世界的に有名な老舗、これからの日本を担う新鋭まで「全100ブランド」を厳選!
日本の伝統に根ざした製法で作られた服、カバン、革小物、シューズなどを厳選した、こだわりの日本ブランド(ドメスティックブランド)をジャンル別にご紹介しています。
世界に誇れる日本ブランド100選【ジャンル別】
【1】服(ファッション)
【2】鞄(バッグ)
【3】革小物
【4】靴(シューズ)
【5】アクセサリー
【6】腕時計
【7】メガネ
英語表記:Loopwheeler
■創業 / 1999年 ■生産地 / 和歌山県
古き良きスウェットを作り次世代に継ぐ
“世界一、正当なスウェットシャツ”を製造&販売すべく、鈴木 諭氏が1999年に立ち上げた「吊り編み物」のブランド。アパレルの現場で永年培った技術と人脈、信頼でメイド・イン・ジャパンのスウェットと、吊り裏毛素材の新しい世界観を作り続けている。
英語表記:ELENEST
■創業 / 2007年 ■生産地 / 日本各地
自然と街を結ぶアクティビティウェア
モデル兼俳優の井浦 新氏が立ち上げたブランド。“旅”をブランドコンセプトと謳い、シンプルでクラシックなワークテイストに、アウトドアやミリタリー、エスニックなどのエッセンスを取り込み、機能性・実用性を兼ね備えたアクティブウェアを展開している。
英語表記:WTAPS
■創業 / 1996年 ■生産地 / 非公開
原宿の文化を凝縮したブランド
1996年、ディレクターの西山 徹氏が立ち上げたブランド。彼の世界観を反映したラインナップに欠かせないのが、バックボーンであるミリタリーアイテム。丁寧なアップデートを重ねてきたそれは、他の軍モノとは一線を画している。
英語表記:NEIGHBORHOOD
■創業 / 1994年 ■生産地 / 非公開
モーターサイクルファッションを、よりスタイリッシュに構築
デザイナーである滝沢伸介氏が、1994年に東京・原宿でブランドを設立。モーターサイクル、ミリタリー、アウトドア、トラッドなどの要素を独自の解釈で昇華させたベーシックな服作りをコンセプトに、幅広いジャンル&年齢層にライフスタイルを提案している。
英語表記:SOPHNET.
■創業 / 1998年 ■生産地 / 東京都
常に時代にマッチしたリアルクローズを提案
1998年に清永浩文氏が設立。サープラスの用途に忠実なディティールや、アウトドアの機能を追求した素材に着目したコレクションを展開。また、和を意識した美意識や、異分野のクリエイションにも着目するなど、幅広いジャンルで多彩な活動を行っている。
英語表記:REMI RELIEF
■創業 / 2007年 ■生産地 / 岡山県
自社工場ならではのオリジナルデニム
2007年に後藤 豊氏が立ち上げたブランド。「REMI=工夫、創造」と「RELIEF=省く」を合わせた名前どおり、工夫と創造とを加えつつ余分なモノを排除する姿勢が、数々の逸品を生み出している。世界中のバイヤーが最も注目しているブランドです。
>> 公式サイトなし
英語表記:WACKO MARIA
■創業 / 2004年 ■生産地 / 岐阜県、秋田県
“女・音楽・酒”……人生をもっと面白くさせる服
森 敦彦氏が2004年にスタートさせたファッションブランド。主に30代をターゲットにした“大人が着られるモノ作り”で、洗練された中にも遊び心が見え隠れするラインナップを揃えている。ちなみにワコマリアとは「へんてこマリア」の意味。
英語表記:PIED PIPER REBIRTH PROJECT
■創業 / 1993年 ■生産地 / 秋田県、福島県、他
伝説のブランドが華麗に復活
亀石3兄弟が仲間たちと渋谷の並木橋にセレクトショップ『バイドパイパー』をオープンし、当時のファッションをリード。2011年10月、俳優の伊勢谷友介が率いる『リバースプロジェクト』と組み、現在のブランド名で再始動。
>> 公式サイトなし
英語表記:N.HOOLYWOOD
■創業 / 2000年 ■生産地 / 青森県(縫製)
洋服の様々な要素を編集して落とし込む実力派
尾花大輔氏は1992年に古着屋でバイヤーとショップマネージャーを兼任、1995年古着セレクトショップ『go-getter』の立ち上げに携わり、1999年からリメイクやオリジナルを展開。2000年『N.HOOLYWOOD』を設立した。毎シーズン、業界内外のファッションピープルの完成を刺激するコレクションは、海外でも高い評価を得ている。
英語表記:ANACHRONORM
■創業 / 2004年 ■生産地 / 岡山県
岡山メイドの懐かしくて新しい服
2004年、ブランド設立時からメイド・イン・ジャパンにこだわり、各分野のプロフェッショナルと協力。1960年代の世界でに生きる4人の架空キャラクターを設定し、アイテムを製作している。2010年春夏より『アナクロノームクロージング』もスタート。より自由度を広げたアイテムを展開。
英語表記:MARKAWARE
■創業 / 2009年 ■生産地 / 佐賀県、千葉県、他
ディティールワークの名手
“REAL MAN’S GARMENT”をコンセプトに、縫製から加工に至るまで、すべて日本国内で行う、大人のための洗練されたファッションアイテムを展開するブランド。またカジュアルライン『マーカ』も同じ信念を基に展開され、その完成されたデザインの高さはトップクラス。
英語表記:BEDWIN & THE HEARTBREAKERS
■創業 / 2004年 ■生産地 / 広島県、岡山県、他
東京発・大人カジュアルの先駆者
ディレクター兼創設者である渡辺真史氏が様々なカルチャーに触れ、その経験を生かし同ブランドを設立。大人のストリートを基準としながらも徹底したモノ作りが業界内外で話題を呼び、毎シーズン新しいエッセンスを世に発信し続けている注目ブランド。
英語表記:NANGA
羽毛にこだわり、熟練職人によって作られる高機能ダウン
