大人向けジャケットの「ブランド・定番モデル・コーデ例」に基礎知識&手入れまで徹底紹介!
何はともあれ休日、仕事、デート、合コン、食事会などあらゆるシーンで使える万能選手「ジャケット」。
今回は
「大人にちょうどいい上質ジャケットが欲しい」
「30代・40代に相応しいジャケットブランドはどこ?」
そんな方にもおすすめな『大人ジャケットブランドランキングTOP30』をはじめ、定番モデル、基礎知識や手入れ方法までご紹介!
■1位:ラルディーニ【王道】
■2位:タリアトーレ【上品】
■3位:ボリオリ
■5位:ブルックス ブラザーズ
■6位:チルコロ 1901【カジュアル】
■7位:セオリー【シンプル・初心者】
■9位:ティージャケット【カジュアル】
■10位:ラルフローレン
■11位:麻布テーラー【日本ブランド・オーダー】
■12位:ブルネロ クチネリ【高級】
■13位:デザインワークス【ニット】
■14位:マッキントッシュ ロンドン
■15位:ザ・ジジ
■16位:カズユキクマガイ【日本ブランド】
■17位:ラコステ【機能的】
■18位:ポールスミス コレクション
■19位:エトロ
■20位:クルチアーニ【ニット】
■21位:ランバン コレクション
■23位:ムッシュ ニコル【日本ブランド】
■24位:ザ・ノース・フェイス【機能的】
■25位:ジョゼフ オム
■26位:ヒューゴ ボス
■27位:ハイストリート【日本ブランド】
■27位:ハケット ロンドン
■28位:ベルヴェスト
■29位:マニュエル・リッツ
■30位:パオローニ
1.胸まわり
ボタンを閉じた状態で「こぶしがひとつ入るくらいの余裕」がベスト。これは動きやすさを考慮したもので、最近流行のタイトシルエットでも同様です。
2.袖丈
軽く腕を伸ばした時に、シャツの袖が1~2cmくらいの長さがのぞくくらいのバランスが良いです。
3.着丈
スーツより数センチ短めがセオリー。ヒップがギリギリ隠れるくらい、あるいは短くてもせいぜいヒップ8割くらいの長さを確保。
4.肩合わせ
肩が袖付け部分にしっかりと収まり、フィットしているかをチェック。この際、背中の襟下部分にシワが出てないかも確かめておきたい。
シングルジャケット(2つボタン)
今っぽさもありながら、ビジネスにも使える汎用性が魅力。下のボタンは留めないのが基本。
シングルジャケット(3つボタン)
定番の形ですが、ややクラシカルな印象が強め。Vゾーンが狭くなりコーディネートも上級者向けになる。
ダブルジャケット
フロントのボタンがダブル(2列)で並んだジャケットのこと。ボタンが1列で並ぶシングルとの比較で言えば、着こなしに重厚感が生まれて落ち着きがもたらされるところにアドバンテージがある。
創業:1978年 国:イタリア
「これを着れば間違いなく洒脱になれる!」という安心感を生むブランド。
シングル3Bジャケット(2パッチ)
ベーシックな中に潜む程よい色気を味わう
ウール100%のバスケット織りの生地を使って仕立てた定番モデル。3つボタンのノッチトラベル、2パッチポケット仕様で、丸みのある美しい袖付け、ブレスト部分のボリューム感は他では見られない完成度の高さ。
ビジネス・カジュアル・デート etc… あらゆる場面で使えるオールマイティな名品。
■9万4000円
ダブルジャケット
エレガントなリッチさに加えスポーティな味付けも魅力
ラルディーニの真骨頂でもあるダブルブレスト。ウール100%のポップサック生地を使用。一枚仕立ての軽やかな着心地とメタルボタンのスポーティな味付けも魅力的。
前身頃を重ねたときの立体的なシルエットを構築するための縫製もこだわりなんです。
■11万4000円
ツイードジャケット
ソフトなツイードで都会的なリラックス感を
一枚仕立てで、柔らかな質感と起毛感をもたせたジャケットは、着心地も軽快。ツイード本来のカントリー的なテイストのみを取り入れることができるので、ジャケパンコーデをアップデートするにはうってつけです。
〈コーデ〉色の組み合わせ自体は定番ですが、インディゴカラーのシャツとネイビーのカーディガン。そしてジャケットのツイードタッチの質感がミックスされることで、モダンな印象に。
■11万円
ニットジャケット
さすがはラルディーニの作という佇まい
テラコッタカラーの本作。スーツ&ジャケット作りに定評のある同ブランドが手がけているだけあり、ラペルやシルエットの美しさは目を見張るものがあります。
ボディにはほどよくハリコシのあるミラノリブを採用しているため、ダラしなく見えないのもいいですね。
〈コーデ〉実はニットジャケットと太パンツとの相性は抜群。ユル~いストライプ柄と端正なピークドラベルとのコントラストも、お洒落のポイントになります。
■6万2000円
カシミアジャケット
イタリアの“美学”が集結した最高峰の一着
ラルディーニの最上級モデルに位置するカシミアジャケット。まず、生地はロロ・ピアーナ社のレインシステム加工を施した100%カシミア生地を使用。
この構築的な肩や胸のラインは、総フル毛芯仕立て。にもかかわらず、アンコン的な軽やかさもあるのは、柔らかなカシミアの生地のおかげとドロップを控えめにするという絶妙なモデリングの賜物。
■24万円
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創業:1960年台 国:イタリア
自ら生地を企画するほどの表現力へのこだわり
サハラ(SAHARA)
コンパクトでテーラード然とした名作!
副資材を省いた軽快な仕立てで人気を博す「サハラ」。コットン、リネン、ウールなどあらゆる素材で展開される大人気ジャケットです。
こちらはジャージー素材を使い、より快適な着用感を叶えつつも、杢調の生地は奥行き豊かで、「サハラ」特有の気品や色気はまったくスポイルされていません。
■7万5000円
ピーノ レラリオ(PINO LERARIO)
マスキュリンかつセクシー
オーナー兼デザイナーであるピーノ・レラリオ氏の美学をもっとも強く反映した「ピーノ レラリオ ライン」からのソフトツイードジャケット。
テーラードベースの本格的な作りのなかにマスキュリンな艶っぽさと軽さを封じ込めた逸品です。
〈コーデ〉元来クラシックな茶ジャケットも、黒パンツと合わせることで装い全体にちょいモードな気分が漂います。だからこそドレススタイルのみならず、サラリな着流しも余裕なのです。
■9万5000円
ダカール(DAKAR)
清涼感をリッチに纏えるシルクリネン
タリアトーレらしいシェイプの効いたシルエットはそのままに、アンライニング(裏地なし)とすることで軽やかな着心地を実現「ダカール」。
こちらの素材はシルクリネンジャケット。ジーロイングレーゼと呼ばれる通気性に優れた“からみ織り”生地がさらなる軽さと清涼感をもたらす。快適にしてエレガントな一着です。
〈コーデ〉茶系のプリント開襟シャツを合わせる。と、軽やかでドライな印象の春夏らしいジャケットスタイルが完成。パンツも茶系で統一し、シャツを選りだしで着こなせば、どこかラテンの薫り漂う色っぽさも演出できます。
■10万5000円
モンテカルロ(MONTECARLO)※ダブル、シングルの両展開
羽織れば誰でも美シルエットに色気が漂う
脇からウエストのシェイプが強めで、構築的なフォルムを描く人気モデル「モンテカルロ」(シングルジャケット版も展開)。こちらはダブルで体に吸い付くような美デザインの6ボタン、2パッチポケット。
ボタンを留めるとウエスト位置がやや高めに設定されており、これが美しいシルエットの秘密。太ラペルの表情が漂う。
■9万2000円
ダレル(DARREL)
「ダレル」はダカールのダブルブレスト版で、裏地なし等、基本的な仕立ては同様。
こちらの一着は、元来クラシックなストライプを大胆な配色で料理したアンコン仕立てのダブルジャケット。トレンド感漂うエクスクルーシブ素材(コットンにリネンをブレンドした涼感たっぷりの素材)を使用。
男らしい色っぽさを感じる太幅ストライプはタリアトーレだけのオリジナル柄。深いボルドーも艶やかです。
■8万4000円
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創業:1974年 国:イタリア
王道クラシコをモダンに魅せる
ニュードーヴァー(NEW DOVER)
まさに“いま着るべき”はニュードーヴァー
ボリオリで1番人気を誇るのがこのニュードーヴァー(名作ドーヴァーを日本人向けに再設計した定番モデル)。ナチュラルなフィット感はそのままに、見た目の印象はコンパクトに。そして後ろ身頃を多く取ることで、さらなる動きやすさを実現。
ちょい幅広なラペルで大人に必要な優雅さを演出しつつ、少しだけ短くなった着丈が退屈じゃないクラシコに着こなしを叶えます。「
■12万円
カラージャケット
カシミア混の優雅な風合いがオヤジ向き
洗い加工が施されたバスケットチェックの織り柄が、着こなしに豊かな表情をプラス。カーディガンのような軽い着心地で、ヘビーになりがちな秋冬の着こなしにおいても軽快なお洒落を実現。
〈コーデ〉トレンドであるグリーンを巧みに取り入れたジャケットは、さり気ないお洒落を醸し出すにはうってつけ。スカーフで首回りにアクセントを加えるとより上品なコーデに。
■27万円
チェック柄ジャケット
オンオフ問わず使える万能なジャケット
端正なチェック柄ジャケットは、ニュードーヴァーモデル。身頃とアームホールの調整によって胸周りのフィット感が向上しているため、オヤジのカラダをより構築的に見せることができます。
〈コーデ〉オーセンティックな英国柄をイタリア目線で仕立てたジャケットは、お洒落なのに浮ついた感がないのも魅力。ゆえに、さり気ない差別化が誰でも簡単にできるというメリットもあるのです。
■11万円
ニットダブルジャケット
着こなし自在なデザインで大活躍!
