「本革」にこだわるならココは外せない。
今回は、今まで紹介したビジネスバッグブランド一覧・カジュアルバッグ一覧など、100以上に及ぶバッグブランドの中から、特に「革バッグが有名かつ高く評価されている」、絶対に候補にすべき最強10ブランドを紹介しています。
三越伊勢丹「鞄・革小物バイヤー」
井波 亮さん
■日本が誇るコストパフォーマンスに優れた革バッグブランド。
「革バッグ」を検討するなら絶対に外せないのがこの日本発のアニアリ。
革・金具・付属まで、全て自社生産にこだわる職人気質な革ブランドで、特にレザーの”なめし”方や色味、風合いまでを徹底管理しており、レザーの品質はハイブランド並みとも評価されています。
ここまで聞くと高そう…と思うのですが、そこは日本ブランド、手の届きやすい価格設定も人気の理由でありコストパフォーマンスに優れています。
気になる年齢層は、下は20代~上は50代まで幅広い年代の支持を獲得。旅行用のボストン、ビジネス用のブリーフケース、休日用のボディバッグまで種類も多彩。
■使う者とともに”育つ”、年を重ね続けるエイジングレザーバッグ。
発売すれば即日完売。今やランドセルにプレミアが付くほど人気を誇る土屋鞄の原点はもちろんランドセル作りであり、そのモノ作りの姿勢は革カバンにも引き継がれている。
ランドセルと同様に革カバンは「相棒のような、家族のような、親友のような」特別な存在となるよう、職人が願いを込めながらひとつひとつ丁寧に作り上げる製法。
その頑強に仕立てたバッグは使うほどに風合いが増し、愛用する男性と共に年を重ね続けます。
【公式】 https://tsuchiya-kaban.jp/
■こだわりの革と、時代に沿った作りで進化し続けるメンズバッグの雄。
1941年に小さな皮革工房としてスタートしたアメリカ発のコーチは、創業当時から男性のレザーアイテムを主力とし、80年代には「メンズバッグの第一人者」として知られた存在。
野球のグローブをヒントにした肉厚ながらしっとりと柔らかい「ブリーカー」と称される革をはじめ、オリジナルレザーを数々考案している、革に特別なこだわりをもつブランド。
革カバンはビジネスラインからカジュアルラインまで、男性のライフスタイルに合わせたラインナップ。シーンに合わせた革選びはお手の物で、業界ではいち早くスマホポケットを採用するなど「時代に合わせた鞄作り」も高く評価されている所以。
■飽きがこず、流行にも左右されない、末永く使える”本質”を極めています。
万人に好感を持たれるシンプルモダンなデザインと、丈夫で使い勝手の良さにも配慮した革バッグをリリースする、知る人ぞ知る隠れた名ブランド。
50年以上に渡って鞄作りに情熱を注ぐ日本のメーカー「キヨモト」のオリジナル革ブランドだからこそできる、価格以上の革質、日本人が使いやすい作りは「一度使ったらやめられない」と評判。
そんなエルゴポックはリピーターが多いことからも”モノ良さ”が伺える、一度は手にしてみて欲しいブランド。
年齢層は30代~60代、シンプルモダンなデザインもあって「オトナの男性」に選ばれる傾向があるのもの、その落ち着いた雰囲気と流行に左右されないデザインは、1つのモノを長く愛用する男性なら年齢関係なくオススメできます。
【公式】 https://www.hergopoch.com/
■カジュアルレザーバッグの賢い選択。
「オトナも楽しめる上質なリュック」で確固たる地位を確立している日本生まれのカジュアルバッグブランド。
カジュアルといえど、用途やデザインにより選び抜かれた革、使い心地のいい設計など、鞄作りはストイックなほどにこだわりを持つ本格派。
それゆえ、カジュアルな見た目と革質の良さを両立したバッグを探すならベストとも言えるブランドなわけです。普段はリュックの存在に隠れがちですが、その実力は雑誌や口コミでもお墨付きです。
【公式】 https://master-piece.co.jp/
