高級紳士靴の人気ブランド
最高級の紳士靴を展開する8ブランドをはじめ、靴のお手入れ方法などもご紹介しています。
「最高」を求める男性に愛される、高級紳士靴ブランドを紹介しています。
※2024年1月5日:アンケート投票の受付を終了し、ランキング順にしました。
【投票期間】2024年1月5日~2023年1月1日
【創業】 1840年 / イギリス
ノーザンプトンの靴とはひと味違う英国靴の真髄
フォスター&サン海外公式サイト
http://foster.co.uk/
【創業】 1972年 / イタリア
独自のスタイルを貫き、見る人を魅了してやまない紳士靴を展開
【創業】1878年 / アメリカ
整形医学の理論を基礎とするコンフォタブルな履き心地を実現。
【創業】1930年 / イタリア
遊び心と技術の高さを実感させるヴェネチアの名門
メンテナンスは毎日の積み重ねが重要です。
こだわりの靴を長く愛用するためには、お手入れを日々の習慣にするのがポイントです。
ブラシで表面に付着しているホコリや汚れを落とす。このとき、毛が柔らかく、均一にホコリを落とせる馬毛ブラシを使うのがベスト。コバや羽根の細かい部分も怠らず、念入りにブラッシングします。
クリーナーを塗布し、円を描くように付ける。均一にのばすのがポイント。クロスは面を広くして持ち、素早く拭き取る。ここで全体の汚れをしっかり落とそう。細かい部分の汚れも忘れずに。
小指に乗る程度の靴クリームをクロスに付け、革の表面にコーティングするように塗る。クロスを巻きつけ、指の腹の部分を使うのがコツ。こちらも靴全体に均一にのばすよう心掛けましょう。
革にクリームを馴染ませるために全体をブラッシング。細かい部分にもしっかりと塗りこむことができる。毛に腰のある豚毛を使い、ムラが出ないようにブラシのおなか辺りを使うよう意識。
ツヤを出すために、クロスで磨きをかける。一部分だけに力がかからないように、クロスを厚めに折り、指の背を使って軽いタッチで磨く。革が吸収できなかった余分な油分を落とす効果もあります。
最後に防水スプレーをかけて仕上げ。水分だけでなく、汚れからも靴を守ってくれる効果も。靴にシミができないよう、30センチ程離して均一にスプレーする。何ごともやりすぎは厳禁。
弾力のあるゴム素材が特徴のスエード専用ブラシで、表面のホコリや汚れをブラッシングしよう。力を入れすぎて素材を痛めないよう、丁寧に。
「1」で落ちない部分的な汚れをシューイレイザーで消していく。どうしても気になる汚れはスエードシャンプーで全体を洗います。
革に栄養と潤いを補い、色の鮮やかさを保つよう、起毛皮革素材専用の保革スプレーを均一に塗布する。
寝てしまった毛を起こすため、ワイヤーブラシで表面をブラッシング。つま先などテカり始めた部分にも効果的です。
〈1〉その日のうちに汚れを落とす
一日中履いた靴は、空気中のホコリや排気ガスなどの細かい汚れが付着している。汚れは靴の傷みの原因となるので、帰宅後はブラッシングとクロスで、汚れを落とす習慣をつけておきたい所。
〈2〉履いた後は、中敷を乾かす。
中敷は湿気を蓄積しやすいため、放っておくと雑菌が繁殖してニオイの原因や、靴の中底を傷めてしまうことさえあります。履いた後は、中敷を外して外気に触れさせ、よく乾かすことが大切。
〈3〉靴同士は十分に離して収納
靴同士を密着させたまま長期間置いていると、表面の仕上げ剤同士が結合し、離す際に剥がれてしまうことがある。それではせっかくメンテナンスした靴が台無しだ。次の出番まで、十分なスペースをとって靴箱に収納しましょう。
〈4〉靴棚がプラスチックの場合は新聞紙を使う
プラスチック製の収納棚は吸湿性に欠けるため、特にレザーソールを置くと革を傷めてしまう。そんな時は棚板に新聞紙など吸湿性のあるものを敷こう。雨で水濡れしたものは、そのまま置かず水分をよくとってから収納しましょう。
〈5〉保管は湿気が少なく風通しのいい場所に
革靴は湿気に弱くカビが繁殖しやすい。付属のシューズバッグに一足ずつ入れて、風通しのよい所に吊るすのがベストな保管方法。付属の箱に入れる場合は、一カ月に一度は外に出して風を通し、湿気の少ない所に保管しましょう。
〈6〉雨の日に履いた靴を
そのまま収納しない表面についた水分はクロスで吸い取り、中に丸めた新聞紙を入れる。30分ほど置いて中身を取り出し、その作業を2回ほど繰り返す。踵を下にし、通気性確保のために新聞紙は抜き、壁に立てかけ、しっかり乾いてから収納しましょう。
〈7〉三ヶ月に一度は外の風に当てる
どんな靴でも、三ヵ月に一度は外に出して自然の風に当てることが靴を長持ちさせる秘訣。革靴を直射日光に当てるのは傷める原因となるので、湿度が低い晴れた日の陰干しを。保管環境が完璧な場合でも必要なケアと言えます。
