「ブランド・コーディネート例・基礎知識・お手入れ」など徹底紹介!
ラフなカッコよさをまとえる、カジュアルアウターの王道といえば「ジージャン(デニムジャケット)」。
今回は、大人に相応しい1着が欲しい、一生物のジージャンを手に入れたい、そんな方におすすめな『大人ジージャンブランド ランキングTOP37』を発表。さらに基礎知識、洗濯方法&着こなしテクなども紹介しています!
■1位:リーバイス【定番】
■2位:リー(LEE)
■3位:A.P.C【上品】
■4位:GAP【コスパ】
■5位:ドゥニーム【日本】
■6位:レミ レリーフ【日本】
■7位:クロ【日本】
■8位:ヤコブ コーエン【高級】
■9位:ヤヌーク
■10位:リサウンド クロージング【日本】
■11位:ディーゼル
■12位:ヌーディージーンズ
■13位:デンハム
■14位:サンローラン【高級】
■15位:ディースクエアード
■16位:ジョンブル【日本】
■17位:ブルネロ クチネリ
■18位:リプレイ
■19位:AG(エージー)
■20位:ファクトタム【日本】
■21位:ドルチェ&ガッバーナ
■22位:ロンハーマン
■23位:ラグ&ボーン
■24位:ブリオーニ
■25位:ムッシュ ニコル【日本】
■26位:ヒステリックグラマー【日本】
■27位:シープラス
■28位:サイ ベーシックス【日本】
■29位:ケアレーベル
■30位:ベン ザ ロデオテーラー
■31位:ガス ジーンズ
■32位:スロウガン【日本】
■33位:ブリッラ ペル イル グスト
■34位:ネイバーフッド
■35位:シーグリーン
■36位:シチズンズ・オブ・ヒューマニティ
■37位:ヴィンス
■バリー
■コーチ
ひと口にジージャンといっても、種類や素材はいろいろ。
ここでは知っておきたい基本の3種類(タイプ)をおさらい!
ファースト タイプ(1st TYPE)
〈リーバイス〉から1936年から1951年まで販売されていた506XXという型番をモチーフにしたものを、俗にファーストと呼ぶ。この時代はまだワークウェアとしての要素が強く、着丈も短め。
セカンド タイプ(2nd TYPE)
〈リーバイス〉における型番は507XXで、基本的なデザインはファーストに近い。フロントポケットが両胸につくようになり、着丈も長めに変更されたことでよりファッションアイテム的になった。
サード タイプ(3rd TYPE)
1962年に発売された557XXをモチーフにしたのがサードタイプ。シャープな形状のポケットやV字の切り返しが施され、着丈も長く袖ぐりや身幅もよりタイトになっている。
基本はデニム地ですが、大人ならレザーやスエード素材も選択肢に入れておきたいところです。
デニム
ジージャンでは最も一般的な素材。とても丈夫で、使い込むほどアタリや色落ちが出たりと、経年変化も楽しめる。
レザー
高級感とタフな印象を与えるのが特徴。ジージャンには柔らかなラム(羊)、比較的丈夫なゴート(山羊)がよく用いられる。
デニムよりも高価で、主に高級ブランドなどで採用されることが多い。
スエード
スエードはレザーを起毛させた革のこと。高級感と上品なラグジュアリー感を兼ね備える。
最初の1着に選ぶなら間違いない、大人見えするジージャン選び3つのコツ
①インディゴのクリーンな顔立ち
休日的一着なら、ダメージものもいいですがジャケット代わりなら、リジッド~ワンウォッシュの濃いめがベター。
②アームホールもほっそりでスッキリ
二の腕から手首にかけてテーパードするラインが◎。ここが太いと昔のジージャンに見えてしまいます。
③ちょい長めの着丈
ベルトループを隠す丈感がオトナには丁度いいです。おなか周りを隠し、落ち着いた印象を醸してくれます。
国:アメリカ 創業:1853年
ジージャンの礎を築いた「王道デニムブランド!」
トラッカージャケット
オリジンが発信するトラッカージャケットの現在進行形
リーバイス×ジージャンの代名詞! サードタイプの元祖たる「トラッカージャケット」の現在進行形モデル。アップデイトされたバランスの良いシルエットとヴィンテージさながらの色落ちが絶妙。
〈コーデ〉サードタイプは楽ジャケ感覚で使えるだけではありません。シックなコートやジャケットのインナーに挟めば、ジレ代わりの一着ともなります。この場合は、ジージャンは濃色よりも淡い味出しカラーが好相性。とってもこなれたハズシの一手になること請け合いです。
■1万4000円
1953モデル TYPE II トラッカージャケット
今の空気感も漂う“ちょいユル”がワイルドさをプラス
低め位置の胸ポケット、プリーツの入った前身頃、フィット感を調整できるシンチ等が特徴のセカンドタイプ。レトロな「セカンド」タイプなので、まわりとの差もつく。男らしいアメリカンバイクに合うような、古き良き時代の匂いがする……。
〈コーデ〉本来はワークで男らしい雰囲気を持つバブアーのジャケット×ジージャン。この2着を同時に着ると、それ以上に爽やかな雰囲気すら漂います。この品を壊さぬよう足元にはスエードチャッカブーツを。
■3万8500円
リーバイス コミューター トラッカージャケット
人間工学に基づいたサイクリスト仕様
サイクリストのニーズを取り入れたモダンライン「リーバイス コミューター」。伸びるのは当然のこと、脇下に余裕をもたせるなど自転車乗りにうれしい仕様に。
■1万6000円
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国:1889年 創業:アメリカ
「Gジャンの原型デザイン」を作り上げたパイオニア
101J ライダース(デニムジャケット)
ファッション×デニムジャケットの元祖!