国内生産にこだわるダウンシェラフ・ブランドのNANGA。安全で品質の良いダウンを使用し、熟練職人の独自の縫製技術によって作られるダウンジャケットは、とにかく暖かくて軽いと評判。中でも「オーロラダウンジャケット」は、オーロラテックスと呼ばれる多孔質ポリウレタン防水コーティング加工を施した独自開発のナイロン生地で、高い防水性と保温性を実現した。
英語表記:KURO
■創業 / 2010年 ■生産地 / 岡山県、宮城県
岡山の職人技術を象徴するデニム
2010年春夏シーズンからスタートし、デビュー当時から注目を集めるデニムブランド。業界内で最高峰と呼ばれる岡山県で製造され、ハイクオリティな作りとともに、遊び心を取り込んだアイテムを発信し続けている。その提案力は今では世界中に広まり、現在も注目の的に。
英語表記:SLOW GUN
■創業 / 1998年 ■生産地 / 愛知県
ドメスティックブランドの王道を貫いていく
ブランドテーマは“懐かしくて新しい服”。1960~70年代の映画や音楽を服作りに対するインスピレーションの根源として、“次の最新”を時代の気分や過去のエッセンスから抽出している。それゆえファンの年齢層も広いのが特徴。
英語表記:KAPTAIN SUNSHINE
■創業 / 2012年 ■生産地 / 日本全国
アメトラの新解釈で表現
大手セレクトショップをはじめ注文が殺到する、注目度の高いドメスティックブランド。コンセプトはシーメンのタフで凛々しいユニフォーム“KAPTAIN”、目的を持ったディティールで贅沢に、かつソリッドに構成されたフィールド・ウェア“SUNSHINE”をテーマに、大人のこだわりを満載したメンズレーベル。
英語表記:KICS DOCUMENT
■創業 / 2012年 ■生産地 / 熊本県
熊本県発・ドレスシャツ工場で仕立てる新鋭シャツブランド
生地、パターン、縫製、洗い加工、シャツ作りのすべてにおいて日本の最高峰の技術を終結したオール・メイド・イン・ジャパンを掲げた、2013年デビューのメンズシャツブランド。テーラード手法や人間工学に基づいた立体パターンがユニークで、話題となっている。
英語表記:PESTER
■創業 / 2007年 ■生産地 / 東京都(パターン)
誰が着ても型崩れ無用
デザインとパタンナーを務める野元氏は、1999年に某有名アパレルブランドにパタンナーとして入社後、2006年に退社、翌年同ブランドを設立。現在でも多くのパターンを手掛けるほどの人気で、ベーシックなシルエットに光るこだわり抜いたディティールは要注目。
英語表記:TETECO.COM
■創業 / 2008年 ■生産地 / 京都府、大分県
リラックスウェアの立役者
2008年に発足。コンセプトは“ステテコ研究所”であり、日本人が考えて作り出したメイド・イン・ジャパンのステテコを多方面で研究し、肌で感じるくつろぎを積極的に発信。また部屋着としてはもちろん、かさばらず洗濯後にも乾きやすく、旅行などに持っていくのも便利。
英語表記:BLUE BLUE JAPAN
自分だけの風合いや経年変化を楽しめる「デニム」
藍を中心としたモノ作りから始まった『聖林公司(せいりんこうし)』のオリジナルブランド。着心地がよく、長年着用できるものを目指し、本藍染やインディゴ染めを中心に、四季を感じさせる色や素材を使用。メイド・イン・ジャパンのこだわりが詰まったアイテムは幅広い層に支持されている。時を重ねるごとに自分仕様に変化する風合いも魅力。
英語表記:D-VEC
自然環境に適応する機能性とファッションの融合を提案
フィッシングのブランドとして有名な『DAIWA』が持つ機能性に、ファッションの都会的なエッセンスを融合させた独創的なプロダクトを発信。“雨を感じ、風を楽しむ”という五感をテーマに、極限のフィールドで快適な着心地を実現。独自の加工技術による機能美とファッション美の融合は、今、世界的にも注目を集めている。
英語表記:ISLAND KNIT WORKS
定番と伝統のよさを再認識できる上質なニットウェア
“古き良き物、新たな技術、継承されてゆく技術、それらをMADE IN JAPANにこだわり統括したニュースタンダードニットの提案”というコンセプトを掲げるニットブランド。定番の「ビッグワッフルニット」は、しっかりした編地で保温性を保ち、まるでコットンのような肌ざわり。
英語表記:EDWIN
独自の縫製と加工技術で世界を魅了したジャパンブランド
国内のみならず世界で圧倒的な支持を得ているEDWINのジーンズ。その歴史は1961年、米軍払い下げの衣料を扱っていた商店が日本初のジーンズ・ブランドを立ち上げたことに始まる。以来、生地もパターンも縫製もすべて自社工場で職人が行うこだわりよう。現在は日本のみならず欧州、アジア、そしてアメリカでもジャパン・デニムの人気が広がっている。
英語表記:FRANKLIN TAILORED
日本人が本来持つ豊かな感性を武器に世界に誇れる究極のベーシックを創る
「温故知新」という考え方をべースにしながら日本人の「粋」という感覚を信じ、洋服という世界だからこそ、欧米で認められるメイドインジャパンを追求する〈フランクリンテーラード〉。ベーシックなチノパンで3万弱。ベーシックなシャツも3万弱。無地のTシャツで1万5000円ほど。感覚としては全体的に高い印象かもしれませんが、費用対効果としては適正。耐久性もあるし、何度も繰り返し、そして長年着たくなるのだからむしろお手頃といってもいいほど。
>> 公式サイトなし
英語表記:MofM
クラフトマンシップとデザインの理想的なフュージョンを目指す
東京から群馬・水上にベースを移し、よりフィールドに根ざしたファッションアイテムを追求し展開する〈マン オブ ムーズ〉。そこから派生した、さらにアウトドアテイストを強く打ち出す新ラインが〈マウンテン オブ ムーズ〉。
日本製の品質にも注目しコレクションを展開する同ブランドですが、今季は中でも群馬シルクを使ったアイテムが話題。高い注目を集めている。「群馬シルクといっても聞きなれない人は多いと思うが、実は群馬は全国一のシルクの産地。そこで作られる『gunma200』というシルク素材は非常に高品質で知られており、特許加工技術「シルクフィル」を施した中綿素材は皇室でも愛され、貞明皇后記念蚕糸科学賞を受賞するほどなのだ。このアウターはその中綿を100%使用した代物。
