「名作ジーンズ30選」や「起源・用語集」も紹介!
ジーンズの起源であり、世界に広く浸透させた国「アメリカ」。
今回はそんなジーンズの本場、アメリカの人気デニムブランド(アンケート結果のランキング形式)と、各ブランドを代表する名作ジーンズを紹介しています。
※その他にも、アメリカならではの「ジーンズの起源・定義・名前の由来」や「デニムの用語集」 もありますので、是非最後まで見てください!
目次
①アメリカの人気デニムブランド【ランキング】
■1位:リーバイス【デニムの王様】
■2位:リー【アメリカ第2の実力】
■3位:ラングラー【現代版カウボーイ】
■4位:AG【アメリカデニム界のエース】
■5位:ヤヌーク【抜群の穿き心地】
■6位:エルエルビーン【専業並みのクオリティ】
■7位:ショット【タフな男デニム】
■8位:テラソン【本場サンフランシスコ産】
■9位:ストロングホールド【LA最古のデニムブランド】
■10位:セルヴァッジ【全てアメリカ製】
■11位:キングオーウェア【復活した往年の名ブランド】
■12位:アトリエ&リペアーズ【LA発のリメイクデニム】
■13位:リダン【リーバイス公認リメイク】
②ジーンズの起源など
■ジーンズの起源
■ジーンズの定義
■ジーンズの名前の由来
③デニムの用語集
■基本用語
■色落ち編
■加工編
■アメリカ編
①アメリカの人気デニムブランド【ランキングTOP13】
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貴方が1番好き or おすすめできる、アメリカのデニムブランドは?
リーバイス (44%, 572 票)
リー (17%, 219 票)
ラングラー (10%, 133 票)
エージー (7%, 96 票)
ヤヌーク (7%, 85 票)
エル・エル・ビーン (4%, 51 票)
ショット (4%, 47 票)
テラソン (2%, 30 票)
ストロングホールド (2%, 22 票)
セルヴァッジ (1%, 17 票)
キングオーウェア (1%, 15 票)
アトリエ&リペアーズ (1%, 9 票)
リダン (0%, 8 票)
投票数は 1,304 です。
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●総投票数:1304票
1 位 (572票)
リーバイス(LEVI'S)
出典:公式サイト
公式通販サイト:https://www.levi.jp/
■ジーンズの起源であり王者!
世界が認める「キング・オブ・ジーンズ」
リーバイスとは 世界で初めてジーンズを発明し、あらゆるジーンズの基礎となった「501」を1800年代後半に誕生させた名門。ジーンズを労働着からファッションへと押し上げた功績から“キング・オブ・ジーンズ”とも称される。
その長きにわたる歴史とフィロソフィーを、名工による熟練の業と現代のテクノロジーで忠実に再現し、新たなヴィンテージスタイルを提案し続けている。
リーバイスの名作ジーンズ!
501XX / 1955モデル
ジーンズの完成型と呼ぶに相応しいリーバイス1955年製モデルの復刻。
この時代の仕様を体現するアンチフィットなヒップまわりや、ゆとりのあるボックスシルエットの脚を再現。ギャラ入り紙パッチも抜かりなし。
■30,000円
606 / 1969モデル
'60年代後半に登場したスリムフィットジーンズ「606」の復刻。
股上が深く、裾にかけてテーパードするフォルムが特徴で、脚を美しく見せる。象徴的なビッグEのオレンジタブもポイント。
■20,600円
511
見た目にはベーシックだが、実はシルエットや素材はハイテク仕様。
バックライズは前傾姿勢でも背中が出ないように工夫され、生地には撥水性と防臭機能に優れたテクノロジーを搭載。もちろんシルエットは美しいスリムで、デイリーファッションにも最適。
■10,000円
2 位 (219票)
リー(LEE)
出典:公式サイト
公式サイト:https://lee-japan.jp/
■世界中から愛されるアメリカ屈指のデニムブランド!
LEEとは 1899年、カンザス州でヘンリー・デヴィッド・リーが創業。当初は食品と生活雑貨の卸商だったが、ワークウェアの自社製造を開始した。
そしてリーバイスに遅れること50年、リーは1930年に最初のジーンズを発表。以降、リーライダースやウエスターナーといった名作が大ヒット。ジーンズを従来のワークウェアから脱し、新しい時代を切り拓いた。
LEEの名作ジーンズ!