リーがカウボーイ向けのデニムの総称をカウボーイから、ライダースに切り替えた1940年代後半に、「101J」の品番でリリースされた名作。
高い位置に付けられた斜めカットのポケットやフロントのジグザグステッチ、樹脂製のサイドアジャスタボタンなど、オリジナリティあふれるディティールが目をひく。
コストパフォーマンスも抜群で、現在、ビームスなどセレクトショップでも取り扱われる。
■1万2000円
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国:フランス 創業:1987年
品のあるデニムウェアは十八番
VESTE JEAN US(デニムUSジャケット)
ワントーンならタイドアップも余裕
日本製ノンウォッシュデニムを用い、上品な細身のシルエットに仕立てられたブランドを象徴するジャケット。
〈コーデ〉ジージャンの深いインディゴカラーを活かしたネイビーのワントーンコーデ。ボトムスに共地のデニムを合わせると、ちょいやりすぎに見えそうなタイドアップも、ウールのスラックスなら意外やすんなりキマります。
■3万4000円
デニムワークジャケット
新品でも育ててからも味のある1着!
セカンドタイプをベースにしつつも装飾を極力削ぎ落とし、ミニマルなデザインに仕上げられた一着。
日本製の生デニムを使い、両脇をストンと落としたストレートカット。ボタンのない胸ポケで、すっきりとしたフロントスタイルを演出。細身にモディファイされたシルエットもモダンな印象。
■2万7000円
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国:アメリカ 創業:1969年
コスパ優秀なデニムウェアが人気!
アイコンデニムジャケット
計算されたシルエットと程よい加工で1万円!
ヴィンテージにあるようなゆったりとしたサイジングではなく、アームとボディを細長く取ったモダンなシルエットが基本。ベルトがちょうど隠れるくらいの、やや長めの着丈にも注目。オーセンティックに徹した無駄のないデザイン、リアルな経年変化を表現しながら、このプライスは驚異的!
〈コーデ〉首元にポイントを作るために、モックネックを合わせれば、さらに好印象な着こなしにまとまります。
■9990円
プレミアム1969 デニムウエスタンジャケット
ベースは上記と同じ、創業の1969年から現在まで、細かなマイナーチェンジを繰り返しながらも、ずっと継続して展開してきたのがこちらのアイコンデニムジャケット。
こちらは日本が誇るデニム地メーカー「カイハラ」社の高品質セルヴィッジデニムを使用。着丈やアームなどを微調整した現代的なシルエットに。限りなく自然に色落ちさせ、経年変化したデニム本来の風合いを演出しています。買ってすぐに楽しめるのがうれしい限り。
■19,500円
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国:日本 創業:1988年
色落ちも楽しめる「本格的なジージャン」ならココ!
ファーストドゥニーム 3rd type JACKET
ハイクオリティな国産デニムで知られるドゥニームが「本格デニムをリーズナブルに」という想いからスタートさせたファーストドゥニームシリーズからの一着。
素材はもちろん綺麗なタテ落ちが楽しめる、国産のセルビッジデニム。
■1万3800円
3RD TYPE
こちらは本ライン「ドゥニーム」の定番モデル。サード型の着丈を長くアレンジしてあり、大人っぽく着こなせます。
生地は力織機で編まれた厚みのある14オンスののデニム。そこに綿糸で縫製されることにより、ヴィンテージ感を演出。ボタンはオリジナルと、所有欲を満たしてくれる。
〈コーデ〉ジーンズを合わせたデニムオンデニム。ネイビートーンでシックに着こなすことで上品な印象に。ただし、デニムの色合いを合わせることを意識したい。
■3万円
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国:日本 創業:2007年
「別注多数の名品Gジャン」は一見の価値あり!
デニム1st JK
セレクトショップ別注(ビームス、ナノユニバースなど)も数多い!
ファーストタイプをベースに着丈や袖のシルエットをモディファイし、より着心地のいい一着へと進化させた人気モデル。
何度も洗いこんだヴィンテージデニムのような風合いがあり、かつ薄手なので着心地がいい、アウターとしてもインナーとしても着こなしやすく、使える場面は幅広い。
■2万8000円
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国:日本 創業:2010年
世界から賞賛されるジャパンデニム
Arial Denim JACKET
この着心地の良さはデートにももってこい
顔立ちはいたってデニム。でも「モンスターストレッチデニム」を採用し、着心地はビヨンビヨンで実に楽チン。
この生地、多くのブランドが“元の生地を加工で縮ませてストレッチさせる”のに対し、本作は“高ストレッチの糸を張力を抑えて織る”のです。で、伸縮率160%、伸縮回復率は驚異の90%!を実現。もちろん洗濯機で洗ってもまったく問題ありません。
■2万3000円
Jetta Denim Jacket
パターンと素材にとことんこだわった逸品
着まわしやすいシンプルな見た目ながら、生地も縫製も◎。吉河織物の肉厚ストレッチデニムをオイカワデニムで縫製し、ミニマルでスッキリと仕上げた点が見事。
■2万2000円
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国:イタリア 創業:1985年
オトナのための高級デニムブランド
トラッカージャケット(濃紺)
イタリアメイド&フィットで仕立てられた「大人の名作ジージャン」
同ブランドならではのタイトフィットながら、コットン×ポリエステルのデニム地を使用しているため着心地は楽々。天然のインディゴによる色出し、裏地にはカモフラ柄をあしらうなどこだわり満載な人気モデルです。
〈コーデ〉着丈も長い上品な一着は、イタリアオヤジ的コーディネートがよく似合う仕立て。ボタン1個止めにして、軽く襟立て、そんなノンシャランな着こなしもサマになります。
■5万8000円
トラッカージャケット
「リッチなジージャン」の模範解答
デザインはオーセンティックながら、劇的に異なるのはシルエットと素材感。丈はやや長く、アームホールはコンパクトに。ボディはポリウレタン混により柔らかくモダナイズされています。
〈コーデ〉ドレス仕立てのジージャンゆえ白パンと合わせてタイドアップも自在。もう少し寒くなればコートのインナーとしても使えます。
■5万6000円
トラッカージャケット(ブルー)
イタリアンなお洒落デザインが光る!
黄色から赤へとグラデーションする糸や、ひとつずつ色の違うボタンが個性的な雰囲気。しかもポリウレタン8%混のデニムで、心地よさも問題なし。
〈コーデ〉右:イタリアンにこなすコツは、ジャケット代わりと心得ること。チェックシャツに白デニムの合わせは、そのままジャケパンスタイルにも応用可能です。左:そもそもがアメリカ伝来のシロモノゆえ、Tシャツにチノパンという王道アイテムでカジュアルにこなせば、アメリカンにも!
