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腕時計

ファッションウォッチ

着こなしのクオリティを上げる、ファッションウォッチブランド33選

教えてくれたのは

腕時計専門店「GMT」近藤さん

仕事用とは別、休日ユースにちょうどいいファッション的に使える腕時計ブランドを厳選。

全体的に気兼ねなく買えるような価格のブランドを中心としました。ぜひカジュアルな着こなしのお供に使ってみて下さい。

【１】タックス（TACS）

日常にあるものをモチーフにウォッチをデザインする〈タックス〉。
「ネイチャーL」は木目調のアセテートケースを使い、文字盤はレザー調。自然の魅力を巧みにデザインに落とし込み、ほっと安らぐ、マイルドな表情に仕上げた。

【１】水滴が水面に落ちた時の波紋をイメージした「ドロップ」。クォーツ。1万5000円［TS1006A］
【２】［ネイチャーL］は自然素材の雰囲気を耐久性の高い素材で再現した。クオーツ。1万6000円［TS1401B］

【２】スカーゲン（SKAGEN）

近年の北欧ウォッチブームを牽引するデンマークデザインのブランド。注目の「シグネチャー」はデンマーク語で“象徴”を意味し、ネーミングの通り北欧デザインを象徴するかのようなミニマルで洗練されたデザイン。
人気モデル「ホルスト」の新作は、ネイビーやホワイト＆ローズゴールドなど、トレンドのカラーリングを上品かつ個性的に昇華した。

【１】「シグネチャー」は40mm径のライトグレーフェイスにカラフルな指針をさりげなくセット。クォーツ。5気圧防水。1万9000円［SKW6375］
【２】12時位置に曜日表示、6時位置にデイトをあしらった「ホルスト」。クォーツ。5気圧防水。2万1000円［SKW6372］
【３】ブラウンカーフストラップ仕様の「シグネチャー」はよりカジュアルな雰囲気。1万7000円［SKW6373］
【４】「ホルスト」のネイビーダイヤル1万9000円［SKW6369］

【３】ピクト（PICT）

一見時計らしからぬほどの強烈なインパクトを与える〈ピクト〉の時計は、回転ディスクに記されたアワー表示とセンターの分針を組み合わせることで実現。
まさにミニマルの究極ともいえるこのモデルのイメージソースは、グラフィックで情報を伝える“ピクトグラム”。1984年にデンマークで発売されて以来、世界中で愛されているロングセラー。

【１】ピンクダイヤルとベージュのレザーベルトがモダンな味わいのニューカラー。コーディネイトのアクセントとしても活躍する。クォーツ。1万9000円［43378］
【２】センセーションを巻き起こしたファーストモデルを思わせるブラック×ホワイトのモノトーンは「ピクト」の魅力を体現する定番。1万9000円［43379］
【３】40mm径のステンレス・スチールケースにゴールドカラーのIP加工。グリーンダイヤルが上品に馴染む人気バリエ。1万9000円［43377］

【４】エンジェルクローバー（ANGEL CLOVER）

毎シーズン大胆な遊び心にあふれたニューモデルを発表し、カジュアルウォッチシーンに確固たる地位を築いているのが〈エンジェルクローバー〉。
今年春夏も上品なトーンのレッドを活かしたビッグフェイスや、文字盤の立体感が際立つトノーが人気。さらに、クラシカルテイストのミラネーゼブレスも加わり、ラインナップはいっそう賑やか。

【１】42mm径のシンプルなラウンドケースにアナログ式デイデイトを配した「ゼロ」。爽やかなホワイト文字盤の新作。クォーツ。1万8000円［ZE42SWH］
【２】大胆な大型リューズガードが個性を主張する「タイムクラフト」。クロノグラフ機能搭載。クォーツ。2万2000円［NTC48SRE-RE］
【３】6時位置に12時間積算計を搭載したクロノグラフの「ダブルプレイ」。湾曲したドーム型風防がフェイスの立体感を高めている。クォーツ。1万9000円［DP38SNV-NVN］

