク が似合う年齢層(年代)といえば?'
リヒャルト・ランゲ が似合う年齢層(年代)といえば?
複雑時計 が似合う年齢層(年代)といえば?
※(写真の)新ファクトリーは、地下15mまで打ち込んだ杭でがっしりと支えられている。これで多くの工作機械がフル稼働しても、振動は上階にある組み立て部門まで伝わらない。
創業170周年を迎えた2015年、A.ランゲ&ゾーネの新ファクトリーが竣工した。
最新設備を持つ明るくクリーンな新しい環境に全工程が集結した広大なファクトリーは、地熱の利用で地球環境にも配慮しながら、より高品質な時計を生み出している。
新工場の増設で、さらなる高みを目指す
2015年の8月26日、3年の建設期間を経てA.ランゲ&ゾーネの新ファクトリーが完成した。5階建ての建物の生産スペースは、総面積5400平方メートルと広大。1990年に再興してから、あまりに急に発展したため、5つの工場に分散することを余儀なくされていた時計製作のほぼすべてが、新工場に集結することとなった。
これにより工程ごとに建物を行き来していたそれまでとは違って、生産効率は大幅にアップ。狭く、200名の時計師がすし詰め状態だった組み立て部門も、広く明るくなった。最新の工作機械がいくつも導入され、加工精度がより向上している。
「生産量UP」ではなく「品質向上」のための設備投資
このかつてない大規模な設備投資が、時計の生産量を上げることを目的としていないのが、A.ランゲ&ゾーネらしさと言えよう。広大なスペースも、明るい作業環境も、最新の工作機械も、すべてより質を高めるために整えられているのだ。
また山地で寒さが厳しい冬には欠かせない空調設備も、ムーブメントの仕上げや組み立てを行うアトリエには、ホコリが舞わない最新式が導入された。
この空調を担うのが建物の地下で稼働する機の地熱交換機。すべての空調をこれでまかない、工場内の温度は快適に保たれる。交換機自体も、二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーで動かしている。
働く人にも地球にも優しい新ファクトリーを得たA.ランゲ&ゾーネは、さらなる品質向上を実現する。
【1】建物の3階から上が、ムーブメントの組み立て部門となる。各アトリエは広く、明るい環境が整えられた。
【2】エルツ山地の伝統に倣ったクラシックな外観に対し、エントランスはモダンなデザイン。3階まで吹き抜けとなった伸びやかな空間では、様々なイベントが予定されている。
【3】ランゲのムーブメントを特徴付けるテンプの受けのハンドエングレービングのアトリエも、新ファクトリー内の3階に移された。コンプリケーション用の微細なパーツの仕上げも、同じアトリエで作業される。
【4】ホコリが舞わず、明るく、広く、室温も快適な新ファクトリーのアトリエで組み立てられる各ムーブメントは、より高品質を叶える。
【5】大きな4分の3プレートに隠れて見えない地板の全面に、丁寧にペルラージュ仕上げが施されている。歯車や香箱の表面など全パーツにザクセン伝統の仕上げが成される。
新ファクトリー完成をメルケル首相もお祝い
新ファクトリーの完成式典には、メルケル首相も駆け付け、テープカットを行った。写真はその時の様子で、左からウォルター・ランゲ氏、メルケル首相、ザクセン州のティリッシユ知事、ランゲCEOシュミット氏。
1994年、新生ランゲが発表した4つのモデルには、それぞれ異なるムーブメントが搭載されていた。
100%機械式の自社製であることは当たり前で、コレクション毎に専用ムーブメントを載せることが、ドイツの名門の矜持であり、高く評価されるゆえん。
L095.3「時分針の下で月が満ち欠け」
ランゲ1のダイヤルの美を損なわないよう、時分針ダイヤル内にムーンフェイズを搭載。写真はダイヤル側。アウトサイズデイトのディスクと月齢ディスクを巧みに重ねた。
【搭載モデル】グランド・ランゲ1・ムーンフェイズ
L095.1「大型専用のオフセット設計」
ランゲ1より大きな41mmケースに合わせ、L901.1を一回り大きく再設計。テンプ左側のブリッジ形状の違いが、専用ムーブの証。また、自社製ひげンマイを採用している。
【搭載モデル】グランド・ランゲ1
L051.1「チラネジ型歩度調整錘」
テンプは古典的なチラネジ付きだが、実はフリースプラング。一部のネジの出し入れで、歩度調整する設計だ。テンプも大型を採用し、高精度を実現した傑作ムーブ。
【搭載モデル】1815
L951.6「最上級パワリザを強化(36H→60H)」
2012年、6時位置にパワーリザーブが与えられた新ムーブ。テンプはフリースプラングになり、歩度調整用のウエイトを備える。
【搭載モデル】ダトグラフ
L093.1「ランゲ流 薄型ムーブメント」
唯一の2針ムーブメントであり、その厚さはわずか2.9mmと薄型。初めて香箱の丸穴車と角穴車を露出させることで4分の3プレートの厚みを抑えることに成功した。