毎年少しずつ編み地を変えて発売される“第二の定番”であるリブニットジャケット。ダブルブレストの貫禄を持ちつつ、こちらはメタルボタンで男らしさを程よくプラス。
ボタンの閉め方次第で多彩な着こなし方ができ、シーンを問わず活躍。
■7万6000円
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創業:1999年 国:アメリカ
アメトラをベースとした「味わい深い」大人のカジュアルジャケット。
ベッドフォードジャケット
カバーオール然としたワーク風の存在感!
同ブランドの定番アイテムとして絶大な支持を得ているのが、ピークドラペル。4パッチポケットのデザインに、ワークウェアのディティールが多数盛り込まれた「ベッドフォードジャケット」。
特有のハリとコシをもつコットンダブルクロスが、男らしさをより加速させます。
■4万8000円
REベッドフォードジャケット
ラフなカットオフスタイルにピークドラペルのデザインセンスが秀逸
高品質を保証された伝統の「ローデンクロス」を使用したジャケット。素朴なダークオリーブカラーがラギッドな雰囲気を引き立てます。ラフなカットオフスタイルとドレッシーなピークドラペルの対比も実に洒脱。
内側にポケットを補強するテープを配するなど、軽快ですが実用本位の仕立て。
■6万7000円
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創業:1818年 国:アメリカ
アメトラの雄は、定番~洒脱まで奥深いジャケットを提案
ブークレジャケット
味わい深くも都会的なジャケット
ざっくりとした質感ながらも非常に軽く、柔らかに仕上げられたウール・シルク・カシミアのブークレジャケット。その奥行きある茶系の色調が貴兄の装いにリッチな深みを与えてくれますよ。
〈コーデ〉グレーのニットにチャコールのスラックス。そんなグレーグラデの装いに絶妙に茶色が混じるグレイッシュなジャケットを羽織る。と、とっても品良く都会的な大人の色気が漂う。
■19万円
ドビー織ジャケット
リッチでモダンなジャケット
元来クラシックなドビー織のジャケットを、あえてなめらかな生地感と軽やかなアンコン仕立てでモダンに仕上げた一着がコチラ。クリームがかったマイルドな色味もエレガントな印象です。
〈コーデ〉全身を茶のトーン・オン・トーンでまとめると品の良いジャケットスタイルが完成します。タイドアップにニットを重ねたレイヤードもすべてを茶系にそろえれば、実は難しくありません。
■16万円
バスケット織カラージャケット
大人の爽やかさ薫るグリーンジャケット
表面感のあるバスケット織で仕上げられたアルパカ・リネン・ウール素材のジャケット。ほのかにシャリ感を備えた生地と淡いグリーンの色味が軽やかな仕立てに映える洒脱な一着です。
大人の魅力を引き立てる茶色は、ジャケットのインナーに用いてもその効力を発揮します。例えばさわやかなグリーンのジャケットもベージューグレー寄りの茶色のニットを合わせれば、俄然ラグジュアリーかつ色っぽい雰囲気で着こなせるのです。
■19万円
「ミラノ」ジャケット
リッチで洒脱なコロニアルスタイル
身幅がタイトで着丈も短い「ミラノ」モデルのジャケット(セットアップも可能)。素材はソンドリオ社のコットンで、ベージュカラーはほどよいカジュアル感も備えているため、ニットを肩掛けというスタイルともマッチします。
■8万4000円
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創業:2009年 国:イタリア
楽してセクシー 言わずと知れたジャージージャケットの名手。
ジャージー ジャケット
温かみのあるツイード顔にして“ぐいん”とのびるジャージー!
楽ちんジャケットの代名詞「チルコロ 1901」。コットンポリウレタンを混紡したジャージー生地に、旬の英国調を感じさせるチェック柄と、ツイーディな織柄をプリントした、仕事にも着られるクラシックな表情にして、アクティブな休日にノンストレスで着られる。類まれなる伸縮性を備えています。
■6万8000円
カノコジャージー ジャケット
男らしいストライプもサラリと羽織れる一着に
ツイーディなウールのストライプ地に見える一着ですが、素材はストレッチ性が高く通気性にも優れた独自開発のカノコスウェット。
そこに立体感を覚えるほどリアルなプリントが施されたジャケットは、濃厚なクラシックの薫りをサラリと纏える一着です。
■5万9000円
カノコジャージー ダブルジャケット
強印象な白ストライプもリラックスした雰囲気に
ダブルで白のストライプジャケットをオヤジさんが着ると普通ならちょっと威圧的に見えたりするもの。ですが、カノコスウェット素材のチルコロの一着なら、見た目も着心地も柔らか。
だから、とってもリラックスした雰囲気でクラシックな艶感を楽しめるのです。
■6万4000円
カシミアタッチ ダブルジャケット
オヤジこそ似合う、リッチなカシミアタッチ
触ってもなおジャージーとは思えない“カシミアタッチ”フリースを用いたジャケット(セットアップ)。そんなリッチかつ快適な一着ゆえに、黒タートルを合わせるだけでお洒落が楽~にキマります。
■5万4000円
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創業:1997年 国:アメリカ
奇をてらわない安定感、キチッとしたジャケットの大本命
ペーパーナイロン ジャケット
すっきりしたルックスに嬉しい機能が満載です
超軽量で、驚くほどのストレッチ性をもつ「ペーパーナイロン」を用いたジャケット。しかもステッチを一切用いず、ヒートシールテープによる圧着で仕立てているので、着心地がいいのはもちろん、スマートな見栄えも実現しています。
シワになりにくいので、旅先のジャケットとしても重宝。内側にはジップポケットも施されていて、利便性は十分です。
■5万4000円
ノーカラージャケット
意外や簡単にキマるノーカラージャケット
印象的なノーカラーにして着こなしやすいふたつボタンのジャケット。サラッとしたドライなタッチとハリ感を備えながらも、キックバックの非常に強いストレッチコットン素材を使用することで快適な着心地を約束。
■5万9000円
テーラードジャケット(セットアップ可能)
リッチさと軽~い着心地を備えたジャケット
イタリアの高級生地メーカーによる軽く、ストレッチ性のある素材を用いたジャケット(共地のパンツも有り)。
シャツのように羽織れる一枚仕立てのアンコン仕様。さらにキックバックの強いストレッチ性も備えており、「軽やかで楽でリッチ」を叶えます。
〈コーデ〉軽い着心地ゆえ、Tシャツ&パーカーにサラリと合わせれば、薄手のカーディガンでも羽織れるような軽さで、大人のカジュアルスタイルを演出できます。
■5万6000円
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創業:1911年 国:イタリア
イマドキの「モテるジャケット」の筆頭
品格あるジャージージャケット
楽チンかつ表情豊かなジャージージャケ
L.B.M 1911が誇る高いテーラーリング技術を駆使し、伸縮性抜群のジャージー素材を端正な佇まいに仕上げたシリーズ『DANDY JACKET』からの定番モデル。