AMERICAN RIDERS 101Z
1920年代に登場したリーカウボーイの後継モデルで、デニムラバーから「名品」と称されるジッパーフライ仕様モデル(通称ライダース)。
かつてはジェームス・ディーンが公私ともに愛用したことで知られる。その質実剛健なディティール、スタイリッシュなシルエットは100年近くたっても変わることはない。
■12,000円
AMERICAN RIDERS 101Z 1955年モデル
2014年に満を持して登場。1955年といえば映画「理由なき反抗」が全米を席巻した年。
その映画でジェームス・ディーンが穿いたデニムパンツを再現している。
■27,000円
101 PROJECT タイトストレート
Leeの伝統的なストレート「101」からインスパイアされた人気のタイトストレートモデル。
13オンスのUSAコットンを使用。セルビッジも黄緑色でロールアップした時の存在感も抜群。
■17,000円
3 位 (133票)
ラングラー(Wrangler)
出典:公式サイト
公式サイト:https://wrangler-jeans.jp/
■古き良きアメリカ「カウボーイ」を現代に継承する男前ジーンズ。
ラングラーとは 世界三大ジーンズブランド(リーバイス・リー・ラングラー)の中では最後発だったが、1947年に発売された11MWZは、世界で初めて商品名に「ジーンズ」という名を用いたモデルで、以後ジーンズという名称を広めた。
デニムウェアに西部劇の衣装デザイナーであったロデオ・ベンを起用したりなど、ラングラーのターゲットはカウボーイの伊達男。実際、ブランド黎明期から多くのカウボーイに支持されていた。
ラングラーの名作ジーンズ!
ROPE COWBOY 13MWZ
今やブランドとなったカイハラ産の左綾デニム生地を使用した14オンスのストレート。
デニムと同色の共糸を用いたジッパー取り付け糸、7本のベルトループなど伝統あるラングラーを継承している。
■13,000円
ROPE COWBOY 11MWZ
こちらも13MZと同様のデニム生地を使用し、内股だけでなく外股にも伝統の二本針ステッチの巻縫いを採用した王道モデル。
程よくテーパードされたシルエットは、現代のカウボーイよろしく伊達男を演出するのに最適。
■13,000円
10MW 64MODEL
1964年に登場した幻のモデルを再現した1本。
リーバイスを意識したといわれた「右綾デニム生地+ボタンフライ」の仕様は、以降のラングラーにはほぼ存在しないかなり珍しいモデル。
■19,000円
4 位 (96票)
AG(エージー)
出典:公式サイト
公式サイト:http://www.agjeansjapan.com/
■今勢いが一番ある!
「シルエット」も「色落ち」も一級品のプレミアムデニム。
AGとは 2008年創業。LAデニム業界で数十年経験を培ってきたユル・クーが手掛けるデニムブランド。
圧倒的にきれいなシルエットが持ち味だが、カイハラを始め最高級の生地を使用し、米国内最大のジーンズ工場を誇るクラフトブランドでもある。
若いブランドながら多くのファンから支持されているのは、デザインから裁断、縫製、洗い、仕上げまでAGの社内で一貫して行われているからこそ。
AGの名作ジーンズ!
MATCHBOX
AGの中でも一番人気を誇る定番スリムストレート。
絶妙なフィット感と、身体のラインを出しすぎない計算されたゆとりバランスが秀逸で、美しいボトムラインを演出。
■28,000円~
IVES
男らしく力強いデニムスタイルを作るゆったりめのストレート。
AGでは、15年、20年といった具合に穿き込んだ年数を想定し、リアルなダメージ&ヴィンテージ加工が施される。
■28,000円~
DYLAN
ピタッとした窮屈さを感じさせず、すっきりと脚長効果を見せるスキニー。
細身好きから好評を得る1本は、14年、19年などヴィンテージ加工タイプも存在。
■28,000円~
5 位 (85票)
ヤヌーク(YANUK)
出典:公式サイト
公式サイト:http://www.yanuk.jp/
■快適さは世界トップレベル!
ロサンゼルスのリラックス感をデニムで表現。
YANUKとは 2003年、カリフォルニアでデザイナーのヤエールと、ブランドマネージャーのアヌックが創業。
抜群のフィット感とはき心地を生む独自の素材選びやカッティングが大きな特徴。LAらしいリラックス感あふれるデニムが男女問わず人気となっている。
YANUKの名作ジーンズ!