【搭載モデル】サクソニア・フラッハ
L085.1「実用的コンプリケーション」
4分の3プレートにマイクロローターを巧みに組み込んだ。リューズを引くと針が帰響するゼロリセット機構を備え、ダイヤル側に年次カレンダー・モジュールを搭載。
【搭載モデル】サクソニア・アニュアルカレンダー
L941.1「丸型シンプルの初号機」
1995年に発表された、初のシンプルな丸型ムーブメント。当初は1815専用だったが、現在はサクソニアに転用されている。20年以上を経ても、高い審美性は色褪せない。
【搭載モデル】サクソニア
L121.1「元祖オフセットの名機を一新!」
2015年、自社製ひげゼンマイ採用のフリースプラングに進化。新輪列で耐久性を高め、アウトサイズデイトは瞬転式になった。
【搭載モデル】ランゲ1
L043.5「10分単位の時打ち機構」
レギュラーモデル初のミニッツリピーター。時刻は右と同じ数字表示、第2の時打ちは一般的な15分単位ではなく、10進法とした。ゴングとハンマーはダイヤル側。
【搭載モデル】ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター
L043.1「機械式デジタル表示」
前述の5分時計をモチーフに、時・分をそれぞれ数字表示に。針よりはるかに重いディスクを毎正時3枚同時に瞬時に切り換えるため、独自の動力制御機構を備えている。
【搭載モデル】ツァイトヴェルク
L952.1「クロノ+永久カレンダー」
ベースはL951.6だが、アウトサイズデイトによる永久カレンダーとムーンフェイズの名表示を見やすく配置するため、パワーリザーブ計は9時位置に移されている。
【搭載モデル】ダトグラフ・パーペチュアル
L051.1「軌道ムーンフェイズ表示」
レギュレーター式の永久カレンダー機。裏蓋側に備わるムーンフェイズは、月が地球を周回しながら満ち欠けする機構を新開発した。さらにテンプが、太陽の位置を示す。
【搭載モデル】ヒャルト・ランゲ・パーペチュアルカレンダー“テラルーナ”
L072.1「鎖引きトゥールビヨン」
前述のチェーンフュジーによる高精度トゥールビヨン機。レギュレーターを採用し、時ダイヤルのトゥールビヨンと重なる部分は、その時間以外は回転して隠れる仕組み。
【搭載モデル】リヒャルト・ランゲ・トゥールビヨン“プール・ル・メリット”
L041.2「超高精度な中3針ムーブ」
初のセンターセコンドであり、初の自社製ひげゼンマイ採用ムーブ。高精度を追求した初のフリースプラングでもある。そのテンプが大型で、機械自体も大型の設計に。
【搭載モデル】ヒャルト・ランゲ
L031.1「初のワールドタイマー」
ランゲ1のレイアウトそのままに、24都市リングと、それに連動する第2時間帯表示を装備。タイムゾーンの切り換えは、プッシュボタンで行う計で、操作性も優れる。
【搭載モデル】ランゲ1・タイムゾーン
L034.1「驚異の31日巻きムーブ」
巨大な香箱と1850mmのゼンマイ2本で31日動する超ロングパワーリザーブ機。コンスタントフォースも搭載し、安全に巻き上げられる専用の巻き上げ鍵もセットに。
【搭載モデル】ランゲ31
L021.1「ランゲ1を自動巻きに」
ランゲ1初の自動巻きムーブ。各表示の位置も手巻きとは反転させ、外観でも違いを明確にした。さらにパワーリザーブ計に代わり、レトログラード式曜日表示を装備。
【搭載モデル】ランゲ1・デイマティック
商品知識も豊富なスタッフによる懇切丁寧な接客で、ドイツの至宝が手に入る正規販売店をご紹介。
【01】A.ランゲ&ゾーネ 銀座
日本のフラッグシップブティック
2015年にリニューアルし、総店舗面積は約100平米。旧店舗よりもおよそ1.3倍広くなり、ディスプレイにもよりゆったりと大きなスペースが充てられている。
ダークブラウンを基調とした空間構成は、重厚で落ち着きがあり、高級時計にふさわしい。「発見」をテーマとした、ブランドの歴史や功績を辿ることができる、様々な展示物も一層充実した。
【02】 Aランゲ&ゾーネ 伊勢丹新宿店
哲学を反映したグレーのインテリア
ランゲが国内2つ目の直営店の場所に選んだのは、ファッション性の高さで人気の伊勢丹新宿店。
そのインテリアは、ブランドのシックなグレーを基調とする。グレーはブランドのイメージカラーであり、「飾らない外観に秘められた細部にこそ完璧を追求する」との哲学を反映しているのだとか。直営だから品揃えもスタッフの教育も重視。
【03】アワーグラス 銀座店
時計ファンが集う高級複雑時計の聖地
日本唯一の外資系正規販売店。厳選した高級時計を数多く取りそろえる。ソファやバーカウンターでシャンパンがふるまわれて、時計談議に花が咲く。
【04】ISHIDA 表参道
ビルの地下に広がるリラックス空間