ブークレ調のウール混ジャージーを用いた一着は、膨らみ感のある柔らかな表情と、カーディガンでも羽織るかのようなストレスフリーの着心地が魅力。リッチにして最高に楽チンな一着です。
〈コーデ〉カーディガン級の軽やかさゆえ、白パーカー×デニムというモテる青×白スタイルにもすんなりハマる。それでもなお、大人の品格とリッチさをしっかり確保できるあたりが、塩梅上手な魅力です。
■6万8000円
色気あるチェックジャケット
シックに華やぐチェックジャケット
濃厚なボルドーのベースに大柄のダブルチェックをあしらった、シックに華やぐ色っぽジャケット。アンコン仕様の一枚仕立てで、かつ製品染め&製品洗いが施された一着ながら、ドレス然とした構築感はしっかりキープ。
イタリアの名門「ルビアム社」の主力ブランド、L.B.M1911が誇る高度な技術の賜物です。
〈コーデ〉リッチなホテルやレストランで楽しむ夜のシーンで、肩肘張らずに華やぐのは難しいもの。ですが、そんな時に頼りになるのが同ブランドの大柄チェックジャケット。ご覧のとおり、赤のタートルニットに茶のスラックスを合わせるだけで、ちょっとしたパーティも余裕のこなれた夜遊びスタイルが完成します。
■8万8000円
リッチなニットジャケット
大人のリッチと脱力感は「休日の相棒」に
Tシャツ一枚に羽織ってもリッチにキマるのは、ジャケットの上品さとユルさを兼備するニットジャケットならばこそ。
立体的なストライプの編み地により、無地のTシャツに羽織っても物足りなくないコチラは、カジュアルジャケットが得意な同ブランドの逸品。ウールにアクリルやナイロン、モヘアを混紡し、軽くさらりとした肌触りで型崩れも防止。
■6万8000円
リネン混ジャージージャケット
“サラリ”と上品の印象がコチラです
軽やかなアンコンの一枚仕立てかつ、着心地楽チンなジャージー素材。そんなココンチ得意のスタイルに、素材は品良くリッチなリネン混ジャージーを採用。
〈コーデ〉サラリなジャージージャケットも、素材がリネン混なら品格の高さが違います。
■6万8000円
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創業:1999年 国:イタリア
完成度は折り紙つきな「カジュアルジャケットの雄」
楽ちんジャケット
品よく見える「一枚仕立て」が肝
同ブランドの代名詞、一枚仕立ての楽チンなカジュアルジャケット。テーラードのような、きちんとした上品なシルエットが出るのでカジュアルでもくだけすぎないのが魅力。
こちらは厚みのあるウールベースの生地ながら、ナイロンを混紡することで軽やかな仕上がり。また前合わせの浅いダブルゆえ、ボタンを開けリラックスして着こなせる。
■5万2000円
ニットジャケット
青×紺の配色の妙がキラリと光る
コットンニットにポリエステルをボンディングしたブランド史上最軽量の素材によるシングル2ボタン型。
発色の美しいロイヤルブルーにより涼やかなムードを表現しつつ、コントラストをつけた裏面のネイビーが大人っぽさを加速させます。ざっくりした編み地は清涼感たっぷり。
■5万9000円
柄ジャケット
男らしくも大人っぽい技アリな迷彩柄ジャケット
楽チンな一枚仕立てながら、高度なテーラリングで大人らしい佇まいが味わえる「T-JACKET」の意欲作。迷彩生地はなんとコットンのジャガード織りで、立体的な表情に高級感が漂う一着です。
■5万5000円
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コスパに優れた名品ジャケットが勢揃い!
コストパフォーマンスと扱いやすさを両立しているのが、「国内大手セレクトショップのオリジナルジャケット」。
日本人の体型を考慮した設計ゆえに、シルエットの出方も良好。ここでは各セレクトショップの名品ジャケットをご紹介しています。[/box]
1976年に創業した、国内最大手の老舗セレクトショップ。下記の「ビームス ライツ」は、ビームスが手がける上品かつ遊び心ある「大人のデイリースタイル」を提案するレーベル。
ビームス ライツ トラベルジャケット
「ウール見え・洗える・シワになりにくい」高機能ジャケット!
2ボタン、センターベントのベーシックな仕様とほどよくカジュアルなパッチポケットにより「オンオフ(仕事×休日)」で兼用できるジャケット。
素材は「アバン」という最先端の機能素材。ウールと思わせる質感でありながらストレッチが効いていて、シワにもなりにくく、しかも自宅で洗えるという優れもの。
コンシールファスナーにより内側も綺麗に仕上げているので、内ポケットのものを取り出すときもスマートに見える。
■2万3000円
時代の先を行くスタイルとオリジナルにこだわったラインナップで魅了する、大阪発の大手セレクトショップ。オリジナルは名品も数多い。
コンフォートストレッチ ジャケット
快適性に優れたオリジナル商品を提供してきたアーバンリサーチの名品ジャケット。
「コンフォート」という名の通り、①タテヨコに伸びる2WAYストレッチ、②撥水機能、③ウォッシャブル、④高品質な日本製といった4つをカギに開発。
オン・オフ問わず着こなしやすく、これだけの機能を備えながら1万円台に抑えたコスパ面も優秀。
やや身幅があるシルエットで、今どきなスタイルを実現しやすい。メッシュの裏地を使った背抜き仕立てで、通気性を高めている。内側には3ヵ所のファスナーポケットを装備し、中に入れた荷物の転落を防ぐとともに、型崩れも抑制する。
■1万6000円
「イタリアの伊達男を目指したオリジナル展開」に定評のあるセレクトショップ(全国展開)。
洗練されたデザインで汎用性も高く、そして、圧倒的にリーズナブル。洒落た大人の日常を、もっと充実させる立役者。
ダメリーノ TR2Bジャケット
休日のジャケパンスタイルを格上げする、上品な生地感が魅力的!
カジュアルユースでも使いやすい着丈がやや短めのパターン設計ですが、ウエストにはシェイプを利かせているのでラフになりすぎない。アームも細身のスッキリとした美シルエット。
■1万1500円
※ダメリーノとは、イタリア語で“伊達男”や“洒落者”を指す言葉、“Damerino”を冠したもの。これひとつで伊達男が出来上がる、という意味を持つオリジナルライン。
ダメリーノ ツイル・ジャケット
適度な光沢感のあるツイル素材を採用した、着回し可能なジャケット(セットアップ可能)。
ノッチドラペルで2Bセンターベントと汎用性の高いディティールを踏襲した一着。アンコンながらシャープなラペルとキレイなショルダーラインをキープできるのも魅力的。
■8200円
ユナイテッドアローズはビームスと双璧を成す大手。ビューティ&ユースは、大人好みのコンサバ・きれいめをベースとしたレーベルであり、20代~50代まで幅広い年代が利用する。
BY“TORAY”ドライ シアサッカー 2Bジャケット
東レの「プライムフレックス」採用。天然素材のように見え方ながらポリエステル100%で、軽量性・吸汗速乾性を備え、自宅で手洗いできる。内ポケットは左右2つあり、ともにファスナー付き。セットアップできるパンツにはモバイルポケットも備えている。
■1万7000円
創業:1967年 国:アメリカ
30代~50代まで広くカバーする懐の深いレーベル
ポロ ラルフローレンのシングルブレザー
英国海軍の制服をルーツとし、紺ジャケットの世界的アイコンに!