英語表記:Scye
優れた機能性とデザインが融合
パターンカッターである宮原秀晃とともにブランドをスタート。クラシックな英国式テーラリングをクリエーションのベースに現代的な解釈を加えた新しいスタイルを構築。
素材やカッティング、仕立てにも配慮した高品質なアイテムには根強いファンが多い。ブランド名の「Scye」は、“袖ぐり”や“鎌”という意味のテーラー用語。
英語表記:08sircus
細部までこだわり抜いた服の最上級の着心地を楽しむ
高度なテクニックによる縫製や仕掛けで独自の世界観を作り上げる実力派ブランド。森下氏が生み出す多くの服は、自社開発による生地を用いており、素材から徹底的にこだわる姿勢は特筆すべき。
今季は“スポーツとクラシックの相反する融合”を標榜し、クリーンな空気の中に遊びを加えたハイブリッドなモダンスタイルを提案する。
英語表記:Name.
“強さ”と“美しさ”を兼ね備えたミリタリースタイルの進化モデル
「複製技術時代の芸術作品」をテーマに、日常に潜む本質、変化、進化をデザイナー清水氏自らパターンに落とし込み、スタンダードになりがちなアイテムを時代に応じて解体、再構築を繰り返し、個性を感じさせる洋服を提案。
今シーズンは「UNDEFINED」をテーマに、デザイナー自身が感じたものを、形、色で表現したコレクションとなっている。
英語表記:STILL BY HAND
遊び心とこだわりが満ち溢れる「クリーンな空気のリラックススタイル」
直訳すると「いまだに手で」という意味のブランド名が示す通り、100%日本国内の工場で生産することにこだわり、素材、シルエット、ディテールワークなど、着ていく中で初めて気付くような細かい工夫や仕掛けを盛り込んだ洋服作りをテーマとしている。独特の温もりやクラフト感が漂う服は男女問わず支持を集めている。
英語表記:ts(s)
素材感と濃淡の違いで魅せる美しいグラデーション
スタイリストや編集者を経験した鈴木氏が手掛ける屈指の人気ブランド。現代的解釈による独自のトラディショナルスタイルをベミースに、ワークやミリタリーなどのスタイルを取り入れながらラインナップを構成。
「行きすぎない意外性」「ありそうでない物作り」の・姿勢を貫く同氏の生み出すプロダクトが、ファッション好きを魅了し続ける。
英語表記:URU
数々のコレクションブランドのパタンナーとして活躍した漆山氏の技術、ノウハウを落とし込んだ服作りで、破竹の勢いでファンを増やし続けている。
コンセプトは「Accelerate Creativity Accelerate Imagination 想像力(頭)と技術力(手)の加速」。シーズンテーマを設けず、今年は年間を通して“SAHOU”というテーマを掲げている。
>> ウル公式サイトなし
英語表記:BATONER
伝統的なニット製法の手法を頑なに守り続ける、実力派ニットブランド
1951年に創業した老舗ニッター「奥山メリヤス」のファクトリーブランド・バトナー。生地を編み立てて製品化する以前の、糸を紡績する段階から、職人同士が直接ディスカッションできる環境にあるからこそ、より精度の高い物作りが実践できている。
もちろんバトナーを手掛ける奥山メリヤスの工場自体の技術力も世界屈指。成形編みした生地をリンキングで縫製する、という国内ではほぼ皆無になりつつあるニット製作の伝統的な手法を継承する、熟練した職人技に支えられた正真正銘のメイド・イン・ジャパンブランド。
英語表記:FilMelange
吊り編みスウェット以上の品質を誇る極上生地を、職人のノウハウによって形に
半世紀以上前から、スウェットをはじめとするニット生地を生産する工場が集結している和歌山市。スウェット作りにこだわるブランドは、ほとんど同地の工場に製作を依頼しているが、人気ブランド、フィルメランジェもそのひとつ。同ブランドは製品の特性に合わせて生地作りを依頼する工場を変更しているが、特に密に協力しているのが萩原メリヤス。
最近では昔ながらの機械を使い、糸の自重を利用して生地を編む、いわゆる吊り編み、のスウェット生地が人気を集めているが、同社ではより先鋭的なシンカー編み機で生地を制作している。組み合わせる糸の番手や機械の微調整によって、かさ高で着心地が柔らかい、という吊り編み生地と同じ特性を備えた生地作りを実現している。むしろ、吊り編み機よりも一定速度で編めるため、より美しく均整の取れた生地を編み立てることが可能に。スウェットを知り尽くした職人がいてはじめてあの極上の生地が作られているのです。
英語表記:crepuscule
ずっと愛用できる飽きのこないニットたち
2012年に、男女ふたりのニットデザイナーによりスタートしたブランド。厳選された素材を使い、機械だけでなく、時に手編みのニットアイテムもリリースする。
マテリアルの良さを引き立てるベーシックデザインを得意としており、どのニットも流行り廃りとは関係なく長く愛用することが可能です。
英語表記:WISLOM
オリジナリティあふれる素材使いが真骨頂
企画・デザイン・素材開発とさまざまな部門でキャリアを積んだ藤内裕司が2015年に立ち上げ。素材の持つ特性・可能性を模索し、唯一無二のテキスタイルを使ったプロダクトを世に送り出す。
2018年の春夏シーズンからはラインナップをさらに充実し、トータルウェアブランドに成長している。
>> 公式サイトなし
英語表記:FINGER FOX AND SHIRTS
素材も作りも妥協のない至高のシャツを提案する
2015年にデビューした、代官山を拠点とするシャツブランド。シャツは肌に直接触れるものだからこそ心地よくあるべきという考えから、その作りはいっさい妥協なし。
無農薬コットンを中心とした高品質な素材使いや立体的なパターン、信頼が置ける国内のソーイングなど、全方位的に完成度を追求する。
>> 公式サイトなし
英語表記:MASTER & Co.