■8万1000円
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国:アメリカ 創業:2003年
西海岸の雰囲気を含んだ「楽ちん×本格派」
アレン(ALAN)
ブランド初のタイトな楽チンジージャン
2年の着用をイメージしたリアルな味出しが秀逸。コットンにリヨセルなどを混紡することで、柔らかな風合いとしなやかさを実現しています。あえてヨークを低めにするなど、モダンなパターンもバランス良し。
〈コーデ〉あたかもイタリアオヤジお得意の紺ジャケ×白パンツのようなイメージでこなせるのです。
■3万4000円
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国:日本 創業:2016年
日本が誇るファッションデニムの雄
FUR THIRD G
定番ジージャンをあえてのエコファーで
近年メゾンブランドを中心に動物を保護するため、毛皮を使用しない動きが目立ちます。そんな流れを受けてとってもソフトなエコファーを採用。岡山・児島の自社工場によるヴィンテージ加工や70年代のミシンを使用した味のあるステッチワークも必見です。シルエットは気持ちタイトで、着こなしやすいよう裾丈は長めに設定した、オヤジ向きの一着です。
〈コーデ〉熟練職人のストーンウォッシュやシェービングが施されたインディゴブルーは、デニム通も納得の完成度。存在感があるので、こなしはシンプルでOKです。
■5万5000円
3RD Shirt G MERCURY
50年代のダンガリーを復刻した味わいが魅力
力織機で織り上げた独自の8オンスのダンガリー地は、まさにシャツのような軽い着心地。本藍ロープ染色による見事な色味と、ナチュラルストレッチの着心地も格別です。
〈コーデ〉ジージャンもパーカやリブパンで合わせれば、どこかヤンチャでスポーティな印象。
■3万2000円
drop shoulder 1ST G
ストレッチだから、のびのび遊べる!?
見た目は懐かしの“ファースト型”ですが、生地は今どきのストレッチ素材なので動きやすさも抜かりなし。レトロではありますが、かなり淡くブリーチされているので爽やかさもあるのが嬉しい。
■3万5000円
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国:イタリア 創業:1978年
「デニム=プレミアム」なイメージを作った立役者
デニムジャケット(ジョグジーンズ)
色落ちの美しい一着は、オトナの定番に大オススメ
驚異の伸縮性と本格デニム地の見た目を両立した革新的素材「ジョグジーンズ(JOGG JEANS)」を使用したデニムジャケット。適度なウォッシュ加工による褪せたインディゴの美しさは、同ブランドならではの表現力。
着こなしが軽快に見える絶妙なショート丈。さらにタイトな着心地も相まって全方位に使えるジージャンといえます。
〈コーデ〉鹿の子のジャケット、味出しのされた白デニムはそれだけでこなれた紺ジャケスタイルが完成。ですが、そこに差す、という感覚でジージャンを使えば、かくもこなれた見え方に。
■4万5000円
デニムジャケット(ホワイト)
クリーンで爽やかな印象
軽い生地、タイトなフィッティングで春の羽織りとして万能な白ジージャン。のっぺりとした白ではなく、絶妙なダメージ感が脱ブナンなポイントに。
〈コーデ〉単体でも存在感を放つ白ジージャンは、意外や合わせも容易。インナーは色を利かせて遊んでも、パンツは濃いめでコントラストをつけるのが、品良く着こなすポイントです。
■3万5000円
バイアスカット デニムジャケット
クラシックを進化させた新しいデニムの形です
デニムパネルを斜めに縫い合わせるというバイアスカット手法によって生まれたモダン顔なジージャン。メタルパーツなどはすべてブラックで統一したエッジィなそのルックスは、差別化も余裕でかないます。
■4万9000円
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国:スウェーデン 創業:2001年
「細身の都会的デニム」の王道ブランド
BILLY(リジッドデニム)
シャープでソリッドな都会的リジッドモデル
洗練されたスリムフィットのシルエットに都会的な雰囲気漂うデニムジャケット。素材には100%オーガニックコットンのリジッドデニムを使用。未洗いの状態でしっかりと煮込み、味わい深さを育てていきたい一着です。
〈コーデ〉今ならTシャツにサラリと、もう少し寒くなったらニットの上に、さらに冬にはインナーとしても着こなせる、この着用期間の長さもアイコンとしての重要なポイントです。
■2万5000円
BILLY(ホワイトデニム)
上品にして骨太なノンウォッシュの白ジージャン
ボディラインがきれいに出るように計算された細身のシルエット「BILLY」のホワイトデニムジャケット。着込むほどに現れるノンウォッシュゆえのシワが、こなれた雰囲気を演出します。
〈コーデ〉潮の香り漂う洗いざらしのデニムに白のトップスを合わせる。そんなリッチなオヤジ得意の“青白コーデ”も、トップスが白シャツや白ニットではなく白ジージャンなら、骨太で不良(ワル)な感じが漂います。
■2万7000円
SONNY
スッキリした顔立ちはジャケット使いにピッタリ
ポケットを省略したファースト型ジージャンはモードな顔立ち。オーガニックコットンで仕立てた12.25オンスのデニム地は、美しいアタリが楽しめます。
〈コーデ〉ワントーンでこなせばタイドアップも余裕でキマります。
■2万4000円
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国:オランダ 創業:2008年
デニム通がうなる出来栄え
AMSTERDAM(アムステルダム)
より体にフィットするよう設計されたシルエットと、ハイクオリティな日本製ストレッチ素材が魅力。デニムソープとして使用できるナッツ付き。
