「名作ジーンズ30選」や「起源・用語集」も紹介!
ジーンズの起源であり、世界に広く浸透させた国「アメリカ」。
今回はそんなジーンズの本場、アメリカの人気デニムブランド(アンケート結果のランキング形式)と、各ブランドを代表する名作ジーンズを紹介しています。
※その他にも、アメリカならではの「ジーンズの起源・定義・名前の由来」や「デニムの用語集」もありますので、是非最後まで見てください!
①アメリカの人気デニムブランド【ランキング】
■1位:リーバイス【デニムの王様】
■2位:リー【アメリカ第2の実力】
■3位:ラングラー【現代版カウボーイ】
■4位:AG【アメリカデニム界のエース】
■5位:ヤヌーク【抜群の穿き心地】
■7位:ショット【タフな男デニム】
■10位:セルヴァッジ【全てアメリカ製】
■13位:リダン【リーバイス公認リメイク】
②ジーンズの起源など
■基本用語
■色落ち編
■加工編
出典:公式サイト
公式通販サイト:https://www.levi.jp/
■ジーンズの起源であり王者!
世界が認める「キング・オブ・ジーンズ」
出典:公式サイト
公式サイト:https://lee-japan.jp/
■世界中から愛されるアメリカ屈指のデニムブランド!
出典:公式サイト
公式サイト:https://wrangler-jeans.jp/
■古き良きアメリカ「カウボーイ」を現代に継承する男前ジーンズ。
出典:公式サイト
公式サイト:http://www.agjeansjapan.com/
■今勢いが一番ある!
「シルエット」も「色落ち」も一級品のプレミアムデニム。
出典:公式サイト
公式サイト:http://www.yanuk.jp/
■快適さは世界トップレベル!
ロサンゼルスのリラックス感をデニムで表現。
出典:公式サイト
公式サイト:http://www.llbean.co.jp/
■デニムへのこだわりや情熱は、専業ブランドに決して負けてはいない。
出典:公式サイト
公式サイト:http://www.schott-nyc.jp/
■ライダース同様、バイク乗りのための「タフでワイルド」な作り。
出典:公式サイト
海外公式サイト:http://www.tellason.com/
■本場でしか出せない空気感……。
ジーンズ発祥の地「サンフランシスコ産」にこだわる生粋のアメリカブランド。
出典:公式サイト
日本公式サイト:http://www.rubbersoulinc.com/
■100年以上の歴史を誇る「LA最古のデニムブランド」が、日本の技術で完全再現!
出典:公式サイト
公式サイトなし
■ALL Made In USA × イチから育てられる生デニム。
出典:公式サイト
公式サイトなし
■かつて存在した実力派ブランドが実名復刻!
出典:公式サイト
海外公式サイト:https://atelierandrepairs.com/
■センスのいい遊び心が光るリメイクデニム!
出典:公式サイト
海外公式サイト:https://shopredone.com/
■リーバイスが公式に認めるリメイクブランド!
アメリカ・サンフランシスコで誕生した、服飾史上最大の発明品「ジーンズ」。
ここではその起源と定義、さらに名前の由来を解説しています。
■リーバイスが起こした服飾革命!