ミッシェル
ウエスト部分をストレッチ仕様にすることで「体型の変化」にも対応する、すっきりとした定番スリムストレート。
ヒゲやシワ感など、立体的に表現された加工もこのブランドの魅力の一つ。
■26,000円
ヴィンセント
ジャケットやキレイめシャツを合わせて「都会的にはきこなせる」スリムテーパード。
オリジナルデニム生地は柔らかさがあり、持ち味のリラックス感は健在。とくに大人から支持率の高い1本。
■26,000円
フィリップ
定番「ミッシェル」より少し深い股上、腰回りに程よくゆとりを持たせた強テーパードモデル。
ウエスト部分が伸びる特殊伸縮仕様、快適なデニム地で、お腹が気になるおっさん世代からも好評。
■24,000円
6 位 (51票)
エル・エル・ビーン(L.L.BEAN)
出典:公式サイト
公式サイト:http://www.llbean.co.jp/
■デニムへのこだわりや情熱は、専業ブランドに決して負けてはいない。
L.L.BEANとは 1912年の創業以来、品質にこだわる老舗のアウトドアブランドとして多くのファンから支持されているLLビーンが提案するデニムは、シルエットがきれいで、快適な着心地も約束するクオリティであること。
そして何よりクラシックつくりであることも大事としている。
L.L.BEANの名作ジーンズ!
シグネチャー・ファイブ・ポケット・ジーンズ・ウィズ・ストレッチ
高品質で知られるコーンミルズ社のデニム生地を採用した人気のスリム・ストレート。
タイトなシルエットながらストレッチが効いているため、アクティブシーンにも対応。街からフィールドまで幅広く活躍する。ウォッシュ加工~濃紺まで種類も多い。
■11,000円
クリフサイド・コーデュラ・ジーンズ
非常に丈夫(通常より4倍も摩擦に強い)機能系デニム生地を使用したタフなモデル。
動きやすさと履きやすさも追求しており、自転車や週末のアクティビティにも頼れる存在。
■9,900円
ダブル・エル・ジーンズ(クラシック・フィット)
ウォッシュ加工済みの厚手デニムで、いつまでも同じフィット感が楽しめるモデル。
こちらは腰から膝がすっきりとしたクラシックなシルエット。太すぎず細すぎず体型を選ばない万能さが持ち味。
■7,400円
7 位 (47票)
ショット(SCHOTT)
出典:公式サイト
公式サイト:http://www.schott-nyc.jp/
■ライダース同様、バイク乗りのための「タフでワイルド」な作り。
SCHOTTとは 1913年、ニューヨークでその歴史はスタート。1928年に誕生したフロントジッパー仕様のライダースジャケット「Perfecto」シリーズを皮切りに、'50年代には伝説的モデルとなった「ワンスター」を発表。ライダースジャケットの代名詞的ブランドとしての地位を不動のものとした。
デニムアイテムもそんな伝統に裏打ちされたモノ作りのスピリットを継承した質実剛健な作りが特徴的。
SCHOTTの名作ジーンズ!
16oz JEANS MEDIUM FIT
同社のスタンダードモデル。無骨なルックスながらも岡山県産のセルビッジデニムを採用し、縫製糸はイエローとオレンジの2色を使い分けるなど、実に緻密で職人的な作り。
ヴィンテージの基本ディティールを押えつつ、バックポケットのステッチ、ヒップパッチなどで“らしさ”を出すバランス感も秀逸。
■23,000円
13oz JEANS WIDE GLIDE
深い股上とワイドシルエットが「ジーンズ黎明期」を彷彿させるクラシカルな1本。
単純にヴィンテージに忠実なだけでなく、オリジナル感を出している点に注目したい。
■18,000円
13oz JEANS NARROW GLIDE
膝から裾にかけて緩やかにテーパードの掛かったシルエット。
岡山産セルビッジデニムなど素材へのこだわりはもちろん。ブーツだけでなく短靴やスニーカーとの相性も良いという汎用性の高さも魅力。
■18,000円
8 位 (30票)
テラソン(TELLASON)
出典:公式サイト
海外公式サイト:http://www.tellason.com/
■本場でしか出せない空気感……。
ジーンズ発祥の地「サンフランシスコ産」にこだわる生粋のアメリカブランド。
テラソンとは 2008年創立。ジーンズの本場、サンフランシスコに拠点を置く少量生産のアメリカ製ジーンズブランド。
リーバイスXXの生地を生産していたコーンミルズ社の生地を使用し、縫製、裁断といった生産工程のすべてをサンフランシスコで行う徹底ぶりが特徴。
テラソンの名作ジーンズ!
