
「ブランド・基礎知識・メイクの仕方」まで徹底解説!
「メイク(化粧)は女性がするもの!」。という方もいらっしゃると思いますが、最近はお洒落男子やインスタグラマーの間でメンズメイクが定着し、ついにあのシャネルから男性用メイクアップラインがスタートする時代に。
今回はそんなメンズジャンルの新生、男性用メイクブランドの紹介をはじめ、メイクの基本となるファンデーション、BBクリームの塗り方なども解説しています!
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■セザンヌ


「いかにもメイクしている」ではなく、一見メイクをしているとは分からない「ナチュラル風」がメンズメイクの傾向です。
たとえばファンデーションやコンシーラーで、赤みやシミ・ニキビ跡をさりげなくカバーするだけ、アイブロウで眉を描き足すだけ、という方が多いです。
使用頻度が高い、知っておくべき「4つのメイク用品」を解説。

ファンデーション
肌のくすみや赤みを隠すメイク用品。略して「ファンデ」と言われる。

コンシーラー
ファンデーションで隠し切れない肌トラブルを隠すメイク用品。

BBクリーム
ファンデーションの機能に加え、保湿や日焼け止め効果なども兼ねるメイク用品。お手軽で初心者におすすめ。

アイブロウ
眉毛を描くためのメイク用品。濃くしたり、色を加えたりできる。
最低限知っておきたい「3つの専門用語」。
■カバー
気になるシミや毛穴、クマなどをメイクで隠すこと。使われ方は「毛穴をカバーする」など。
■テクスチャー
肌にのせた時の質感のこと。使われ方は「化粧水のようにサラッとしたテクスチャー」など。
■化粧崩れ
メイクが時間経過で浮いてくる、ボロボロになること。使われ方は「夕方になると化粧が崩れる」など。
トータルメイクできる、男性初の本格ブランド!
メジャーな女性用メイクブランド『THREE』を手がける株式会社ACROが、2018年に新設した男性用メイクブランド。
ファンデはもちろん、アイブロウやリップにネイルまで女性顔負けの豊富なラインナップ。パッケージは洗練されたペールグレーを採用。
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ネイキッド コンプレクション バー(ファンデーション)
シェービングと同じ動作で使えるスティックタイプ。頬だけ、目の周りだけ、など、隠したいところを選択的にカバーできて便利。ピンポイントで隠せば女性にバレない!
■\5200 / 15色

コンシール バー
気になる部分をカモフラージュ。全6色揃うので、シミからニキビ跡まで幅広い肌トラブルに対応できる。
■\5200 / 6色

アイブロウスティック
太くも細くも描ける雫型タイプ。テクニック不要で、はじめての人でも綺麗に描ける。
■\2400 / 5色

メイクアップの王様「シャネル」のメンズライン!
高級化粧品ブランドの代名詞『シャネル』の男性用メイクアップライン。2018年にスタートし、2019年からは一部店舗でも取り扱い開始。

ボーイ ドゥ シャネル ファンデーション
シャネルらしい上質な仕上がりはさすが。カバー力がありつつ、“メイクしていない”ような自然な印象に仕上がります。日焼け止め効果もあり。4色展開。
■\8000 / 4色

ボーイ ドゥ シャネル アイブロウ ペンシル
キリッとした印象をつくるアイブロウ。水と汗に強いウォータープルーフ仕様だから、スポーツや夏にも心強い。
■\5000 / 3色

雑誌掲載多数の大御所! しっとり美肌へと導くスキンケア&メイク
ワンランク上のオトコへ……、メンズ化粧品カテゴリーの中で最も歴史のある王道ブランド。2018年にメイクアップ用品(カバー乳液)を展開し、メイクジャンルに参入。

インスタント フィルター モイスチャライザー
素肌を美しく見せる効果をプラスした乳液。保湿クリームのようなテクスチャーを肌にのばすと、カプセルから色が弾けて、ナチュラルな肌補正が実現。色ムラを自然に整えてくれる。※2018年にラインナップに加わった新作。
■50ml \4800