ワークなミリタリーを基盤に質実剛健なアイテムを発信
2007年に東京で始動。古き良きワーク&ミリタリーウェアからインスピレーションを受けたコレクションを発信する。
アイテムはどれも例外なく質実剛健なつくりで、使い込むほどユーザーになじみ、深みが増していく。生産は日本国内の実力派ファクトリーが担当。
>> 公式サイトなし
英語表記:FLISTFIA
着込むほどに魅力が増すプロダクト
倉本浩史氏により2009年に創設させる。新品の状態をピークとするのではなく、着用後の雰囲気やフィット感をより重視してアイテムを製作。
着込むことにより魅力がいっそう増していく。なお、製品は倉本氏自らが着用してテストを行っている。
英語表記:is-ness
プレーンとも奇抜とも違う、唯一無二のバランス感
“心で感じるプロダクト”を掲げ、視覚以外にもこだわり、カルチャーやアートなどの要素も盛り込んだ物作りを続けるブランド。
アイテムのひとつひとつはカジュアルでも、袖を通すとすごくコンテンポラリーに見えるのが魅力です。サラッと着ても、ちゃんと絵映えします。
英語表記:South2 West8
フィールドで培われたアイディアの数々に脱帽
東京発セレクトショップ、ネペンテスから生まれたブランド。ディレクターのライフワークでもあるアウトドアに由来した、フィッシングやハンティングなどのアイディアを取り入れた服作りが新鮮です。
アプローチはレトロでも古さはまったくなくて、むしろ今っぽいスタイリングが楽しめます。
英語表記:ETHOSENS
素材の特性を熟知したクリエイションに要注目
デザイナー橋本唯氏が手掛けるブランド。前身のブランドが2004年に設立され、現在の名称になったのが2007年のこと。
ストリート系ブランドのような派手さはないものの、素材感のおもしろさで世界と勝負ができる、日本では数少ないブランド。デザインもクリーンなモードで、大人も気軽に挑戦できるブランドです。
英語表記:NEAT
パンツだけに特化したコンセプチュアルな服作り
Tシャツにスニーカーが自身の定番だというデザイナー「西野大士」が、そんなスタイルをより上品なものにすべく作るパンツブランド。
腰周りがゆったりした今っぽいワイドシルエットなど、はいたときの形が秀逸。タック使いなども絶妙で、大人が似合うパンツがそろう。
>> 公式サイトなし
英語表記:KIIT
モダンデザインを支える日本製への強いこだわり
ヴィンテージのバイイングなどを経たデザイナーの武田裕二郎氏が2007年に設立。ハイセンスなデザインはもちろん、日本人らしい品質へのこだわりも躍進の一助に。
特に国内の有力な工場とともに作っているオリジナルファブリックは有名。シンプルな服でも明確に差がでます。
英語表記:YSTRDY’S TMRRW
ミックスバランスが魅力の先鋭的リアルクローズ
デザイナー菅野寿哉 氏が設立。アメカジからモードまで、幅広いスタイルに触れてきた菅野さんの個性が反映されたコレクションを展開。
ストリート感のあるブランドはたくさんありますが、そのレンジセンスに優れているリアルクローズのブランド。
2011年の東日本大震災をきっかけに、地域の活性化を図るため気仙沼で発足したニットブランド。3種類の羊毛をブレンドしたオリジナル毛糸を使ってハンドワークで編み上げたセーターは、極上の肌ざわりが自慢。
英語表記:WRAPINKNOT
五泉市で50年以上の歴史を持つニットメーカー、ウメダニットが2012年に設立。多彩な編み機を駆使したプロダクトを展開する。発色の美麗なミラノリブニットは強撚綿とポリエステルの混紡でウオッシャブル仕様。
寒河江市の老舗ニッターである佐藤繊維が2016年に立ち上げ。注目作は独自の紡績技術を駆使したコットンカシミア素材のニットパーカだ。ふんわりしたタッチで部屋でのリラックスウエアとしても◎。
英語表記:KEIGO KUMAGAL
2006年にデザイナーの熊谷圭吾氏により創設。自身がデザイン・パターン・縫製まですべてを行なう。軽さとハリを兼備するウェザークロス素材を用いたミリタリージャケットは、やや細身でシックに着こなせる。
>> 公式サイトなし
英語表記:RAINMAKER
2013年に始動。クラシックをベースとしつつも、素材・仕様でモダン要素を落とし込むのがブランドの真骨頂だ。丸首となったユニークシャツは、イタリアの生地メーカー・マンテコ社のマルチストライプ生地を使用。
英語表記:tehu tehu
“蝶”に特化したプロジェクトとして2014年に始まり、蝶の標本および蝶採集専用ウエア&ギアの開発販売を行なう。このハンティングジャケットも蝶採集時の着用を想定。多種多様に装備されたポケットがひと際目を引く。
英語表記:ICHIMILE GRATORY
2006年に群馬でスタートし、現在は埼玉県本庄市に拠点を置く。デザイナーの荒井典雄氏が自らパターンメイクを行なうのがこだわりだ。ポンチ素材とコットンタイプライターを組み合わせたトラックジャケットは大人の風貌。
英語表記:TRORSE LEATHER GARMENTS
皮革の街・神戸で2014年に創設。数十年後にヴィンテージとして愛されるような、タイムレスなレザーウエアを発信する。良質なディアスキンを使ったこのモデルは、ミリタリーとスタジャンのミックスデザインが◎。