【５】ノット（Knot）

時計ヘッドとイージークリックのベルト・ブレスを個別に購入する形式。選択肢は8000以上にも登り、好みやスタイルに合った“理想のモデル”が実現する。
ヘッドはラウンドの3針やクロノ、スクエア3針などが揃い、ベルトやブレスは素材や色、仕上げなど、多彩な種類が随時増殖中だ。コーデに合わせて時計も着替える。これが最新時計ライフの正攻法！

【１】幅32mmのスクエアケースに、日本の老舗タンナー〈栃木レザー〉の編み込みベルトをセット。クォーツ。1万6000円［SQ-32RGIV］ベルト5000円［MT1-180RSV］
【２】36mm径のスモセコフェイスはミニマルな魅力。皇室御用達の高級傘生地を使った撥水ベルトとの組み合わせ。1万4000円［CS-36SVBK］ベルト5000円［TM-16GRSV］
【３】60分積算計を搭載したクロノグラフ。“綾高麗”の組紐ベルトがフェイスの雰囲気とマッチ。1万9000円［AC-39SVNV］ベルト4000円［AK-1805SV］

【６】ウィリアムエル 1985

1950～70年代のヴィンテージウォッチの魅力を今に伝えるフレンチブランド。
人気のマルチカレンダーはポインター式の日付、曜日表示、24時間表のインダイヤルに精緻なサークルギョーシェを施し、さりげなくクラス感を演出。

【１】文字盤の2時位置に曜日、6時位置に日付、10時位置に24時間表示をセット。クォーツ。2万円［WLAC03BOCN］
【２】ブルーダイヤルと型押しのカーフベルトのコンビ。5気圧防水。2万円［WLAC03BUCN］

【７】ディーゼル（DIESEL）

シーズンを飾るニューモデルは、ホワイト基調の個性派がズラリ！「ロールケージ」はカフェレーサースタイルのバイクをフィーチャーしたクラシカルなモデルで、フェイスやストラップの爽やかなホワイトが斬新。
「フラットトップ」は、面取りを施しまた風防ガラスとコーナーを落とした」スクエアケースがマッチし、最高のモダンテイストに仕上がった。

【１】カットグラスの風防が立体的な存在感を演出する「フラットトップ」。2万2000円［DZ1823］
【２】「アームバー」は一体成型のシリコン製ケース＆ストラップを採用し、装着感抜群。1万4000円［DZ1818］
【３】人気シリーズ「ラスプ」のオールホワイト。1万9000円［DZ1805］
【４】大型リューズガードやリベット打ちのレザーストラップなど、ワイルドなディテールをオールホワイトで上品に仕上げた「ロールケージ」。2万2000円［DZ1755］

【８】オーディーエム（O.D.M.）

ブランド名は“OriginalDynamicMinimal”の略。1999年の創立以来、一貫してクリエイティブなデザイン＆ファンクションを追求しているブランド。
回転ディスクを利用した「ジュピター」、カメラのレンズを思わせる「AE-1」など、大胆な発想を具現化したラインナップは“人とは違う、個性をアピールしたい！ ”という要求にピタリとフィットする。

【１】木星が太陽系で公転している姿をダイヤルデザインで表現した「ジュピター」。銀色の球体が時（アワー）を示す。2万1000円［DD159-08］
【２】カメラのレンズのようにベゼルを回転させることで時刻調整をするギミック。「AE-1」。2万1000円［DD160-06］
【３】「バウンシング」のコンセプトはグルーヴィなミュージックやパワフルなリズム。回転ディスクを活かした斬新なフェイスデザインは、コーディネートのアクセントにも最適。1万7000円［DD162-05］

【９】マッキントッシュフィロソフィー

イギリスの老舗アウターウェアブランドによるウォッチコレクション。新作のなかでも注目の２タイプで、いずれもクラシカルなドルフィンハンドにシンプルなインデックスを組み合わせ、あくまでオーソドックスな佇まいとなっている。
高級感のあるディテールの意匠やカラーリングが、正統派のブリティッシュ・トラッドらしい品格を作り上げている。

【１】38mm径のドレス系。ヴィンテージ感覚あふれるクサビ型インデックスを使用したシンプル3針。クォーツ。10気圧防水。1万9000円［FCZK996］
【２】クロコ型押しのカーフベルトはスーツスタイルにもフィット。1万9000円［FCZK997］
【３】太陽や照明などの光で駆動するソーラークォーツモデル。ダイヤルの立体加工がアクセント。10気圧防水。2万7000円［FBZD994］
【４】ホワイトダイヤル仕様のソーラーモデル。10気圧防水。2万7000円［FBZD992］

