1本は持っておきたい「名品デニムスラックス」も紹介!
昨年、ついにあのリーバイスから発売され話題になったデニムスラックス(デニムトラウザー)。
デニムスラックスといえば、今まではイタリアのパンツ専業ブランドから発売される「マイナーな部類のパンツ」だったものの、王道ジーンズブランドの新提案により にわかに注目を浴びています。
今回はそんなデニムスラックスに焦点を当て、人気ブランドや定番モデルの特徴などを解説してます。
目次(もくじ)
①デニムスラックスについて
■デニムスラックスとは
②デニムスラックスの人気ブランド10選【ランキング順】
■1位:リーバイス【定番】
■2位:インコテックス【高級】
■3位:C+(シープラス)
■4位:ヤコブコーエン
■5位:アナトミカ
■6位:GTA【上品】
■7位:ビースリーメン
■8位:リディアル
■9位:ケアレーベル
■10位:ビームスライツ
①デニムスラックスとは
その名の通りデニム地のスラックスのこと。
デザインはスラックス、素材はデニム生地で作られています。略して「デニスラ」とも呼ばれます。
ちなみにデニムスラックスとデニムトラウザーは、呼び方が違うだけで意味は同じ(スラックス=トラウザー)です。
ジーンズとデニムスラックスの違い
大きな違いはポケット。
ジーンズは5つのポケット(通称:5ポケット)+補強のためのリベットという構成に対して、デニムスラックスはスラントポケット(斜め配置のポケット)をはじめポケットは4つ。ひとことで言うと「スーツのパンツ」のような作りが特徴です。
デニムスラックスの魅力
「スラックスの上品さ×デニムのカジュアルさ」を両方あわせ持つことがデニムスラックスの大きな魅力。
ちょうど立ち位置は“スラックスとジーンズの中間”にあたり、ジーンズだとラフ過ぎる…、スラックスだとカッチリ過ぎる…、そんな時にはもってこいのパンツ。
例としてビジネスカジュアル、大人の休日スタイル(大人カジュアル)というシーンに重宝します。また、ジャケットやコートといったキレイめアイテムと相性が良いのも特徴です。
②デニムスラックスの人気ブランド10選【ランキング順】
ランキング(投票数順)
●総投票数:314票
1 位(106票)
リーバイス(LEVI'S)
創業:1853年 / アメリカ
公式サイト:http://levi.jp/
リーバイスについて
デニムの原点にして頂点が、満を持してデニスラを展開!
リーバイスで人気のデニムスラックス
出典:http://levi.jp/
STAPREST 502model
STAPREST(スタプレスト)はリーバイス初のデニムスラックスシリーズであり、1964年に発売されたノンデニムの名作を現代的にアップデートし、デニム素材を採用したもの。
そして502modelは「エレガントなテーパード」モデル。センタークリースとも相まって、定番5ポケデニムとは一線を画す佇まい。しかもクリースが消えず、シワにもなりにくい。品のある休日着に絶好の一本です。
■参考価格:8,000円 / 全1色
出典:http://levi.jp/
STAPREST ワイドレッグクロップ
スタプレストは全2種類(モデル)があり、こちらは流行のゆったりとしたシルエットが今の気分に合う「アンクル丈のワイドシルエット」モデル。
もちろんシワになりにくく、永続的に続くセンタークリースは健在。トレンドを楽しむならこちらもアリです。
■参考価格:7,000円 / 全1色
2 位(63票)
インコテックス(INCOTEX)
創業:1951年 / イタリア
海外公式サイト(英語):https://www.slowear.com/
インコテックスについて
パンツ一筋 60年超。名門が手がける極上のデニスラ。
インコテックスで人気のデニムスラックス
N35 デニム
イタリア本国で絶大な人気を誇る「30型」を、日本人向けに開発したのがこの「N35型」。
メリハリのあるテーパードシルエットで美脚効果は抜群。落ち着いた濃紺も相まって、オトナな印象を醸します。クセがなくオールマイティに活躍する1本は「初めてのデニスラ」としてもおすすめです。
■参考価格:33,000円 / 全1色
出典:https://www.bronline.jp/
1st619 デニム
スキンフィットと呼ばれる、インコテックスの中で“一番細いシルエット”を採用したテーパードモデル(N35は一段階上のスリムフィットで、こちらよりも若干余裕があります)。