英語表記:BRUNA BOINNE
遊び心とオリジナリティ、そしてメイド・イン・ジャパンの確かな品質を打ち出すブランドで、設立は1997年。武骨に映りがちなカバーオールを綿×キュプラの交織素材で上品に見せるなど、巧みなセンスが光る。
英語表記:THE UNION
発足は2009年。シルエットの美しさを大事にするブランドらしく、ワイドなチノパンながらもパターンの妙でスラリとした脚線を演出する。コットンの強撚糸で織り上げた、しっかりとした素材も魅力的だ。
英語表記:KEPANI
2006年に始まって以来、上質素材を用いた日常生活を心地よく彩るウエアを発信する。上のスウェットはギザアメリカの落ち綿と超長綿のトルファンをブレンドしたふんわりとした生地で仕立てており、最上級の着心地。
英語表記:JAPAN BLUE JEANS
2010年に倉敷にて設立されたブランドで、テキスタイルメーカーを母体に持つだけにそのクオリティは折り紙付き。新作の1本は10オンスデニムを用いた軽快な仕立てで、春夏らしい色みでも魅了する。
英語表記:ORDINARY FITS
“10年後も着られる服”をコンセプトに据え2008年デビュー。高い技術力を持つ工場が多い児島を拠点とする。ヘンプ×リネンのナチュラルな顔立ちのジップベストは、着込んで洗うほどに柔らかくなりカラダになじむ。
英語表記:AULICO
都城市を本拠として2006年にデビュー。ブランドの人気アイテムとなるのはイージーパンツで、このモデルでは2重織りにしたコットン地を使って独特の肉感を生み出している。ムラ出しした洒脱な色合いもポイント。
>> 公式サイトなし
英語表記:TIGRE BROCANTE
設立20周年を迎えた西の本格派。新作のテーラードは身頃と袖がワンパーツとなっておりフィット感良好だ。素材は風合いの良いダックナイロンで、縦糸にインディゴ染め糸を用いており味わい深く色落ちする。
英語表記:CURLY
カットソーのファクトリーにより2009年にスタート。生地の企画、パターン、縫製まで自社で行なう徹底ぶりで、目の肥えた大人からも人気を集める。このシャツは布帛風だが実はカットソー地で、着用感はストレスフリー。
英語表記:S’YTE
ヨウジヤマモト社のアトリエチームがデザインする、オンラインストア「THE SHOP YOHJIYAMAMOTO」で限定販売されているECブランド。
ブランド名の意味は、フランス語でet Y’S(Y’sと共に)を逆さに表したもの。メイド・イン・ジャパンのクオリティにこだわった上質なカットソーアイテムを中心に、ヨウジヤマモト社らしいカッティングとシルエットのリルクローズを提案している。
英語表記:MYSELF ABAHOUSE
国内の大手アパレルメーカー〈アバハウス〉が母体となり、2013年より大阪・横浜などで大都市圏で実店舗としてスタート。
2017年の秋冬よりEコマース専業ラインとして“リアリティ・リラックスモード”をテーマにリブランディングを実施。大手ならではのアンテナと感度でトレンドを取り入れたアイテムをリーズナブルに提供する。
英語表記:CAMBIO
幅広いブランドを扱うセレクトショップの〈カンビオ〉が立ち上げたブランド。人気ブランドとコラボした限定アイテムもリリースしており、コアなファッショニスタからの支持も集めている。
英語表記:SOCIAL WEAR
原価率60%によって実現する高い品質を武器に、人気セレクトショップ〈ステュディオス〉が母体となって2018年から始動したネット専業ブランド。
「日本の製造業を活性化させ、強い日本産業を取り戻す」というコンセプトのもと国内生産をおこなっており、越境Eコマースによる海外展開も視野に入れている。
英語表記:SPU
きれいめカジュアルをテーマにモノづくりを行う、楽天市場内のオンラインショップ発のブランド。サイトも見やすく整理され、季節に応じて小物の特集やカーディガンの特集などをおこなっている点も特徴的。
生地やサイジングなど製作の際のこだわりを詳細に解説しているアイテムも多く、安心して購入可能。
英語表記:MONO-MART
楽天市場内にフラッグショップを持つ楽天系ブランドのなかでも、リーズナブルな価格帯でかつクオリティが高いことで人気を博している。また、ZOZOTOWN内でもスタッフがWEARを活用してコーデをアップすることで、ファッション初心者でも購入しやすいように配慮するなど、SNSも積極的に活用している。
英語表記:ZIP FIVE
オンラインセレクトショップ〈ジップクロージングストア〉がリリースするオリジナルブランド。価格的にはいわゆるプチプラながらも、素材やシルエットにこだわった品質の高さに加え、しっかりと流行も抑えたデザインで、ZOZOTOWN内の人気アイテムランキングにも頻繁に登場するほどの売れ行きを誇る。
英語表記:ALLEGE
レディースでも人気も綿ズブランド
デザイナー、山口亮が2011年の春夏よりスタート。“生活の中にある日常着の可能性を追求”をコンセプトに掲げ、素材感や繊細でもリラックスしたパターンを生かした服作りに定評あり。
英語表記:JOHN MASON SMITH