John Graham Mellor Slim Straight Jeans
テラソンのスタンダードとなっているモデル(スリムストレート)。
穿き込むほどに深みを増す生地やオールアメリカのパーツが醸しだす空気感は、一度味わえばたちまち虜になる。
■23,000円
DENIM TROUSERS
テーパードのかかったストレートシルエットのデニムトラウザー。
基本はワークパンツがベースだが、ベルトループや右バックポケット上部の革パッチなどジーンズのエッセンスが漂う。
■26,000円
LADBROKE GROVE'SLIM TAPERED JEANS
テラソンでは最も細身となるスリムテーパード。
コーンミルズ社に別注した14.75ozのセルビッジデニムを採用している。
■23,000円
9 位 (22票)
ストロングホールド
出典:公式サイト
日本公式サイト:http://www.rubbersoulinc.com/
■100年以上の歴史を誇る「LA最古のデニムブランド」が、日本の技術で完全再現!
ストロングホールドとは 1895年にロサンゼルスで誕生した「ストロングホールド」。LAでは最も歴史の古いブランドで一度は消滅してしまったものの、現在は同名で復活。
“烈強ジーンズ”という異名を持ち、タフで肉厚な生地を使ったジーンズは、多くのワーカーに親しまれた実績を持つ。
ストロングホールドの名作ジーンズ!
800XX
日本人向けモデルとして作られたこのジーンズは、岡山産の生地を使い、第二次大戦以前の5ポケットデニムの仕様を忠実に再現。
適度なテーパードによって足元をすっきりと見せるため、リアルなワークパンツながら、シャツとの相性も抜群。気兼ねなくカジュアルアップをもくろめる秀作。
■17,000円
700XX
股上はやや浅く、すっきりとした今どきな細身のスリムフィット。
日本国内でトップクラスの品質を誇る「KUROKI」の赤耳セルヴィッジデニム生地を使い、経年変化も楽しめる。
■15,000円
SHO-022
まだジーンズという概念が無い、1900年代初頭のサスペンダー付きデニムを再現。
ウエストやヒップはややオーバーサイズに設定されるが、テーパードによりすっきり見えるのが特徴。
■10,000円
10 位 (17票)
セルヴァッジ(SELVADGE)
出典:公式サイト
公式サイトなし
■ALL Made In USA × イチから育てられる生デニム。
セルヴァッジとは 2015年にニューヨークで創業。歴史あるコーンミルズ社製のセルビッジ生地を使い、すべての製造工程をアメリカで行うデニム専業ブランド。
「最高品質のジーンズを、持続的で環境にやさしい製法で作る」というコンセプトのもと、過度な装飾は一切なく、動物から派生する素材も使わない生デニムのシンプルな井出達がことさら目を引く。
セルヴァッジの名作ジーンズ!
トラヴィス
非常にバランスのいいテーパードシルエットで、コーンミルズ社製のセルビッジを味わえるモデル。
長くはきこんで、自分らしく色落ちさせていくのも楽しみ方の一つ。
■40,000円
レイマー
セルビッジ生地特有のコシや、きめ細かいテクスチャーが楽しめるスキニーシルエット。
すべてのモデルでポケットの裏に、赤耳ならぬ、赤のファブリックを採用しているのがさりげない隠し味。
■30,000円
ボーネル
ストレートに近いやや細みのテーパードシルエット。
深みのあるネイビーに、やや明るいブルーのステッチを効かせてクールに仕上げている。もちろん生地はセルビッジデニム。
■30,000円
11 位 (15票)
キングオーウェア(KING O WEAR)
出典:公式サイト
公式サイトなし
■かつて存在した実力派ブランドが実名復刻!
キングオーウェアとは アメリカが空前の大発展を遂げた1920年代。ニューヨークのフォックス社のアウターウェアブランドとして誕生したキングオーウェア。
アメリカのカジュアル系のデパートメントはもちろん、USネイビーやアーミーなどにも納入した事例を考えると、かなり人気のあったブランドであったことが予想される。
そんなブランドが実名復刻を果たし、デニムプロダクトも展開していることは意外と知られていない。
キングオーウェアの名作ジーンズ!