肌色に左右されない「無着色」は初心者向き!
「“男らしく”を抜け出そう」をテーマにしたメンズコスメの新鋭ブランド(2018年設立)。
テーマのとおり、今までの男っぽいイメージを抜け出すポップなパッケージ、そして天然植物成分にこだわたった本格スキンケアを提案。伊勢丹メンズ館での取り扱いあり。

スキンパーフェクターマット メンズ肌補正クリーム
色をつけずに毛穴カバー。“スキンケア以上、化粧未満”な仕上がりが人気。毛穴をぼかす程度のカバー力なのでメイクバレしない!。さらにテカリを抑えてモテ肌に。
■\2300 20g / 1色

気軽に使えるプチプラ(安い)系!
女性なら誰もが知るプチプラコスメブランド『セザンヌ』を手がける、株式会社シャンティ発の男性用コスメブランド。
強みはリーズナブルな価格(メイク用品は1000円前後)。気軽にメイクしてみたい男性に最適。セザンヌなどで実績も十分あります。

オールインワンクリームBB
シャンティの得意分野である「BBクリーム」の男性版。シミやニキビなどをカバー&肌色を補正し、日焼け止め効果(SPF28・PA+++)にテカリ防止と“コレ1本”なオールインワン。洗顔料でラクに落とせるのも嬉しい。
■\1200 25g / 1色

薬用アクネコンシーラーN
ニキビ跡をカバーしてくれる上に、同時にニキビ自体も予防(アクネ菌によるニキビを防ぐ効果あり)。また、クマやシミ・そばかすなども隠せるので重宝します。
■\950 / 2色

アイブロウペンシル
アイブロウとしては貴重な黒色もラインナップ。眉毛の毛流れを整えるときに便利なスクリューブラシ付き。汗に強いウォータープルーフだからスポーツなども安心です。黒色は眉が薄い人、白髪か混じってきた人にもおすすめ。
■\600 / 2色

メイクバレしない「ナチュラルな仕上がり」がモットー
美意識の高い男性へ向けたメンズメイクブランド。スタートは2013年で、メイクブランドを数多く手がける伊勢半が親会社。“メイクしているように見せない”ナチュラルな仕上がりが信条。

ナチュラルBBジェル
“塗ってる感”ナシ! スキンケア感覚でメイクできるBBファンデ。毛穴・色ムラをカバーしつつ、テカリとベタつきを抑え、さらに保湿成分で肌にうるおいを与えます。
■\1600 22g(SPF37・PA+++) / 1色

アイブロウペンシル
髪を染めている人にちょうどいい、ダークブラウンとグレーの2色展開。スクリューブラシ付きで描きやすいのも◎。カラーリングできるマスカラも別売りであります。
■\1200 0.08g / 2色

ジェントルマンが待ち望んだ「紳士の美肌」へ…
2019年に日本初上陸したメンズスキンケアライン『トムフォード フォーメン』。イタリアの高級ブランドであるトムフォードらしく、洗練された見た目と機能を両立。3月15日から伊勢丹新宿本店メンズ館にて発売がスタート。

コンシーラー(ミディアム)
赤みやシミ、クマやシェービング時の傷あとなどをひと塗りでカバー。小ぶりで携帯性に優れ、リップクリームのような繰り出し式だから使い勝手もいい。
■\6400

ブロンジング ジェル
メイク用品としては珍しい「少し日焼けしたような印象」がつくれるBBタイプ。スキンケアと同じ独自成分を配合し、見た目も中身も活き活きとした健康的な肌へと導く。
■\8000 74g
>> 公式サイトなし

雑誌で絶賛されたBBクリーム!
日本発のメンズコスメブランド。商品を徹底的にテストし、比較検証する雑誌「MONOQLO」2019年5月号にて、BBクリームが一番高い評価Sを獲得。東急ハンズやロフトにて取り扱い有り。

BBクリーム
〈出典:雑誌MONOQLOより〉つけていることが目立たないのにシミやクマがしっかりカバーされ、老けて疲れた印象をなくしてくれる。ただし、色黒の人だとカバーできなかったので、肌色が濃い人にはおすすめできない。
■\1880 / 1色

「コスパコスメの雄」が手がけるメンズBB
日本の化粧品メーカー石澤研究所のメンズコスメブランド。テーマは“男は賢くケアしてモテ顔”。ちなみに石澤研究所は、コスパコスメシリーズ「毛穴撫子(けあななでしこ)」で知られる割とメジャーどころ。

