シミやシワの原因になると解明された紫外線。最近は肌を「焼かない派」が増えてきており、日焼け止めを使う人も増加しているそう。
ただ「どんなものを選べばいいかわからない」「有名ブランドが知りたい」、そんな方も多いはず。そこで今回は日焼け止めの選び方、有名ブランド、おすすめの日焼け止めを紹介しています!
※「安い→高い」順
自分の「行動スタイル」に合わせて選ぶのがベスト!
通勤・通学時だけならSPF20~30、PA++~+++で十分。毎日使うのであれば肌に負担のかからないものを選びましょう。海やスポーツなど屋外に長時間いるときは、SPF40~50、PA++++がベスト。汗をかいたときは必ず塗りなおすことが重要です。
外にいる時間が長くない人は、SPF20~30の日焼け止めでOK。日中の日焼け止めは防げますし、高いSPFのものよりも肌への負担が少ないからデイリー使いにおすすめ。
日頃から外にいる時間が長い人はSPF40以上のものをチョイス。SPFが高い数値のものにはウォータープルーフもあって汗や水に強い。一日の終わりにはしっかり洗い流しましょう。
SPFとは肌が赤くなる炎症を引き起こす、UVBの防止効果を表したもの。通常何も塗っていない状態で肌が赤くなるのには約25分かかります。SPF30の日焼け止めを塗ることで25(分)×30(倍)=750分(約12時間半)。目安として12時間くらい肌が赤くなるのを防げます。
PAとはUVAカットの効果を表したもの。4段階に分かれており「+」の表示が多いほど、UVAの防止効果が高くなる。エイジングを気にしている人は、この数値もしっかり確認を。
肌の表皮に影響を与え、火傷のように赤くなって炎症を引き起こしたり、肌を黒くする原因のメラニン色素を作り出す。シミ、そばかす、乾燥などの原因にもなる。紫外線B波。
肌の奥の真皮中層まで到達し、真皮内の繊維質を変質させ、シワ、たるみを引き起こす。ガラスも通過するので、直接光を浴びていなくても日焼け止めを塗ることが重要。紫外線A波。
年齢層:高校生~30代
学生~大人まで愛用されるメンズスキンケアの大定番ブランド。国内大手メーカー「花王(化粧品のシェア第2位)」が手がけており、ドラッグストアやコンビニで気軽に買えるのも魅力のひとつ。
手軽に買えるメンズスキンケアの王道!
日常の紫外線を防ぐミルキーローション(化粧水)。日焼けによるカサつきも防ぎもちもち肌に。※2019年に製造終了品(メーカー在庫限り)となりました。メンズビオレの日焼け止めはこれが最後。
SPF30、PA+++。180ml \700
年齢層:高校生・大学生~30代
1978年の誕生以来、「男のかっこいい」を追求し続けるメンズコスメブランド。特に男性のヘアケアは国内シェアトップの実力派(親会社は国内の化粧品業界5位のマンダム)。他にもボディケアやフェイスケア、シェービングなど幅広く扱っている。
サッと使えて強力UVカット! スポーツ、プール、ゴルフなど屋外に持ってこい。
スプレータイプながらUVカットの最強値を実現。手を汚さないですし、スプレーだから手の届きにくい、背中など全身に素早く使える。ひんやり心地良い。
SPF50+、PA++++。60g \700
年齢層:10代~40代
ドラッグストアでも気軽に買える、ドイツ生まれの化粧品ブランド「ニベア」のメンズライン。“青缶”の愛称で親しまれている保湿クリームなど、保湿ケアにも定評あり。
夏の屋外にベストな処方!
強烈な紫外線までしっかりカット。汗や水に強いウォータープルーフ処方。さらに男にありがちな「テカリ」を抑える成分が入っているのも嬉しい。夏の屋外(プール・海、部活・外回り、アウトドア etc)ではマスト間違いなし!
SPF50+、PA+++。40ml オープン価格(\700円前後)
年齢層:10代~30代
日本のUVケアブランド(親会社は大正製薬)。実は今や当たり前に使われている「SPF」の基準を世界で始めて導入した、UVケアのパイオニア。日焼け止め1つでも種類が多く、自分に合ったものを選びやすい。
ノンケミカル処方(紫外線吸収剤フリー)でもお手頃でコスパ優秀!