体型が痩せ型の人をはじめ、細身・タイトめが好きな方におすすめです。
■参考価格:35,000円 / 全2色
1AGW11 デニム
ちょっと変り種。サイドアジャスターを配した「ベルトレス仕様」が特徴的な、ワンプリーツのスリムテーパード。
フロント右には懐中時計を入れる「フォブポケット」を配しブリティッシュを加味。シャツインや、サスペンダーを使った着こなしも決まります。
■参考価格:34,000円 / 全1色
3 位(44票)
C+(シープラス)
創業:2014年 / イタリア
シープラスについて
グンと脚長に見えて超快適! デニスラブームの火付け役はココ。
シープラスで人気のデニムスラックス
RIDMARK(リドマーク)
昨今のデニスラ旋風の火付け役となったモデル。スーパースリムながらドレスパンツ的シルエットのおかげで、体型を丸ごとカバーして誰でも美脚になれる究極の1本。
あまりの人気ぶりとユーザーの熱い要望から、2015年にホワイトとオフホワイトを追加。春夏×オトナの爽やかカジュアルを叶えます。
■参考価格:26,000円 / 全4色
4 位(29票)
ヤコブコーエン(JACOB COHEN)
創業:1985年 / イタリア
海外公式サイト(英語):http://jacobcohen.it/
ヤコブコーエンについて
ジャケットで小粋に決めたいブランドです。
ヤコブコーエンで人気のデニムスラックス
出典:http://kamitouriciao.blog69.fc2.com/
626
スラックスのディティールを盛り込んだ、同ブランドで一番ドレス感が高いモデル。綺麗なテーパードシルエットはもちろん、ナチュラルで美しいブルーの色落ちも醍醐味。
ブルージーンズなのにローファーやジレ、革靴を合わせた「ドレスカジュアル」にハマります。※ワンウォッシュも有り。
■参考価格:45,000円~ / 全3色
出典:http://www.111dep-toraya.com/
613
ヤコブの名作タイトストレート「622」をベースにしたモデル。前はスラントポケットですが後ろはジーンズそのもので、ほんのりドレスを薫らせます。
絶妙なストレートシルエットは体型を選ばず、またドレスにもカジュアルにも穿きこなせる万能さが魅力。
■参考価格:43,000円 / 全3色
出典:http://www.guji.jp/
666
2017年に登場した新テーパードモデルで、こちらもフロントのみスラントポケットを採用。デニスラというよりも、ジーンズを“スラックスに近づけた”1本です。
天然インディゴ染めのストレッチデニム生地は、ワンウォッシュで上品さと柔軟さを兼備。ゆとりのある腰周りから絞った9分丈のテーパードシルエットは、ジャケットとあわせても上品にまとまります。
■参考価格:43,000円 / 全2色
5 位(18票)
アナトミカ(ANATOMICA)
創業:1994年 / フランス
公式サイト:http://anatomica.jp/
アナトミカについて
「普通じゃ物足りない…」。そんな洒落者の心を満たすヒトクセ。
アナトミカで人気のデニムスラックス
出典:http://anatomica-sapporo.com/
トリムフィットパンツ デニム
アナトミカの定番モデル「トリムフィットパンツ」のデニム版。深めの股上と腰周りのゆとりがあるテーパードシルエットにより、まるでワークのような雰囲気を持つデニスラです。
またスラックスでも経年変化を楽しみたい!。そんなワガママに応えるタフなデニム地も特徴。
■参考価格:24,000円 / 全1色
6 位(15票)
GTA(ジーティーアー)
創業:1955年 / イタリア
海外公式サイト(英語):http://www.gtamoda.com/
GTAについて
正統派ドレスパンツの雄は、ジーンズも「間違いない安心感」が魅力。
GTAで人気のデニムスラックス
BAYRON デニム
1プリーツの適度なボリューム感に、細すぎず太すぎない上品さを残した人気定番モデル「BAYRON(バイロン)」のデニム版。
ここ数年来ているクラシック回帰を漂わせつつ、美しいテーパードが今の時流にマッチ。ダブル仕上げの裾も特徴。
■参考価格:28,000円 / 全2色
出典:http://pannabaybrook.blog19.fc2.com/
772 デニム