一般的には、「リベット補強の発明」を起源とする説がもっとも支持されており、それは1871年、ネバダ州リノでテーラーを営んでいたヤコブ・デイヴィスによって発明された。
服以外に馬具やテントなども手掛けていた彼は、注文された作業ズボンのポケットをたまたまリベットで補強することを考えつき、これが瞬く間に大評判となる。
そこでデイヴィスは、生地を仕入れていたサンフランシスコのリーバイ・ストラウス社に相談し、共同で特許申請をすることを決意。1873年に認められ、その年からリーバイスによって生産されることとなった。
こうして誕生した“リベット補強されたワークパンツ”は、その丈夫さから当時ゴールドラッシュによって急増した金鉱堀りたちの間で大ヒット。
ちなみに第二次世界大戦が終わる頃には、ほぼ現在と同じデザインを確立。130年以上も経った今も世界中で愛される、ジーンズが完成した。
■ジーンズを定義づける条件は、大きく分けて3つ。
ひとつは「5ポケット」というデザイン、もうひとつは「インディゴデニム」という素材で、一般的にはこれらが揃えばジーンズと思われがち。
ですが、意外にも忘れがちな最後の条件、「リベットによるポケット補強」という製法こそ、じつはジーンズをジーンズたらしめる最大の特徴。
■意外にも欧州がルーツ。
現在世界中で使われいてる“ジーンズ”という名前は、もともと「ジーン」という生地で作られていたパンツを示す言葉だった。ジーンとは、イタリアから輸出される交織地(異なる繊維を織り合わせた生地)「ジーン・ファスティアン」という言葉が簡略化されたもの。
そんなジーンズという名前を初めて公式に使ったのはラングラー社で、1947年のこと。本家のリーバイスは自社製品を長年「オーバーオールズ」と読んでおり、初めてジーンズと名乗ったのは1955年以降から。
ジーンとセルジュ・ドゥ・ニームはもともと別の生地だが、ともに丈夫な交織地で作業着に用いられていたことから、一方はパンツの俗称、一方は生地名として定着。いまこそアメリカ的な言葉だが、双方とも由来は欧州だったというわけです。
オンス(oz)
デニム生地の重さを表す単位で、1平方ヤード=約90×90cmあたりの重量をオンス(オンス=28.3g)で表現する。数値が高いほど重く分厚い。
セルビッジ
旧式の力織り機で織られたデニムから作られた「ジーンズのサイドシームの裏側の生地端」のことでミミとも呼ばれる。(赤ミミ参照)
赤ミミ(赤耳)
赤いステッチが入っているデニム生地端のことでレッドセルビッジともいう。また、1981~1986年までのリーバイス501の通称でもある。
ボタンフライ
フロントボタン仕様のジーンズのことで、フライとは「ボタンを隠す比翼」を意味する。
ジッパーフライ
ジッパー仕様のジーンズのことで、1926年にリーがデニムパンツに初めて採用したとされている。
ちなみにジッパー自体も19世紀にアメリカで発明され、20世紀初頭に量産化された。
5ポケット(ファイブポケット)
ジーンズは、前後合わせて5つのポケットがあることから、5ポケットと呼ばれることもある。
リベット
ポケットの端を補強するために打ち込まれた鋲のこと。1873年にリーバイス社が特許を取得した。
アタリ
脚部のアウトシームに沿った色落ち部分のこと。ヴィンテージでは、色落ちを評価する基準のひとつとなっていて、裏側の生地がしっかり折り返されていないとキレイにアタリが出ない。
ヒゲ
アタリと同じくユーズドの色落ち具合を示す言葉で、股の周囲のシワに沿って放射状に広がった色落ち部分のこと。
ヒザの裏の放射状の色落ち具合を「クモの巣」「ハチノス」などとも呼ぶ。
タテ落ち
ヴィンテージデニムの最大の魅力は、風格のある独特の色落ちだが、縦に線状に色落ちするのでこれを、「タテ落ち」と呼ぶ。
以前は、染料の違いで起きると思われていたが、実際には精度が低いムラのある糸で生地が織られていたのが原因。
ワンウォッシュ
文字通り1度洗って縮ませる加工のことを「ワンウォッシュ」という。
ストーンウォッシュ
販売前に石と共にジーンズを洗うという加工技術のひとつで、1970年から1980年代に流行した。
石とデニム生地が摩擦することでユーズドの風合いを出す技術。
ケミカルウォッシュ
1980年代に流行した加工技術で、強力な酸化剤を使って科学的に色落ちさせたことからこう呼ばれた。
ブリーチ
塩素系の漂白剤を使ってブリーチ(漂白)する加工技術で、1970年代に流行した。
コーンミルズ社
1915年より、501の生地を独占的に供給してきたデニム生地の名門ファクトリー。
右綾デニム
向かって右肩上がり方向の綾目を持つデニム生地のこと。ちなみに右綾といえば、リーバイスのデニムが有名。
左綾デニム
向かって左上から右下方向への綾目となっているデニム生地のこと。ちなみに左綾といえば、リーのジーンズが有名。
右綾のみのと比べソフトで柔らかく、タテ落ちもしやすいといわれている。これは糸の織り方向と綾目による絶妙な組み合わせによるもの。
プリシュランク
リーバイスによるあらかじめ防縮加工されたデニムにつけられた呼称。