BBクリーム
1本で5役のオールマイティなBB。肌トラブルのカバーに加え、紫外線吸収剤入りでUV対策、保湿、テカリ消しなどができます。
■\1600 20g(SPF30・PA++) / 1色
「メイクの練習をしてみたい」「メイクしてみたいけれど高い……」という方におすすめな、レディースで有名なプチプラメイクブランドをご紹介。
YouTubeで男性が使っている動画などもあるので、気になる方は見てみて下さい。

プチプラメイクの火付け役であり王道ブランド。種類とカラーは豊富で、初心者向きです。有名なこともあってか「YouTubeのメンズメイク解説動画」も多い。

先ほど紹介したテックスメックスの親会社、株式会社シャンティ発のメイクブランド。価格がとても安く(300円~800円)学生さんの愛用率が高い。

圧倒的なカラー展開とカバー力! ファンデーションやコンシーラーなど「ベースメイク」が有名。時間が経っても崩れにくいのも特徴。ただ、塗っている感が出やすいので慣れが必要です。

メンズメイクにお勧めされることもある、透明感のあるナチュラルメイクブランド。きれいな素肌へと導くので“塗っている感”が少なく初心者フリーク。
メイクの基本となる「ファンデーション」「コンシーラー」「BBクリーム」「アイブロウ」の使い方を解説!
ファンデは、肌トラブルが現れやすい目の周辺や小鼻の部分を中心に塗り広げるのがコツ。また、汗をかきやすい髪の生え際、洋服の襟が付きやすいフェイスラインには塗らないように注意。

量は米粒大を使用
ファンデ初心者は、まず米粒大の量から始めるのが正解。カバー力が足りないなら米粒2粒大に。

ファンデを4点にのせ、顔の中央へとのばす
米粒大を指の腹にのばしたら、額と両頬、あごにファンデをのせて、顔の中心部、矢印の方向へと伸ばす。

肌をこすらないよう優しいタッチで伸ばす
指先に力を入れると、肌に赤みが出てしまうのでNG。なでるように優しいタッチで塗り広げます。

しっかり隠したい目のクマ、小鼻の赤み
目元、小鼻のくすみを隠すだけで、肌のトーンが均一に。ただ、厚塗りしすぎると肌が浮いてしまうので注意!

汗をかきやすい髪の生え際やフェイスラインには、ファンデをのばさないこと。塗りバレするので、汗っかき男性は特に注意!
気になる部分に直塗りするか、ポイント塗りをします。塗った後は、うっかり肌をこすらないよう注意!

青ヒゲ攻略には、濃いめカラーを選ぶ
自分の肌よりも「濃いめ」カラーのコンシーラーは青ヒゲ隠しに最適。なめらかな肌になる。

気になるシミには指でポイント塗り
指でポンと置くように塗る。のばしてしまうとシミが現れるので、塗り終わったら触れないのがポイント。

保湿クリームと同じ感覚で内側から外側へと伸ばせばOK!
BBクリームはテクニック要らず。顔の内側から外側へとのばすのはファンデと同様。肌をこすらないよう、すべらせるように。
眉メイクは、描き始めと仕上がりの確認を忘れずに。顔の中でベストなポジションに整うように、顔全体が映る鏡を見ながら描きましょう。描き終えた後は両眉の太さや長さ、角度などのバランスをチェック。

顔全体が映る鏡で、斜め45度の角度で
鏡に対して、斜め45度の角度で、眉山が正面になるようにして描きます。眉尻までバランスよく描くための秘訣。

薄い部分にのせつつ眉頭も加える
眉毛がない部分を埋めるように描く。その後、眉頭を少しずつ埋めて、両眉の眉頭のバランスをとる。

眉尻は目尻の上がベストポジジョン
男性の眉は長すぎるのもNG。眉尻は目尻の上くらいがちょうどいい。斜め45度の角度で確認しましょう。

スクリューブラシで全体をブラッシング
眉頭や眉尻が自然に見えるようにスクリューブラシでぼかす。最後に全体のバランスを見て完成。

メンズファッションブランドナビ編集部
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