地下にありながら、海外リゾートのようなリラックスした空間を演出。表参道の喧騒も、ここまでは届かない。ブランドの世界観を重視した店内は必見。
【05】西武 渋谷店
渋谷では数少ない大人なたたずまい
若者の街のイメージが強い渋谷にあって、ここは大人な雰囲気を味わえる数少ない場所。百貨店らしく、多様なニーズに応えられる専任スタッフが常駐する。
【06】日本橋 三越本店
行き届いたサービスは老舗百貨店ならでは
地下鉄の駅名になるほどに交通は至便。海外の歴史あるブランドをはじめ、国内外の人気が高いブランドが充実。時計クリニックも併設。技術者に相談もできる。
【07】ISHIDA N43°
ラグジュアリーなサービスを提供
2階建ての広い店内の入り口には、コンシェルジュが常駐。時計選びの悩みに応えてくれる。シャンパンゴールドが基調のインテリアが格調高い。
【08】高島屋 横浜店
アクセスに便利な駅に隣接の好立地
神奈川県唯一のランゲ取り扱い店は、横浜駅に隣接し、アクセスしやすい。婦人ファッションフロアの一角にあり、カップルや夫婦で出掛けるのにもお勧め。
【09】TANAKA WATCH GALLERY
東海地区最大級の広さと豊富な品揃え
250平米を超える売り場面積は、日本の時計店でも屈指の広さで、東海地区では最大。同地区でランゲを取り扱う唯一の路面店でもある。バーカウンターも併設。
【10】松坂屋 名古屋店
時計サロンも充実の名古屋の名門
百貨店地下鉄の駅と地下通路で直結し、アクセスが便利。名古屋の名門百貨店にふさわしく、時計サロンもラグジュアリーな雰囲気。スペースもたっぷり取られている。
【11】名古屋三越 栄店
中部地区最大規模の時計フェアも開催
名古屋の中心、栄の交差点角という好立地。ランゲをはじめ、取り扱う31ブランドからの信頼も厚く、ワールドウオッチフェアも中部地区では最大規模。
【12】大丸 心斎橋店
関西では最大級の時計サロン
大阪の繁華街ミナミの中心に建つ百貨店の12階。フロアのほぼ半分を時計サロンが占めている。扱うブランドも40以上。ランゲの品揃えも、なかなかに豊富。
【13】高島屋 大阪店
登録有形文化財の難波のランドマーク
大阪の南の玄関口、南海電気鉄道難波駅のターミナルビル。A.ランゲ&ゾーネのショップインショップとしてオープン。
【14】oomiya 大阪心斎橋店
機械式だけを扱う高級時計専門店
コンセプトは「お客様と同じ目線で、自分たちが欲しいブランドだけを取り扱う」。2フロアある店内には、高級ブランドの機械式時計だけを取り揃えた。
【15】カミネ 旧居留地店
創業は1906年 4代続く老舗時計店
神戸・三宮に5店舗を展開する関西きっての老舗。ランゲを扱う旧居留地店は、コンフォータブルをコンセプトとし、真の高級時計とジュエリーを厳選する。
【16】下村時計店 金座街店
日本最大級のフロアでランゲの世界を堪能
1873年創業の老舗中の老舗。その金座街店の2階すべてが、ランゲ専用の“サロン”になっている。空間を贅沢に使い、その世界観が、存分に堪能できる。
【17】アイアイイスズ本店
四国を代表する大規模な名時計店
幹線道路沿いに建つ、ロードサイドショップ。売り場面積は広大で、取り扱うブランド数も国内屈指。ランゲのためには特別なスペースが与えられている。
【18】福岡三越
九州でも指折りの大型時計サロン
九州の中心地、福岡市天神に位置し、快適なアクセスで九州全域から多くのファンが集まる。九州唯一のランゲ正規販売店で、約40ブランドの時計を展開。
A.ランゲ&ゾーネの保証期間・オーバーホール料金など、アフターサービス情報。
■オーバーホールの推奨期間
4~5年毎。
■オーバーホールの基本料金
手巻き:6万8000円~。自動巻き:8万4000円~。クロノグラフ:12万9000円~。パーペチュアルカレンダー:14万1000円~。コンプリケーション:見積もり。
■オーバーホールに外装の仕上げは含まれるか?
無料でライトポリッシュが含まれる。
■オーバーホール後の保証期間
2年。
■オーバーホールの納期
約6週間。
■古い時計の修理は、何年前のモデルまで可能か?
1994年製まで通常受け付け。それより以前のモデルは1950年代のブランド休眠以前の懐中時計も含め、すべてドイツ本社での修理の対応が可能。
※アフターサービスの問い合わせ先:A.ランゲ&ゾーネ(03-4461-8080)
メンズファッションブランドナビ編集部
“本当に正しい情報だけ”を目指し、その分野において「雑誌掲載の実績・専門家の評価・人々の話題性」など、相応しいブランドだけを掲載しています。
スイスに次ぐ時計大国ドイツの礎を築いたのは、Aランゲ&ゾーネの創業者「アドルフ・ランゲ」だった。彼がエルツ山地にもたらした時計産業は、やがて世界をリードするほどの発展を見せた。
東西冷戦に翻弄されながらも、1994年に復活を遂げ、新生ランゲが誕生した。