北イタリア製の柔らかなウールドスキンを使用した定番モデル。手縫いによるソフトな肩や、美しいラペルロール、適度なウエストシェイプなど随所に洗練が宿る。ラペルの際を走るステッチも実に端正。
ニットをINしたモダンな装いも決まる。
■8万5000円
ポロ ラルフローレンのツイードジャケット
抜群の完成度と安定感を誇るポロのツイードジャケット。カントリー風茶系もいいですが、こちらはネイビー×ブラックの細かなチェックなので、より都会的な印象。
■9万円
ラルフローレン パープルレーベルのジャケット
より上質を求める人にはラグジュアリーでトラッドなハッキングジャケットを。柔らかなカシミアウールで、構築的ではありますが、全体的に軽量な仕立てです。こちらのようにモノトーンでこなすのもよし、もちろんデニムでカジュアルにこなしても、最上位ラインゆえのラグジュアリー感が漂います。
■52万円
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創業:1918年 国:日本
オーダージャケットならココ! 日本人の体型を熟知しておりシルエットの良さは言わずもがな、生地も多彩に選べる。
オーダージャケット
写真のジャケットは、全てオーダーで製作したもの(ほんの一部です)。ビジネスカジュアル向けの上品な無地ジャケットなんてお手のもの。
休日やデート・合コンで個性を出せる柄ジャケット、ダブルジャケットなどまで多種多様にオーダーメイドができます。
■2万5000円~(写真のジャケットは各7万円前後)
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創業:1978年 国:イタリア
最高級素材を用いた「最上級ジャケットの名手」
カヴァッロ
乗馬服に着想を得た斜めのポケットやボタンホールがスポーティな「カヴァッロ」のジャケット(セットアップ可)。素材のリネンウールシルクは軽量かつ清涼感に富み、夏も快適。
〈コーデ〉セットアップにした場合、キャメルカラーのコットンニットを合わせれば、上品でリラックスしたリッチ感が漂うラテ色コーデが完成。中間色同士のソフトな印象を、ネックと裾のネイビー×ホワイトボーダーリブが引き締めてくれるという仕掛けです。
■35万円(ジャケット)
カシミアジャケット
極上素材のジャケットをノンシャランに
同ブランドが誇る選りすぐりのカシミア100%素材を用いたジャケット。柔らかくなめらかな肌触りと軽い着心地を味わえ、かつ撥水機能を備えた逸品。
〈コーデ〉無造作に白シャツを挟んだタートルネックニットのトップスとキレイに色落ちしたブルーデニム。そこに上質なキャメルカラーのジャケットをフワリと羽織れば、ノンシャランな雰囲気のなかにも圧倒的なリッチさと品格漂う、大人のジャケデニスタイルが完成します。
■55万円
リネンジャケット
楽しい夏の雰囲気を代弁する清涼感に溢れた素材
3パッチポケットに片玉縁でチェンジポケットをあしらったリネンジャケット。リネン素材によるメランジの別注生地は、トロけるような肌触りも魅力です。クリースを配したテーラード型のパンツも展開。
〈コーデ〉インナーに合わせたニットポロの赤は、今季のカラーパレットであるサクランボやトマトからインスパイアされたもの。
■37万円
ダブルジャケット
エレガントにしてスポーティなワンアンドハーフブレスト
スーパー120′sの強撚糸を使用したダブルジャケット。しなやかな生地はシワになりにくく、ナチュラルなテンションにより着心地も楽チン。ダブルの感覚の狭い「ワンアンドハーフブレスト」もスポーティな印象です。
〈コーデ〉たとえTシャツ×デニムで仕事をこなすオヤジでも、その上にデカラペルのジャケットを羽織れば、同時に大人の場所にふさわしい装いへと変身可能。
■36万円
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設立:2000年 国:日本
「ニットジャケットの真打ち」は、楽チンなのにカッコいい
カラーニットジャケット
縫い目を減らすことで快適な着心地を追求
希少なホールガーメント編み機により、襟周りと後ろ身頃の中心以外を一枚に編み立てた意欲作。
コットンやリネン、ペーパーヤーン等をインレイ編みと呼ばれる凹凸のある組織で編み上げることで、ドライで涼やかなタッチとサマーツイードのような表情豊かな風合いを表現しました。
〈コーデ〉白パンツをペールピンクのニットジャケットに合わせたスタイル。ただでさえ色合わせを選ばない白パンにクラシックなディティールを加えることで、華麗に進化。
■4万5000円
ツイード風ニットジャケット
カッチリ見える生地ゆえにツイードライクに使える一着
ローゲージ特有のざっくり感と構築的な仕立てが見事に融合したジャケット。厚手の生地ゆえラペルもしっかり立体的。カジュアルになりすぎることもなく幅広いシーンで使えるのです。
〈コーデ〉黒のタートルにピンストライプ入りの黒スラックスを合わせ、モダンかつ骨太な男らしさを演出。
■3万5000円
ウールニットジャケット
カーディガンの着心地をもつジャケット
抜群の伸縮性とほどよい膨らみ感を備えたニットジャガードの紺ストライプジャケット。カーディガン感覚で着られる着心地が楽な言っちゃ区ながら、裏地を施すことでジャケットらしいキッチリ感。
〈コーデ〉クラブジャケットのような若々しさを放つネイビー×白のダブルストライプのジャケットを、ネイビーと黒のみで構成したタイドアップで着こなす。と、シックななかにもモダンで都会的なスタイルが完成します。
■4万9000円
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設立:2015年 国:イギリス
名シリーズ「ニューブリッジ」を軸に、正統派ジャケットを展開
ニューブリッジ(ロロピアーナ生地)
高機能素材を確かな技術で仕立てる
高機能素材を用いつつも、丸みのあるナチュラルショルダーや美しいラペルのロールで伝統的なブリティッシュスタイルを踏襲し、軽やかに仕立て上げた一着。
〈素材について〉ナノレベルで生地に加工を施すことによって撥水性を実現させる、ロロピアーナ社のハイテクな素材「レインシステム」を採用。
■10万円
ニューブリッジ(春夏生地)
機能面も重視した夏のオヤジジャケットです
春夏にか欠かせないコードレーンにコットンリングを織り交ぜることで独特の風合いを表現。肌への接地が面ではなく点にあるため涼やかで、伸縮素材で着心地も楽。
〈素材について〉コットンにナイロンとポリウレタンを混紡させヴィンテージ調の風合いを表現するとともに、涼しげな着心地と伸縮性も同時に実現。
■5万6000円
ニューブリッジ(ジャージー生地)
オン・オフ着られる最新ジャージー
ジャージー素材の進化バージョンを搭載した「ニューブリッジ」。布帛のような見た目なのにジャージーならではの伸縮性を誇る一着は、ビジネス・カジュアル問わずの活躍を約束してくれます。
〈素材について〉軽量性や形状安定性にも優れる進化素材「バランサーキュラー」を使用。まるで布帛のような複雑味のある表情が売り。
■4万6000円
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創業:2014年 国:イタリア
大人のブースターとなる「艶感のあるジャケット」が豊富に揃う。
ジギー(ZIGGY)
クラシカルにしてモダンなアイコンモデル
8ボタンピークドラペルのダブルブレスト仕様が印象的なブランドのアイコン「ジギー」。クラシカルな雰囲気を漂わせつつも、コンパクトなボタン位置や絶妙の着丈によりモダンにこなせる一着です。
こちらはシックなマイクロヘリンボーン柄の生地を使用。
■12万8000円
デガス(DEGAS)
シブみを加速させるピークドジャケット
ザ・ジジの定番シングルジャケット「デガス」。シングルのピークドラペルやチェンジポケットといった味付けを施すことで、クラシックなムードを表現。
共地のパンツはトレンドを感じさせる1プリーツのテーパード仕様で、コットンリネンの趣ある表情も魅力です。
■9万円
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創業:2008年 国:日本
羽織るだけで「大人のやんちゃな感じ」になれる遊びの一手
ショールカラージャケット
サラリがキマるアイコニックな一着
カズユキクマガイが得意とするショールカラージャケットをワッフルジャージーで仕上げた一作。
カーディガンのようにサラリと羽織れる一着ながら、ジャケットゆえに大人のりっちさはしっかり確保。その絶妙な塩梅がやんちゃなのです。
■2万3000円
カノコジャケット
ショーツも揃うやんちゃなセットアップ
スポーティなカノコ素材をあえてテーラードスタイルに仕立てたジャケットは、共地のショートパンツも揃う、軽快にしてやんちゃなセットアップ仕様。
サイドポケットがブルゾンライクなスラッシュタイプ、というあたりもやんちゃポイント。
■4万8000円(ジャケット)
創業:1933年 国:フランス
エレガントでスポーティ、機能性を兼ねそなえたラコステらしいジャケット
高機能テーラードジャケット
本格テーラードにして着心地軽快なジャケット
本格的なテーラード仕立てながら、縦横に伸縮する2Wayストレッチ素材を使用。ゆえに着心地は快適そのもの。
〈コーデ〉上品ななかにもスポーティさ薫る軽やかな仕様のジャケットゆえ、インナーに色を効かせれば、華やぎ感あるオフのスーツスタイルに早変わり。しかも、ラコステのポロシャツなら、鮮やかカラーの一枚でもエレガントさはそのままです。
■3万6000円
オンオフ兼用ニットジャケット
オンオフ自在に使えるニットジャケット
3本撚りの綿糸をミラノリブでがっちりと編み上げたネイビーのニットジャケット。テーラード仕立ての一着は、カジュアルにもビジネスにも合うスポーティかつ上品な表情が魅力。
〈コーデ〉なんならタイドアップもキマる一着を、あえてクレリックポロで品良くハズす。こういうサジ加減がキマるのも、フランス流の洗練とスポーティエレガンスを備えたラコステならでは。
■2万9000円
機能的ウールジャケット
上質ウール見えながらも動ける!