【10】ベーリング（BERING）

〈ベーリング〉も、北欧時計のトレンドを担う“重鎮”のひとつ。同社は2010年にデンマーク・コペンハーゲンで創業し、瞬く間にトップブランドの地位を得た。
近年は、クラシカルなデザインに北欧らしいエッセンスを加味したモデルが増えつつある。［13242-564］はゴールドカラーのケースに端正な白文字盤をあしらい、伝統的な気品を漂わせる。

【１】文字盤12時位置に曜日表、6時位置にデイト表示を配したポインター式の「クラシックコレション」。クォーツ。2万7500円［13242-564］
【２】鏡面仕上げのステンレス・スチールケースが美しいバリエーション。2万6000円［13242-404］
【３】9時位置に曜日、3時位置にデイト表示をセット。シンメトリーな美観を追求。クォーツ。2万4000円［14240-564］
【４】カジュアルなナイロンベルトに加え、ブルーのレザーベルトも付属する。2万3000円［14240-803］

【11】ティッドウォッチズ（TID Watches）

本拠地はストックホルム。創業は2012年と比較的新進ながら洗練されたミニマルデザインで人気を集め、今や北欧ウォッチの代表的なブランドに。
定番コレクションはウォッチへッドとベルトを個別に選んで購入する新形態で、ウォッチヘッド、ベルトともどもバリエーション豊富。好みやニーズに合わせて自由にカスタマイズができる。

【１】40mm径のステンレス・スチールケース＆シルバーダイヤルのヘッドに、ブラウンカーフベルトの組み合わせ。クォーツ。2万8000円［TID01-4CSV/N］
【２】真っ白な“Canvas”を表すブランド初の限定コラボモデル。2万8000円［TID01-40CANVASWH/BK］
【３】小ぶりな36mm径もラインナップ。2万4000円［TID01-36GD/NBK］
【４】デンマークの名門・クヴァドラ社製テキスタイルベルトも選べる。2万6000円［TID01-36WH/SAND］

【12】ガント（GANT）

〈ガント〉は1949年にアメリカ・コネチカットで誕生したファッションブランド。2001年から時計も手がけるようになり、2014年に日本上陸を果たした。
モデル名に米国の地名を冠しているのが特徴的で、2針の「ナッシュビル」、マルチカレンダーの「リッジフィールド」など、バラエティ豊かなラインナップはどれも大人の魅力にあふれる。

【１】42mm径のラウンドケースにブルーサンレイダイヤルをあしらった2針の「ナッシュビル」。クォーツ。2万円［GT006002］
【２】今季大人気のグレーダイヤルは、オンオフを問わずにマッチする。2万円［GT006004］
【３】アナログ式のデイデイト＆24時間表示を搭載した「リッジフィールド」。クォーツ。2万9000円［GT005003］
【４】ポリッシュベゼルと艶やかなブルー文字盤が高級感を漂わせる。5気圧防水。2万6000円［GT005001］

【13】ゲスウォッチ（GUESS WATCHES）

アメリカの人気ファッションブランドによるウォッチコレクションからは、腕元にエレガントなモダンテイストを与えるモデルが登場！
引き締まったブラックフェイスの［W0967G1］はインダイヤルにヴィヴイッドなレッドをプラスしてアクティブなイメージに。［W0870G4］はローマンインデックス＆ムーンフェイズでドレッシィな趣をアピールする。

【１】46mm径フェイスの3時位置に曜日表示、9時位置に24時間表示、6時位置にデイトを配したマルチカレンダーモデル。10気圧防水。2万2000円［W0967G1］
【２】“GUESSブルー”の文字盤にはアナログ式のデイトや曜日表示、さらに月齢表示のムーンフェイズが配される。1万9000円［W0870G4］
【３】同社の定番コンビネーションであるブルー＆ローズゴールドをあしらったクロノグラフ。3時位置には3日分を表示するデイト。3万2000円［W0673G6］