〈コーデ〉サードタイプの濃色ジージャンをもっとも手っ取り早く都会的にこなすなら、黒との合わせがオススメです。黒タートルに黒スラックス…もうそれだけでほのかにストリート感薫るクールでモードな装いが完成します。
■3万9000円
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国:フランス 創業:1961年
大人が憧れるハイファッションブランド
スエードジャケット(Gジャン)
オトナの余裕を代弁するしなやかなゴートスエード使い
3rdタイプのオーセンティックなデザインを踏襲しつつも、素材にはしなやかなゴートスエードを用いたリッチな一着。短丈ながらゆとりをもたせた絶妙なバランス感覚は、同ブランドならではのセンスの賜物です。
〈コーデ〉ホワイトのニットTにチャコールグレーのプリーツパンツというモノトーンかつトレンド感満載のアイテムでまとめれば、モードな雰囲気はさらに加速します。
■50万円
デニムジャケット(バンダナ)
オーセンティックなデザインのGジャンに、ダメージ加工を施し、こなれ感をプラス。襟や袖部分には内側からバンダナを施し、リペア風に見せるデザインに。マルチに着回しが利く一着です。
〈コーデ〉プリントTに色落ちしたジージャン。そんなラフなスタイルにシャープな黒スラックスを合わせ、ちょっとユルリなトレンチを、風をはまらせてフワリと羽織る。こういうこなれたスタイルが、トレンチコートの新たなる着方。
■6万8000円
国:イタリア 創業:1996年
”ちょい悪”を気取る、大人カッコいい系
デニムジャケット
繊細な色落ち&ダメージで、適度なラギッド感を演出
モードシーンの実力派が手がける一着は、デニムの味わいを残しつつストレッチする傑作。ポケットや襟周りに施したわずかなダメージが、品良く男らしさを感じさせます。
〈コーデ〉インナーにすることで、アメカジ的な若々しさが楽しめるジージャンのインスタイル。
■7万9000円
デニムジャケット(ホワイト)
アレンジのバランスがなんともお上手です
インナーにも使えるシャープなシルエットながら、ストレッチの効いたデニム地ゆえ着心地は申し分なし。立ててもキマる襟など、ディティールも秀逸。
〈コーデ〉アウターとしてカットソーに羽織ってもアメカジな土臭さがなく、クリーンで上品な雰囲気が得られます。それでいてほどよくヌケ感があり、気負った印象がないのは白ジージャンならでは。
■6万4000円
デニムジャケット(ブラック)
コットン×ストレッチゆえ、楽~に遊べます
定番ラインである「EVERGREEN」からの一着は、横糸、縦糸、ボタンまで真っ黒なジージャンがまさに夜ジャケ的。フラップや裾などにさり気なく味出しを施し、ちょいヤンチャ感もある点が遊び心のあるオヤジさんにズバリかと。
〈コーデ〉黒のもつドレッシーな印象を活かす、と考えればタイドアップもすんなりハマるとおわかりいただけるかと。パンツはベーシックなスラックスでも、ジージャンの遊んだ感じが効いて、むしろ、とてもこなれて見えます。
■6万6000円
国:日本 創業:1963年
「良価・良品」を地でいくジャパンデニムの老舗
フレックスジーンジャケット
インナーとしても使えるよう考慮されたタイトさが売り
ジョンブルの定番Gジャン。第二ボタンの位置を高くすることで襟の開きをキレイに見せてくれるなど、ジャケット使いにピッタリな仕様が満載。ムラ糸による迫力ある経年変化も楽しめます。
〈コーデ〉濃いめの色味ならまるで紺ジャケのように着こなすことすら可能。タイドアップとグレスラでシックな雰囲気すら漂います。
■2万円
国:イタリア 創業:1978年
「世界最高ランクの服」で名を馳せる
スエードGジャン
上品かつ機能的な大人ジージャン
極上のナッパスエードに撥水加工を施した一着は、ノーブルなカラーリングも相まってラグジュアリー感も満点。ほどよく長めに設定した着丈や背抜き仕立ての構造によって、大人っぽさと軽やかさを両取りできます。
〈コーデ〉右:リッチな素材と配色を引き立てる丸首赤ニットは、大人の余裕と鮮度をプラス。左:やんちゃなアメカジスタイルに欠かせないパーカー。それをインナーに取り入れるだけで、極上素材を使用したブルゾンとのコントラストが生まれ、簡単に不良カジなムードが手に入ります。
■74万円
オフホワイトデニムGジャン
ヴィンテージの骨太さをラグジュアリーに楽しめます
ヴィンテージのジージャンをベースに、柔軟かつ軽量なストレッチホワイトデニムとドーナツボタンを採用。ブラウンのコントラストステッチで仕上げることで、落ち着きのあるリッチな雰囲気に。
〈コーデ〉短すぎ&タイトすぎなシルエットというヴィンテージのGジャンにありがちな欠点は、現代的なバランスに改められ、ジャケット感覚でシャツにレイヤードすることができます。小ぶりな襟も立体的でシャツとの相性も抜群。
■19万円
デニムGジャン
薄手のジャパンデニムがヌケ感を演出
ヴィンテージ感のある日本製デニムを使っているのが特徴。裏地素材に加えカラダに美しくフィットするカッティングなど、インナーにも適する考慮された仕立てです。
〈コーデ〉チェスターなどコンサバコートをドレッシーではなくカジュアルに着崩すのにひと役買ってくれる。シックな中に洒脱ポイントを作ってくれますよ。
■18万円
国:イタリア 創業:1981年
「高機能ストレッチデニム」が目玉!
ハイパーフレックス Gジャン
楽チン&エレガント!
着心地の良さはもちろん、大人の男性にふさわしい品格も備えた名品ジージャン。独自の「ハイパーフレックス」という特殊素材で200%以上の伸縮性を実現。単に伸びるだけでなはなくちゃんと戻る“弾性”があるので、シャープな細身のシルエットも余裕。
さらに端正な表情をたたえるアジのあるデニムの色落ち感が、ただ楽ではない、上品で男らしい佇まいをお約束。冬はジャケットやコートのインナーとしても楽々と着こなせます。
■4万円
Aged パワーストレッチデニム ジャケット
“こなれ”を生むリアルなヴィンテージ加工!