素材のストレッチウールを採用し、スポーツウェア並みに快適な着心地を実現した機能系ジャケット。
〈コーデ〉この機能的な紺ジャケットに、同じくビジネスで使えるビズポロを合わせて、こんな端正なルックスのビジネススタイルが完成します。
■3万6000円
創業:1970年 国:イギリス
キメとヌキを進化させる「至高の英国ブランド」
かすれ織ジャケット
キマっているのに遊んでいる感じが秀逸
英国らしさを残しつつ、リラックス感のある仕上がりのジャケットは、シェイプの効いた上襟やラウンドしたパッチポケットなど、ディティールでも個性を表現。
シックでクールなのに、絶妙に遊んで見えるという、かすれ織ならではの特徴が見事に引き出されています。
〈コーデ〉インナーのカーキニットは、モヘアとシルクを混紡したもの。そのなめらかなタッチでリッチな感じや上品さをアピール。パンツはベーシックな暗めの5ポケットで全体のバランスを取るのがマスト。
■9万円
カントリー風ジャケット
オヤジのシブみが際立つ茶ジャケット
英国らしいチェックパターンのカントリージャケットは、ブルゾンのような襟型がデザインのアクセントに。身頃とアームには中綿が入っており、秋・冬の季節に防寒アウターとしても活躍。
ライニングはオリジナルのタッターソール柄で、こちらもキュートです。
〈コーデ〉左:カシミア100%のニットに、生成りのコットンを使用したボトムス。たったこれだけでカントリー風ジャケットの存在感を強調しつつ、クリーンなお洒落が完成。
■9万円
フラワー(花柄)ジャケット
大人のフラワーはセクシーに纏いましょう
“オーシャンパークフローラル”と名付けられた目にも華やかな柄の2ピースジャケットは、着こなしを容易にするシャリ感とハリ感を備えたリネン100%。
しかしベースはあくまでトラディショナルな英国の仕立てゆえ、高貴なイメージを損なうことなく美しい柄を楽しめる。
■8万円
創業:1968年 国:イタリア
華やかな柄で描く、オトナの余裕と遊び心を魅せる「艶ジャケット」
柄ジャケット
華やかな都会派ジャケット
エトロとえいば、な華やかな柄あしらったジャケット。こちらは生命力豊かな草木やフローラルのモチーフを、月に照らされた夜の海を思わせる静かなトーンで表現したジャガードのジャケット。
まさに都会派リゾーティと呼ぶにふさわしい洗練されたムードが魅力の一着です。
〈コーデ〉いつものジャケデニの要領でこなせば自動的に際立ちます。
■24万円
ペイズリー柄ジャケット
エトロらしいペイズリー柄
エトロのアイコンたるペイズリー柄に、ブルーのパームプリーツ柄をオーバープリントすることで、リゾート風味を強調した総柄のジャケット(セットアップ可能)。エトロの遊び心が薫り立つ一着です。
〈コーデ〉こなしはあえて隙のないタイドアップスタイルで
■24万円
伸びるダブルジャケット
かっちり見えてその実アクティブな着心地です
伸縮性抜群のジャージー素材を用いた「ヌオーヴォジャージー」ジャケット。ニットのような変形ヘリンボーン柄のコットンジャージーで、柔軟かつナチュラルな肌触りです。今季のモチーフのひとつでもあるトランプ柄の裏地がお茶目な印象。
■22万円
創業:1966年 国:イタリア
「ニットジャケットとは思えぬエレガンス」が人気の秘密。
ミラノリブジャケット
ある意味で布帛以上にエレガントなスタイルに
ミラノリブは元からハリに富むが、ここらしいラグジュアリーな素材使いと緻密な編みによりまさに布帛のようなスムースな風合いに。丹念に編み止めた生地端の始末もさすが。
■13万1000円 / ウール100%
ニットダブルジャケット
ドレスにキマる、上質ニット地が魅力
ギュッと目の詰まったニット地は、柔らかな風合いでありながら型崩れしづらいという優れた特性が魅力。だからこそ、こんなにもドレッシーな着こなしも余裕なのです。
■13万2000円
創業:1889年 国:フランス
スタイリッシュな印象へ導くモード系ジャケット
ジャージージャケット
サラリな色気が手軽に纏えます
リラックス感のある軽やかな着心地は、ジャージージャケットならでは。着ている本人が快適なのはもちろん、軽快な仕立ては視覚的にも伝わるため、力の抜けた色気を纏えるという次第。
羽織れば即、絵になる便利な一着なのです。
■9万円
テーラードジャケット(ランバン)
モードな緊張感が美しさの秘密
ムラ糸の少ない平滑なデニム地により、ドレッシーなテイストの強い1ボタン仕様。上襟のヒゲをあえて露出させたデザインに、テーラーの矜持が見て取れます。
〈コーデ〉パッドや芯地をカチッと備えた一着は、デイリーなTシャツとの着こなしでもドレスな雰囲気がプンプン。イージーなパンツとの合わせて漂うハイ&ローなメリハリ感が「このオヤジ、着倒してるナ」といった燻しオーラにつながります。
■25万1000円
設立:2003年 国:日本
日本のテーラード工場「リングヂャケット」とタッグを組んだ上質ジャケット
オリジナルジャケット
都会的に着こなせる色柄が買い
こちら(写真右)はベージュベースに同系色のブラウンとグレーのウインドウペーンをあしらった、カルロ バルベラ社製のウールカシミアで仕立てた一着。クラシックな中にも都会的なモダンさが薫る表情はバルベラ社ならでは。また同レーベルのオリジナルジャケットは、かのリングジャケット製で、着心地は柔軟かつ軽やか。
■8万5000円
オリジナルジャケット(カジュアル系)
カラーをさりげなく効かせたリラックススタイル
ともすると主張が強いボルドーですが、柄にネイビーがあるので、手持ちのベーシックな色味のものと合わせやすい。起毛感を生かして、インナーはニットで柔らかな印象に。
柄は英国カントリーの伝統柄。柄の幅が広く、遊びも効いているためカジュアル向きです。
■9万5000円
設立:1974年 国:日本
3万円台で手に入る「コスパ良しな大人ジャケット」
ストライプジャケット
男らしくも快適なストライプジャケット
ガンビートと呼ばれる鹿の子風のジャージー素材を用いたジャケット。ネイビー地に細いストライプをはっきりと描くことでシャープな印象を強調。
〈コーデ〉男らしいネイビーのストライプジャケットに骨太なデニムシャツを合わせ、在りし日のセルジュ・ゲンズブールのような不良(ワル)っぽさを演出。仕上げにストールをノンシャランに垂らすことで、エレガントな大人の色気を足すのです。
■2万1000円
紺ジャケット
清涼感あふれる「COOLMAX」コードレーン
縦糸にコットン、横糸にCOOLMAX糸を用いたコードレーン素材の紺ジャケ。快適なストレッチ性と清涼感溢れるさらっとしは肌触りが魅力です。
〈コーデ〉清涼感あるコードレーン素材のネイビージャケットなればこそ、こなしはスタンドカラーのネイビーシャツと白デニムでドレッシーかつ爽やかに。さらにボルドーのハイゲージニットを肩掛けすれば、上品で大人っぽいエレガンスも加味することができます。
■1万9000円
ストレッチ性の大人顔ジャケット
まさに才色兼備なモードで伸びる一着
ピークドのナロウラペルで袖ボタンなし、しかもノーベントという、モードな仕立て。イタリアのポンテトルト社によるニット風素材を使用しており、伸縮性も抜群。
〈コーデ〉コンパクトなサイズ感で着こなしても、伸縮性があるため着心地は快適そのもの。ちなみにジャケットが白と黒を掛け合わせたカラーリングだけに、全体もモノトーンでまとめるのが正解です。こうすることで、さらにモードな雰囲気が漂います。
■3万2000円
創業:1968年 国:アメリカ
頼れるスペックが充実した「高機能ジャケット」も見逃し厳禁!