【14】ニクソン（NIXON）

代表シリーズ「タイムテラー」の新作は、ポインター式のデイデイトをフィーチャーした“2つ目”フェイス。メタリックな文字盤とブラウンレザーストラップのコンビネーションが美しい。
トレンドのグリーンダイヤルをあしらったシンプル3針やオールブラックのクロノグラフ、さらには同じくブラックのデジタルも登場し、例年に増しての充実ぶり。

【１】37mm径ケースを採用した「タイムテラー」の新作。2万4000円［THE TIMETELLER DELUXE LEATHER］
【２】ストリートのエッセンス”を表現した反転液晶のデジタルモデル。1万7000円［THE BASESS］
【３】ヴィンテージのSUVにインスパイアされた42mm径のクロノグラフ。6万3000円［THE CHARGERCHRONO LEATHER］
【４】サンレイ仕上げの文字盤とバーインデックスでミニマリズムを表現。2万1000円［THE PORTER LEATHER］

【15】ブラウン（BRAUN）

ドイツの一流家電ブランドとして知られる〈ブラウン〉は、時計コレクションも充実。
モノトーンを基調にシンプルなフォルムを追求したラインナップは、同国の歴史的な造形美術学校“バウハウス”のコンセプトを継承していて、無駄のない、機能性至上主義が息づく。
なかでも［BN0035WHBKG］は国際的なデザインアワードを複数受賞した大傑作だ。

【１】40mm径のブラックIPケースにマットブラックダイヤル、簡潔なアラビックフォントのインデックスを用いて視認性を高めた代表作。クォーツ。2万3500円［BNH0032BKBKMHG］
【２】ドイツの権威あるデザイン賞「レッドドットデザインアワード」などを受賞したクロノはイエローやレッドなど挿し色使いが完璧！ 3万1500円［BN0035WHBKG］
【３】同社のモデルでは希少なスモールセコンドを採用した38mm径モデル。2万2000円［BN0024WHBKG］

【16】オバク（OBAKU）

2007年にデビューしたデンマークのウォッチブランド。日本の禅宗に影響を受けたというコレクションは北欧特有のミニマリズムと日本の“侘び寂び”の美学が融合した風合いに。
北欧時計シーンでもワン＆オンリーの個性を確立している。

【１】38mm径のステンレススチールケースにアナログ式のデイデイトを搭載。クォーツ。3万2000円［V192GMVJSJ］
【２】フレキシブルなメッシュベルトを採用した40mm径のドレス顔。2万5000円［V178GXCLMC］

【17】ヤコブイェンセン（JACOB JENSEN）

デンマークが誇る世界的デザイナー、ヤコブ・イェンセンによる時計プロダクトは、ミニマル＆モダンな北欧デザインの魅力が凝縮されている。
今季の注目はベストセラー「ニュー」の新作。文字盤の中央をベルトの幅に合わせて際立たせる特徴的意匠はそのまま、指針をモデファイ。シンプルなバーインデックスでより洗練されたイメージを確立した。

【１】ラグとダイヤル中央の仕上げでベルトとフェイスが繋がっているかのような視覚効果を実現した「ニュー」の新型。クォーツ。3気圧防水。2万7000円［737］
【２】マイルドなトーンのネイビーフェイスはカジュアルからフォーマルまでフィットする。12時位置には小ぶりなデイトを配置。ストラップはラバー素材だ。2万7000円［739］
【３】ドットインデックスのバージョンも人気。立体的な“段差”がクールなアクセントになっている。2万7000円［755］

【18】テンテン（10:10）

世界が注目する日本のデザインオフィス〈nendo〉が2016年に立ち上げた時計ブランド。ファーストモデルとなる「ウィンドウ」は“空の旅”がテーマで、航空機の窓をかたどったフェイスが愛らしくもスタイリッシュ。
3時位置の時間と分を区切る記号「:」がアクセントを添える。航空機の窓がこんなに美しかったとは！と今さら気づく秀逸デザイン。

【１】ローズゴールドカラーのステンレススチールケースにブラウンカーフベルトをセット。バッグなどに付けられる二又のストラップ付属。クォーツ。2万9500円［window005/LOO2］
【２】シルバーカラーケース×シルバー文字盤のバリエ。ケースサイズは縦37mm、横31mm、厚さ8.5mm。3気圧防水。2万8500円［window004/N003］
【３】ネイビーダイヤルにネイビーキャンバスベルトのコンビネーション。2万8500円