本当に着込んだような「リアルな色落ち加工」が自慢のAged。買ったその日からヴィンテージGジャンが楽しめる! と話題で、自慢のストレッチデニムゆえ型崩れも気にせず動けます。
また、リアルな3D加工によるタイトなフィッティングはココンチならでは。
■4万円
国:アメリカ 創業:2000年
L.A.発の「プレミアムデニムの先駆者」
ダートジャケット(ワンウォッシュ)
スマートシルエットでスーツにもドンピシャ
着丈をやや長めに設定することで、スッキリとした佇まいでスマートに着こなせる定番モデル「ダートジャケット」。短すぎないのでスーツにもバランス良く合わせられます。またこだわりの日本製ストレッチデニムにより、ジャケットを羽織っても窮屈感はなしです。
〈コーデ〉左:グレスラ&タートルに合わせたジージャンコーデ。その上にヘリンボーンのチェスターを羽織るだけで、味わいのある大人のコートスタイルに仕上がります。右:ワンウォッシュの濃い口デニムならラフにならず、ほっこり&上品にまとまります。
■3万2000円
ダートジャケット(ダメージ加工)
男っぽい見た目となめらかな肌触りが融合
高級綿糸の代名詞たるスーピマコットンを100%使用したリッチ素材のジージャン。フェード(加工)具合を使用年数で表現するAG。こちらは22年モノと定められたスモーキーなカラーリングがこなれ感ムンムン。
自慢のヴィンテージ加工を効かせたハードな表情とは裏腹に、驚くほどなめらかな肌触り。
■3万7000円
国:日本 創業:2004年
Gジャンで一目置かれるドメスティックブランド
Eレギュラーデニム Gジャン
ファクトタムの定番として展開されていたクラシカルなGジャン。
巧みなダメージ、染色技法でナチュラルな風合いと着心地を実現した一着は、シンプルな白T、そして優しい肌触りが特徴の白のワークパンツでクリーンにまとめたい。
■30,000円
ワイドGジャン
80年代のリーバイス「75075」をベースにした人気モデル。ドロップショルダーにショート丈のボックス型という特徴的なフォルムが目をひくGジャンであり、パンツはミニマルなスリムシルエットが美しいウォッシュドのブルージーンズ。
とものコットン100%のクラシックなデニム地に表情豊かなヴィンテージ加工をあしらい、かつ現代的なシルエットにアップデートした秀逸作。これなら思い切ってセットアップ風に着こなすのもアリ。
■46,000円
国:イタリア 創業:1985年
男たるもの“攻め”の服装も必要です
オーセンティックな型を素材でアップデイト!
イタリアブランドらしい、モダンで細身のシルエット。デニムジャケットの裾と袖口のギャザー、バックに付いたレザーパッチなど、随所でブランドの“らしさ”が光っている。横と斜めはもちろん、縦にもストレッチ性があるので動きやすく快適な着心地。
■13万2000円
ちょいヤンチャにしてエレガントな大人のデコジャン
ストレッチデニムを使用することで背中からウエストにかけての美しさを最大限に引き出した一着。コレクションを象徴する「蜂」と「王冠」の精緻な刺繍がブランドのエレガンスを代弁します。
〈コーデ〉よりカジュアルな印象の強い、ちょいデコラティブな味出しのジージャンも、ダークトーンかつ絶妙なシルエットの一着を選び、スラックスと合わせれば、しっかり都会的にキマります。
■15万5000円
国:アメリカ 創業:1976年
おしゃれ好きな大人の御用達ブランド
まるでヴィンテージレプリカのような重厚感!
厚手の生地にリアルなヴィンテージ感を出し、さらに白や黒のすれっちを使い随所にリペア加工を施すなどかなりの手間をかけている。“ファースト”らしい渋さたっぷり。
■6万6000円
合わせやすい着丈感がキモ
ジップフロントのこちらは、着丈がやや長くそのうえアームも細めなのですっきりとしたモダンシルエットが楽しめる。だからデニム・オン・デニムでも土臭くならない。
■5万7000円
国:アメリカ 創業:2004年
他とは一線を隠す「テーラード仕立てのGジャン」
ジージャン(オールブラック)
落ち着いた黒が品の良い大人にズバリ
同ブランド内でも特に素材や縫製にこだわったコレクションの黒ジージャン。マットな質感が魅力的な一着は、日本綿布社の上質な生地を使用。
〈コーデ〉白Tを忍ばせたニットポロと黒パンに合わせれば、力の抜けたちょいナードなスタイルに。ほぼ真っ黒でもハードには決して見えないのがコツです。
■4万1000円
国:イタリア 創業:1945年
「イタリア服の名門」が手がける名作ジージャン
品はあれども着心地は楽チンです
ラペルよろしくな存在感のある大きな襟。それはジージャンがもつ本来的なタフさのなかに品格をプラスしてくれるだけでなく、美しいロールが着こなしのニュアンス出しにも効果覿面(てきめん)。
さらにブリオーニの真骨頂であるテーラリングの技術を応用したカッティングの妙は写真からも見て取れる。素材は上質なコットン100%ゆえ、着心地はしなやか。また裏地付きで、袖通りがなめらかなのも◎です。
〈コーデ〉スラックスに革靴なんてのも乙です。この顔立ちゆえ、キレイめな合わせにもハマります。タイドアップしてもサマになります。
■16万4000円
国:日本 設立:1974年
雑誌LEONでもお馴染み、コスパ×イタリアンな日本ブランド
ISKO(イスコ)デニムGジャン
濃いめの色味が都会的でとっても上品
肩幅から腰周りはしっかりめ、しかし裾から丈にかけてグッと絞ったパターンが、若々しさを演出。コットンに4種の化繊を混紡したイスコ社の最上級ハイストレッチデニムを用いた、快適仕様なオヤジさんにズバリのジージャンです。
〈コーデ〉フード×リブパンツといったスポーティな合わせのジャケットとしてもジージャンは相性抜群。都会的でアクティブな雰囲気が倍増します。
■3万円
国:日本 創業:1984年
日本のファッションシーンを牽引し続ける重鎮
ファーストタイプ Gジャン
ザ・クラシックな仕様で合わせも自在
1940年代のワークジャケットをイメージしたクラシカルな顔立ちながら、シルエットはとってもいまどき。上質なジンバブエコットンを岡山で織り上げたオリジナル生地は、着れば着るほどなじみます。
〈コーデ〉ジレもパンツもシャカシャカ。そんなハイブリッドなコーディネートのアジを上手く足してくれるのがジージャンなのです。
■2万8000円
国:イタリア 創業:2009年
デニムスラックスの十八番ブランドが手がける「クリーンなGジャン」
薄手の白だからシャツ感覚で着用可能
イタリアの注目株が作る、クリーンなスリムフィットモデル。日本人体型に合わせた白ジージャンはストレッチ混で楽々。ブルーデニムに合わせれば品良く、ホワイトデニムとならセットアップ風にだって着こなせます。
〈コーデ〉ダウンベスト、リブパンツとの相性も良し。
■2万9000円
国:日本 設立:2007年
レディースはもちろん、メンズラインも株価急上昇中!