ブランド名に冠したのは架空の左利きの男性で、そのシグネチャーレーベルというのがコンセプト。レディースでは名称が〈ジェーン スミス〉に変わり、こちらも架空の女性像。
英語表記:CINOH
2014年に始まった〈チノ〉。2018年よりメンズコレクションをスタート。デザイナー茅野 誉之(チノ タカユキ)氏は自身のブランドの服を「テキスタイルの使い方が、メンズよりメンズらしい」と語る。
英語表記:PORTER
■創業 / 1962年 ■生産地 / 東京都
“一針入魂”の精神が様々な傑作カバンを生む
1935年創業の吉田カバン初の自社ブランドとして、1962年に発足。ブランド名はホテルなどでお客様のカバンを預かる、常にカバンに触れカバンの良さを知る「ポーター」という職業に由来。長年培ってきた技術と伝統を生かし、素材選びから縫製まで妥協なきモノ作りを実践。
英語表記:HEAD PORTER
■創業 / 1998年 ■生産地 / 日本
“裏原宿”から世界に発信し続けて20年
1998年、バッグブランドとして東京・原宿にオープン。日本が世界に誇るカバンメーカーの吉田カバンに製造を依頼し、同社の高い技術力のもとでオリジナルテキスタイルや独自デザインのアイテムを多数リリースしている。
英語表記:MASTER PIECE
■創業 / 1994年 ■生産地 / 大阪府
革新を続けるファクトリーブランド
メンズのバッグがまだファッションとして確立されていなかった1994年にスタート。バッグをファッションジャンルとして捉える先駆者的存在として、時代のニーズとブランドのアイデンティティを融合させ、数々の人気シリーズをリリースしている。
>> マスターピース公式サイトhttp://master-piece.co.jp/
英語表記:hobo
■創業 / 2004年 ■生産地 / 東京都
自分らしさを発見できるバッグ
バッグをはじめとする実用的なイクイップメントと、ブレスレットやリングに代表されるアクセサリーを提案する東京発のブランド。東京・中目黒、名古屋・栄、北海道・札幌の直営店をベースに、決してトレンドだけに左右されることのない『ホーボー』の世界観を発表している。
英語表記:SLOW
■創業 / 2008年 ■生産地 / 大阪府、愛知県、他
“栃木レザー”の可能性を追求する
トレンドに流されないモノ作りの原点を追い求め、2008年にスタート。『SLOW』という名前は、ブランドの世界観を形成するSports、Luxury、Outdoor、Workのイニシャルに由来。栃木レザーをはじめ、経年変化が味わえるレザーアイテムが人気。
英語表記:HERGOPOCH
■創業 / 2005年 ■生産地 / 東京都、福島県
ライフスタイルを豊かにするハンドメイドバッグブランド
エルゴポックはカバン業界で半世紀にわたってキャリアを気づいてきたキヨモトが、新しい時代のプロジェクトとして立ち上げたブランド。ビジネスバッグからカジュアルバッグまで、オリジナルの上質レザーを使うなどこだわりのカバンや革小物を展開している。
英語表記:THE SUPERIOR LABOR
■創業 / 2007年 ■生産地 / 岡山県
ハンドメイドの温もりをプロダクトに宿す
2007年、岡山のファクトリーで生産を開始。すべての工程をハンドメイドで行う、クラフトマンシップに溢れるブランドです。岡山を代表する極厚の帆布に、東京の下町の職人により生み出される重厚な真鍮パーツなど、すべてが経年変化を楽しめる。
英語表記:PORTER CLASSIC
■創業 / 2007年 ■生産地 / 日本
熟練の腕と革新的アイディアで、日本のカバン作りをリードする
日本人初の“NYデザイナーズ・コレクティブ”メンバーに選出されるなど、国内外屈指のカバンデザイナーである吉田克幸氏が2007年に設立。アパレルへもクリエイティブの幅を広げ、日本のモノ作りの良さを秘めたコレクションを展開し続けている。
英語表記:KICHIZO
■創業 / 2010年 ■生産地 / 東京都、日本各地
“みんなのかばん”がテーマ
長年数々の名品を世に送り出してきた『Porter Classic』代表の吉田克幸氏が父の名を頂き、2010年にスタートしたカバンレーベル。吉田晃務氏がチーフデザイナーを担当し、“みんなのカバン”をテーマに、徹底してメイド・イン・ジャパンにこだわったカバン作りを実践。
英語表記:KINGZ by Samantha Thavasa
シックで機能的でクラス感抜群こんなバッグが欲しかった
今や日本を代表するバッグブランドにまで急成長を遂げた〈サマンサキングズ〉。豊富なラインナップの中、クオリティコンシャスな人に向けた、細部にとことんこだわったラインがあるのをご存知でしょうか。それが“Made in Tokyo”ライン。
これはすべての工程を国内で完結させているハイグレードラインで、上質を求める大人からも支持者が多数。例えばバッグは防水加工を施した牛革を使用。シボ感を演出し高級感を出した素材とゴールドの箔押しがマッチ。さり気なく漂うラグジュアリーなムードが魅力的。
英語表記:FARO
■創業 / 非公開 ■生産地 / 日本
世界に誇る「薄マチ財布」の名手