【19】トリワ（TRIWA）

〈トリワ〉は2007年にスウェーデン・ストックホルムで創業。北欧時計のなかでもスウェーデンのブランドはとくにカラフルでファッショナブルな志向が強いが、同社もその例にもれず、新作も小粋なカラーのオンパレード。
「クリンガ」や「ファルケン」といった人気作に使われるブルーやグリーンなどは、既存色とは一線を画す、特別なトーン。

【１】大空を舞うファルコンをイメージした「ファルケン」の新色は、上質な深みを帯びたグリーン。クォーツ。3万円［FAST112-CL010217］
【２】定番の「クリンガ」が、鮮やかなライトブルー仕様で登場。クォーツ。3万円［KLST106-CL010413］
【３】シャンパンダイヤルにミラネーゼブレスを組み合わせた「クリンガ」。3万円［KLST108-ME021212］
【４】グリーンのあしらいにセンスがあふれる「ファルケン」。3万円［FAST116-ME021212］

【20】ロゼモン（ROSEMONT）

1951年に登録され、1973年より本格始動したスイスの時計ブランド。
時計産業のメッカ、バーゼル近郊の工房で熟練職人によって組み立てられる製品は伝統美にあふれ、価格以上の高級感。トノーやラウンドなど、選択肢も豊富。

【１】文字盤にアール・デコ調のレイルウェイパターンを配したトノー。クォーツ。3万円［B903-SW-BK］
【２】ドルフィンハンドとアップライトインデックスのコンビネーションが優雅なラウンド。3万円［B909-YCY-BR］

②５万円以下（予算）

※安い→高い順で並んでいます。

【21】ハンティングワールド（HUNTING WORLD）

ラインナップのイメージソースは大自然へのリスペクトや冒険への憧れ。オーガニックなエッセンスを多彩に散りばめたモデルが今シーズンも多数揃っている。［HW950SGY］は、トレンド感も上々の都会的なミニマルテイスト。

【１】アップライトのクサビ型インデックスがポイントのシンプル系クォーツ。3万円［HW950SGY］
【２】フェイスにトリコロールをあしらい、10時位置にスケルトン加工を施した自動巻き。3万5000円［HW993BL］

【22】ブリストン（BRISTON）

スイスの高級時計ブランドの要職を歴任したブリスジュネが自身の理想を追求すべく興したブランドで、ケース素材にアイウェアなどで多く使われるアセテートを用いたモデルがメイン。
3針タイプとクロノグラフがラインナップし、いずれもスマートな機能美がヴィンテージ感覚あふれるクッションシェイプと見事に調和している。

【１】文字盤9時位置に60分積算計を備えた「アイコンクラブマスター」のクロノグラフ。フランネル製ストラップ。クォーツ。4万3000円［16140.SA.TV.1.LFB］
【２】ミリタリーで多用されるステンシル書体のインデックスをあしらった3針。3時位置にはデイト表示。100m防水。2万1500円［BR-13240IC-10A］
【３】アセテート製のカモフラージュケースが映えるスタイリッシュなデザインのミリタリークロノグラフ。9時位置には24時間表示を搭載。3万8000円［15140.PBAM.GT.3.NG］

【23】ラースランセン（LARS LARSEN）

昨年、日本に待望の初上陸を果たしたデンマークブランド。北欧のクラフトマンシップを守るべく“MadeinDenmark”にこだわり、高品位なモデルを幅広く手がけている。クロノグラフの［133CBBS］はとくに斬新な色づかいが魅力的。

【１】ドレス顔の「LW37」シリーズ。ケース径は35mm。クォーツ。3万6000円［137RWBL］
【２】フランジ部分にタキメーターを備えた「LW33」。デイト機能付き。クォーツ。10気圧防水。4万8000円［133CBBS］

【24】ポールスミスウォッチ（PAUL SMITH）

ユニークなギミックで人気の「ファイブアイズ」コレクションに、ニューカラーが加わった。ブラック文字盤の上部に配された5つのホールに、回転ディスクの鮮やかなカラーが順次移動しながら見え隠れする様子は、遊び心にあふれスタイリッシュ。オールブラックの「チャーチストリート」はトレンディなメッシュブレスが似合う、クールモダンな注目作。