上記BAYRONとほぼ同じ構成(1プリーツ&シルエット)のモデルですが、裏地が見えないダブル仕上げ、持ち出しベルトの長さが短めで、よりスマートな仕上がり。
■参考価格:29,000円 / 全2色
800 デニム
型紙から根本的に見直し、2015年に長年の美脚ノウハウを集めて開発したニュースタンダードモデル(ノープリーツ&スリムフィット)。
シャープな見た目と、窮屈さを感じさせない穿き心地を両立。ビジネスから休日まで、オンオフ兼用で使い分けできます。
■参考価格:28,000円 / 全1色
7 位(13票)
ビースリー メン(B-Three Men)
創業:1994年 / 日本
公式サイト:https://www.b-three.jp/
ビースリー メンについて
重宝確実、「完成度の高いデニスラ」の穴場。
ビースリー メンで人気のデニムスラックス
出典:https://www.b-three.jp/
スラックスデニム・ストレート
クセになるストレッチパンツ専門ブランドのデニスラは、スーピマ綿使用でシルクのような肌触りと抜群の伸縮性、高級感のある光沢感を兼備。すっきりとした美脚シルエットでドレッシーにはけます。
■参考価格:21,000円 / 全2色
出典:https://www.b-three.jp/
デニム・ストレート
5ポケット風ステッチやリベットなど、ジーンズの要素を残した「ちょいワイルド」なデニムスラックス。
シルエットは穿くだけで脚長効果のある定番ストレートを採用。素材は上記と同じくスーピマ綿。また、ホワイトジーンズ(白色)版もあります。
■参考価格:18,000円 / 全2色
8 位(12票)
リディアル(lideal)
創業:2010年 / 日本
リディアルについて
「着こなしを全体を引き立てる」デニスラは、まるで小日向文世さんのような名脇役。
リディアルで人気のデニムスラックス
Pen トラウザー デニム
テーラード仕立て&同色ステッチで、主張は控えめ。「ビジネスでジーンズ」も叶える名脇役です。
ただ、決して細身というわけではなく「モードなアメリカンカジュアル」というテーマのとおり、少しゆったりとしたストレート。硬派なスラックスを思わせます。
■参考価格:21,000円 / 全2色
9 位(10票)
ケアレーベル(Care Label)
創業:2007年 / イタリア
ケアレーベルについて
「ちょいワルおやじ」のココロをくすぐる色落ち&ビンテージ感。
ケアレーベルで人気のデニムスラックス
出典:http://www.gloryguy.jp/
Slack(スラック)
イタリアンな細身をベースに、11オンスのストレッチデニムに加工を加え、きれいなライトブルーに。色落ちこそヴィンテージ顔ですが、スラントポケットを採用し「スラックス的要素」もあります。
■参考価格:35,000円 / 全5色
10 位(4票)
ビームス ライツ(BEAMS LIGHTS)
創業:1976年 / 日本
公式サイト:http://www.beams.co.jp/
ビームス ライツについて
今年は気になる1本をオリジナルとして展開。
ビームス ライツで人気のデニムスラックス
COOLMAX デニムスラックス
2018年に新登場したビームスライツのオリジナル。スッキリとした9分丈、美脚効果の高いテーパードなど、ベーシックに使いやすい作りが特徴。
また、夏はドライで涼しく冬は暖かさを保つ「クールマックス」ファブリックを使用。通年モデルとなるかは微妙ですが、今季注目しておきたい1本です。
■参考価格:13,000円 / 全2色
Loading ...
合わせて読みたい!
「色落ちにくい&美しく色落ちさせる」2種類の洗い方を、洗濯のプロが伝授!
記事の続きを読む »
「人気ブランド・定番モデル・手入れ」まで徹底紹介!」大人パンツの筆頭スラックス
記事の続きを読む »
この記事を書いたのは
メンズファッションブランドナビ編集部
“本当に正しい情報だけ”を目指し、その分野において「雑誌掲載の実績・専門家の評価・人々の話題性」など、相応しいブランドだけを掲載しています。
【公式】YouTube | ピンタレスト | X | インスタ
この記事の関連ブランドを見る
ジーンズ
話題のキーワード
#高級
#スニーカー
#サンダル
#腕時計
#コスメ
#アクセサリー
#スーツ
#香水
あなたにおすすめの記事
新着コーデ
サイトの人気ページTOP5!
カテゴリ一覧
そして現在も「デニム業界を牽引するリーディングブランド」として君臨している。