001 5P DENIM PANTS
ヴィンテージを継承したスタンダードなデニムパンツは岡山産のデッドストック生地を使用し、縫製はアメリカメイド。
1960年代の911Bピケパンツのシルエットで、すっきり大人っぽく仕上がっている。
■14,800円
001 VINTAGE WASH
上記モデルのヴィンテージ加工版。
ワザとらしいヒゲやダメージは入れず、経年変化で色落ちしたナチュラルな加工が特徴的。きれいな細身も相まって大人っぽく着こなせる。
■16,800円
12 位 (9票)
アトリエ&リペアーズ
■センスのいい遊び心が光るリメイクデニム!
アトリエ&リペアーズとは アメリカのLAを拠点に、古着を使ったセンスあるリメイクデニムを手掛けるブランド。
すべてのアイテムが1点モノで、たとえば「501」のリメイクでは、刺しゅうや当て布を用いて洒脱に仕上げた。1970年代のDIY感覚に通じる、どこかレトロな味わいもこのブランドの魅力。
こんなリメイクジーンズが!
得意とする「501」をリメイクした1本。ブルーに色落ちしたデニムに合わせ、ヒップやヒザ等にホワイトデニムの別布を使用。
遊びゴコロと爽やかさがMIXされた新鮮デザイン。
■46,800円
こちらは「ユナイテッドアローズ」が別注して話題となった501リメイクデニム。
素材が異なる生地のパッチワーク、裾の前後差でシューズとソックスを際立たせるなど“らしい”遊び心が詰まったユニークな1本。
■45,800円
13 位 (8票)
リダン(RE/DONE)
出典:公式サイト
海外公式サイト:https://shopredone.com/
■リーバイスが公式に認めるリメイクブランド!
リダンとは 2014年にスタートし、2015年に日本初上陸。1950~90年代に作られたリーバイスのヴィンテージをもとに、現代的なシルエットにリメイク。
リーバイス社が公式に認める唯一のカスタムブランド。オリジナルのデニムがもつ個性を生かしながら、1本ずつ手作業で裁断から縫製、加工して仕上げている。
こんなリメイクジーンズが!
ヴィンテージリーバイスの味わいはそのままに、今の時代に沿ったシルエットではきこなせるのがRE/DONEの魅力。
1本1本、職人が手作業で縫製しているため、他に1つとして同じものがないまさに「1点モノ」!
■34,000円~
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②ジーンズの起源・定義・名前の由来
アメリカ・サンフランシスコで誕生した、服飾史上最大の発明品「ジーンズ」。
ここではその起源と定義、さらに名前の由来を解説しています。
ジーンズの起源
■リーバイスが起こした服飾革命!
一般的には、「リベット補強の発明」を起源とする説がもっとも支持されており、それは1871年、ネバダ州リノでテーラーを営んでいたヤコブ・デイヴィスによって発明された。
服以外に馬具やテントなども手掛けていた彼は、注文された作業ズボンのポケットをたまたまリベットで補強することを考えつき、これが瞬く間に大評判となる。
そこでデイヴィスは、生地を仕入れていたサンフランシスコのリーバイ・ストラウス社に相談し、共同で特許申請をすることを決意。1873年に認められ、その年からリーバイスによって生産されることとなった。
こうして誕生した“リベット補強されたワークパンツ”は、その丈夫さから当時ゴールドラッシュによって急増した金鉱堀りたちの間で大ヒット。
当初はブラウンダック製なども作られていたが、やがて素材はインディゴデニムに統一され、年を追うごとにディティールも変化していった。
ちなみに第二次世界大戦が終わる頃には、ほぼ現在と同じデザインを確立。130年以上も経った今も世界中で愛される、ジーンズが完成した。
ジーンズの定義
■ジーンズを定義づける条件は、大きく分けて3つ。
ひとつは「5ポケット」というデザイン、もうひとつは「インディゴデニム」という素材で、一般的にはこれらが揃えばジーンズと思われがち。
ですが、意外にも忘れがちな最後の条件、「リベットによるポケット補強」という製法こそ、じつはジーンズをジーンズたらしめる最大の特徴。
そもそもリーバイス社がジーンズ発明時に申請した“特許”は、この3番目。もともとはハードな使用に耐えるワークウェアとして生まれた証拠です。
ジーンズの名前の由来
■意外にも欧州がルーツ。