【１】レトロモダンな「ステアリング」に加わったソーラークォーツモデル。4万1000円［KM3-027-40］
【２】ポール・スミス自身がこよなく愛したロンドン・チャーチストリートにちなんだモデル。ヴィンテージラジオのディテールを再現。「チャーチストリート」。4万3000円［BR4-047-51］
【３】1分間で1回転する多色の回転ディスクにより5つの“目”が変色する特殊表示。時間の流れをファッショナブルに表現。「ファイブアイズ」。3万7000円［BM5-313-51］

【25】オリジナルグレイン（ORIGINAL GRAIN）

ベゼルやブレスに高級ナチュラルウッドを用いたモデルで人気を誇る、アメリカ・オレゴン州発のブランド。
ニューモデルの［The Alterra Chronograph］はローズウッドや、ウィスキーを熟成させた樽（ウィスキーバレル）を使用。天然素材ならではのウォームな質感が、クロノグラフのクールな機能美との相乗効果で独特の魅力を放つ。

【１】天然エボニーをベゼルと文字盤に用いたスリムモデル。クォーツ。2万6500円［The Minima list］
【２】ブレスとベゼル、文字盤にメイプルを使用。2万8500円［The Classic］
【３】使用木材はローズウッド。文字盤9時位置に60分積算計を備えた2カウンタークロノ。3気圧防水。5万5000円［The Alterra Chronograph］
【４】ベゼル、ブレスなどにウィスキーバレルを使用したバリエ。5万5000円［The Alterra Chronograph］

【26】Gショック

機能性とデザイン性を兼ね、“才色兼備”のカジュアルウォッチといえば〈G-SHOCK〉。「グラビティマスター」の新作は従来のGPS電波と標準電波受信に加え、Bluetoothによるスマホ連携機能を使った時刻修正も可能に。
最強の正確性を獲得した。デザインはフライトジャケットを意識したミリタリーテイストで、コーディネイトの守備範囲もパーフェクト。

【１】2色成型のバンドを採用した5600系の電波ソーラー。20気圧防水。2万円［GW-M5610BY-1JF］
【２】小型モジュールの採用で10%のコンパクト化を達成した「G-STEEL」。ケース幅は49.3mm。4万円［GST-W300G-1A9JF］
【３】エクストリームスポーツがテーマの「G-LIDE」2017サマーコレクション。1万9000円［GAX-100MSB-1AJF］
【４】トリプルGレジストを採用したパイロットモデル「グラビティマスター」。10万円［GPW-2000-3AJF］

③10万円以下（予算）

※安い→高い順で並んでいます。

【27】プロトレック（PRO TREK）

〈プロトレック〉はカシオが手がけるアウトドアウォッチブランドで、世界中の登山家や冒険家が愛用する本格派。
「マナスル」は高度計、気圧/温度計、方位計のトリプルセンサーを備え、海外渡航で欠かせないワールドタイムも装備、8000m峰の登頂を意図した機能が満載だ。こんな“プロ用機器”を普段使いするのは、極めてスマートな振る舞いと言える。

【１】最新のトリプルセンサーVer.3や日の出・日の入り時刻表示機能を搭載。10気圧防水。4万2000円［PRW-3100Y-1BJF］
【２】電子式リューズによる直感的な操作が可能な“スマートアクセス”や世界6局の標準電波受信機能を採用したデジ・アナ機種。6万4000円［PRW-6100Y-1BJF］
【３】上位ライン「マナスル」の限定モデル。気圧傾向表示機能や同・報知アラームなど、本格登山に特化した機能を備える。世界限定300本。チタン。10気圧防水。17万円［PRX-8000MT-7JR］

【28】ディーワンミラノ（D1 MILANO）

2013年にミラノで誕生したこのブランドは、多角形ベゼルをあしらったマッシブなフォルムがポイント。
素材やカラーリングでさまざまなバリエーションを展開しており、今季は文字盤に大理石を使ったモデルが登場。話題沸騰となっている。