セルビッッヂデニム デタッチャブルカラージャケット
襟は着脱可能でスタンドカラーにも変身
旧式の力織機で仕立てた岡山産セルヴィッジデニムを使用。ブランドならではのピヴォットスリーブにより腕の可動域を確保しているため着心地も快適です。襟の着脱で印象が変わる点もユニーク。
〈コーデ〉白T、グレスラ、白スニーカー、それだけでもシックにキマります。
■3万3000円
公式サイトなし
国:イタリア 創業:2003年
イタリアンデニムの新星は、大人にハマる塩梅!
Dylan
タイトすぎずユルくもない塩梅が絶妙
軽やかな8オンスのデニム地を用いたコチラは軽い羽織りにも。インナーにもズバリなボリューム感。細めのアームホール、長めの着丈などオトナを品良く見せるパターンも秀逸です。
〈コーデ〉これが紺ジャケであっても、白のタートルもグレスラも確かに◎。しかし、ジャケットをジージャンに変えるだけで、上品さは保ちつつこなれた印象が倍増するわけです。
■3万6000円
公式サイトなし
国:日本 創業:不明
オヤジには懐かしい、メンズビギ発のデニムブランド
絶妙なパターンでドレスとのミックスが余裕です
コンパクトな身幅にすることで、インナーとしても着れるように設計。コーンデニム社のストレッチデニム地にはマーセライズ加工が施されており、見て方もとっても上品です。
〈コーデ〉左:Tシャツだけでも良いですが、さらにジレを羽織ればキッチリ感も漂う装いに。
■2万2000円
国:イタリア 創業:1984年
クラシコイタリアの常識を破るユースカルチャー!
大人魅せに効くクリーンな“真っ白”!
リアルヴィンテージの雰囲気を再現すべくストーンウォッシュをかけた白ジージャンは、アジのある見え方にこだわりあり。ボディもステッチも真っ白なのでGジャンなのに品がよく、小僧っぽく見える心配もなし。
タイトなサイジングとミディアムウェイトのデニム地で年中使える一着です。また、ポリウレタン2%混のほどよい“のびのび”感が楽チン。
〈コーデ〉インに使うのが白ジージャンなら、白シャツのようなテンションで着こなせます。往年のデルカジスタイルもこんな感じでした。
■3万円
国:日本 創業:1998年
とことんメイド・イン・ジャパンにこだわる「玄人好み」
ストレッチデニムの強みを活かしたタイトさがウリ
アウターの迫力を保ちつつ、軽さにもこだわった10オンスのストレッチデニムでストレスフリーな着心地。黒デニムながら、ヨコ糸に中白染めのデニム糸を使っているため、アタリも楽しめます。
〈コーデ〉黒ジージャンは、ダウンベストとグレスラであわせるのがスポーティな合わせのテクニック。
■2万8000円
国:日本 設立:2003年
感度の高い大人に向けた「ビームスの大人ライン」
こなれ感と楽チンさでいま一番使えるジージャン
柔軟で伸縮性に優れる岡山産の高品質ストレッチデニムを用い、さらにほどよいユーズド加工を施すことで、スマートなシルエットながら窮屈感なし。一枚ではもちろん、インナーとして着ても快適です。
〈コーデ〉立体的な高めの襟周りで、ドレスシャツのようなバランスで着こなせます。
■3万6000円
さり気ない同色ペイズリーで、男らシックにキメる
ペイズリー柄を織り込んだストレッチジャガードデニム使用のモデル。柄は同系色でユーズド加工も施されており、遠目には無地に見えるので、多彩なスタイルのアクセントに使えます。経年変化も楽しみ。
〈コーデ〉同色でも平板にならないネイビーワントーンが完成。これもペイズリー柄のおかげ、かつ上品です。
■3万8000円
国:日本 創業:1994年
ストリートを大人っぽく落としこむ妙は「さすがの一言」
STOCKMAN
得意とするアメリカの定番をモダンに昇華
ムラ糸のタテ落ちを楽しめるリジッドデニムは、端正なインディゴの雰囲気が楽しめる仕立て。コシのある14オンス地の骨太さや、刻印入りの真鍮ボタンなどまさにアメリカンなジージャンの魅力が詰まっています。
〈コーデ〉黒のタートル×黒スラックス。そこにジャケットでなくジージャンを羽織ると、ちょっとナードで知的なスタイルに早変わり。また、黒ぶちメガネもムードを盛り上げる必須アイテム。
■2万8000円
国:アメリカ&日本 創業:2012年
ロサンゼルスの風を吹き込むリッチ&ユルリなGジャン
楽チンゆえの余裕とユルさゆえのリッチ感
デニムに見えて、その実伸縮性抜群のニット地ゆえ、着心地は楽チンそのもの。顔料による製品染め加工で表情にこなれたムラ感があり、ほどよいユルさが漂います。
〈コーデ〉ドレス系のコートやジャケットのインナーにジージャンを差し、こなれ感を演出するのは定番テクニック。ですが、これが白ジージャンならば、さらにリッチな清潔感も加えられるって仕掛けです。
■3万円
国:アメリカ 創業:2003年
知る人ぞ知る「セレブ御用達のLAデニム」
やや長めのファーストモデルは、エレガント目線な仕立て
生のセルヴィッジデニムにマーセル加工を施して、表面に光沢感を出すことで、キレイめな印象に。それゆえ、ドレスアップにも相性抜群なのです。
〈コーデ〉ほっこりな印象のニットアウターをシャープに引き締めているのが、タイトなインディゴのジージャンなのです。
■4万7000円
国:2002年 創業:アメリカ
上質でベーシックな「大人の日常着」で脚光
ヴィンテージ顔ながらスウェードで都会的!
