メンズ パラブーツ

 

「正統派の見た目×ワーク靴のような耐久性」

年齢性別を問わず大人気となっているのがフランス生まれのパラブーツ。

今回はパラブーツの人気モデルランキングの発表から、簡潔に歴史などをおさらいしています!

目次

【1】パラブーツとは

【2】パラブーツの人気モデル(靴)ランキング!

■1位:シャンボード

■2位:ミカエル

■3位:ウィリアム

■4位:ランス

■5位:アヴィニョン

■6位:バース

■7位:パシフィック

■8位:アヴォリアーズ

■9位:シメイ

■10位:シャンフォート

教えてくれたのは

 

阿部大治さん・フリーライター

元メンズファッション誌エディター。現在はファッション系メディアを中心にフリーライターとして活躍。生粋の服好きで、年齢に応じた着こなしの提案が得意。

【1】パラブーツとは

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1908年にフランスで誕生したシューズブランド。ノルヴェイジャン製法による製品を、今もなお母国フランスの自社工場で生産しています。

 

1987年に名作「ミカエル」が大ヒットし、日本では1988年ごろから注目を浴びるように。そして2001年、パラブーツ青山店が開店し日本へ本格上陸。

経年変化も楽しめる

 

左が新品、右が数年履いたもの。

パラブーツは革質が高いゆえシワの入りが美しく、味わい深い印象に。だから何年経っても愛せます。

【2】パラブーツの人気モデル(靴)ランキング!

ランキングの元となったデータ

おしゃれ上級者が集うインスタの投稿数を元に、投稿数の多い順で並べています。

※2025年1月1日作成

【1位】シャンボード(CHAMBORD)

カジュアルからエレガントまで対応する万能靴。

クラシックな5穴のUチップシューズ。あらゆる着こなしにハマり、特に日本では男女共に人気が高いモデルです。

 

最大の特徴は、丈夫なノルヴェイジャン製法からくるボリュームのあるフォルム。スラックスからデニム、チノパンなど様々なパンツに合います。

 

また、濡れた路面でも滑りにくいバラテックスソールを採用しており、悪天候にも強いです。

シャンボードを使ったコーディネート

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シャンボートの足元フォト

※経年変化やパンツ相性の参考に!


 

【2位】ミカエル(MICHAEL)

一生モノと名高いチロリアン

ぽってりとしたフォルムが愛らしいミカエルは、アルプス地方の伝統的なチロリアンシューズ「モジーン」をルーツとする革靴。

 

ウェルトが丸い形状にカットされており、これが“ほっこり”とした印象になるポイントとなっています。

 

ドッシリとした重みとは裏腹に、クッション性があり、歩きやすいのが特徴です。そして頑丈で、ソールの替えも可能。雑誌ではよく“一生物”の靴として挙げられます。

ミカエルを使ったコーディネート

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ミカエルの足元フォト

※経年変化やパンツ相性の参考に!


 

【3位】ウィリアム(WILLIAM)

ダブルモンクシューズの名作

スーツやドレスカジュアルの靴としてお馴染みのダブルモンクですが、こちらは堅牢なノルヴェイジャン製法で作られており、張り出したコバやウェルトも相まって“武骨さ”が薫ります。

 

その見た目は、シボ感のあるグレインレザーともマッチしており、男らしさとエレガントさを両立。ドレスからカジュアルまで幅広い装いに重宝します。

ウィリアムを使ったコーディネート

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ウィリアムの足元フォト

※経年変化やパンツ相性の参考に!


 

【4位】ランス(REMIS)


一線を画すブーツライクなローファー

ミカエルのローファータイプ。ミカエルのように太いモカシンで縫われていることから甲の付け根になる部分を強靭に縫い上げるため、すべてが手作業によって仕上げられています。

 

スマートな印象が強いローファーに重厚なソールを合わせ、ぽってりとしたシルエットに。デニムやスラックスなどとの相性がベスト。

ランスを使ったコーディネート

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ランスの足元フォト

※経年変化やパンツ相性の参考に!


 

【5位】アヴィニョン(AVIGNON)

本国フランスでは人気No.1

パラブーツの中ではドレス寄り、すらっとしたノーズ+履き口の切り替えが特徴的なUチップシューズ。

 

日本では馴染みが薄いですが、その特徴的なデザインはフランス本国では定番的なものです。上品な見た目でありつつ耐久性のあるノルヴェイジャン製法を採用。その質実剛健さはまさにパラブーツ。

アヴィニョンを使ったコーディネート

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アヴィニョンの足元フォト

※経年変化やパンツ相性の参考に!


 

【6位】バース(BARTH)

マリンベースの本格デッキシューズ

フランス海軍潜水部隊へ納入されていたデッキシューズをベースにしたモデル。

 

濡れた甲板で滑らないように開発されたソールが特徴。木型は捨て寸が短く、トゥはゆるやかな曲線を描く「Last 9006」。

バースを使ったコーディネート

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バースの足元フォト

※経年変化やパンツ相性の参考に!

 

【7位】パシフィック(PASIFIC)

大人サンダルとして大ヒット!

軍靴であるグルカサンダルをドレスライクに仕上げたモデル。贅沢なレザー使いで、サンダルながらも高級感を合わせ持っています。

 

バックルとベルトはゴム仕様で着脱も容易。春・秋先にはソックスを合わせ、夏には素足で履くこともできる汎用性が魅力。

パシフィックを使ったコーディネート

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【8位】アヴォリアーズ(AVORIAZ)


スマートなマウンテンブーツ

2007年に復活したマウンテンブーツ(元は1992年に兄弟ブランドのガリビエールから発売され、後に廃盤となっていました)。

 

復活した際、シャンボードと同じ木型「Last 283」を採用。この木型はボリュームのあるラウンドトゥですが、武骨すぎないフォルムが特徴であり、そのため見た目はスマート。

アヴォリアーズを使ったコーディネート

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アヴォリアーズの足元フォト

※経年変化やパンツ相性の参考に!


 

【9位】シメイ(CHIMEY)

男らしくも武骨すぎない好バランス

2020年頃に発売された新しいモデル。履き口をぐるりと囲むように配置されたイミテーションレースと、人気のミカエルやランスのように甲部分をU字に縫ったモカシン縫いのアッパーが特徴。

 

一見すると「バース」のようなデッキディテールですが、ソールにはトレッキングブーツにも採用されるJANNE SOLEを装着しています。

シメイを使ったコーディネート

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シメイの足元フォト

※経年変化やパンツ相性の参考に!


 

【10位】シャンフォート(CHAMFORT)


美しいシルエットのサイドゴアブーツ

パラブーツの中ではドレス寄りのデザイン。すらっとしたノーズ、そして細身のラウンドトゥが特徴の木型「Last 511」を採用。

 

ジャケットやコートと相性がよく、またデニムスタイルであれば品を加えることも可能です。

シャンフォートを使ったコーディネート

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この記事を書いたのは

著者情報

メンズファッションブランドナビ編集部

“本当に正しい情報だけ”を目指し、その分野において「雑誌掲載の実績・専門家の評価・人々の話題性」など、相応しいブランドだけを掲載しています。

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