和装小物製造工房として創業したセルリミテッドが、日本の職人技術を世界に向けて提案するために設立した高品質ブランド。気が遠くなるような細かい仕事を繰り返し、ファーロの製品は作られている。メイド・イン・ジャパンの製品と精神を提案できるブランド。
英語表記:GANZO
■創業 / 1991年 ■生産地 / 東京都、千葉県
革を知り尽くす老舗の究極プロダクト
1917年に皮革小物類の製造卸売業を始めた味岡のプライベートブランド。1991年にGANZOブランドを立ち上げ、東京都表参道に直営店をオープン。2008年にGANZO本店を開店させる。選び抜かれた革素材と熟練職人の技術を融合させ、本物だけを生み出す。
>> ガンゾ公式サイトhttps://www.ganzo.ne.jp/
英語表記:ARTS & CRAFTS
■創業 / 2006年 ■生産地 / 非公開
現代の感性と伝統的な職人技が融合
大量生産システムに疑問を投げかけ、仕事の大切さを“ARTS & CRAFTS MOVEMENT”という言葉で提唱した19世紀の英国人、ウィリアム・モリス。そのスピリッツを受け継ぎ、現代の感性と伝統的な職人技の融合を目指した日本発のレザーブランド。
英語表記:WILD SWANS
■創業 / 1994年 ■生産地 / 茨城県
丈夫で永く綺麗に使える革小物を追求
職人による丹念なモノ作りで、美しい革小物を展開するブランド。日本人ならではの完成と確かな技術で、トレンドに左右されることなく本物の道具を生み出している。エイジング・サポート銘打って、メンテナンスのサポートを行っているのも魅力のひとつ。
英語表記:K.T.LEWISTON
■創業 / 1994年 ■生産地 / 東京都
素材に対して徹底的にこだわり続ける
1994年よりアメリカのハンドソーンシューズ、レザーグッズのブランドとしてスタート。選び抜かれた素材、そして熟練した職人の技術により、クラシックでありながら次世代のモダンデザインが融合された商品をポリシーに、上質なアイテムを展開している。
英語表記:MOTO
■創業 / 1971年 ■生産地 / 島根県
伝統と革新をレザーの領域で表現
本池大介&作人兄弟が手掛けるレザーブランド。革の人形作家を父に持ち、遊び道具はいつも革の切れ端というくらい幼少の頃からモノ作りに触れて育つ。伝統的なクラフトワーク、さらに革新的なアートワークの融合を目指し、日々製作と挑戦を続けている。
英語表記:HIROSHI TSUBOUCHI
■創業 / 2008年 ■生産地 / 日本
世界の靴クラフトマンが震撼する逸品
イタリアの名靴「プレミアータ ウォモ」や「エンツォ・ボナフェ」などを日本に紹介したインポート業界の重鎮、坪内 浩氏が2008年に立ち上げたブランド。クラシックをベースに氏のセンスで仕上げたフォルムは、ネオクラシックあるいはモードと、どれも非常に魅力的。
英語表記:foot the coacher
■創業 / 1994年 ■生産地 / 国内数ヵ所
世界のシューズ界に認められた彗星
シューズデザイナー竹ヶ原敏之介氏が1994年に会社を設立。ドレスシューズブランド「竹ヶ原敏之介」を開始。2000年にカジュアルライン『foot the coaher』をスタートした。そんな同ブランドの魅力は、スタイリッシュさと堅牢さをミックスした、モノ作り。シーズンごとにテーマを掲げて、敏感に時代を読み取り、ファッショントレンドを反映させたアイテムは、常に注目の的となっている。
■創業 / 1998年 ■生産地 / 東京都
ブランド名が変わりさらに進化
デザイナー鹿子木氏は、大学卒業後、英国に渡り、靴学校コードウェイナーズカレッジに入学。1998年にリズムフットウェアをスタートし、スニーカーを中心に展開。2013年ブランド創業15周年のタイミングで、ブランド名を『RFW』に改めた。
英語表記:KIDS LOVE GAITE
■創業 / 2008年 ■生産地 / 非公開
さりげない“押し出し感”と個性を主張
ロンドンと日本で靴作りのノウハウを学んだ山本 真太郎氏が2008年にスタート。ハウス・オブ・ビューティ&カルチャーがインスパイアされている。計算されたボリューム感とオリジナリティあふれるデザインは、国内はもちろん海外でも高い評価を得ている。
英語表記:SPINGLE MOVE
■創業 / 1997年 ■生産地 / 広島県
伝統製法で仕上げた美スニーカー
広島県府中市の工場のファクトリーブランドとして2002年デビュー。設立当初より受け継がれるヴァルガナイズド製法に特化した靴作りを掲げ、様々な工程を熟練職人の手によって生産している。近年では有名ブランドとのコラボレーションを数多く実現している。
英語表記:MOON STAR
学校靴で培ってきた技術をモダンに再構築したシューズ
福岡県久留米発のシューズブランド。靴本体とゴム底とを接着した後、硫黄を加えた釜で熱と圧力をかけるヴァルカナイズ製法を採用しており、これは国内でもわずかな工場でしか生産することができない。
英語表記:ROLLING DUB TRIO
靴作りに必要な工程をそれぞれの専門家が担当し、珠玉の一足に
革問屋や靴作りを担う職人も多いことから、数百年に渡って靴や草履などの履物生産の主要地として知られる浅草。同地では職人同士が密に触れ合えるアドバンテージを活かして、新たなブランドが続々誕生している。その代表格が、2007年に創業したローリングダブトリオ。