ジグザグにステッチが入ったスウェードボディに加え、ボタンもマットブラックで街映えする配色に。フロントや腰のアジャスターはスナップボタン仕様なので、脱ぎ着やフィット感調節が楽チン。適度なツヤも大人っぽい。
〈コーデ〉全身を黒でまとめていますが、それほど重くは見えない…。それは黒デニムを色落ちして味のあるものにして、メリハリを出し、足元も白スニーカーにしているからこそ。Tシャツのさりげないブルゾンもヌケ感出しに効果的。
■12万9900円
国:イタリア 創業:1895年
富裕層に選ばれる高級革製品を作る「イタリアの至宝」
スエードGジャン
リッチな大人のGジャンなレザー
柔らか~な“とろみ感”を備えた極上のカーフスエードを、ジージャンを思わせるデザインに仕上げたジャケット。色合いもデニムをイメージした味なネイビー。ジージャンの軽快さをリッチでセクシーに纏える大人のための一着です。
〈コーデ〉王道スタイルを俄然リッチに昇華します……。ジージャンにチノパンの合わせといえばアメリカンカジュアルの王道スタイル。でもそれが、極上スエードのブルゾン&艶やかなベージュのスラックスなら、圧倒的にリッチでセクシーな大人のリラックススタイルとなるのです。
■54万円
国:イタリア 創業:1975年
「大人のレザーアウター」には欠かせない存在
Gジャン型ジャケット
レザー専門ブランドらしい、豊富なカラーバリエーションも魅力。こちらは柔らかなスエード素材を用いた、サードタイプのスエードGジャン。クリースの効いたスラックスで上下のメリハリを意識すれば、クリーンな大人の装いになります。
〈コーデ〉中:ちょっと落ち着き感が欲しいときは、淡寒色でもオリーブ系のGジャンを。ここで合わせたインナーは、淡い緑色のダイダイシャツ。襟付き同士の重ね着で、奥行き感と品格を強調できる。
■11万5000円
公式サイト なし
国:イタリア 創業:1973年
ハンドメイド×レザーウェアの実力派
サルトが仕立てるとGジャンもこうなる
ナポリサルトの技を駆使するハンドメイドレザー専門ブランド。なめらかな極上スエードのクラシックなGジャン型ブルゾンは、サルトのスーツのような着心地です。
〈コーデ〉濃紺のスエードブルゾンに黒パンツの組み合わせが都会的。白Tとのコントラストもモダンな印象です。
■36万円
国:イタリア 創業:1927年
靴作りから服作りまで一切の妥協なし!
色気と高級感が高次元で同居した逸品
ひと目でその上質さをうかがい知ることができるキメ細かなスエードを使用したジージャンは、ブラウンのカラーリングがオヤジの色気に絶妙にマッチング。ほどよくコンパクトなサイジングになっているため、シャープに着こなせるのも嬉しい。
〈コーデ〉フェード感も相まったヴィンテージのジージャンを彷彿させる一着だけに、白のタートルネックやスラックスを合わせることで、大人っぽく仕上げるのが正解かと。
■31万円
国:スイス 創業:1851年
ちょっと珍しい、スイス生まれの「上質な日常着」
深淵なるグリーンを引き立てる端正なデザイン
ヴィスコースに贅沢にもシルクを26%も混紡させることで、美しい光沢感に加え奥行き感をも同時に表現した、グリーンのベロア素材による一着。メタル製の平打ちボタンやボディのミニマルなデザインが、サラリなムードを加速させます。ウエスト部のベルトは、ダブルリング式。
〈コーデ〉発色美しきベロア製ジージャンは、合わせるアイテムに頭を悩ませることもしばしば。そこで万能な白のニットというわけです。ほどよく色っぽい浅めのVネックなら、ベロアの光沢感と相性も抜群。
■32万5000円
国:アメリカ 創業:1941年
レザーアイテムで安定した人気を誇る、王道ブランド
レザー トラッカー
名作をレザーでリファインしたモデル
軽く丈夫なポリッシュドレザーを使用。ナイトカラーで落ち着いた印象に。前身頃のアクションプリーツ、片ポケットはファーストモデルをモチーフにしたもの。
■14万円
大人が似合うジージャンのコーデテクをご紹介。
まんまジャケット代わりに
まるで紺ジャケットの代わりに着たようなジージャンが、アジと軽快感をプラス。やはり、仕立てのいいグレースラックスはジージャンを上品に見せる最高の相棒です。
スーツ or セットアップを脱ブナンに演出
極めてシンプルな無地のグレーのスーツ(セットアップも可)は都会的でモダンな印象。そんな一着だからこそ、あえてジージャンを着こむ。そうすることで、胸元のポイントとしてデニムのアジが活きます。
コートとニットのつなぎ役
ジージャンがなくても十分に成立するスタイル。ですが、ジージャンがあることによってタートルネックとコートの落ち着いた大人っぽさがさらに引き出されます。
カジュアルコートにIN
こちらはラフめのフードコート。Gジャン×ジーンズというデニムオンデニムを軸にしながら、縦長のシルエットを意識してキレイめスタイルに。シャツや革靴で上品さをキープ。
王道チノパン合わせ
アメリカンな定番スタイルが完成するチノパン合わせ。大人であれば、ほどよくスリムなジージャンを選ぶことで“こなれ感”を備えたアメカジスタイルに。
白パンはエレガントに
相性のいい白パンツの場合、シャツや革靴など上品なアイテムを合わせれば、「ジャケットのカジュアルダウン」的な立ち位置に。
チーフを差す
胸ポケットに派手柄チーフを差す。イタリア流の小粋なワザ。
タイドアップ
ジージャンのカジュアル感を一気に大人っぽく昇華させるタイドアップ(ネクタイ合わせ)。初めてならレジメンタルなストライプ系がおすすめ。
ジレをINする
大人のエレガントアイテム「ジレ」をインナーにすれば、上品な華やぎ&奥行きが出ます。