グローブフィットブレザー
着心地バツグンなニットブレザー
無縫製で立体的に編み上げるホールガーメント製法で作られたポリエステルニット製。ニットなのでフィット感がよく、体を動かしてもシルエットが崩れにくい。これなら仕事帰りのパーティでもキマる!
■2万5000円
ジェットセットベントリックスブレザー
伸縮性に優れたスリット入り中綿
ストレッチ性と通気性に優れた「Ventrix」という化繊綿を使用。表、裏地ともに伸縮性があるので、体を動かしてもぴったりフィット。しかも軽い!
■3万5000円
創業:1972年 国:イギリス
トレンドを押さえることで「上品と洒脱を生む英国流ジャケット」
3ボタンジャケット
ビジネスでも本領を発揮する3ボタンジャケット
シックな3ボタン段返りのジャケットは、凹凸のあるピンチェックのドビー織り。その生地感があるがゆえに、着こなしがフラットに見えないというのも大きな利点。肌離れがよく、リネン混素材を使うことでシャリ感とハリのあるシルエットを長時間キープできます。
〈コーデ〉ナチュラルなインディゴカラーのシャツと合わせて、シックなコーデへ。こちらは同素材によるスラックスも用意されているのでビジネスにもうってつけ。
■4万3000円
柄ジャケット
快適かつ華やかさをプリントで表現
抜群のストレッチ性に加え、透湿撥水、超軽量という特徴をもつ「クールドッツストレッチ」に、ペイズリー柄をプリント。しかし、単なるプリントと異なり、生地の織り感までも再現しているために、お洒落なのに快適という理想をかなえた一着。
〈コーデ〉ペイズリー柄といえども、色は落ち着きのあるグレー系なのでコーデも簡単。バンドカラーシャツにプルオーバーのジレを合わせれば、洒脱なVゾーンの完成。
■4万1000円
創業:1924年 国:ドイツ
普通のジャケットに飽きた大人達へ……。“クセ”になるヒネリ系ジャケット
強印象ジャケット
インパクトはあるのに子供っぽくならない、絶妙なヒネリ
コーディネートのアクセントとしても最適なカモフラ調のジャケット。ナイロン素材で超軽量。フラップポケットとパッチポケットのリバーシブル仕様も嬉しい。
〈コーデ〉深海をイメージした落ち着きのある紺ベースジャケットに、ライダースのベストを挟んだ洒脱な着こなし。こういうひとクセあるコーデが第一印象をクールに見せるポイントに。
■13万5000円
モダン顔ジャケット
ジャケットは遊び着でありお洒落着でもある
ストレッチ性のある生地は、メランジのようなミックス感があるので、シンプルな着こなしでも奥行きを感じさせるのがメリット。
〈コーデ〉ベーシックなグレージャケットをクールに着こなすなら、都会的な雰囲気が漂う「トーン・オン・トーン」が断然にオススメです。コーデがミニマルになりすぎないように、例えば大きめのレザーバッグなどをアクセントに取り入れると、格上なスタイリングになります。
■16万5000円
レトロ顔ジャケット
レトロにして軽快ないまどきの一着
どこかレトロ感のある3バッチポケット使用のジャケット。ウールにコットンをブレンドしたハリ感のある素材を使用。しっかりとパッドの入った仕立てながら、エクストラスリムフィット&着丈短めのシルエットが、軽やかな印象を演出します。
〈コーデ〉合わせは黒タートル×黒パンツのシンプルな黒締めで。もうこれだけで、最高にモダンかつエレガントなスタイルが完成します。
■11万円
設立:2001年 国:日本
リーズナブルでも品質はしっかり! 意外と大人向けジャケットの提案力が高い
ジャケット
リラックス感漂う大人のツーピース
イタリア「マンテコ」社のファブリックは、筋の入ったスラブ調の織りで、視覚的にも涼感漂うのが魅力。ジャケットは玉縁仕様のチェンジポケットが付いたドレス感のあるモノで、共地のジレと合わせて着こなせるモノで、グッと上品な印象に。
〈コーデ〉今季は全身の色のトーンを揃えたワントーンな着こなしに注目を。ベージュのジャケットに白デニムなど、色の抑揚を抑えることによってバランスが大人っぽくまとまるため、カジュアルなカットソー合わせでも品のある着こなしが可能です。
■4万6000円
ツイードジャージー ジャケット
ニットな着心地のツイードジャージー
清涼感のあるツイードジャージー素材はイタリアの老舗「ボノット」社のモノ。サマーツイード特有の素材感は、着こなしにほどよい変化をもたらしてくれるので、一枚あると抜群に重宝します。ライニングを省いた軽やかな着心地も特徴。
〈コーデ〉紺×白という組み合わせによる涼しげな風合いは、都会で着こなすリゾートスタイルには必須のアイテム。パーカーにデニムというカジュアルな着こなしに、こちらのジャケットをプラスするだけで、お洒落上級者の着こなしを実践できるのも嬉しい。
■3万2000円
シアサッカー ジャケット
シャカシャカ素材を採用したシアサッカー
スポーティかつ軽やかな印象をもたらすシャカシャカ素材。こちらは吸湿速乾性に優れたクールマックスを使い、シアサッカー地に仕立てたドライタッチなジャケット。
独特の凹凸ある生地感もコーディネートのアクセントになるため、着回し力が高いのも特徴のひとつ。
〈コーデ〉ホワイトの色合いが美しいジャケットは、共地のパンツがラインナップされているのもポイント。セットアップで着れば上品なイメージをキープしつつ、堅苦しくないという理想的なバランスに。
■2万4000円
創業:1979年 国:イギリス
知性を感じる紳士的な「英国のトラッドスタイル」が手に入る。
ダブルジャケット(ダブルブレストのブレザー)
陽の光に映える美しい生地感が魅力的な一着
フォックス・ブラザーズ社製のサマーフランネルを贅沢に使用したダブルのジャケットが初夏のオヤジを色っぽく演出。白蝶貝ボタンも好アクセント。白パンでクリーンにキメるのが吉です。
■18万円
創業:1964年 国:イタリア
軽やかなアンコンジャケットが人気
アンコンジャケット
カーディガンを羽織るような心持ちで着こなせます
肩パッドを取り去り、背抜きで仕上げたアンコンジャケット。カシミア混ウールの柔らかさを生かした一着は、前振りの効いた袖付けや絞りがゆるめのウエスト、ナチュラルな肩まわりで、リラックスしたエレガンスを体現。
〈コーデ〉デニムにラガーシャツという土臭い合わせですが、紺ジャケでグッと洒落た印象に。男らしさが加わった大人の休日スタイルです。古くさく見えないようラガーシャツはヒネリの利いた配色で、デニムは細身でスマートニ。足元はローファーで知的にまとめるのが正攻法です。
■3万2000円
創業:1970年代 国:イタリア
ピッティの“旬”が詰まっています!
ウールジャケット
モノクロクラシコで旬なイタリアン
伸縮性に富んだウールに、英国調の黒の千鳥格子柄を施した楽ジャケット。カーディガンのように軽やかに羽織ることができるのは、しなやかで伸縮性に優れた繊維の素材ゆえ。
〈コーデ〉色数を抑えつつ、シックな色味でまとめることでモノクロクラシココーデの完成です。さらには「黒」と「白」の2色使いで、不良(ワル)いモードな雰囲気をも薫らせることも可能。
■5万9000円
ニットジャケット
攻めで際立つネイビージャケット
茶にブークレ調の素材感のあるネイビーでチェック柄を表現。立体感のある素材がリッチな見栄えに。ジャケットにチーフが付属されているのもうれしい点。
〈コーデ〉定番である紺ジャケットも、素材感やシルエットが変われば新鮮に見えます。その好例がこちらのコーデ。さり気なく施されたチェック柄が、ただのシックにならず、遊び心のある見た目へと昇華。ネイビー×茶の2色でまとめれば、新たなアズーロ・エ・マローネコーデの完成です。
■7万2000円
設立:2015年 国:イタリア
職人集団が仕立てるイタリアの注目株
夏向けダブルジャケット
クリーンさと楽チンな着心地が魅力です
コットン100%のジャージー素材を用いたジャケットは、奥行きのある素材感と、軽くてコシのある生地感が特徴的。楽チンな素材を用いながらもあくまでテーラード然とした見え方ゆえ、ニットに白パンというやや力の抜けたスタイルに羽織っても、端正でリッチさの薫るジャケパンスタイルに仕上がるわけです。
■6万9000円
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「名品・逸品」と評価されているジャケットを種類別にまとめています。
※今回のブランドランキングに掲載したものから抜粋しています。
オンもオフも重宝。知っておきたい、買っておきたい名品ジャケット。
※「これオススメ!」の数はランキングのものと連動しています。
オンオフ使える名品ジャケット!