同ブランドでは革の選定、裁断、つり込み、縫製、底づけ等々、主要な工程をすべて浅草で行なっている。直接顔を合わせながら細部までディスカッションして製作される力作は、伝統的、な技術と今の感性を融合させた、浅草でしか製作できないマスターピースといえる。
英語表記:LARRY SMITH
■創業 / 2008年 ■生産地 / 東京都
デザインから完成まですべてハンドメイドで成形する
アクセサリー制作をほぼ独学で学んだ林田吉史氏が、2008年にスタートしたブランド。1800年代後半から1940年代のトラディショナルなインディアンジュエリーをベースにしながら、現代的なスタイルに落とし込んだ作品は、年齢を問わず幅広いそうに支持されている。
英語表記:PUERTA DEL SOL
■創業 / 1995年 ■生産地 / 主に東京都、神奈川県
“ロック&ラグジュアリー”をジュエリーで表現
レディースジュエリーの原型制作に携わっていた経験を生かし、インポートシルバーアクセブームの黎明期といえる1995年にメンズを中心としてブランドをスタート。その後、1999年に発表したブルーチタンコーティングのアクセで一躍脚光を集め、現在まで高い人気を誇る。
英語表記:GARNI
■創業 / 1997年 ■生産地 / 東京都
「手で作ること」にこだわるアクセブランド
1997年創業。ブランド名のGARNIは、「GRANISH=料理の付け合わせ飾り」という言葉に由来している。そこにはアクセサリーが身につける人のファッションを引き立てるものであるという思いがある。ブランドコンセプトは「Diverse Conception=多様な発想」。
英語表記:JAM HOME MADE
■創業 / 1998年 ■生産地 / 日本
常に新しいことへ挑戦し続けるブランド
1998年設立。コンセプトは“肌にもっとも近いプロダクトをメインに、デザインの本質的な必要性を提案すること”。ブライダルリングを基軸にコンセプチュアルな作品が多く、カルチャーやユーモア、ギミック、日本の加工技術を巧みに融合した表現を得意とする。
英語表記:CASIO
■創業 / 1957年 ■生産地 / 山形県、他
電子技術で時計界に新風を吹き続ける
1957年創業のカシオ計算機が電子卓上計算機の分野で有名になる中、事業拡大のひとつとして時計開発にも着手。かつてないタフネス機能を備えたG-SHOCKが1983年に誕生。90年代にはストリートカルチャーと結びつき、世界中で一大ブームを巻き起こした。
英語表記:SEIKO
■創業 / 1881年 ■生産地 / 長野県、岩手県
日本の時計史を牽引する存在
1881年に設立された服部時計店が前身。1892年に時計製造工場の精工舎を設立、1913年に国産初の腕時計「ローレル」を発売。1969年に世界初のクォーツ腕時計「クォーツ アストロン」を発表。「キネティック」「スプリングドライブ」などの独自技術でも知られる。
英語表記:CITIZEN
■創業 / 1918年 ■生産地 / 東京都
時計をより身近にした立役者
1918年創業の尚工舎時計研究所が前身。1924年に完成した懐中時計第一号に「市民に愛され、親しまれるように」との想いから『CITIZEN』と命名したのが現社名のはじまり。耐震装置や防水、光発電エコ・ドライブなど、革新技術で時代をリードしてきた。
英語表記:AYAME
■創業 / 2009年 ■生産地 / 福井県鯖江市
鯖江の職人が作り出す高品質メガネ
ブランド名となる菖蒲(あやめ)の由来は、デザイナーの出身地である、茨城県潮来市を代表する花から採用。また造語である彩目には、メガネを描ける人に鼻を添えられるようにという意味も込められ、誰もが華麗な顔つきになる。
英語表記:TEFU
■創業 / 2009年 ■生産地 / 埼玉県浦和市
江戸流を受け継ぐフルハンドメイドメガネ
埼玉県に2店舗構える『ボンメガネ』のオリジナルブランド。工房は浦和店の2階にあり、ガラス越しに製作現場を見ることができる。すべてデザイナー兼職人である富田氏のハンドメイドからなり、どのモデルを見ても妥協のない作りこみを感じられる。完成まで約3週間を要するが、持つ価値は十分にある。
眼鏡愛好家を虜にしてきた世界屈指の日本ブランド
1883年に東京人形町に誕生した白山(しらやま)眼鏡店がルーツ。1946年に分家という形で現在の上野本店を開業。1975年にオリジナルフレームの製作をスタートして現在に至る。ジョン・レノンをはじめ著名人が顧客に名を連ねることからも品質の高さは折り紙付き。
コンセプトは「デザインしすぎないこと」。デザインが主張しすぎないから顔の一部になり得るし、質がいいからこそストレスもなく、見栄えの品格も上がるります。フレームの素材自体は適材適所、世界から仕入れているが、それを形にするのは日本の職人。厚さ、曲線の美しさ、仕上がりの上品さは段違い。それを身につけると格がワンランク上がって見えるほど。
メンズファッションブランドナビ編集部
“本当に正しい情報だけ”を目指し、その分野において「雑誌掲載の実績・専門家の評価・人々の話題性」など、相応しいブランドだけを掲載しています。