ダウンベストを重ね着する
おしゃれな人たちが実践していて、意外とマッチするベスト合わせ。いわゆるジャッカジレ(ジャケット×ダウンベスト)的な着こなし。
パーカーをINする
逆にカジュアルへとシフトするならパーカーを。白・グレー・黒などモノトーン系は大人にマッチ。
ダブルカフ留めでドレス感足し
袖のボタンはカフをひと折りして留めてみる。と、まるでダブルカフのシャツのようなドレス感が演出できます。
フロントは下を開けてジャケット感覚で
フロントボタンを留める場合、下の3つは開けてしまいましょう。裾が自然に開いてジャケット感が増します。
腕元は高級時計で大人の余裕を演出
腕元は高級時計が差をつけます。ラグジュアリーかつスポーティな一本ならジージャンとの相性も申し分なし。
ジージャンといえど、汚れや汗が気になってきたら洗いたいもの。
しっかり汚れを落としつつ、色落ちを最小限に抑える洗い方を紹介。
2.アルカリは残ったままだと色落ちを促進させるので中和のためクエン酸を用いる。
洗剤を溶かした水でしっかり手洗い
手洗いの場合、水3リットルに対して3gなど、水と洗剤の分量はパッケージ裏面に明記してある指示に従いましょう。
後で絞りやすくするため畳んだ状態でバケツへ。洗剤を含んだ水が綿(ジージャン)に浸透するのを確認して上から押さえます。時間にして10分ほどでOK。
手洗いが済んだら洗濯機ですすぐ
手洗いが終わったら洗濯機ですすぎます。洗濯機へ入れる前に手でしっかり絞るのがポイント。広げて絞るとそのままシワの原因になるので畳んだ状態で絞るのがベスト。
すすぐことで洗剤の水と一緒に付着している汚れを除去する効果が期待できます。
クエン酸でアルカリを中和させる
色落ちにもつながる洗剤に含まれるアルカリを除去します(中性洗剤の場合は不要)。
普通はアルカリを除くため、長時間洗濯機をまわす必要がありますが、クエン酸を使えば付着するアルカリを中和し、すすぎも手順2の1回で済みます。※クエン酸には洗浄効果はなく、色落ちもしない。
最後の脱水もより低速の洗い方がベター
クエン酸を入れた水が準備できたら、すすぎ終わったジージャンを畳んだ状態で水の中へ。クエン酸の水に短時間つけたら絞って洗濯機で脱水。
家庭ごとの洗濯機の種類にもよりますが、デリケートな衣類を洗うときの低速の洗い方がオススメ。脱水が終われば洗濯は完了!
生乾きを防ぐため通気性を上げる
厚めの生地ほど「生乾き」が起こりやすいもの。厚手のハンガーがベストですが、なければ家庭用ハンガーを数本重ねることで、通気性がアップ。
紫外線で色焼けしないよう裏干し
長時間、紫外線を浴びると色焼けの原因に。干すときは裏返して干すのがベター。ハンガーにかける前には肩口、袖などを叩いてシワを取りましょう。
なるべく風合いを変えたくない場合は、デリケート服用洗剤を使うのがおすすめ。
ここでは「ザ・ランドレスのデリケートウォッシュ」を使用。インディゴを落とさずに、汚れはキッチリ取ってくれます。
まず洗う前に裏返しを。
次に、ボタンをしっかり留めるのもポイント。これで型崩れを防ぐことができます。
洗濯方法は、洗濯機を使うのではなく、手洗いになるのでバケツや湯船に水を張っておきます。
水に適量の洗剤を入れたら30~40分程度漬け込み、きれいに水洗いした後は、軽く脱水していきます。
※レザー・スエードの手入れは、大人レザージャケットブランドに掲載しています。
Gジャンの歴史は1880年に誕生した「トリプル プリーツ ブラウス」から始まる。それ以前に使われていたワークジャケットはサックコート(カバーオール)が主体で、丈夫だが機動性に欠けていた。
一方で軽快なワークシャツは耐久性に乏しい。そこで、両者の利点を兼備したデニム地のシャツとしてGジャンが誕生した。
その後20世紀初頭にリーバイスが、現代のGジャンの祖ともいうべきモデルを発表。ただし、現在Gジャンと聞いて誰もが思い浮かべるデザインは、1946年にリーが発表した101Jライダージャケットによって完成する。
両胸の高い位置にフラップ付きのポケットを備え、前身頃に2本のダーツを取ったそのデザインは、以降Gジャンの基本スタイルとしてさまざまなブランドが踏襲。カジュアルアイテムの大定番として広く定着することとなった。
語源はジーパンと同じ。ジーパンのトップスとしてのジャンパー(和製英語)が、ジージャンとなった。ただし、ジーパンの「ジー」はジーンズのジーではなくGIの「G」。
戦後、進駐軍の兵士たちが穿くジーンズを見た当時の日本人が“GIパンツ”と呼んだため、表記もGジャンとなった。外国では通じないのでご注意を!
※写真左:エルヴィス・プレスリー、写真右:ラルフローレン氏
ジーンズ同様、アメリカが最も輝いていた1950年代にファッション化したというのが一般的な見解。当時エルヴィス・プレスリーをはじめとするミュージシャンや映画俳優が着用したのをきっかけに、タフで男らしいファッションに欠かせないアイテムとして人気を博した。
また、Gジャンのファッション化に大きな影響を与えたリーのジャケットはラルフ・ローレン氏が愛用したことでも有名。
メンズファッションブランドナビ編集部
“本当に正しい情報だけ”を目指し、その分野において「雑誌掲載の実績・専門家の評価・人々の話題性」など、相応しいブランドだけを掲載しています。
ライクラの芯糸にポリエステルを巻きつけ強度を増し、外側をコットンで包んだリプレイ独自のストレッチデニム。
デニムの素材感はそのままに驚異の伸縮性200%を実現。ブランドのアンバサダーを務めるネイマールも愛用している。