ウール100%のバスケット織りの生地を使って仕立てた定番モデル。3つボタンのノッチトラベル、2パッチポケット仕様で、丸みのある美しい袖付け、ブレスト部分のボリューム感は他では見られない完成度の高さ。
ビジネス・カジュアル・デート etc… あらゆる場面で使えるオールマイティな名品。
■9万4000円
コンパクトでテーラード然とした一生物級の名作!
副資材を省いた軽快な仕立てで人気を博す「サハラ」。コットン、リネン、ウールなどあらゆる素材で展開される大人気ジャケットです。
こちらはジャージー素材を使い、より快適な着用感を叶えつつも、杢調の生地は奥行き豊かで、「サハラ」特有の気品や色気はまったくスポイルされていません。
■7万5000円
日本人向けに設計されたベストセラー!
ボリオリで1番人気を誇るのがこのニュードーヴァー(名作ドーヴァーを日本人向けに再設計した定番モデル)。ナチュラルなフィット感はそのままに、見た目の印象はコンパクトに。そして後ろ身頃を多く取ることで、さらなる動きやすさを実現。
ちょい幅広なラペルで大人に必要な優雅さを演出しつつ、少しだけ短くなった着丈が退屈じゃないクラシコに着こなしを叶えます。
■12万円
リッチで洒脱なコロニアルスタイル
身幅がタイトで着丈も短い「ミラノ」モデルのジャケット(セットアップも可能)。素材はソンドリオ社のコットンで、ベージュカラーはほどよいカジュアル感も備えているため、ニットを肩掛けというスタイルともマッチします。
■8万4000円
高機能素材を確かな技術で仕立てる
高機能素材を用いつつも、丸みのあるナチュラルショルダーや美しいラペルのロールで伝統的なブリティッシュスタイルを踏襲し、軽やかに仕立て上げた一着。
〈素材について〉ナノレベルで生地に加工を施すことによって撥水性を実現させる、ロロピアーナ社のハイテクな素材「レインシステム」を採用。
■5万円~10万円
貫禄も色気も手に入る、オトナのクラスアップ的な名品ダブルジャケット。
※「これイイネ!」の数はランキングのものと連動しています。
羽織れば誰でも美シルエットに色気が漂う
脇からウエストのシェイプが強めで、構築的なフォルムを描く人気モデル「モンテカルロ」(シングルジャケット版も展開)。こちらはダブルで体に吸い付くような美デザインの6ボタン、2パッチポケット。
ボタンを留めるとウエスト位置がやや高めに設定されており、これが美しいシルエットの秘密。太ラペルの表情が漂う。
■9万2000円
クラシカルにしてモダンなアイコンモデル
8ボタンピークドラペルのダブルブレスト仕様が印象的なブランドのアイコン「ジギー」。クラシカルな雰囲気を漂わせつつも、コンパクトなボタン位置や絶妙の着丈によりモダンにこなせる一着です。
こちらはシックなマイクロヘリンボーン柄の生地を使用。
■12万8000円
エレガントなリッチさに加えスポーティな味付けも魅力
ラルディーニの真骨頂でもあるダブルブレスト。ウール100%のポップサック生地を使用。一枚仕立ての軽やかな着心地とメタルボタンのスポーティな味付けも魅力的。
前身頃を重ねたときの立体的なシルエットを構築するための縫製もこだわりなんです。
■11万4000円
陽の光に映える美しい生地感が魅力的な一着
フォックス・ブラザーズ社製のサマーフランネルを贅沢に使用したダブルのジャケットが初夏のオヤジを色っぽく演出。白蝶貝ボタンも好アクセント。白パンでクリーンにキメるのが吉です。
■18万円
「リッチ」と「楽ちん」が両方手に入る
触ってもなおジャージーとは思えない“カシミアタッチ”フリースを用いたジャケット(セットアップ可能)。
そんなリッチかつ快適な一着ゆえに、黒タートルを合わせるだけでお洒落が楽~にキマります。
■5万4000円
ビジネスカジュアルもOK。休日に楽~に羽織れつつ、上品さもキープできるカジュアルジャケット。
※「これイイネ!」の数はランキングのものと連動しています。
カバーオール然としたワーク風の存在感!
同ブランドの定番アイテムとして絶大な支持を得ているのが、ピークドラペル。4パッチポケットのデザインに、ワークウェアのディティールが多数盛り込まれた「ベッドフォードジャケット」。
特有のハリとコシをもつコットンダブルクロスが、男らしさをより加速させます。
■4万8000円
温かみのあるツイード顔にして“ぐいん”とのびるジャージー!
楽ちんジャケットの代名詞「チルコロ 1901」。コットンポリウレタンを混紡したジャージー生地に、旬の英国調を感じさせるチェック柄と、ツイーディな織柄をプリントした、仕事にも着られるクラシックな表情にして、アクティブな休日にノンストレスで着られる。類まれなる伸縮性を備えています。
■6万8000円
品よく見える「一枚仕立て」が肝
同ブランドの代名詞、一枚仕立ての楽チンなカジュアルジャケット。テーラードのような、きちんとした上品なシルエットが出るのでカジュアルでもくだけすぎないのが魅力。
こちらは厚みのあるウールベースの生地ながら、ナイロンを混紡することで軽やかな仕上がり。また前合わせの浅いダブルゆえ、ボタンを開けリラックスして着こなせる。
■5万2000円
楽チンかつ表情豊かなジャージージャケ
L.B.M 1911が誇る高いテーラーリング技術を駆使し、伸縮性抜群のジャージー素材を端正な佇まいに仕上げたシリーズ『DANDY JACKET』からの定番モデル。
ブークレ調のウール混ジャージーを用いた一着は、膨らみ感のある柔らかな表情と、カーディガンでも羽織るかのようなストレスフリーの着心地が魅力。リッチにして最高に楽チンな一着です。
〈コーデ〉カーディガン級の軽やかさゆえ、白パーカー×デニムというモテる青×白スタイルにもすんなりハマる。それでもなお、大人の品格とリッチさをしっかり確保できるあたりが、塩梅上手な魅力です。
■6万8000円
サラリがキマるアイコニックな一着
カズユキクマガイが得意とするショールカラージャケットをワッフルジャージーで仕上げた一作。
カーディガンのようにサラリと羽織れる一着ながら、ジャケットゆえに大人のりっちさはしっかり確保。その絶妙な塩梅がやんちゃなのです。
■2万3000円
カーディガン感覚でサラリと羽織り、ほどよい品格も手に入る名作ニットジャケット。
※「これイイネ!」の数はランキングのものと連動しています。
ある意味で布帛以上にエレガントなスタイルに
ミラノリブは元からハリに富むが、ここらしいラグジュアリーな素材使いと緻密な編みによりまさに布帛のようなスムースな風合いに。丹念に編み止めた生地端の始末もさすが。
■13万1000円 / ウール100%
カッチリ見える生地ゆえにツイードライクに使える一着
ローゲージ特有のざっくり感と構築的な仕立てが見事に融合したジャケット。厚手の生地ゆえラペルもしっかり立体的。カジュアルになりすぎることもなく幅広いシーンで使えるのです。
〈コーデ〉黒のタートルにピンストライプ入りの黒スラックスを合わせ、モダンかつ骨太な男らしさを演出。
■3万5000円
攻めで際立つネイビージャケット
茶にブークレ調の素材感のあるネイビーでチェック柄を表現。立体感のある素材がリッチな見栄えに。ジャケットにチーフが付属されているのもうれしい点。
〈コーデ〉定番である紺ジャケットも、素材感やシルエットが変われば新鮮に見えます。その好例がこちらのコーデ。さり気なく施されたチェック柄が、ただのシックにならず、遊び心のある見た目へと昇華。ネイビー×茶の2色でまとめれば、新たなアズーロ・エ・マローネコーデの完成です。
■7万2000円
さすがはラルディーニの作という佇まい
テラコッタカラーの本作。スーツ&ジャケット作りに定評のある同ブランドが手がけているだけあり、ラペルやシルエットの美しさは目を見張るものがあります。