■いつかは手に入れたい、デキる男の代名詞ともいえる孤高の存在。
世界中に数多くのハイブランドがある中、「革バッグ」で高い知名度とブランドバリューを兼ね備えているボッテガ・ヴェネタ。
そんな「ボッテガ = 革バッグ」を確立させたのが、細く長い革を熟練職人が1つ1つ手作業で編み込み上げたレザー(イントレチャート)。上質な革の良さと、見た目の美しさを両方楽しめる贅沢な逸品として今やブランドの顔となっています。
ボッテガがイタリアを代表するハイブランドだけあり”高価”なことが難点ですが、腕時計であればロレックス、クルマであればポルシェのように、デキる男がいつかは手に入れたい憧れの存在。
男をアゲル贈り物として、父への特別なプレゼントとしてなど、孤高であるがこそプレゼントとしての喜びも格別です。
【公式】 https://www.bottegaveneta.com/
■歴史は浅くとも情熱は深い、これからの時代を担う新星。
ここ最近誕生したブランドの中で、ぜひ目にとめて頂きたいのがガレリアント。
創業は2011年ながら質のよさは既に老舗級であり、次世代の定番を担うと高く評価されているメンズバッグブランドであります。
主力は革バッグであり、コンセプトかつデザインベースとなっている”クラシックモダン”に、最新技術と現代のトレンド性をほどよくミックス。
商品価値だけではなくユーザーの心を豊かにできるモノ作りをしていきたい、という想いからスタートした同ブランドは、素材、デザイン、テクニカルの全てにおいて妥協を許さない確固たる姿勢を貫いています。
【公式】 https://www.galleriant.com/
■「知的なオトナ」が1番似合う、唯一無二の革バッグ。
スーツやフォーマルなどドレススタイルにもカジュアルにも合わせやすい、エレガントでありつつ堅苦しさの無い”色気”をバッグに表現できるのは、イタリアでキャリアを積んだ日本人デザイナー「大平智生」氏だからこその賜物。
日本人の持つ繊細さとイタリアの艶やかさを融合させたレザーバッグは、まさにオトナだからこそ使いこなせる逸品。
きめ細かで美しいシボ感のレザーと、シンプルに努めた最良の金具使い。街やビジネスシーンで知的に装うのであれば、シセイは最高の相棒となります。
【公式】 https://cisei-firenze.com/
■大人カジュアルを体現する、休みや旅に”丁度いい”エレガントバッグ。
「休日を優雅に飾るバッグブランド」として着実に地盤を固めつつあるペッレモルヒダは、遊び用や旅行用の革バッグが欲しいけど、子どもっぽいのはちょっと…。そんな上質を求めるオトナ男性に最適な存在。
柔らかな肌を目指したオリジナルレザーの開発、あえて贅沢な1枚革をバッグに使用するなど、革にこだわった鞄作りとラグジュアリーなデザインの双方を持ち合わせる希少なブランド。
ちなみに、雑誌 LEONや OCEANS をヒットさせた立役者「干場義雅」氏がクリエイティブディレクターを務めている。
【公式】 https://www.pellemorbida.com/
■「バッグ界のG-SHOCK」タフなレザーバッグの代名詞。
日々使い続けてもへこたれない、タフで質実剛健なレザーバッグを求めるならグレンロイヤルは最良といえる選択。
グレンロイヤルは乗馬の鞍にも使われていた「耐久性のある高品質ブライドルレザー」がブランドの代名詞であり、紳士の国で知られる英国(スコットランド)で設立された格式あるブランド。
伝統を受け継ぐクラフトマンの手仕事で製作されるカバンは、クラシカルな雰囲気を持ちながらも機能性を備えています。
しかもブライドルレザーは、使い込むほどに艶と深みが増していく経年変化も特徴で、育てていく楽しみが味わえます。
メンズファッションブランドナビ編集部
“本当に正しい情報だけ”を目指し、その分野において「雑誌掲載の実績・専門家の評価・人々の話題性」など、相応しいブランドだけを掲載しています。