潤い保護成分のヒアルロン酸、セラミドを配合。肌にやさしくなじんで、汗をかいても落ちにくいノンケミカル処方。さらっとしていて肌にさっと広がるので、慣れてない人でも塗りやすい。
SPF35・PA+++。40ml \900
年齢層:10代~30代
ロート製薬が手がける日焼け止めブランド。名前のとおり“スキンケア感覚”の使い心地が特徴で、日常的かつ手軽に使えるものが多い。
洗顔後、化粧水代わりに化粧水のように気軽に使える!
紫外線や乾燥(4つのうるおい成分を配合)から肌を優しく守る水感ジェル。化粧水感覚で使えるので、洗顔後にパシャッと付けておくだけでOK。「毎日のケア」として紫外線予防するのに最適です。
SPF35、PA+++。110g \900
年齢層:20代~50代
その名のとおり“肌を潤す”ことに着目した男性スキンケアブランド(親会社は大塚製薬)。2012年~18年までV6の岡田准一さん、とんねるずの石橋貴明さんがイメージキャラクターを務めていました。年齢的には20代~50代がターゲットです。
うるおいもシッカリ補充! 大塚製薬が10年かけて開発した保湿成分を配合。
保湿成分AMP配合で、うるおいながら肌を守るのが特徴。塗り直しても白くならなず、クレンジング不要(石けんでオフできる)という手軽さもポイント。※SPF50タイプも有り。
SPF25、PA++。25ml \1,000
年齢層:20代~40代
男をアゲるこだわりの成分と洗練された香りに着目する、男性用フレグランス&コスメティックブランド。年齢層は20代~40代男性。特に男性からも女性からも好感を持たれる“香り”は特筆モノ。
ちなみに親会社のウエニ貿易は、香水で有名なサムライとエンジェルハート、大人バッグブランドのペッレモルビダ 他多数を手がける大御所。
好感を持たれる“香り”も特筆モノ。
一本で顔や体はもちろん、髪にも使えるマルチプレイヤー。こだわりの香りは、みずみずしく華やかなベルガモットグリーン。保湿ケアもできる生コラーゲン配合。見た目もおしゃれ。
SPF40、PA+++。70g \1,100
年齢層:10代~40代
実は男性愛用者も多い、「乾燥性敏感肌」に着目したスキンケアブランド(親会社は花王)。1番の魅力は、赤ちゃんからお年寄りまで使えるやさしい使い心地。日焼け止めに“低刺激”を求めるなら外せません。
敏感肌の人、低刺激を求める人に最適!
キュレル独自の機能「セラミドケア(肌の必須成分セラミドを守り補い、潤いを与える)」で、乾燥性敏感肌を考えた日焼け止め。もちろん無香料・無着色・吸収剤無配合で、赤ちゃんに使えるほど低刺激。※SPF50タイプもあります。
SPF30・PA+++。50g \1,500
年齢層:20代~50代
ビジネスマンをターゲットにした男性用ケアブランド。社会人にありがちな肌の悩みを補うスキンケア成分はもちろん、スーツに似合う上品で爽やかな香り、すがすがしい清涼感が持ち味。
さりげなくニオイケアもできる!
高い紫外線防止力&5種のスキンケア成分配合。爽やかで清潔感のある香りで、体のニオイもケアできる。社会人のオン・オフにちょうどいい。
SPF50+、PA++++。60g \1,800
年齢層:20代後半~50代
“バルク(中身)で勝負する”を理念とする日本のメンズスキンケアブランド。2013年スタートながらもその良さがジワジワと浸透し、男性雑誌では多数(メンズノンノ、UOMO、FINE BOYS、Fine 他)掲載されるように。メンズスキンケア界での勢いはトップクラス。
スキンケアブランドらしく「スキンケア&低刺激処方」
低刺激処方(石油系・シリコン・紫外線吸収剤不使用)に加え、保湿成分を配合したスキンケア仕様。石けんで気軽に落とせる、日常からレジャーを問わず使える1本。
SPF40・PA+++。40g \2,000
年齢層:30代~60代
1938年創業、アメリカの高級紳士服ブランド『ポール・スチュアート』は、2011年から30代~50代男性に向けた「大人のためのメンズコスメティクス」を展開。ちなみにコスメ部門は、化粧品三大大手のひとつ「コーセー」が手がける。
ワンランク上の男へ…。「大人に向けた美容成分」を配合。
最高レベルのUV防止力をもちつつ、汗・水・皮脂に強いスーパーウォータープルーフ。さらに大人に向けた美容成分を配合。香りは清潔感のある洗練されたシトラスグリーン。日焼け止めながら、美容と香りも楽しめる贅沢な1本。
SPF50+・PA++++。30ml \2,000
年齢層:30代~50代
2015年にスタートした、男性向けの本格スキンケアブランド。化粧品ブランドを20以上展開している「カネボウ」が手がけており、日焼け止めは「摩擦やこすれに強い独自機能」が大きな特徴。
こすれ・摩擦に強いオリジナル機能!