【１】ヘアライン仕上げのステンレス・スチールケースが美しい機械式モデル。手巻き。7万円［A-MC06］
【２】文字盤に大理石をあしらったオールブルー。ケースは軽量なABSポリマー。クォーツ。2万8000円［A-MA03］

【29】スント（SUNNTO）

〈スント〉はフィンランドが誇る世界的なアウトドアウォッチブランド。シーズンごとに最新技術を駆使した先鋭モデルを発表している。
今季のメインは、フルカラーのタッチスクリーンを搭載したGPS対応モデル「スントスパルタンシリーズ」。80以上のスポーツモードがインストールされており、多彩な種目のトレーニングを的確にサポートする。

【１】GPS機能を使ってトレーニング中の移動距離やコース、速度などがわかるほか、手首での心拍数計測機能も搭載した「スントスパルタンスポーツリスト HR」の特別カラー。6万8000円［SS023309000］
【２】カラータッチパネルやGPS機能を搭載した人気コレクションの最上位モデル「スントスパルタンウルトラ」。100m防水。11万1000円［SS023303000］
【３】ブラック×カッパーカラーを用いた「スントスパルタンスポーツリスト HR」。100m防水。6万8000円［SS023310000］

【30】ヨンガー＆ブレッソン（YONGER & BRESSON）

1975年にスイス国境にほど近いフランス・モルトーで創業した〈ヨンガー＆ブレッソン〉は、高精度な自社製ムーブメントを搭載しながらリーズナブルな価格を実現。
さらに5年の国際保証をつけるなど、ユーザー目線の製品展開で人気を誇る。「シャンポール」や「セルニー」など、古典的な意匠を取り入れたラインナップは装いに“大人の魅力”を与える。

【１】36.5mm径ケースにマザーオブパール文字盤をあしらった「セルニー」。自動巻き。9万1000円［YBD8524-10］
【２】文字盤の12時位置に駆動時間の残量を表示するパワリザーブインジケーターを備えた「シャンポール」。6時位置にはスモールセコンド。自動巻き。8万7000円［YBH8356-01］
【３】大人らしくも鮮やかな装飾を施したダイヤル中央の回転ディスクが目を引く「セルニー」の42mm径モデル。5気圧防水。自動巻き。8万2000円［YBH8548-30］

④10万円以上（予算）

※安い→高い順で並んでいます。

【31】ビクトリノックス・スイスアーミー

フラッグシップの「イノックス」は耐衝撃や耐圧、耐熱など、130以上のテストを経て開発された究極のタフネスモデルだ。
今年は軽量で丈夫、独特の質感も魅力的なカーボンケースのモデルや、従来モデルよりも小ぶりな37mm径モデルなど、バラエティに富んだ新作が加わった。非常時に救命ロープにもなるパラコードストラップのモデルが人気。

【１】37mm径のステンレス・スチールケースを採用。スウェーデンのナイマッカ社製のパラコードストラップはファッション性も抜群。クォーツ。20気圧防水。「イノックスV」。7万9000円［241771］
【２】強度が強く、軽量なカーボンケース。パラコードストラップと絶妙にマッチする。「イノックスカーボン」。14万円［241776］
【３】ISOの潜水時計規格に準じた「イノックス」の本格ダイバーズ。200m防水。10万円［241781］

【32】サマンサキングズ（SAMANTHA KINGZ）

〈サマンサキングズ〉は人気レディスブランド〈サマンサタバサ〉のメンズブランド。その「サマンサウォッチ」は“MadeinJapan”にこだわった、高品位な作りが身上。
ムーブメントはメンテをすれば一生モノの機械式。トノーシェイプのケースは丁寧なポリッシュ仕上げが施され、精巧かつファッショナブルな文字盤と相まって“大人のエレガンス”が漂う。

【１】ブラックコーティングを施したステンレス・スチール製のトノーケースを採用し、ケースバックにはシリアルナンバーを刻印。デイト機能付き。自動巻き。15万円［1521510101-71］
【２】大胆にディフォルメされたインデックスは〈サマンサウォッチ〉のオリジナルフォント。15万円［1621510102-74］
【３】ゴールドカラーのケースとクロコダイル型押しのカーフストラップが高級感を演出。15万円［1611510102-73］