ボディにはほどよくハリコシのあるミラノリブを採用しているため、ダラしなく見えないのもいいですね。
〈コーデ〉実はニットジャケットと太パンツとの相性は抜群。ユル~いストライプ柄と端正なピークドラベルとのコントラストも、お洒落のポイントになります。
■6万2000円
青×紺の配色の妙がキラリと光る
コットンニットにポリエステルをボンディングしたブランド史上最軽量の素材によるシングル2ボタン型。
発色の美しいロイヤルブルーにより涼やかなムードを表現しつつ、コントラストをつけた裏面のネイビーが大人っぽさを加速させます。ざっくりした編み地は清涼感たっぷり。
■5万9000円
テーラードカラーの下襟の部分。一方、上襟部分はカラーと呼ばれ、ノッチやピークなど数種のスタイルが存在。
ノッチドラペル
通称「背広襟」。上襟と下襟の間が開いたオーソドックスなスタイル。シングルジャケットの大半に用いられる。
ピークドラペル
上襟と下襟の間隔が狭く、ラペルの先端が上向きに尖ったスタイル。ダブルジャケットによく見られる。
ショールカラー
コージラインがなく、上襟と下襟が一体となった通称「へちま襟」。タキシードや夜間礼服に用いられる。
ジャケット裾の切れ込みを指し、本来は乗馬しやすいようにデザインされたものだと言われている。
センターベント
かつて乗馬をする際、裾が突っ張らないよう考慮されたことから日本のテーラーでは「馬乗り」とも呼ばれる仕様。
サイドベンツ
馬上で剣を抜きやすいよう設計されたという説もあり、日本のテーラーでは「剣吊り」とも呼ばれる2本の切れ込み。
ノーベント
乗馬などアクティブなシーンではなく、タキシードなど礼服に用いられる最もフォーマルなスタイル。
襟の中央にあるラインを指し、ここを起点に上襟をカラー、下襟をラペルと呼ぶ。高めが近年のトレンド。
19世紀の英国上流階級の間で花を差すことが流行したことから「フラワーホール」とも呼ばれる下襟の穴
胸ポケットの総称でもあり、紳士服では「ブレストポケット」とも呼ばれる。チーフを差すために用意された。
体のラインに沿わせるために用いられる縫い込み。アメリカントラッドでは ダーツを使用しないボックスシルエットが一般的。
ポケット縁のD管仕様
D型のステッチ形状から「D管止め」とも言われるカンヌキ部分の仕上げ。安価な量販品では「I管止め」が一般的。
台場仕様
内ポケットの縁部分を表地で囲むように仕立てたスタイル。角の形状により「三角台場」など派生系もある。
背抜き
通気性の向上とボリュームの軽量を図り、ジャケットのライニングを背面のみカットした裏仕立て。
総裏
背抜きとは対照的に背面全体にライニングを供えたスタイル。型崩れしづらく、重厚な印象に仕上がる。
一日中着ることで繊維内に進入したホコリは、ブラッシングで取り除きます。使うのは馬毛ブラシ。毛先が柔らかく、生地へのタッチが優しいのが特徴です。
【1】汚れやすい肩からスタート
肩部分には、ゴミやフケなど細かい汚れがつきやすい。首から肩、背中側を上から下の順で、ゆっくりとブラシをかけます。
【2】見えない襟裏にも汚れはつきやすい
意外と汚れているのが襟の裏側。ホコリがたまりやすいほか、汗や皮脂もつきやすいので、見えない部分でも忘れずにチェック。
【3】人から1番見える胸元も清潔に
ラペル部分が少しでも汚れていると、せっかくの一張羅が台無しに。汚れを落とすイメージで、下に向かってブラッシングする。
【4】背中側も同様に上から下の順番で
着用時には気づきにくい背中の汚れ。椅子に座ったりもたれたときに付着するので、ブラッシングの際に確認しましょう。
【5】フラップ裏にも汚れはいっぱい
意外と要注意なのがフラップの裏部分。とくに玉縁部分に溜まりやすいので、細かく念入りにブラシをかけるのが理想的。
モノを入れたままにしておくのは、型崩れの原因になるので厳禁。ハンガーに吊るす前にモノを取り出します。
ジャケットは専用ハンガーを使いましょう。
大半のシワは、スチーマーの蒸気で消えます。ハンガーに吊るした状態のままかけられるタイプだと簡単でベターです。
1.動かすことが多い腕部分は丁寧に
可動域の多い腕部分は、日々の動作でもっともシワがつきやすい。ゆっくり慎重にアイロンを動かし、入念なスチームを。
2.動作の繰り返しでシワができる背中側
立ったり座ったり繰り返すことでできる背中のシワ。スチームを当てて生地を膨張させることで、シワが取れて元どおりに。
一日着たものをそのままクローゼットにしまうと湿気がこもり、知らない間に生地を傷めてしまう。
一日風通しのいい所に陰干ししてからしまいましょう。
高温スチームで毛を起こす
運動量の多い袖の肘部分などは、生地がへたってテカりやすい。そんな時は当て布をして高温スチームをあてます。湯気を立てて毛を起こせば、テカリが解消します。
裏からスチームを当てれば即回復
クローゼットへの詰め込みすぎで起こりがちなラペルのつぶれ。回復させるにはスチームを裏から一発で完了です。
【1】アイロン台に分厚い本を置く
曲線部分の多いジャケットをアイロン台の上で安定させるポイントが、この厚い本。
【2】ラペルをキレイに広げる
本の上に被せることで安定したジャケットのラペルを、アイロン台の上で広げます。
【3】ラペルに裏からスチームを
ラペルのロール部分に当て布をし、裏からスチームアイロンを一発! これで回復します。
ヨレてしまったジャケットは、実はプレス(アイロンがけ)をすれば、自分の手で蘇生させることができます。
ここではそういったコツを交えつつ、手入れの仕方をご紹介します。
まずは座る際にシワが寄りやすい背中から。生地の流れに沿うようにあてる。
表に返して前見頃を開け、芯地を片方の手で引っ張りながらプレスする。
前身頃を閉じ、腕のプレスを。この時袖の外側にある縫い目をつぶさないように。
前見頃を外側からプレス。生地の流れに沿うようにアイロンをあてると良い。
襟は裏側からプレスする。片方の手で芯地を引っ張りながらプレスするのがコツ。
アイロンの熱と湿気が消えないうちに、写真のようにラペルの形を整える。
上襟と下襟の中間に膨らみを持たせて折り返すと良い。
アイロン作業の必須アイテムといえばアイロン台。襟やヨークを固定できるような「角をもつ形のもの」がベター。
脚の有無によっても、作業の姿勢や収納スペースの確保が変わってくるので、自分の生活スタイルに合ったものを見つけましょう。
服同士がこすれて生地にダメージを与えたり、ラペルを潰したりしないためにも、10センチほどの感覚を開けてゆったり吊るすのがジャケットの理想的な保管方法。
ます。もし、スペースを確保するのが難しい場合は、ガーメントケースに入れて保管し、週に一度は風にあてて湿気を溜めないように心掛けたい。
※肩に厚みのあるハンガーでゆったり吊るしましょう。
シワが付かないコツは、裁断やラインに沿って無理なく折り、折り目にはクッションを入れること。ケースに保管するだけでなく、旅行時に持ち運ぶときにも応用できます。
前身頃を上に平らに広げ、裏地のシワをのばす。
ボタンのある右前身頃の上に、左身頃を重ねる。
袖を自然なカーブに沿わせながら前身頃に重ねる。
衿は押さえつけずに、自然な形を整える。
前を押さえつつ、棒を背中の中央に差し込む。
そのまま持ち上げ、二つ折りにする。
棒を抜き、縦長に畳んだタオルを襟裏にはさむ。
折りジワを防ぐために差し込むクッションは、新聞紙を適当な大きさに丸めてタオルでくるむなどして簡単に作れる。
メンズファッションブランドナビ編集部
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