現在世界中で使われいてる“ジーンズ”という名前は、もともと「ジーン」という生地で作られていたパンツを示す言葉だった。ジーンとは、イタリアから輸出される交織地(異なる繊維を織り合わせた生地)「ジーン・ファスティアン」という言葉が簡略化されたもの。
そんなジーンズという名前を初めて公式に使ったのはラングラー社で、1947年のこと。本家のリーバイスは自社製品を長年「オーバーオールズ」と読んでおり、初めてジーンズと名乗ったのは1955年以降から。
ちなみに“デニム”という生地の名前は、南フランスのニーム産サージ生地を意味する「セルジュ・ドゥ・ニーム」が語源とされている。
ジーンとセルジュ・ドゥ・ニームはもともと別の生地だが、ともに丈夫な交織地で作業着に用いられていたことから、一方はパンツの俗称、一方は生地名として定着。いまこそアメリカ的な言葉だが、双方とも由来は欧州だったというわけです。
③デニムの用語集
基本用語
オンス(oz)
デニム生地の重さを表す単位で、1平方ヤード=約90×90cmあたりの重量をオンス(オンス=28.3g)で表現する。数値が高いほど重く分厚い。
セルビッジ
旧式の力織り機で織られたデニムから作られた「ジーンズのサイドシームの裏側の生地端」のことでミミとも呼ばれる。(赤ミミ参照)
赤ミミ(赤耳)
赤いステッチが入っているデニム生地端のことでレッドセルビッジともいう。また、1981~1986年までのリーバイス501の通称でもある。
ボタンフライ
フロントボタン仕様のジーンズのことで、フライとは「ボタンを隠す比翼」を意味する。
ジッパーフライ
ジッパー仕様のジーンズのことで、1926年にリーがデニムパンツに初めて採用したとされている。
ちなみにジッパー自体も19世紀にアメリカで発明され、20世紀初頭に量産化された。
5ポケット(ファイブポケット)
ジーンズは、前後合わせて5つのポケットがあることから、5ポケットと呼ばれることもある。
リベット
ポケットの端を補強するために打ち込まれた鋲のこと。1873年にリーバイス社が特許を取得した。
色落ちの用語
アタリ
脚部のアウトシームに沿った色落ち部分のこと。ヴィンテージでは、色落ちを評価する基準のひとつとなっていて、裏側の生地がしっかり折り返されていないとキレイにアタリが出ない。
ヒゲ
アタリと同じくユーズドの色落ち具合を示す言葉で、股の周囲のシワに沿って放射状に広がった色落ち部分のこと。
ヒザの裏の放射状の色落ち具合を「クモの巣」「ハチノス」などとも呼ぶ。
タテ落ち
ヴィンテージデニムの最大の魅力は、風格のある独特の色落ちだが、縦に線状に色落ちするのでこれを、「タテ落ち」と呼ぶ。
以前は、染料の違いで起きると思われていたが、実際には精度が低いムラのある糸で生地が織られていたのが原因。
加工の用語
ワンウォッシュ
文字通り1度洗って縮ませる加工のことを「ワンウォッシュ」という。
ストーンウォッシュ
販売前に石と共にジーンズを洗うという加工技術のひとつで、1970年から1980年代に流行した。
石とデニム生地が摩擦することでユーズドの風合いを出す技術。
ケミカルウォッシュ
1980年代に流行した加工技術で、強力な酸化剤を使って科学的に色落ちさせたことからこう呼ばれた。
ブリーチ
塩素系の漂白剤を使ってブリーチ(漂白)する加工技術で、1970年代に流行した。
アメリカに多い用語
コーンミルズ社
1915年より、501の生地を独占的に供給してきたデニム生地の名門ファクトリー。
右綾デニム
向かって右肩上がり方向の綾目を持つデニム生地のこと。ちなみに右綾といえば、リーバイスのデニムが有名。
左綾デニム
向かって左上から右下方向への綾目となっているデニム生地のこと。ちなみに左綾といえば、リーのジーンズが有名。
右綾のみのと比べソフトで柔らかく、タテ落ちもしやすいといわれている。これは糸の織り方向と綾目による絶妙な組み合わせによるもの。
プリシュランク
リーバイスによるあらかじめ防縮加工されたデニムにつけられた呼称。
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この記事を書いたのは
メンズファッションブランドナビ編集部
“本当に正しい情報だけ”を目指し、その分野において「雑誌掲載の実績・専門家の評価・人々の話題性」など、相応しいブランドだけを掲載しています。
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