どんなにデザインが自分好みのものであっても、自身の足に合っていない靴であれば機能として問題があります。下記を参考にぜひ、正しい靴選びを実践してみて下さい。
〈1〉踵をヒールにピッタリとつける
靴に足を入れたら、まずはピッタリと踵をヒールにつけた状態で紐を結び、ヒールのホールド感が良いかをチェック。
〈2〉小指の感触でフィット感を確認
革の側面が小指に「点」で当たると、小指への負荷が大きく痛みの原因となる。「面」で当たることが大切だ。
〈3〉指の前滑りと横ブレがないかを確認
親指と小指の付根(ボールジョイント)がしっかり固定されていて、靴の中で足が前後に動かないかをチェックする。
〈4〉いつもと同じ姿勢で歩いてみる
店内をいつも通りに歩き、1~3の項目を入念に確かめる。ただし、強く足踏みをするなどの商品を傷める行為は慎みたい。
▼国別サイズ表
▼ウィズ表
※ポールジョイントの外周によって定まるのがウィズで、Aに近いほど細い。一般的な靴はC~Eあたり。
着こなしの足元を引き立てる、基本的な結び方をご紹介。
※イラストは右脚の場合。左足はこれと左右対称になるように結びます。
紐を左5番目の穴に上から通してから、右最前列の穴の下から出す。
右側の紐を左最前列の穴の上から通し、右2番目の穴の下から出す。
右側の紐を左2番目の穴の上から通し、右3番目の穴の下から出す。
右側の紐を左3番目の穴の上から通し、右4番目の穴の下から出す。
右側の紐を左4番目の穴の上から右5番目の穴の下へ通し、両紐を結ぶ。
紐を右最前列の穴に上から通し、左2番目の穴の下から出す。
右側の紐を左最前列の穴に上から通し、右3番目の穴の下から出す。
左側の紐を右2番目の穴に上から通し、左4番目の穴の下から出す。
右側の紐を左3番目の穴に上から通し、右5番目の穴の下から出す。
左側の紐を右4番目の穴の上から通し、左5番目の穴の下から出して結ぶ。
「きちんと度」の高いものから順に上から何でいます。TPOに合わせた靴選びの参考にどうぞ。
〈1番〉内羽根式ストレートチップ
もっともきちんと度の高い靴がこちら。つま先部分に横一文字の切り替えが入った、伝統的なスタイル。冠婚葬祭をはじめ、かしこまった席へ参加するなら、こちらを履いておけば間違いないはずだ。
〈2番〉ホールカット
一枚革でアッパーを包み込むように仕上げられたスタイル。ヒール部分以外に継ぎ目を作らないため、高い技術力が必要とされることも特筆すべき点。華やかな席にも似合う、エレガントな一足と言える。
〈3番〉内羽根式ウイングチップ
トゥ部分の切り替えが翼のようなW字型をしたデザインが特徴。基本的には、かなりカジュアル感が出るアイテムと認識すべき。ちなみに、外羽根式であれば、ランキングはプレーントゥの下になる。
〈4番〉Uチップ
モカステッチにより、U字型にアッパーを縫い合わせたデザインが特徴。その縫い方の形状によっては、Vチップと呼ばれることも。元々はカジュアル向きだが、最近ではビジネスシーンでの活用もOK。
〈5番〉プレーントゥ・ダービー
トゥ部分に切り替えや飾りがなく、外羽根仕様(ダービー)のシンプルなデザイン。シンプルゆえに、幅広いシーンで活躍してくれるスグレモノだ。羽根の開きを調節しやすく、甲高の人にも安心。
〈6番〉モンクストラップ
シューレースがなく、バックル留めのストラップで甲を締めるデザイン。かつてアルプスの修道士(モンク)が履いていたことが、その命名の由来だとか。モダンなスーツや、ジャケパンスタイルにマッチする。
〈7番〉チャッカブーツ
元々はポロ競技用に開発されたという、くるぶし丈の外羽根ブーツ。さまざまなファッションに似合う、汎用性の高さがウリだが、出自を考えるとある程度の礼を求められる場では避けたほうが無難。
〈8番〉ローファー
脱ぎ履きしやすいことから「ローファー(怠け者)」と名付けられた、U字型のモカシンステッチが特徴のスリッポンシューズ。怠け者と言われるだけあり(!?)きちんと度はかなり低いと認識すべき。
〈1番〉キャップトゥ
穴飾りが一切なく、切り替えにステッチのみが配されているストレートチップ。特に内羽根式のブラックは、フォーマルな場に最適なので1足は所有したい。
〈2番〉パンチドキャップトゥ
ストレートチップの切り替え部分にのみ穴飾りが配されているもの。これに、トゥキャップ部にメダリオンが配されたものを含めてセミブローグともいう。
〈3番〉フルブローグ
ふんだんに穴飾りを配したウイングチップのこと。スエードなどの起毛系のアッパーが用いられることも多く、かなりカジュアル度の高い印象を与える。
メンズファッションブランドナビ編集部
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