スポーツやレジャーには持ってこい! 汗・水に強いのはもちろん、衣類との摩擦にも強い“落ちにくいタフ”な仕様。天然精油100%のフレッシュな香りでニオイケア効果、さらにコラーゲンケア成分で保湿効果もあり。
SPF50+・PA++++。50g \2,700
年齢層:10代~50代
日焼け止めシェアNo.1! 大手の「資生堂」が手がける日焼け止め専門ブランド。2018年からカヌースラロームの羽根田卓也選手(銅メダリスト)とアンバサダー契約を結び、男性客にもアピール。
汗・水に強い独自機能! 海・アウトドア・フェスに心強い。
敏感肌や赤ちゃんにも使えるほど低刺激処方ながら、SPF50と防止力は抜群。汗や水に触れると紫外線ブロックの膜が強くなる「アクアブースター技術」搭載。塗り心地サラサラ。はっ水性が高いので、汗をかいても落ちにくく、UVカット力の持続にも期待が。
SPF50+・PA++++。60ml \3,000
年齢層:20代後半~50代
化粧品の国内シェア第1位、最大手メーカー「資生堂」が手がけるメンズスキンケアブランド。年を重ねるほど気になってくる「乾燥・ハリ・肌荒れ」に着目しているとおり、主に30代~50代の大人がターゲット。ちなみに“資生堂”は、腕時計でいうロレックスのように知名度とブランドバリューが高い。
大手スキンケアブランドらしく「美容液成分」を配合。
日焼けによるシミや肌荒れ、乾燥を防ぎ、肌のバリア機能を守ってくれる。大人のための日焼け止め美容液。
SPF30、PA++。50g \3,000
年齢層:20代~50代
1851年にニューヨークで誕生。世界各国から厳選した天然由来成分の効果、そして安全性に追求したスキンケアブランド。メンズ専用アイテムも多く、数ある「ナチュラル系」の中でも1位、2位を争う有名どころ。
天然由来成分をたっぷり配合!
SPF50でも軽い使い心地でベタつきなし。シミ・そばかすを防ぐビタミンC、美しい健やかな肌に大切なビタミンE、整肌成分のカフェインを配合と、自然派らしい処方もポイント。
SPF50・PA+++。30ml \4,000
年齢層:20代後半~50代
アメリカ生まれの高級化粧品ブランド「クリニーク」の男性ライン。百貨店に店舗を構える、いわゆる“デパートコスメ”の代表格。メンズはスキンケアのみ展開。男性雑誌の美容特集では必ずといっていいほど掲載される定番どころ。
SPF50でも、肌にやさしいノンケミカル処方。
肌に負担の少ない「紫外線散乱剤」のみを使用したノンケミカル処方。乾燥を防ぎ、ベタつきのないサラッとした使い心地。高いお値段に見合ったワンランク上の日焼け止め。
SPF50、PA++++。30ml \5,200
年齢層:20代~40代
雑誌「smart」の日焼け止め特集では監修を務めた「皮膚科医:亀山孝一郎」が開発したドクターズコスメブランド。また亀山さんはビタミンCコスメのパイオニアでもあり、肌を健やかに保つ製品が多い。
毛穴・肌の凹凸・くすみをカバーする「化粧下地」効果も有り!
日焼け止めと化粧下地(うっすらと毛穴をカバー)がこれ1本。さらに美容液効果で日中は毛穴修復&美白し続けてくれる優れもの。
SPF30、PA+++。30g \6,000
年齢層:20代後半~50代
1987年に誕生し、世界中に愛されている高級メンズスキンケアの先駆者であり王道ブランド。伊勢丹メンズ館や阪急など、大手百貨店にて取り扱われており実力は確かなモノ。常に最先端テクノロジーと高機能な製品開発に注力しつづけている。
年を重ねた肌にアプローチするエイジングケア処方
男のエイジングケア(年齢に応じたうるおい等の補給)もできる日焼け止め。男にありがちな肌のテカリも抑えてくれるので、まさに毎日使いに最適。※他にSPF50タイプ。BBクリーム(肌を自然な色に整える)タイプもあります。
SPF35・PA+++。20ml \6,800
※写真は女性ですが、男性でも塗り方は同じです。
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